219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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く…クマ!!ぶよぶよになっちゃえ!!!
[タイミングを合わせる余裕は無いので。 近づいてくる熊に向け、 念を込める込める込める込める…
射程距離に入った瞬間、 ぶよぶよの巨大な物体が、ぼよんっと目の前に落ちてきた。]
(174) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[チラリと魔術師を見る 話は何やら「死神とは」になっていて 少しそれに気を取られている模様
『うわ、おとなげな…』
林口の切り返しから、見せる技>>156は 実にわかりやすい直球──とはいえ
『うん、突破口は要るね』
死神とて無限、無尽蔵ではないだろうが 消耗戦になったらどちらが不利か 考えるまでもない
何より投げてくる一球の重さは桁違い まともにやったら、身が保たない
そして、ジリジリと距離を詰めたリツは その為に仮面>>166>>172をひっぺがす]
(175) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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— 失われた記憶 —
[——かつて「なきむしキャサリン」だった少女は、 「おろかものメアリー」の技術に憧れていただけの、ドジで無能な役立たず。
魔術師でさえ、ない。
いくら後天的に身に着けた技術を振りかざしても、 話術で、テクニックで、誰かに勝とうなんて、]
(176) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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ん、ふふふ、あははははは!!!
[口を開けて笑った。久々に。]
鬱陶しいっちゃ。あんだら。 さっさと黙るか、さっさと死ねや。 終いにはごっしゃぐぞ。
1円の価値もないゴミどもめ。 全部残らずぶっちゃげで、なげでやっぺ。
[もう、鬱陶しい。 手っ取り早く皆殺しで、何の問題もなかった。
>>173耳に聞こえた言葉を受け付けずに、拒絶する。]
(177) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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>>170
過去の自分探しってことかい? それなら、それは、無理だ。
[熊に吹っ飛ばされたとしても、 まだ口がきけるうちは言い返す。]
過去には戻れない。 過去を覚えてたとしても、 過去を覚えてなかったとしてもだ。
今やっていることが、現段階ですべて過去になる。 君の君が思う過去は、 思い出したとしても、 君はそれにはなれない。
つまり、君は、 今の君が君でないなら、 死神をやめるべきだ。
(178) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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…… 森へお帰りしろください !!
(179) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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だけど、 俺が知っている限りでは、
今の君が君であるべきことは一つ、知っている。
[リュウセイくんの、メアリを語る声を思い出している。]
(180) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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「減らしたぶん、こちらに来てくださるのかしら」
[ ええ、と、頷いた僕に もう一人、が、酷く驚いていたのを覚えております。
どうして、 死神になったら、終わりは先延ばしになるのよ。 権利を放棄しても良いって、言ってたじゃない。 ねぇ、もう一度、おしまいにしましょう。 ねぇ、せっかく、一緒に終わることが出来たのに。 ねぇ、か――
すべてを取り戻した女へ見向きもせず 僕を呼び掛けた唇を、指先だけで黙らせてしまえば 結局、折れるのは女の方でした。]
(@115) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ じゃあ、私も
なんて、同じく死神になった女が 僕とは違う区域に行くのを、あんまりにも嫌がって
一騒動も二騒動もありましたのは、 また、別のお話で御座います。 ]*
(@116) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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ブローリンは、ぼよーん熊を抱き止めつつ、なんとか、無事。
2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ 男の言う”面白そうな子”>>@113に、 死神は、覚えがなかったものですから。
あら、と死神自身も意外そうに目を丸くして、 首を傾げて答えました。]
わたし、その子は知らないみたい
けれど、かわいいじゃない こんなゲームに参加している時点で、 みんなひとごろしみたいなものだって、 ちゃんと教えて差し上げた?
[ ころころと笑い声を立てながら、 その子かっこよかった? などと、 ついでに無粋なことも尋ねておく。]
(@117) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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あら、本当にすごかったんだから
”黒百合さん”に、”姫百合嬢” それに、”ラヴェンナ”でしょう ── ああ、白雪姫の継母なんですって
流生くんに会ったのね ”黒真珠ちゃん”とも呼ばれたし、
”死神さん”と呼んだ素直なひとも そうそう、こんな小さな背丈の男の子が、 ”未亡人さん”ですって、おかしい!
[ 心底うれしそうに、死神は指折り数えて。
無邪気にはしゃいでみれば、 きっと見目相応の少女らしくあることでしょう。*]
(@118) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[死神の幹部になった際に、貰った権利のひとつ。 強力なノイズの力を、この身に宿すこと。
“酉”のソウルが、今ここに共鳴する。]
(181) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[背中の羽が徐々に大きくなり、 それに重なるようにして、白いふかふかの羽が出現する。 合わせて4枚。黒と白の美しきコントラスト。
私の魔術師衣装を包むように、羽毛のドレスが現れる。 それは分厚く、防御に特化したもの。 私の体の動きに合わせて、多量の羽毛が周囲を舞う。
体の節々に、ノイズと同じタトゥー状の模様が走る。
ケーンを握り締め、ステージの上に舞う。 ——その姿は、ニワトリのノイズ<アウェスカンタス>。]
(182) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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/*
Tips:ノイズ<アウェスカンタス>
ゲームマスター酒衛鳴李がノイズ化した姿。
死神の黒い翼に白い翼が重なり、全身は白い羽毛のドレスが覆う。
「金色の卵」を自在に生み出す特殊能力を持つ。
(#6) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ここは、魔術師の支配するステージ 弾丸クマが丸ごと消えることはなく 足だけ残すということもなく]
前脚だけ、しかも一本とか…だっせ
[バランスを崩したクマの隙を突いて 距離を稼ぐため『跳んで』逃げてく鬼ごっこ]
あーあ、赤頭巾でも来てくれたらなー
[いい盾になるのに、と考えてしまうあたり このメルヘンな状態に、多少は毒されているらしい]
(183) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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―――ひゃぁっ!!
[熊は陽菜を掠め、集人へと飛んでいったが 無事にぼよんと抱きとめられた。
入れ替わりが無さそうなのを確認し、 デッキブラシで頭を狙い、 叩く、叩く、叩く。]
(184) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[——かつて、魔術師一座の子供たちは、こう呼ばれていた。
「金の卵を産む雌鳥」と。
存在価値は、たったそれだけ。]
(185) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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あははっはは!! あははは!!!
マジックショーはここからが始まりですよ! 観客は何も言わなくていい、ただ黙って見ていてください! 上演中はお静かに! 守れない人は……消滅だべ!!
[笑いながら羽を瞬かせて、周囲を羽毛で満たす。 羽毛の中からはどこからともなく、ラグビーボール大の金色の卵が発生していく。
<アウェスカンタス>がケーンを振るえば、 羽毛は一斉に舞い上がり、ステージ全体を満たすだろう。
そして、その状態で指を鳴らしたら—— ある程度の堅さを持った金色の卵が、周囲にランダムに弾け飛ぶだろう。*]
(186) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[>>183「鬼ごっこ」しながら、熊の頭に衝撃波をぶち当てる。 雑に放たれたかまいたちも、逃げるなら当たらない]
ナオ、なんかとんでもないもんが…
[>>182ステージ上でメアリーが変化したそれは さらにメルヒェンを加速させるのだろうけれど]
(187) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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ふぇ…っ? 何……??? メアリーさんの背中に…何か…
[何かよくわからない、ぞくりとするような力が ステージの方角へ集まるのを感じた。
顔を上げると、まさに今…変貌を遂げようとしている姿が。>>181>>182 *]
(188) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[>>178>>180全て、耳に届いていた。
でも、それを素直に受け入れるなんて、できるわけがない。
私は——
私は——?
わたしは、なんだっけ?]
(189) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[19回ほど『跳び』ならがら 7回ほど『帰れ』と『跳ばし』て クマ弾丸をどうにかやっつける
ナイフで傷ついたリツはどうなったか
シュルッと腕の包帯を外して 肩口の流血を凌ぐのに使えるならば そうしたいくらいだったが、
そんな余裕などあるはずもなく]
うわ、めありさんが、めんどりさんになった
[ステージ衣装が変わった──にしては 激変すぎるメタモルフォーゼに思わず口を吐いた]
(190) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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おお、そらぁ意外。
呵々、 教える前に、お話、おしまいになりましてね。 ヒトゴロシの力で、頑張りんさい、って 応援は、したんですが、ね。
[一般的には、それは応援になっていない、などと 考えるはずもなく。]
整っていると思いましたが、氷柱のような目つきでね。 好みは分かれるんとちゃいます? せや、万人受けしそうな男前もおったな。 名前、聞きそびれましたが。
(@119) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[後者の方は、既に誘いをかけているなど、知りもせず。 そらまぁ、嬉しそうに、 貰った名前を数えるのは、なんとも微笑ましいものです。>>@118]
えらい仰山、もろたんやね。 継母言うたら、一目惚れさせるほどの別嬪さんですから 良かったねぇ。ええモンばっかやないの。
[黒百合やらと、意味だけ取れば物騒なものもありますが どれもこれも、綺麗な物でしょう。 未亡人とあらば そのおかしさに、此方も笑ってしまうもの。]
(@120) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[林口とヒナの言葉は>>178>>180 ある意味とても正しくて
でも、その姿>>189も「今」というのなら 正しいが故に、とても残酷だ
彼女が「望む」過去の「自分」が 「人間」であるなら、斧を振り下ろすに等しい]
(191) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[もし、狐がどなたかを連れてきたとして この光景は、おかしな風に映ることでしょうか。
湧き出る黒を、気紛れに潰しながら 語らう声の、平和なこと。]
お仲間、増えると良いねぇ。
[なんて 話の合間に、ぽつり、と。 終幕に向かいつつありましょう 決戦の舞台を一瞥して、笑うのです。]**
(@121) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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>>186 何…だろ… なんかすっごい金色で、大きい卵みたいなのが…
[羽毛の間から、輝く巨大な金色の物体が出てくる。 指を鳴らすと同時に……
弾けた――!! ]
っひゃぁぁぁぁぁ!!!卵爆弾ーーーー!!! 何あれ!!何あれ超超危ない!!!
[身を屈めて殻の直撃を避けたが… 顔を上げてみると、見事に、ぐっさりと 金色の欠片が近くの席のど真ん中に刺さっていた。*]
(192) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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冗談だって。 アンタがそう簡単にくたばるとは思わねぇし。
[ 肉体的には脆くとも、それを上回る知恵を この少女の姿をしたコンポーザーには感じている。 ]
……ぁ?
[ 言われたことの意味がわからなくて、 一瞬首をかしげる。 ややあってから、ああ、と得心言ったように頷いて ]
そいつぁ逆だな。 あいつのことは、別に嫌いなんかじゃねぇよ。
(@122) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ >>@108放った飴玉を受け止める様子を 頬杖ついて眺めながら。 ああ、身長は如何ともしがたいよな。気にすんな。 ]
……んなこたぁ、わかってるさ。 ついでに、あのときみたいに命を贖うことは できねえだろうってことも、な。
[ かつて、死神のゲームに最初に参加したとき。 目の前の幼女と取引したことを思い出す。 ]
(@123) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ 七日目まで生き残った。 だがたくさんの命を奪いその屍の上に立ってなお、 生き返りの権利を勝ち取ることは、できなかった。
提示された選択肢は死神になるか、それとも死か。 求めていた権利は得られず、 そのまま俺と共に消えようとするあいつに構わず。 俺は、目の前の幼女に跪いて、願った。 ]
(@124) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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