人狼議事


89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜

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ナユタ猫の集会 クシャミに投票した。
チアキ猫の集会 クシャミに投票した。
クシャミ保安技師 ナユタに投票した。(ランダム投票)
マドカ猫の集会 クシャミに投票した。
露蝶猫の集会 クシャミに投票した。

クシャミは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!


天のお告げ (村建て人)

―5月11日、早朝―

最後の掲示が貼りだされている

『住民投票により下記の者を処刑した事を報告する

――リリー・カートライト――』

(#0) 2013/08/08(Thu) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

―5月11日午前11時、町会便り号外――

『リリー・カートライトを最後の感染者と特定
処刑は昨日をもって終了とする
また本日正午をもってすべての通信網の回復、及び封鎖線を解除する事を宣言する』

(#1) 2013/08/08(Thu) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

―xxx年5月12日新聞一面―

WWS治療薬開発に目処が

政府保健省はM州K町で発生したWWSの治療薬、及びワクチンの開発目処が立った事を本日付けで発表した

〜後略〜

(#2) 2013/08/08(Thu) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

/*
こんばんは
村建てです
エピは取り敢えず1回は延長掛ける予定です
PL発言は引き続き灰でのみとさせて頂きます
引き続きよろしくお願いいたします
*/

(#3) 2013/08/08(Thu) 00時頃


【人】 三元道士 露蝶

―回想/5月10日夕方18時頃 住宅街の外れ、寂れた公園―

[マドカ>>35の頭から手を離し、黙って彼女の話に耳を傾ける。現状を受け止めながらも前に進もうとしている彼女の明るさに眩しげに目を細めた後、視線を中空にさ迷わせて]

んー……そうだねぇ…私は、どうだったろう。
小さい頃から本ばかり読んでたから、あまり勉強してるって意識は無かった、かな?

…大丈夫、本気だって、分かってるから。

(0) やなこま 2013/08/08(Thu) 00時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月11日午前11時半、チアキ宅―

[家主の許可を得ずにも郵便受けから取り出した号外に目を通すと、安堵…というには不釣り合いな気の抜けた笑いが漏れた。
あっけない最後。
漸く戻ってきた日常はまだどこか現実感が薄く――けれどそうも言ってはいられない事は理解していた

チアキとの別れの日はもうすぐそこだ]

チアキ、号外着てたぞ…封鎖、解かれるってさ

[多分、あと数日。数日はまだ一緒にいられる筈だと。
でも告げなければいけないのだろうとも――その事実を今だけは飲み込んで、リビングに居るチアキへと声を掛けた]

(1) nanono 2013/08/08(Thu) 00時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―回想/5月10日夕方18時頃 住宅街の外れ、寂れた公園―
>>0
[落ち込んでいるはずなのに、迷惑がらずに話を聞いてくれている。なんとか元気づけてあげたい、そう思った。]

おお!信じてくれたっすか!嬉しいっす!
無謀すぎて、てっきり笑われるもんだと思ってたっす!
お姉さんが思わず噴出すのを狙ってたんすけど…。
美人には笑顔一番似あうっすからね!

でも、本気っすよ!がんばって勉強して、ワクチン作るっす!
それにはまず、元気で健康に生きないと!
ご飯食べて、よく寝て、風呂入って、それから笑うっすよ!
お姉さん、ご飯食べてるっすか??
私いっぱい食料溜め込んでるんすよ!
お姉さんやせてるから、お肉食べるっすよ!
今度お肉持ってくるんで、焼肉パーティするっす!

[マドカはしばらくの間、話し続けた。寂れた公園に、場違いなほど明るい声が響き続けた。]

(2) jagabee 2013/08/08(Thu) 01時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

―5月11日 正午頃 マドカの家―
[マドカは号外みて、ため息を付いた。]

ワクチンできてるじゃないっすか!
何が処刑っすか!1週間我慢すればよかったのに…。
そしたらみんな、みんな…!

[号外を持つ手が震える。目からこらえきれずに涙がこぼれるが、顔を上げて笑ってみせる。]

なんにせよ、これで安心っすね!お兄ちゃんに教えてあげるっす!!
…お兄ちゃんのことは、どうすればいいっすかね…。
大人の人に相談するっす!迷惑かけるっす!トレイルさん公認っす!
とりあえずは、ナユタ君とチアキさんとルーティエのお姉さんにでもお願いするっすよ!

[マドカは家のドアを空けると、2階の兄の部屋に急いだ。]

(3) jagabee 2013/08/08(Thu) 01時頃

―回想・5月10日早朝、役場前(幽霊)―
 

[泣いてくれるほど大切に思ってくれているなんて考えもしなかった。なんだか告白されている気分だと、バカな考えに少し気恥ずかしくなり視線を逸らす。]

ごめんなさい、私そういうことに疎いみたいで。
悲しんでくれてありがとう、って言うのも変かしら。

[笑顔でお礼を言えば、次に続いた真摯な顔で告げられる言葉に少し首を傾げ、考える。自分は自分に優しくしてないのだろうか?甘えすぎだったと思っていたのだが、自分はまた何か取りこぼしているのだろうか。]


(続き)

そんな、蔑だなんて。
むしろ、自分の事ばっかりだったからこんな結果になってしまったんだわ…。
私、後になってとても大事にされていたと知って凄く後悔したの。
私を生かそうとしてくれた人達にとても報いれるような生き方じゃなかった。

だから、せめて、この事はずっと覚えて大切にしていこうと思ってる。

ありがとう、ラルフさん。

[こんなことを考えたことはなくて拙いと自覚しつつも自分の気持ちを少しでも伝えようと言葉を重ねる。
人として不完全な自分にいろいろなことを教えてくれた人。こんな子供な自分に付き合ってくれる彼に、生きているうちにもっと言葉を交わせばよかったと思った。彼の笑顔が寂しそうで、どうにかしたいのに、こんな時自分はどうしていたか思い出せなくて泣きそうになる。腕をひこうとしても、自分は彼に触れることすらもう出来なくて。せめて笑顔で見送ろうと思うのに勝手に涙がこぼれてくる。何故だかもう彼とは会えないような気がして心が苦しくなった。せめて最後ぐらい心配させないようにと、その場で嗚咽を噛み殺すことしかできなかった。]


【人】 水商売 ローズマリー

/*
(幽霊のやり方が分からなくて赤チャにしちゃいましたすいません(´・ω・`)

マドカちゃんが天使すぎてマリーちゃん死ぬ時つい泣きました…。
おっぱいぎゅーももう出来ないかと思ったらもう1ハグ2ハグしとくんだったぜ…!!!

トレイルさん超かっこよくて絡みたかったのにマリーちゃんと行動範囲似てる筈なのに会えなくてショボーン
男にしとくんだったと後悔せずにはいられない…!

そしてナユタさんとも結局ケンカ(?)別れ…死んでほしいって思ってるんでしょ?ってマリーちゃん全然思ってなかったですからね!
ただ自分は嫌いになれないのにどんどん嫌われていくようで拗ねちゃっただけですから本当すいません(´;ω;`)

パティちゃんにお母さんって言われたわーい!
飛び込んできてくれてもいいのよ…?←*/

(4) sizuku 2013/08/08(Thu) 02時頃

【人】 三元道士 露蝶

―回想/5月10日夕方18時頃 住宅街の外れ、寂れた公園―

マドカくらいの子は、まだまだ何にでもなれるからね。マドカの頑張り次第。
褒めてくれてありがと?

[『お姉さん』というマドカの呼び方>>2につい、くすりと小さな笑みが零れる。
暫くマドカの話に微笑みながら頷いていたが、辺りに夜が落ちてくると徐に立ち上がって彼女に片手を差し出した]

――そろそろ行こう。
送っていくよ。まだナユタの家に居るの?

[ナユタの家は分かるが彼女の家は分からない。いずれにしても彼女が望むなら望む場所まで送るつもりで。
彼女が断るならば、ほんの少し残念に思うだろうが無理強いするつもりもなく]

(5) やなこま 2013/08/08(Thu) 12時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

―回想:5月10日 20時頃 どこか〜11日 0時頃 処刑場―
[己の理性が、わずかに折れ始めたのが解った。チアキに離れるように警告する。その後少しして、機動隊の者が到着した。]

チアキ……さよなら、みたい、だ。好きで居れて……よかった
……どうか、幸せ、に……なって……

[自分の中から言葉を絞り出して、届ける。
今生の別れであるが故か。想いが多すぎるのか、逆に、涙は出なかった。

それだけ言って、無抵抗で捕縛され、処刑場に運ばれた。運ばれる間は振り返らなかったから、チアキがどんな表情をしていたかは解らない。
暗い廊下を通り、椅子に座らされ、両手両足を拘束され、処刑を待つ。

死が本当に目前に迫り、心の中が思いで満ちた。自分は幸せになりたいと思っていたが、その実、それなりに幸せだったということにようやく気付いた。
生きている者には幸せになってほしいと思っていたし、死ぬ覚悟も出来ていた、つもりだった。
だからこれは、言うだけならタダだから言うだけだ、と。一言だけ、呟いた]

……死にたく、ないな……

[しばらくして、破裂音が響き、視界がブラックアウトした。「クシャミ」として生きた少女リリーの命は、そこで途絶えた。]

(6) clock 2013/08/08(Thu) 12時頃

【人】 三元道士 露蝶

―5月11日午前11時 薬屋「三元道士」―

[届いたばかりの号外を片手に、定位置の長椅子に座したまま目を伏せる。
書かれた文面が、少女の死を語っていた。

全て終わった、のだ。

もう誰も殺す必要は無く、殺される必要も、ない。
それには自分も含まれている――少女が予見した通りに、自分が死ぬ理由は誰も与える事は無い。

此れで彼との約束は果たせた。
枷はもう何処にも無い。

束の間の開放感にひっそりと口元に笑みを浮かべて手元の号外を適当に床へ放り投げると、ころりと横になって目を瞑る。

遠くなる意識の中、何処かで犬の鳴き声が聞こえた気がした]

(7) やなこま 2013/08/08(Thu) 13時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

―5月10日早朝5時、街外れの空き地―
>>8:27
[「何も思わねぇ訳じゃねー」は……真実でもあり、気分を湿らせないという、彼なりの気遣いでもあるのだろうと、何となく解った。
不慣れではあっても、同じように、軽口を返すことにして]

……まあ、明日はあなたに返すよ。チアキはあなたの。……っていう言い方も変だけど、さ。

[薄く笑って。そうして、ナユタさんが手を振ってくれたので]

……うん、バイバイ、ナユタさん。

[手を振って見送る。さて、今はまだ朝早すぎる。
暫く休憩したら、チアキと二人で出かけるのに相応しい服装に着替えよう。残念だけど、穴が開いたお気に入りの方のパーカーは、毛布無しには着れない。こっちは鞄にしまって、予備のパーカーに着替えなきゃいけない。
徹夜した肌はさすがに不味いだろう、最後にシャワーくらい、ちゃんと浴びたい。

そう考えて……しばし休息。もう訪れないだろうと思っていた寝床に一度戻り、住宅街へ。]
―回想終了 >>8:19 へ続く―

(8) clock 2013/08/08(Thu) 19時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

―5月10日 朝11時頃 公園―
>>8:30
[この公園には、本当に子供の頃。パパとママに連れられて来たということを思い出す。その頃は、並木も綺麗に見れていたかもしれない……最近も見ては居たけど、その頃見た風景の方が、今見える風景とは近いようで。ちょっと、懐かしい気分にもなった。]

……あたしも、何度か来たことはある、かな。
でも……チアキと二人で見てると、違う風景に見える。……なんだか、新鮮。

[正直な感想だった。
チアキと二人、手をつないで歩く。チアキの温かい指先を心地良いとも思ったし、頼もしいとも思った。]

……あの木?

[大きな木の下にたどり着き、見上げる。堂々とした立派な木だ。
さすがに、自分は登ろうとしたことなんて無かった。
……今の自分なら登れるのは解ってはいるけれど、やらない。]

……チアキ、猫ちゃんみたいな頃があったんだね。
でも、あたしは降りられなくなるようなヘマはしないよ。

[そう言って、楽しげに笑った。]

(9) clock 2013/08/08(Thu) 19時半頃

―5月11日 正午頃 町役場前広場 / 霊体―
[死してもなお、霊体となって動けるということは、解っていたはずではあった。これまで自分は、パティやトレイルやラルフ、それにマリーといった亡霊と話してきたのだから。
……そういえば、オスカーやミルフィの亡霊は見当たらない。全てのものが亡霊となって彷徨うわけでもないということだろうか。

町役場前に来たのは「なんとなく」だ。特に理由は無かった。
そこで彼女は、「リリー・カートライトが処刑された」という情報と、「処刑は本日で終了とする」という2つの情報を目にする。]

……バカげた茶番劇も終わり、か……
ほんっと、人間ってのは度し難い生き物だね……

[あたしが嘘をついてる可能性は考えなかったのだろうか。
いやそもそも、何のために投票による処刑などということを考えたのか……本当は、皆殺しにすることで、外部への感染を防ぎたかったのではあるまいか。そのような事さえ、頭をよぎってしまう。
……しかしまあ、大したことではない。元々、解っていたことだ。
……それよりも。旧知の者達は、まだ同じように彷徨っているのか。彼女にとって重要なのはむしろそちらで。だから、軽い調子で……]


……おまたせ皆。ようやくあたしも死ねた!……あたしに殺されたクソ野郎ども、まだ居るなら復讐にでも来ればいいさ!

[天に向けて叫んでみた。言葉に反して、その口調に攻撃的な感情はない。
言っていることの半分は本心で、半分は嘘だった。
霊体となった者達と同じ立場で話したいという思いも、少なからずあったし、彼らが復讐をしたいというなら、それを受け止めるのも責務だと思っていたから。
しかし、幽霊となってまで、彼らの悪感情を受け止められる自信が無いのも本当だった。
現し世への未練はあまりなかった。「チアキにはナユタさんが居る」という安心感が占める部分が大きいのだけれど。]


【人】 友愛組合 チアキ

―5月11日午前11時半、チアキ宅―
>>1
[昨夜眠れなかった所為か、ソファに座り意識を揺らがせていた所でナユタの声に顔を上げる]

…え、……そっか、…そっかぁ

[…夢ではないのだろうか、とゆるゆると立ち上がりナユタの元へ。その身体を抱き締めて体温を実感する]

ナッちゃんも、俺も、生きてる、ね…生きていかなきゃ、ね…

(10) yoshiki 2013/08/08(Thu) 20時半頃

―5月11日正午頃、町役場前広場(幽霊)―

[自分が処刑されてから今までずっと、自分はそこにいた。紙が張り出されているのが見える位置のベンチに座り、人々を見ていた。
自分の顔を見て安堵している人、見向きもせずそそくさと投票して帰る人、ただ眺めている人、そして、自分の死を悲しんでくれた人。ラルフに言われた通りで、自分が思っていた以上に自分はちゃんと皆の心に居場所があったのだと不思議な気持ちがした。お礼を言いたいが、自分の声はもう皆には聞こえない。昨日、彼をすり抜けた手を見やり、死ぬのって淋しいんだな、と膝を抱えていつまでもいつまでも、人々を眺め続けた。
そうして次の日を迎え、クシャミが処刑されたのを知る。自分は彼女の為に何かできただろうか。そうして全てが終わったことに少しの安堵と虚無感を感じればその場でゆっくり眠りに落ちた。

そんな自分を起こすどこか懐かしく感じる声。]

…クー?

[声が聞こえた広場に目を向ければ、いつもの彼女の姿が在った。今の彼女からは重々しい雰囲気は見てとれない。自分は、少しでも役に立てただろうか?夢現に、『凄いなぁ』と彼女のもつ強さに目を細め、思わずつぶやいていた。]


【人】 友愛組合 チアキ

―回想、5月10日20時頃―

[少女に伸ばした手は機動隊によって阻まれた。さよなら、と言う言葉に喉が泣く]

…うん、…さよな、…ら

[笑顔で。最後まで笑顔の俺で。…駄目だ、ごめんね]

…待って、…嫌だ、行くな。離してよ、離せ、彼女を離せッ…!

[届かない、何もかも。ただ叫ぶしか無かった。こんなにみっともなく縋って泣いて…こんな筈じゃ無かったのに。ああ、もう背中しか見えない]

俺に、…やらせてよ…

[力無く呟く。知らない場所で知らない誰かに殺されるのかと思うと心臓が握り潰される。だったら自分の手で、…願っても何もかも遅かった。小さな背中は闇に消えて行く]

(11) yoshiki 2013/08/08(Thu) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

…クーちゃん、俺は…

クーちゃんと、リリーちゃんを

愛していた…ッ

[力の限り叫んだ、あの小さな背に届いたかどうかは分からない。

周りの機動隊は何時の間にかいなくなっていた。

足も手も身体も心も鉛の様に重く、立ち尽くしていた]

(12) yoshiki 2013/08/08(Thu) 21時頃

【霊】―5月11日 正午頃 町役場前―

[手持無沙汰になったパティはなぜか町役場前に来ていた。
なんとなく、人だかりの出来ている掲示板に向かう。
文字は読めないが、掲示板に貼りだされた写真を見て、クシャミが処刑されたこと、そして、安堵する人々の様子で、もう処刑が行われないことを察することは出来た。
処刑が終わった。
そのことに関しては、特に何の感情も抱かなかった。

ほどなくして、聞き覚えのある声が脳内に響く。

…へえ…来たんだ。

[来なくてよかったのに、と言外に匂わせて呟いた。
彼女を許すつもりはないが、自分と彼女が同じ立場になったことの方が居心地が悪かった。
気配で、クシャミはすぐそばにいるような気がしたが、特に探そうとも思わない。
彼女が気づいて、何か反応したなら、反応を返すかもしれないが。]


村の更新日が延長されました。


【霊】―回想/5月10日 早朝 繁華街付近―


……、アンタの、顔が。面白ェからに…決まってんだろ。
こんな面で、──今度こそ、俺をぶっ殺しに来てくれたのか?

[霊体になってなお、透き通った頬を流れる涙。こんな風になっても失くす事ができない『人間』としての感情が、彼女にある事を何より示す様な──色々な事を諦め、『死んだよう』だった彼女のそれを目にできた事が、今の己には確かに快かった。

…少し、息を溜めるかの様な動作の後、わざと常の自分の調子を戻す風な言葉を投げながら。常とは少々違った、皮肉の気配が薄い表情はそのまま、最後には逃げなかった彼女の短い髪上を掌が軽く通り抜けて、戻った]

相変わらず、素直じゃねーなァ。
──ちょいと安心、したぜ。

[笑う。そして、…少し笑みの気配を引き、少女の双眸の位置を眺めて、ふと顎を下げてまるで溜息を吐き出すような仕草]

おっ死んじまって漸く、こうなれるたァ、皮肉だがな。
アンタはもう自由だぜ。
…俺達にゃ、もう『足』なんざ関係ねェ。行きてェとこが見つからねーなら、行った事がねェトコだって、見に行けんだから。


「こうなっちまった」からには。──精々、楽しもうぜ。この、幽霊生活を…か?

[いつの日か…それは思ってみればほんの最近、しかしとても遠い日のように感じる、己が病にかかった際に彼女達へと皮肉に満ちて囁いた言葉を、敢えて思い出させる様なそれをゆっくりと重ねた。

楽しめる、ものなどではない事は。苦しみに満ちた物である事は、何よりも知った上、それでもこうして『動き出せた』彼女の存在をどこか祝福するように]


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