171 獣[せんせい]と少女
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[あぁ。そこであたしはようやく。気付いたんだ。 ――何かがおかしい、って。
だって、一番伝えたい言葉が、どうしたって紡げない。]
(324) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
……………。
[…そういうこと、なのかなって。 何かがすとんと、落ちるような感覚。
暫く黙ったままでいたから、 ユージンは不自然に思っただろうか。
紅玉のお守りを握り、力を貸してと深呼吸する。]
あの、ね、ユージン。 ………。 ちょっと、疲れたから、…抱っこ、して?
[口にしたのは、伝えようと思った言葉と別のこと。 せめて、雷の実を食べ終わるまで、…お願い、もう少し。]*
(325) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[>>313困らせてるのよ。 そんな言葉は、嗚咽に埋もれて消えてゆく。
誤魔化されるのは、いや。 無理をしているのかなって、 かなしくなるから。
指先から、服の裾が離れる。 屈んだブローリン>>314の表情は、 わたしの視界が滲んでしまっているからか、 うまく、見えないのだけれど。]
(326) fumifumi 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
わたしは、ブローリンと一緒に居られれば、 それでいいの。それだけで、幸せなの。
[きらきらの魔法は、とっても好きだ。 使うことが出来るなら、 どれだけ素敵なことだろうとも思う。
―― でもね。]
ブローリンが笑顔になれない魔法なら、 わたし、なくてもいい。 それに、もう、魔法は十分もらっているもの。
[わたしは涙を拭いて、小さく笑った。 一緒に歌をうたうことや、夜更かしの方法。 彼が教えてくれた、素敵な魔法。]
(327) fumifumi 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[冬の夜が怖いと言ったから。 わたしは背伸びをして、ブローリンに囁いた。
昔してくれたように、抱っこは……できないけど、 ぎゅって抱きしめてあげよう。 眠れない夜は、歌を歌ってあげよう。]
ブローリンが怖いものは全部、 わたしがパクッて食べてあげる。
[すっかり水分がなくなった、 黒いりんごをわたしは齧った。 ブローリンのこわいものを、食べちゃうつもりで。]
(328) fumifumi 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
………… 。
[まずい。 そう言葉にすることは無かったけれど、 ぎゅっと顰めた眉で、わかるだろう。]
冬が怖いなら、使わない。 冬じゃあなくても怖いなら、 冬じゃあなくても、使わない。
ブローリンと、一緒に笑っていたいもの。
[ひと齧りしたおいしくないりんごは避けて、 わたしは言った。 無理はしなくて、いいんだよって。
…… 口の中は、枯れたりんごで苦いまま*]
(329) fumifumi 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[犬の姿でいる、今は。 行儀よく待ての姿勢で、座っている…限り。 すっかり立ち上ったヒナコの方が、幾分背が、高い…だろうか。
考える…よりも。 先走る感情が、そのまま、言葉になっているような…。
そんな、ヒナコの言葉を。>>311 聞き漏らさない…ように…。 立てた耳を、震わせながら。 じっと聞いていた…せいか。
飛び込むように。 伸ばされた手に、反応が…遅れて。]
(330) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[ お茶目なウインクを微笑で受け止め、>>217 掌に乗せられた、ちいさい指輪を失くさないよう、 壊さないよう、しっかりと、優しく握り締める。
指輪の表面には何か刻まれているようにも見えたけれど、 あっちと重ねれば絵になるんだろうか。>>216 重ねてしまったら、別けたくなくなりそうだから、 心の中だけに留めておくの。
手を彼の掌に重ね、真っ黒な彼を見上げる。>>218 被せられたヴェール越しの彼は、なんだかきらきらしていて 何も言えなくなる前に、誓いの言葉を口にした。>>205
本当は、おむこさんの方が先に誓いの言葉を言うって、 本で読んで知っていたのだけど、 従者の私が、ってオズウェルが言いそうな気がしてたから。 ]
(331) 鯖 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[ ( ……先に、言っておいてよかった。 )
洞窟の中でもしっかりと響く彼の低音が、 胸の奥にずくんと落ちてきて、鼓動が治まらない。>>219
だらしなく緩んだ口元は隠せていても、 真っ赤に染まった頬や、耳のことを忘れてしまって、 白の中にいくつも、鮮やかな朱花を咲かせていた。 ]
――… ひゃ、ひゃいっ!
[ 見惚れている内に声を掛けられ、 わたわたと手をばたつかせる。あぶない。指輪を落としちゃう。
声も引っくり返っちゃって、頬の温度もまた上がり、 左手の薬指に通された指輪はぴったりと、嵌っていた。>>220
守ってくれたおまもりが、今は誓いの形に変わって 皮手袋を外した彼の手に、今度はわたしが指輪を嵌める番。 ]
(332) 鯖 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[首元に埋まる、ミルクティー色の髪と。 胸元から香る、甘く、控えめな待雪草の香り。
縋る様に、ぎゅっと抱きしめて来る腕は。 自分と比べれば、驚くほど細く、頼りない…のに。
私の、全部がだいすきだと…。 そう言った、ヒナコの言葉に…。
自分がどのような、獣であったかさえも…。 忘れるほど長く、生きておいて…。 本当に情けない話しだが。
何かが、赦されるような、気がして…。
温もりが、離れてしまう前に…。 撫でられない前足の代わりに、頭を摺り寄せて蒼い目を細めた。]
(333) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
……あ、あれ?
ちょ、ちょっとまって、ね。
[ 彼の大きな手の下に自分の手を添えて、 右手で左手の薬指に蒼の指輪を嵌めようとするのだけど。 どうしてか、なかなか入らない。
わたしの方はすんなり入ったのに、なんでだろう。 わたし、手が震えちゃってるのかな。
まさか、わたしのサイズは何でも知ってる彼が 自分のサイズを把握してないなんて、知る由もない。>>217
首を傾げつつも、回したり、指をマッサージして、 なんとか嵌まった蒼の輪っかに一安心し、息を吐いて 痛くなかったかな、と視線でちらりと窺う。 ]
(334) 鯖 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[すぐに離れて行ってしまった、温もりを惜しい…とは、思うが。>>312 恥ずかしげな表情を、浮かべるヒナコに。
春の………訪れを、感じて。 そっと、目を細める。
いつか…教える日が、来るだろうか…?
待雪草。 またの名を、スノードロップ(snowdrop)。
その、花言葉は…]
(335) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[ 交換も無事に済んで、誓いを指に湛えた頃 薄い膜があげられ、彼との帳がなくなる。>>221
おやすみと、おはようと、色んな意味の籠った、 額へのキスがくすぐったくて、目を細め。 彼の指先が向かうのはいつもと違う、顎の下。
顔を上に向けられて、わたしも爪先立ちして、背伸びをし、 近付いてくる影に飲み込まれるように、 白の瞳を瞼に隠し、真っ白な睫毛が揺れる。
触れたくちびるはちょっとかさついていて、 とてもあたたかくて、 彼の匂いがした。
ふわり。風が掬い上げた白は、 雪のように、灰色を覆い隠す。* ]
(336) 鯖 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
そうなの?せんせいも遺跡楽しかったなの? えへへへ、せんせいのおすすめならきっと素敵なの。
[>>163パティせんせいも遺跡がすきだときいて、にこにこと。アヤワスカばっかりが楽しみよりも、ふたりで楽しみにすることができるほうが旅もきっと楽しいの]
秘境?だれにも見つかってないようなばしょってことなの?
わあ、せんせいは見たことあるの?宝物や幻の生き物! アヤワスカも見てみたいの。ううん、見つけてやろうなのー。
[「なーんて」を聞きながらも、一度火がついてしまったらなかなか空想と消すことはできなくて。お伽噺にあるものを見つける。それは宝探しやかくれんぼのようで、わくわくするの。かくれんぼの達人の名にかけて、見つけてやろうと宣言したの*]
(337) kosake 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[君の魔法はあまりにも優しくて、酷く────残酷だ。]
(338) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
“ずっと、そばに”
[出来るはずなどないのに。 それでいて言葉を剥がすことは出来ない。 だからこそ、記憶にこびりつくコレはどの砂糖菓子よりも甘く、にがく。
時に、覚めない夢の中で沈んでいきそうな感覚すら得てしまうのだけど。]
…………それだけでいいのか。
[一緒に居られれば、それだけで>>327 あの時>>2:282と似ている。 どうしてだろう。 どうして彼女は多くを望まないのだろう。
力を望まれなくなったらそれこそ、自分の存在意義は何処へ行くのか。 なのに安堵している。その言葉に。衣服を通して伝わる、温もりに。
そして驚かせられるのだ。]
(339) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
………君は本当に。
[優しい呪文>>328に。 浮いた踵。見下ろした眉>>329は寄せられた。 不味いのだろう。そりゃあそうだ。 食べ頃には枯れすぎた。]
………努力はするさ。
[だから彼女の言葉に縋っても良かった。 でも、涙を拭ったその手に口を近づけよう。 口元には曖昧な笑みのまま。]
(340) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
全部食べたって構わないけど。 なら君のものも少しは分けてくれないか。
………笑えるように。
[そのまま顔を伏せれば唇を寄せる。 どんな意味を持ったのか自分はすっかり忘れてしまったけれど。
…… 口の中は、少しだけ甘酸っぱく思えた。]*
(341) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
―裾野の町・あさ―
[お祭りのあいだ、数日裾野の町を満喫したあと、 広場の天使のオーナメントが飾られた大きな木の下と、>>3:338同じポンチョが並んでいた服屋さんの玄関に
「毎年贈り物をありがとうございます。 ポンチョかわいくてとってもあたたかくてうれしいです。 お祭りも、とってもたのしかったです。 あまい食べ物、かわいい飾り。にぎやかな音楽。 はじめてみるものばかりだけど、すごくおもしろかったです。 これからの旅でいろんなものを見るのがとても楽しみになりました。ありがとうございました。 いってきます」
とせんせいと一緒に考えてアヤワスカが書いたカードと、せんせいが咲かせてくれたお花を添えて。
アヤワスカもせんせいみたく咲かせてみせたかったから宿で力を借りてがんばってみたけど、どうしても種から変化しなかったの。
カードはいたずらだと思われちゃうかな?それでも伝えれたからいいよね、と笑ってせんせいとアヤワスカは旅立ったの。 *]
(342) kosake 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[ 彼が顔を離そうとしたら、ぎゅう、と胸元を掴んで、 まだ、やだの、と声を出さずに伝えよう。
ちょっとだけ離れてしまった距離を嫌がるように、 突き出したくちびるでちょん、とくっつけてから、離す。 思い出すのは、彼と旅したある夜のこと。 ]
……あのね。 オズウェルが寝ていた時に、 今みたいにキスしちゃったことが、あるの。
――――…怒る?
[ わたしよりも後に寝て、わたしよりも早く起きる。 そんな彼の寝顔を見ている内に、 もっと近くで見ようと思ったら、くちびるを重ねていて。 口の横っちょだったような気もするけど、 動転していて、よく覚えてはいないの。
すぐに布団を被って、寝るまでひどく時間が掛かったっけ。 ]
(343) 鯖 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[ ちょっとだけ、ちょっとだけ立ってるのが辛くなって、 彼の袖を引っ張って、座ってくれるよう頼む。
彼の膝の上は、わたしだけの特等席。胸に凭れながら、 彼の熱が移ったように、紅く染まったくちびるで
あつーい国では海を見て、濡れちゃったねとか、 落ち葉を風で集めてお芋を焼いたねとか
今までの旅のことをひとつひとつ、思い出していく。 彼の顔を見上げながら、右手はずっと左手の指輪を撫でて。 ]
(344) 鯖 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
わたしね、いっぱい嬉しいことがあったし、 楽しいことも、素敵なことも、言い足りないくらいあったよ。
今もね、こんなにしあわせでいいのかなって怖いくらい。
あなたはわたしが選んだ、って言ったけど、 わたしはあなたに会うために、生まれて来たんだと思うの。
[ 誓いの言葉を思い出し、彼とわたしの小指を絡めて、>>219 思い出すのははじめての約束と、にどめの約束。 ]
わたしは、あなたを赦し続けるから。 それだけは、忘れずにいてね。
[ ああ、いやだなあ。 みんなの旅立ちを見送って、願いが全部叶ったから、 安心しちゃったのか、すごく眠くなってしまう。
もっともっと、話したいことはいっぱいあるのに。 ]
(345) 鯖 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[ ゆるゆると、落ちそうなまぶたを抉じ開けて、 寝ても良いと頬を撫でる指先に、くちびるを寄せる。
このまま寝ちゃいそうだけど、その前に わたしはあなたに伝えたいことが、もうひとつあるの。 ]
ねえ、オズウェル……
(346) 鯖 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[ 彼だけに聞こえる声で、そう囁いて。
あたたかな熱に誘われるように、まぶたが閉じてしまう。 ほぅ、と吐いた息はもう吸われることはなく、 動いていた胸も、まぶたも、くちびるも、
広い世界の、ちいさな空間で、わたしだけ時が止まった。
色付いていた色は体温が消えると共に抜けていき、 雪のような白が、彼の腕の中でたおやかに *咲いていた* 。 ]
(347) 鯖 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
──ある夏の日のこと──
[さむいものはさむい!>>234 主張には賛成だ。 でもあの時何故彼女は、行動に移すよりも先に言葉にしたのだろう。
指先でなぞる星の形>>234 吐息で曇ったガラスから生み出される軌跡はもう見えない。
もたれかかる>>235にもきっと、 あついものはあつい! そう思ってしまうくらいの日差しが窓から室内を照らしていた。なのに。]
(348) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
………おい。ミツボシ。 何も見えない。
[視界は真っ暗だ。 開け放したカーテンの隙間から覗く窓。 そこから照りつける日光により今が日が高いということは分かっている。
その癖してソファに腰掛けた自分の視界が晴れないのは、遮られているわけで。]
(349) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[もう旅に出てからどれくらい経っただろう。 分からないけれど、時折こうして“困らせてくる”少女に。
自然と浮かぶ表情は笑顔、だった。 彼女の変化がどれほど進んでいるかについてはまだ、触れぬまま。]*
(350) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[照れて口を利かなかったり、反抗したり、 意地を張るのをやめようと思った矢先に。 たくさん喋ろうと決めた、そのすぐ後に。
…ユージンと喜びを分かち合っている、この瞬間に。 思いがけない形で、あたしは自分の寿命を知った。
不自由なく話せる時間は、たくさんあったのに。 いくらでも、伝えることができたはずなのに。
それを、放棄してきたのは?…――あたし自身だ。]
(351) 螢 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[抱っこ、なんてねだったりして。 うんと幼い頃に戻ったみたい。 …でも、ここが一番安心するの。
もう一回、もう一回…って。 何度、空へ飛ばしてもらって、 この優しい腕に抱き留めてもらったろう。
たくさん、たくさん抱きしめてくれたのに、 照れて逃げ出してばかりで、ごめんね。
だけど。本当は、いつだって。 あたしが帰りたいと願うのは、あなたの腕の中。]
(352) 螢 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る