266 冷たい校舎村7
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──── 後日:パン屋 ────
[ 店の中は、香ばしい匂いで満たされている。 アスパラベーコンパンは焼き立てらしいし、 新作もなかなか美味しそうだ。
少しの上機嫌を口許ににじませながら、 示される先を見た。>>312 ]
……お。 これ、人気なやつだよな。
[ カスタードクリームたっぷりの、 可愛らしいてんとう虫のパン。 ]
(348) ほるむ 2019/06/20(Thu) 09時頃
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[ 自分用とはわけるように、 てんとうむしパンを一つ取った。 生地にとじこめられているというのに、 しあわせのカスタードの香りが、 容赦なく腹を空かせてくる。 ]
好きなのか。てんとう虫。
[ 何気なく、問いかける。 こういう可愛らしいのも好きだったのか、とか。 今の彼をそういえば、あまり知らない。
好きであったら。うれしい、とか。 思ってない。 おもって、ない。 ]
(349) ほるむ 2019/06/20(Thu) 09時頃
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[ 宇井野はあまり、甘いものはとらないから。 トレイにのっかるてんとうむしパンはひとつ。
あとは、食事系のパンばかりが、 トングに挟まれて、トレイのうえ。
てんとうむしは、見てるだけだ。 店に来るたびにじぃと見て、 それで少し嬉しくなってくる。
おしこんで、のみこんで、言い訳して。 それでも、 しあわせを運んでくれるてんとうむしに、 甘えてるところは、あるのかもしれない。 *]
(350) ほるむ 2019/06/20(Thu) 09時頃
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──待合室>>327──
その宇井野くんを運ぶのが、 1番大変そうだよね。 ……灰谷さんのほうでよかった。
[ 大真面目な口ぶりで言ったそれは本心。 マネキンの重さが君の重さじゃないといいね。
というかそのほうが、 宮古さんと高本君が報われると思います。以上。]
(351) nabe 2019/06/20(Thu) 10時半頃
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[ それから。うん。にたまにえ? を混ぜて、 灰谷彩華が相槌を打つ>>329横で、 僕は話し続ける。一区切りするまでは。
話が本筋からズレても、同意がなくても、 前置きに始まり結論に至るまでは。
戸惑ったような目をする灰谷彩華。 に、笑っている僕。やや珍しい。
いつだって、ほとんどの場合、 道案内を頼むのは僕のほうだったから。]
(352) nabe 2019/06/20(Thu) 10時半頃
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[ けれど、戸惑いの末に投げられた問い>>333には、 僕もやや戸惑ったように首をかしげて、
それから、納得のいく言葉を見つけたように一言。]
……友達だから?
[ うん。たぶん、そういうこと。]
友達が、悲しい思いをするのは悲しいし、 力になれることがあればいいなって、思わない?
[ 恐らくこれは、同じ話の再放送ですね。 でも、僕も話をするのが下手で、 特に自分の気持ちは言葉にできないものだから、 そうやって、確かめるようにつぶやいて、それで。]
(353) nabe 2019/06/20(Thu) 10時半頃
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いいよ。鍵はあけておくね。
[ えへへ。と僕は笑った。たとえ話だよ。 いつでもいいよ。ってことだった。僕風に言えば。
きっとあのときもさ、僕の親は気付いていたし、 僕が公園を案内できたのは、その前の時間軸に、 僕を案内してくれる誰かがいたからだった。 つまり、僕はちっとも万能ではないし。
今のご近所さんを物置に押し込めようとすれば、 さすがに、やや問題があるだろうし、 相変わらず子供部屋は相部屋のままだし、 まあつまり、問題は残っているわけだけど。
決意表明じみた言葉>>336がそこにあったから、 僕は、それを静かに笑ったまま聞き遂げて、]
(354) nabe 2019/06/20(Thu) 10時半頃
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[ きっと、結局それが僕らの距離で、 ほら、僕にできるのってそれだけだから。 なんてね。逃げ場くらいは用意をしておくよ。
そんな囁きを返したころには、 待合室にたどり着いてしまって、 僕は廊下を蹴って走り出してしまうので、
明日以降なら、いつだって駆け込んできていいよ。**]
(355) nabe 2019/06/20(Thu) 10時半頃
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―― 病院 ――
……やるなあ、葉子。 俺、告白して振られるの初めてだわ。
振られるってこんな気分なんだな。
[振ることは数多あれど 振られることのなかった俺は、 葉子の答えに対して、自嘲気味にはははと笑った]
(356) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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ああ、一緒にいてやるよ。
[普通以下の人間、と自分を蔑む葉子>>345に 「なるほど、そういうこと」と言って、 俺は微笑んで見せたんだ]
(357) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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なあ葉子。 卒業したら俺がお前以下の存在になるって 葉子は気付いていたか。
(358) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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この進学校で。この受験戦争で。 良い大学に行ける奴こそが正義だ。
大学にも行けないで、受験もできないで、 家を継ぐしかない俺は、カースト最下位の人間。 ・・・・ 普通以下だ。
(359) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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[葉子には、俺の実家がうどん屋だと 明かしたことはなかったけれど。 あの冷たい校舎で拓海に言った台詞>>5:211から、 きっと聡い彼女は朧げな事情を察しているはずだ]
(360) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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良い大学に行って キラキラした青春送る奴が傍にいると、 俺のプライドが刺激されて敵わん。
……だから、ああ言った。
大学にも行けないような、 俺みたいなカースト最下位の男に相応しい 人間に葉子がなるんだったら、 傍にいてやろうと思った。
(361) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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一緒に地獄に道連れになってくれる奴を 探してたんだよ、俺は。
あるいは、俺が地獄に落ちて当然の人間なんだって 分からせてくれる人を。
[後者を求めて自分を傷つけてくれる人に 依存していたことを、 今の俺なら、客観的に見ることができる]
(362) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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葉子。 きっとお前は、それなりに良い大学に行って 楽しい青春を送って、俺を置いて行ってしまう。
(363) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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みんなが委員長で、穏やかで、やさしくて 頭の良い優等生が好きだなんて、 それこそ傲慢だ。>>2:398
……お前が言った台詞だよ。
[頭の良い俺は、かつて葉子が言った台詞を 一語一句違わずに復唱することができる]
(364) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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優等生でない俺も認めてくれるお前ならって そう思って告白したんだ。 甘ったれてるだろ。
[ほら、やっぱり俺は最悪に性格の悪い奴なんだ]*
(365) gurik0 2019/06/20(Thu) 13時頃
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──後日:パン屋──
[ 腹の減った男子高校生としては惣菜パンは魅力的だ。 焼きたてらしいアスパラベーコンパンも、 カリカリのベーコンに包まれているアスパラの なんとも言えない食感がいい味を出している。 新作として並ぶパンたちも、悪くはない。
それでも決まって選ぶのは、 てんとうむしの形をしたクリームパンだ。 ]
なんだ、堅治。食ったことねえの?
[ 希望通りにトングで摘ままれたそいつは、 トレーの上にちょこんと乗せられる。>>349 ]
(366) ゆら 2019/06/20(Thu) 15時頃
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嫌いだったら、食わねえだろ。 ……それに、美味いしな
[ 食べたらしあわせになれるかもとか、 いや、美味しさに頬は溶けるんだけども。 無意識のうちのちょっとした願掛けみたいな そういうもん、だなんて言葉にできる筈もなく。
何気ない問いかけには、素っ気無く答えて。 店員がトレーの上のパンたちを包んでいくのを ただ、無言で見ていただけ、だった。 ]
(367) ゆら 2019/06/20(Thu) 15時頃
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[ そして、堅治から約束としての てんとうむしのパンを受け取れば、 ]
おい、堅治。
[ てんとうむしをふたつにちぎって、 片一方を差し出した。とろり、としたクリームが ちぎられた部分からあふれ出しているけれど。
お裾分け、と言いますか。 しあわせを共有でもしようと思ってのこと。 食べたことないんなら、一度くらい食えという 押し付けに近いもの、かもしれない。 ]
(368) ゆら 2019/06/20(Thu) 15時頃
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知ってるか? てんとうむし、 しあわせを運んでくれるんだってな
[ 自信満々ではないけれど、 そんな言葉をそっと添えながら。 ]*
(369) ゆら 2019/06/20(Thu) 15時頃
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―― 後日 / 病室 ――
いいや、聞きたくはない。かな。
[拓海のその質問>>303に、 俺はしばし黙り込んだのちにそう答えた]
例えばお前が俺の教科書を盗んだ犯人なら、 これでお相子だなって笑えるけど。 ……その言い方だと、たぶん違うだろ。
[拓海の無表情な顔を見つめる。 長い付き合いだ。それくらいの機微は読める]
(370) gurik0 2019/06/20(Thu) 16時半頃
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もし犯人がその事実を 俺に明かすことを望んでいないなら、 お前がここで話すのはフェアじゃないな。
俺は、拓海だから、ノートを盗んだって告白した。
[他のクラスの奴らには言えないぜ、と笑う]
(371) gurik0 2019/06/20(Thu) 16時半頃
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もしもその犯人が俺に謝りたいようなら、 直接言ってくるだろ。
[そう告げたのちに、 こちらも努めて無表情にこう問うた]
(372) gurik0 2019/06/20(Thu) 16時半頃
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……お前の親父、勾留されてるって本当か。
(373) gurik0 2019/06/20(Thu) 16時半頃
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[店の常連客から聞きかじった噂。 堪え切れずに、俺はその問いを発したのだった]*
(374) gurik0 2019/06/20(Thu) 16時半頃
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―― 放課後 ――
[宮古の腕を掴み、階段の踊り場の壁に押し付ける。 そのまま、吐息のかかるほど近い場所で]
お前、面白い女だな……。
[キメ顔は、そう長くは続かなかった]
(375) gurik0 2019/06/20(Thu) 19時頃
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宮古。こんなのでいいのか。 すごく恥ずかしいんだけど。 なんなら皆見てるし。
[気恥ずかしげに頬を掻いて、視線を逸らした]
(376) gurik0 2019/06/20(Thu) 19時頃
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[残念ながらもう俺は 宮古の元ペット候補でして。 これはクラスメイトの無邪気なお願いに 付き合ってあげただけ。
何が楽しいのかはひと欠片も理解できなかったが]
……あ、これ。借りてたやつ。
[調度よい機会と、宮古に差し出したのは 丁寧にアイロンがけされたハンカチ>>57>>3:391]
(377) gurik0 2019/06/20(Thu) 19時頃
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