244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[少しばかり低く出した声は、 かろうじて男の声に聞こえるだろうか。
揶揄うのが楽しいんだから、仕方ない。 背中から伝わるキミの胸の高鳴りも感触も>>273 どういった感情がそうさせているのかは わからないけれど。
愛しい子、とは別の感情が アタシの中にもあるのは確からしい。 ]*
(297) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[自分の問題に、巻き込みたくないという言葉 その言葉に子熊は、一瞬目を見開くと ため息とともに、静かに瞳を伏せました。
自分の問題。確かにそれはそうでしょう けれど、それを理由にして 子熊の行く末を決めてしまうというのなら それは、もう彼だけの問題とは言えない そう思うのです。
違うと言った人間の 少年の両親と全く同じことをしているのだと なぜ、わかってもらえないのか 家族と言いながらも なぜ外のものとして扱うのか
羊皮紙の手紙を読んだ時のように なんだかとても悲しくなった子熊は しょんぼりと、肩を落として]
(298) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[わかってくれないならもういいと 言葉を切ろうとした時でした。
不意に唸り声ごえが止んだかと思うと その代わり、なにやら呆けたような短い声 探し物を見つけたような声 そんな声を聞いてしまったのですから
先ほどまで唸り声をあげていた子熊の方も 緊張の糸が緩むというもの きょとんと目を見開いて 怖い顔を作るのも忘れ、口も半開き
だって、それというのも]
(299) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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へ?いえで? [子熊がここに残るなら ガストンは出て行くという意味でしょうか。
そう解釈するのが妥当な気もするけれど それにしては、なんだか様子が違うな。と こちらも床にぺたりとお尻をつけました*]
(300) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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―幸せは、誰の為に―
[良かったと、口ずさむペラジーの言葉に。 微笑むよう細められた紅い瞳は 紡がれる願いに、憂いのいろを帯びる。
それは、いつか、大人になる彼女の為に 全てを与えようと決めた魔女が ただひとつだけ、与えなかったもの。 ”魔法” を望むものだったから]
それは、だめよ。 世のひとが、魔女をどう思うのか、 貴女が一番良く知っているでしょう。
……魔法は貴女を幸せには、してくれないわ。
[鏡越しに見つめる黒い瞳を、じっと見つめ返す]
(301) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[ペラジーは一度も口にはしなかったけれど。 魔法を学びたいと、願っていることに気づいていた。 そして、動機が魔女に対する憧憬であることにも。 だからこそ辛いのだと、小さく息を吐く]
少し、昔話をしましょうか。
[座ってとペラジーを促すと。 テーブルを挟んで、反対側の椅子に腰を下ろし]
貴女には、信じられないかも知れないけれど。
黒い森の魔女と、森の周りのひとたちは 最初からこんな関係ではなかったの
[紅い瞳に過去を映しながら、魔女は言葉を紡ぎ始める]
(302) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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―回想:黒い森の魔女―
[紛い物のお姫様を巡って。とある王国は麻のように乱れて。 内乱の果てに、とうとう滅んでしまいました。 いろいろあって、魔女に成り果てた紛い物のお姫様は 長きにわたる漂泊の旅の末、黒い森に流れ着きました。
お姫様、改め、魔女は、 自分がいると人々が不幸になると思っていたので、 花や草木を育てながら、ひっそり静かに暮らしていました。
森の周りに住む人々も、 遠くから流れてきた魔女を不気味に思い 決して近付こうとはしませんでした]
(303) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[そんな、ある日のことでした。 森で迷い、死にかけた少女を見つけた魔女は、 少女を憐れに思い、棲家に連れ帰ると 元気になるまで保護をして、村に返しました。
少女は優しい魔女にすっかり懐いて、 森の最奥の花に満たされた魔女の棲家に ことあるごとに、遊びにくるようになりました。
最初は戸惑っていた魔女ですが、 情が深い寂しがり屋だったので、すぐに少女を可愛がるようになり、 それを知った村人は魔女が悪い魔女ではなかったと 親交を結ぶようになりました。
魔女はお人好しだったので求められるままに、獣避けや種々のまじないを施したり、医学の知識や薬を与えるようになった為。 村人たちは魔女を ”花籠の魔女” と呼び、畏怖しつつも敬うようになり、それからというもの、みんなは幸せに暮らしました。
めでたし、めでたし]
(304) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[――――とは、いかないのが人の世の常というもの。
ある年、国中に作物を枯らす疫病が蔓延すると。 黒い森の地方も大飢饉に襲われて、 多くのひとが死にました。
この地方ではナルチーゾの教えは、 土俗の信仰と習合していたので。 魔法を使い、知識を与えてくれる花籠の魔女を、 人々は神様の遣いだと思い込み 疫病を収め、村に実りを戻すようお願いをしました]
(305) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[けれど、花籠の魔女には 天災をどうにかできるほどの力はありません。
きれいな顔を苦しげに歪め 「助けてあげられなくて、ごめんなさい」と 何度も謝るのですが、追い詰められた人々は 今までと違い魔女が自分たちを助けてくれないのは、 どうしてだろうと考えて。
大昔、自分たちの先祖がそうしたように生贄を捧げれば、 力を得た魔女が疫病をどうにかしてくれると そう、思いこんでしまったのです。 そして生贄に選ばれたのは、
――――花籠の魔女と仲良しの少女でした]
(306) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[少女が生贄にされてしまったことを知ると。 花籠の魔女は嘆き悲しんで、 こんなことをする人々をぶっ殺してやりたいと思いました。
同時に、自分に救えるだけの力がなかったから、 彼らが凶行に奔ったのだとも知っていました。
だから、お人好しで情の深い、寂しがり屋の魔女は 人々を憎むことさえ出来ずに。 もう、誰も近づけないよう、 森の最奥を結界で閉ざし閉じ籠もってしまいました。
それから数十年が過ぎて。 村を救えなかった花籠の魔女は 与えた恵みを忘れられ、人々に災いをもたらす、 黒い森の魔女として語られるようになったのです]
(307) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[長い話を終えて、魔女の貌に浮かぶのは 百年の間に積み重なった悲しみのいろ]
魔法を学びたいだなんて、言ってはだめ。
いつか、貴女が人の世に戻ったとき 幸せに暮らす為の邪魔にしかならないもの。 [娘のように慈しみ、育ててきたペラジーを手放すのは 半身を失うほどに苦しく、悲しいけれど
暗い森の中で人生を終わらせるわけにはいかない。 彼女には誰よりも、幸せになって欲しいのだから*]
(308) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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そう、家出。 家を出ていく、ということ。
[きょとんとした顔を見返して、熊は大真面目に言いました。]
この山におれがいるのは、この山を一族が守ったから。 人間がこの山に住むおれ狙うのは、魔法使いなの知ってるから。
今まで、一族の山守るために暮らしてた。 でも、どりが新しいおれの「家族」なら…… 危ない場所に、何時までも残る理由はない。
[熊は言葉を選びながら一生懸命説明します。 今まで考えたこともないことだったので、ちょっと閊えながらではありますが。]
(309) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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ううんと……どりが、ここに残るのも、出ていくのも どっちも幸せになれるか分からないなら……
じゃあ、一緒に探しに行こう、ってこと……
[出向いた先が、この奇異な二人を歓迎してくれるとは限りません。もしかしたらもっと酷い目にあって、片腕を失くすどころじゃすまなくなるかもしれません。 それでも可能性を探す旅に出ていくのも、悪くはないのではないのでしょうか。]
おれだって、どりと一緒にいたい、言ったろ?
[いつぞやのように手を差し伸べて、熊は子熊の選択を待つ。]**
(310) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[真実を知らないフェルゼの強くて哀しい約束に 魔女は首を縦に振り、ちいさく息を吐く
ずっと、ひとりだった ──── 人間にも魔女にも寄り添うことができず 誰にも頼ることなど …しなかった。
それが眩しく映っているだなんて知らず ただ、ただ、息を吐く それは安堵とも、ため息とも違う 心につかえていた、重くて小さな枷
まだたった23年生きただけの人間が それでも。20年一緒に暮らしてきた人間が こうして自分の心に寄り添ってくれたことを
── 今、本当に うれしい と思えて、 そして、魔女は一筋の涙を流した。 ]
(311) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[その涙に相手は気付いただろうか ………視線をあわせて話をしていたんだ、 気づかれていても、仕方なくて、だから、 ]
ばっ、馬鹿、泣いてなんかいないぞ アンタがうまい人参のケーキなんて作るから 間違えて全部人参食べちまったじゃないか
[ぐしぐし、と手の甲で涙を拭いながら零す言い訳は ひどく、ひどく、拙くて、”リッキィらしい” もの ]
(312) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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…………じゃあアンタも死ぬんじゃないよ 私の呪いが解けるまで。必ず、生きて欲しい。 そして、その時は、後悔しないでほしい。
[後悔の意味についてはフェルゼには言わなかった
呪いを解く術を見つけるということは 魔女の命を奪うということ。 それをどうか、後悔しないで。 ]
(313) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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私は、アンタの親だ。 これは、命令だよ。
[どうか、私がもし居なくなった後でも、幸せに。 ]**
(314) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[手紙のお返事に『厚かましくなってる』なんて 書かれているとは、露知らず。 落ち着いたクリーム色のブラウスを手に取った。
合わせるなら七分丈の赤茶のスカートかなぁ... 靴は大人っぽいのにしようかなーー と 姿見の前でちょっとの間、悩んだり。]
(315) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[お気に入りの赤い靴は ピスティオに魔法をかけてもらったから 今でもよく履いて出掛けているんだけど、 でも、今日はなんとなく大人っぽくしたい気分で。
焦げ茶のブーティーに決めながら、 お化粧もちょっとだけ変えてみよう とか。]
( どうせ、気づかないでしょうけど… )
[まあね、別に彼のためのお洒落じゃないし。 自己満足さえ満たせればそれでいいんだけど、別に。]
(316) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[身支度を整えて、 共に出掛けると言った彼を迎えに行く。
魔法使いの知り合いの元にも人間の子がいると聞けば へぇ、と興味を示し、 「お手紙、かぁ…」なんて口からぽろっと。
ピスティオへの書き置きとか ご近所さんへのお手紙なら出したこともあるけど、 全く知らない人へ、なんてしたことないから ちょっと 楽しそうだ。]
(317) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[街へ出たら素敵な便箋と封筒を探してみようかしら。
お目当てのクッキーとスコーン以外に、 お店に飾る花瓶も探したいなぁって思い浮かべて。 ピスティオがぽっかり空いた空間に手紙を投げ込むのを 横目で眺めていた。
いつ見ても、何度見ても、不思議。]
お手紙は梟が届けるイメージだったけど、 近頃の魔法はハイテクなのね。
[便利さここに極まれり。 どのくらい時間が掛かるのか想像つかないが きっと梟に運ばせるよりは早いんだろうな。]
(318) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[雑談もそこそこに、街へと向かう。 「あの店に行きたい」だとか「アレが欲しい」とか 移り変わった会話の中でふとあることに思い至った。]
( 私、この間ピスティオが居ないとき、 顔なじみの店主さんやその奥さんに 嫁ですアピールしちゃってる…! )
[『あら〜いいお嫁さんね〜』と言われて、 ついついその時の気分とノリで 外堀を埋めてしまえばいいんじゃない? なんて心のうちの甘言に惑わされたけど。
今だって、特に後悔してないし、 できることなら引き続き足場を固める方針だけど。]
(319) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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( バレたらすっごく微妙そうな顔をしそう! )
[───ま、素知らぬ風を装って にこにこ笑っておこうかな。]*
(320) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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し、知ってらぁ……! 意味ぐらい!!
[家出は家を出ていくということ 至極真面目な様子の大熊に 子熊はえへんと、大見得を切ります
もっともっと幼い頃 子熊だって家出したことがあります 何で叱られたのか、今では覚えていませんが お気に入りのオモチャと、オヤツを持って 三時間ばかり、納屋に立てこもった時のこと
あとで見つかって、大目玉をくらいましたが 見つかるまでのワクワク感……! 今でもしっかり覚えています]
(321) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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[でも、ガストンの言う家出は 子熊の記憶の中の家出とは、だいぶ違うよう。
子熊は首を傾げ、うーん 腕組みのおまけまで付けて思案顔]
それって、お引越しとか 旅に出るって言うんじゃ……
[一応、言ってはみたものの どちらにしても、家を出るのは一緒 ただそれが、どちらか片方だけか それとも二人だけかの違いだけ。
そこまで考えたところで 今度は子熊がぱっくり口を開く番
話を飲み込むまでここまでかかるのは きっと心底、怒っていたせい そう言うことにしておきましょう]
(322) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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うん!一緒に行こう!!!
ガストンのこと嫌いな人間がいる街は 遠回りになっても、寄らないようにして 二人だもん、きっと大丈夫
[目的地のない旅です。 いいえ、目的地を探す旅かもしれません。 どこまでも歩けるだけ歩いて そうして、足を止めたところが目的地 それでいいように思えます。
妹が見つかったとして 『ついていかない』なんて言われても大丈夫 それでも子熊には、もう家族がいるのですから]
ね、とーさん
[差し伸べられた腕に、両手で抱きつき 大きな大きな熊に満面の笑顔を返したのでした*]
(323) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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―回想:花のようなひと―
[わたしが訪れて最初の春>>208 わたしは、魔女の提案でピクニックへ行くことになった。
幼いわたしに無縁だったこと 病持ちであったわたしは友達も出来ずにひとりでいることが多かった。
降り注ぐ陽射しは穏やかで 少し落ち着かなげにきょろきょろと手をひく人と周辺をみる 供連れの狼もまだ怖かった 差して遠くもない場所に夢のように美しい場所があった。]
(324) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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わ、あ……
[感嘆の声をあげて花畑に魅入っているあいだに>>209 魔女はバスケットから弁当や飲み物を用意していた。
幼いわたしは一歩近寄って きょとんと見上げた。
何をするの?と問うた視線は正しく伝わったようだ。]
か…かん?
[知らない、と小さく首をふる。 白いローブが捲られて、白い手がするりと伸びて
花と花を編み込んでいるのを目を丸くして見つめていた ふわり ───…鼻腔をくすぐる甘い匂いは花だろうか。]
(325) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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あ、あの……ぇと…その…?
[愛らしい花冠をのせられて幼いわたしは狼狽えた。 もじっと照れ臭そうにして 作り方を教えて欲しいと告げた。
いまにしてみればきっと 穏やかな日々の積み重ねが
わたしの病を和らげた最大の治療薬で 思い返す彼女はいつだって優しかった。
優しくて柔らかくていい匂いが、した。]
(326) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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