255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[手を伸ばす妹が顔を上げたなら>>221 少しだけ、男は――アポロは 変な顔をしていただろう。
それも、髪に指が触れるまでの束の間だったけれど。]
(229) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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[だって、妹なんて居ない。 妹がいないから、 死ぬ寸前に思い出せるかなんて。]
(230) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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馬ぁ鹿、思い出すなんて痴呆扱いするな。 お前と過ごした時間を忘れる訳がねぇだろう。
[一瞬、生まれた空白を満たすように。 アポロは――男は肯定する。
肯定? いぃや、すり替えたのだ。
妹をお前、と。 フローラという少女との半生を、と。]
(231) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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[妹が兄を兄さんと呼ぶことがあっても 兄が妹を妹と呼ぶ時に妹さんとは呼ばない。
だから、仮面を被れる。 少女が半分は自分と血の通う存在だという事を 肯定する機会は少なくて済むのだ。 同居している他人だと、概念を歪める事で アポロは、仮面を被っていられる―― 平穏で穏やかな、住人のひとりとして 今も、羊を飼える。 生きている羊ではなく皮――“仮面”を従えて。]
(232) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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って言っても作ってもらったのは昨日だからな。 温め直して貰って、時間は経ってねえから 硬くなる前に食べよう。
[誰が温めてくれたのか。 電子レンジではなく炊飯器で水分を飛ばさずに ふっくらと温め直してくれたのか。 態々口に出す事はしなかった。
テーブルに置いた包みを開き、妹に託す。 あとついでに――
絵や粘土を拭う為の毛羽立ったタオルではなく ハンカチは持っていけと書置きがあったから 伴に置かれていた女性もののハンカチを ジャケットのポケットから取り出した。
いい香りのする、明らかに男の私物ではないものを 妹の手に握らせ、使えと促して背を見送る。]
(233) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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そうだな、二つ頼む。
[妹を自称する少女は コーヒーに入れる砂糖の個数を知らないが パピヨンは望むとおりの分量の 焼酎をグラスについでくれる。 酔いが回ってくれば自動的に薄められるが。
―――― 安心している。 アポロを理解している女は、 この街に一人だけであることを。
だからこそ、安心して逝ける。
死を意味する伝達を受けたというのに 震えておびえているのは 死を突きつけられていない少女だけで 実際に突きつけられた男は、 何処か幸せそうに、目を細めた。]*
(234) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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―失態、三年前―
[彼は待っていた。 自警団がざわついていた事には気付いていたが、これから飛空艇に乗る身、駆けつける事もできない。 ただ来るべきはずの者"たち"が来ない。 誰に言われて買ったのか、見送りのブーケが家にあったから、 きっと来ると思っていたのに。]
『………最後まで悩んだ、俺の失態だ。』
[その声は彼は隣にいるパン屋にも聞こえたかどうか。 諦めのように聞こえた、その実、諦めてはいなかった。 飛空艇に連れられていく最中、持っていた手帳を地面に落とす。 後から来やしないかと、賭けて。]
(235) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[彼の待ち人は、全てが綺麗に片付いてから来た。
しかし、踏み荒らされた地面を見ることなく、 ゲートと、その先の空を見上げる。>>0:226
――それが"今までうまくやってきた"サイラス・チャニングの最後の失態だった。>>0:717 表紙に祖父の名が刻まれたその手帳の行方はわからない。 だが、見る者が見ればわかる事もある。 その手帳を常にサイラスが身につけていた事。 ここ数年、チャニング姓の召集はサイラス以外いないと言う事。 そしてサイラスの祖父の名が、50年より前の脱走者に含まれる事。*]
(236) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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―薬屋―
マスクはまだ残ってるが、虫籠か。 そっちはさすがに倉庫だな。
[風邪が流行る時期だ。 マスクは冬が来る前にと多めに仕入れた物が数種ある。>>195 そこの棚にあると指を差し、好きな物を選べと。 虫籠は雑貨屋の領分かもしれないが、研究やら何やらで学生が求めに来る事もある。 年に一回出るかどうかではあるが、研究や飼育に向いた物ならばと置いていた。]
背中が赤い…なら毒があるやつか。 それは早めの方がいいな。
[噛まれて治療院にかかるにしろ、処方は薬屋だ。 召集後の患者には不便を強いる事になる。]
(237) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[召集を打ち明けると、さすがに気にしたのだろうか。 オーナーとして自由に、等と何処まで本心かわからないが、労いの言葉が掛けられた。 確かに接客の才能は無いが、経営の才能もあると言えば差し支える。 思わず肩をすくめた。]
お前が困る程度の店になってたんなら良かったよ。 次回から別の店当たってくれ。 まぁ、危険物扱ってる店は近くにはないみたいだが。
[先代の頃から、――あるいはもっと前からやたらと種類の豊富な毒類。 それだけあり、解毒に殺虫にと他の店との差別化に繋がったが、 その代わり悩んでいるのが在庫処理だ。 カウンター後ろの、危険物棚の圧が強い。]
…じゃぁ虫籠取ってくるから、 紅茶でも飲んで待っててくれ。
[ソウスケ用にと置いていた箱(袋では入らない)に、選んだマスクも入れ、 一度奥へと引っ込んだ。]
(238) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[ノッカのように窓に映れば、 会釈なりなんなりしたのだろうが。
彼女は窓には映らず、>>205 来た事すら知らないまま。]
(239) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[二階の倉庫は今はがらんとしている。 おまけをすると聞こえのいい事を言いながら、 売れ筋から外れた商品を付けたり、 サービスと言って余分にさばいたおかげだ。 全くもって商才がない。]
あった、……これも最後か。
[透明なケースは段ボールに一つだけ。 そしてその段ボールの下に、開けられない金庫があった。 扉の横に「Channing」と彫られたそれは、先代が店を開く前からあったらしく、 店のものでないならと男は開ける気もない。 それに、サイラスは"最後まで番号を教えてはくれなかった"。>>235>>236 開けるな、と言うことなのだろう。
家財を処分する時に出す、そのつもりだ。]
(240) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[虫籠を持って再び店に戻る。 時間はさほどかかっていないはず。 一度家か詰め所に戻った方がいい量になってしまった事には軽く謝罪をした。]
…戻って来られない事に恐怖はない。 俺一人がいなくなったところで、何とかなるだろう。 労働での召集なのだから、やる事も大差ない。
[そうして街は回ってきたのだから。 先代がいなくなっても、イワイの跡取りが資格をなくしても、こうやって。]
ただ、……ただ、そうだな。 ヌヴィルに言われて気付いたけど、―― ……いや、何でもない、忘れてくれ。
[言葉にしようとして、やめる。 モルモットとしての召集も視野に入っているかも知れない事。 それを告げるのはあまりに惨めだ。]
(241) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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……蜘蛛、殺虫剤撒くならまた言えよ。 蟻の巣をに効くやつとはまた違うん、だ、から……
[誤魔化すように、ずいと箱をソウスケの方に押しやりながら、 かつて、ふと過った違和感を思い出す。]
……サイラス、下級種に効く薬は知ってたのか?
[それは小声の独り言。 再度問われても、また何でもないと繰り返すだろう。 彼は召集されていたし、男はその秘密を打ち明けられていない。 今気付いたところで、何もならないのだから。
でも確かにサイラスは言ったのだ。 『人間の薬は"上級種に"効くのか』と。>>0:165**]
(242) 2018/12/01(Sat) 15時半頃
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[ピスティオ君にドーナツを手渡せば、>>184 喜んだような寂しそうな、そんな顔をするの。 お別れは辛いわねって、 口には出さずに寂し気に微笑むの]
ええ、お手伝いしてほしい時はお願いするわね。 何も返せてないなんて事ないわ。 ピスティオ君もちゃんとお店の一員よ。 小麦粉の配達、いつもありがとう。
[ドーナツとともに感謝の言葉をお返し。>>185 さっきからありがとうって言い合ってるわねって。 なんだかおかしくてふふっと笑うの]
(243) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[店を後にするピスティオ君に手を振って。>>187]
ええ、いってらっしゃい。 孤児の子達によろしくね。
[にっこり笑顔でお見送りするの。*]
(244) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[そうしてまたお店をてきぱき切り盛り。 すると、ワカナさんが来てくれるの。>>199]
まあ、こんにちは。 わざわざ助かるわ、ありがとう。 ちょっと待っててね……、はい、いらっしゃいませ。
[ワカナさんに笑みを見せつつ。 まずはお客さんの対応をせねばとぱたぱたと。>>200 ようやく落ち着いた頃。 ワカナさんの番が来てほっと一息]
(245) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[遅くなったって言葉に首を振って。>>201]
いいえ、昨日の今日ですもの。 早く持って来てくれて嬉しいわ。 お店はね、きっとみんな惜しんでくれてるのね。 感謝しなくちゃいけないわ。
[少しだけ名残惜しそうにそう笑って。 重そうな本に気付いて視線を下すの]
まあ、重そうな本なのに悪いわね。 それじゃあ裏口側の入り口に置いててくれないかしら? 助かるわ。
[本当は私がやる事だけど、今はとても忙しい。 ワカナさんの言葉に甘える事にするの]
(246) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[そうしてワカナさんのパンを袋に入れて。 鳥の照り焼きパニーニにたまごドーナツを一つ。 にっこり笑顔で手渡すの]
うふふ、たまごドーナツ美味しいものね! 私もついつい食べ過ぎちゃうわ。
[昨日食べ過ぎた事を思い出して二人で笑うの。 そうして、ほわっとした後で。 ――はっと重大な事を思い出したの!]
……あ、本のお代!! ごめんなさい私ったら、忘れてたわ。
[本のお金を払い忘れてたのを思い出して慌ててお会計。 だめね、私ったら。いつも肝心な所で抜けちゃうの]
(247) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[そうして慌ただしくもゆるやかに時間が過ぎていく。 みんなが寂しいと、別れがたいと。 惜しむ声に笑顔で答えて。]
どうか、ワカナさんもお元気で。 また時折はここのパンの味を思い出してくださいね。
[ワカナさんとも会話ができていたらいい。 最後になるのかもしれないから。 だから私が別れ際に見せるのは。 やっぱりいつもと変わらない笑顔だ。**]
(248) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[兄と妹だというのに ひどく、ひどく歪だ。片方しか血がつながっていなから 彼の母が『そらふね』に連れられたから。女は知らない。 他人と呼ぶには、この心は兄と呼んだ日々が長い。
『生まれた』ときから、兄だった癖に 兄と『なった』癖に。ひとつひとつ、絵具のように 濡れた紙に滲んでいく。水彩画のようだ。 綺麗な、きれいな、水彩画。ああでもやり直しがきかない]
(249) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[混ざらない色が、ひとつ心の中にあった。 花をもって、笑った日があった。
―――兄が大好きなのだ。 結局、そこに着地してしまう。誰だって。 その手を知れば、楽観的な心は、悲観的になれぬ想いは。 今まで、彼を、兄以外の呼び方で呼ばなかった。
選ばなかった。のは]
(250) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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難しいことを云うね。 何、兄さんそれどこで聞いたの? 紫外線って、まだ私気にするような『年』じゃないよ 保湿はもちろん、きっちりやってますけど。
……ソウスケさんが云うなら別だよ
[言外に、兄だからダメなのだという。 それは『仮面』の兄に対する、優しく女心に疎い兄に対し 呆れたような言い方だ。普段の行いの違いだって 呟く声は、機能に添った動きだろう。
歪だと気づいても、刺激しなかったのは 何時かきっと兄が人並みの倖せを得るのでは そう思ったことが、彼の節々の言動から、望んでいたから]
(251) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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生きられるって、まるで家畜だね。 ………ほんとうに、恵まれているのかな。
好きな人を失うかもしれない恐怖におびえて。
……覚悟させられて
[まるで、農場の羊のようだ。 すべからくラム肉にされる食用のものと違うのは、 選ばれるものと選ばれないものがいることか。
悪趣味だとキングスを思う。彼らに悪趣味という気持ちも ないのだろうけど。(家畜相手に何を思うのか) この地で眠る母と父は幸運だったのだ。
――本当に?]
(252) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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…それでも、隠される方が傷つくよ。 笑えなくなるって。
私はもっと早く知りたかった
[もっと早くしれば ――覚悟が出来ただろう。昨日ピスティオくんから 贈られた花が過る。彼の前なら、私はきっと笑えるだろう。 大切な、大切な友達だから。ココアちゃんの前なら
泣いてしまうかも、先輩の前なら。 好きな人たちの前でも、感情の表出はひとつひとつ異なる 兄の前では――か弱い妹であって]
(253) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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…本当にね、ほんと
どうしようもないのに
どうして
[独りになるのだろう。
(もうずっと独りなのに)]
(254) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[嘘つき。うそばかり。 ああ、でも、彼にとって『神』はこのとき いるのかもしれない。
おかしな顔をする兄を見上げ思う。 ようやく、ようやく
と、手が髪に触れる瞬間]
(255) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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[『女』はほんの一瞬、眼を閉じた。 妹のまま。妹として。
案じた心のまま。『もう一人』がいる]
(256) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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……本当。
本当なら
[ねえ、嘘をつかないで]
……嬉しいんだよ
[いいや、嘘でも。 わたしはまだ縋っている。
目に見えているのに。歪なのに。それでも 小さく唇が形作る『名』はきっと彼には見えないものだ。 仮面をかぶる彼には見えないものを、>>232
羊の皮なんて、剥げるのに]
(257) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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そうなの?兄さん、もしかして イルマさんに朝起してもらったんじゃ ……私、イルマさんなら反対しないよ。
ちょっと、いやかなり年が離れているけど。
[そらふねに乗る相手に 何を言っているんだって自覚はある。あるのだが。 少しだけ望みに縋ろうとしてしまう。本当は誰に温めて 貰ったか――など、察しはつくのだけど。
開かれた包みの中をお皿の上に。 そうやって食べる用意をしていけば
兄に渡されたのは、女もののハンカチだった]
(258) 2018/12/01(Sat) 16時半頃
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