80 あの日、僕らが見た空は
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ペラジーに3人が投票した。
デメテルに1人が投票した。
ペラジーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
流浪者 ペラジーは、メモを貼った。
rubia 2013/04/29(Mon) 01時半頃
流浪者 ペラジーは、メモを貼った。
rubia 2013/04/29(Mon) 01時半頃
露店巡り シーシャは、メモを貼った。
mimu175r 2013/04/29(Mon) 01時半頃
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
natuka 2013/04/29(Mon) 02時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
kulenahi 2013/04/29(Mon) 06時半頃
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[頭がぐぁんがんなる鳴るのは、 やっぱり僕のせいなのでこれ以上文句は着けまい。 あの二人組の子たちが蹴飛ばしてったドアも 立てつけがおかしくなってることだろう。 さっきの僕と同じぐらいひどい音がしたから。
僕は自分の分の紅茶を口に運んだ。 あの男の子たちとの話のことを、僕は聞かない。 聞いたってどうしようもないと思ってるからだ。 だから僕は、真っ赤な手紙についての話をする。 白衣のポケットに突っ込まれてた、趣味の悪い封筒の中身]
えっと、読みますね いつものとこからですけど、 心臓売買の契約反古についてと、 それのとりなしー……みたいな
(@0) birdman 2013/04/29(Mon) 13時半頃
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[僕は手紙の内容を読み上げる。 下層の養育所から出荷するはずの心臓が出来なくなったと、 かわりに契約を代行してくれないかと。 心臓は、双子の片割れがいるから、おそらく適合する。 一度反古にしてしまった手前、信頼が薄い養育所に代わって、
――あ、もう読まなくていいの。 ミナカタさんが手を振ったのを視界の端でキャッチして 僕は口を閉じた。]
『断っとけ』
[その一言ですべてが終わるんだから、 やはり一人で行う業務というのは楽なもんなんだなぁ と僕は感心する。 僕の父親は、いつだって組織の中にいたから ミナカタさんみたいな大雑把さは、ここに来た当初 それはそれは慣れないものだった。]
(@1) birdman 2013/04/29(Mon) 13時半頃
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了解です、 とミナカタさん
[ミナカタさんもお茶を飲んで人心地ついたみたいだから せっかくだし今朝の本について物申しておこう。 物語の起伏があるハッピーエンドは大嫌いなんだって。 最終的な幸福を約束させられた上で、 主人公が葛藤し苦しみ、泥沼にはまる過程なんて見たくもない。 どうせ幸せになれるんだから、 徹頭徹尾幸せのままでいいじゃん。 無駄に僕の心臓を傷めない欲しいんです。 だからもっと、買うなら面白い本をって、 言おうとしたら、ミナカタさんが遮った]
(@2) birdman 2013/04/29(Mon) 13時半頃
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『27番の購入者、目途が立ったそうだ』
[目線が合わなかった。 お茶を持つ手は震えていた。
なんて、そんなことはなく。 僕もミナカタさんも、飲みかけのお茶さえも 表面をゆらすことなく普通の顔している。 結局、僕らにとっても商品は商品なだけだった。 それを申し訳ないと思うことなく、僕は了解を告げる**]
(@3) birdman 2013/04/29(Mon) 13時半頃
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[高い、高い、壁。 梯子のように突き出ている鉄の棒を、ひたすら登り続ける。
……………
もう、どれくらい登っただろう 数えていないけど、もう何回も右手と左手を交互に出して、鉄を掴んでは離して…を繰り替えしている。
途中で誰かが下から呼ぶ声が聞こえた。なにやってるんだ、とか、降りてこい、とか…そんな事を言ってたのかもしれない
けど、振り向かなかった。 下を向いたら墜ちてしまいそうな気がして。 ただひたすら、次に掴む鉄骨を、上を、見ていた。]
(0) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時頃
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……………………………
[やっと辿り着いた、天井の穴。 薄い蓋のようなものを下から押すと、簡単にそれは開いた。]
…………わぁ…………………
[そこは、水槽のある青い世界。 初めて見る光景に息を飲んで ナポレオンフィッシュに触ろうと伸ばした手が、冷たいガラスに触れた]
(1) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時頃
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[聞き慣れた彼の声は、鮮明に聞こえた。
足首に何かが触れた気がして、ひょこと視線を下に向けると あの黒猫が目を細めながらすり寄っていた]
(2) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時頃
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―――ここまで来れば、もうすぐだよ
ほら、はやく おいで
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[猫を撫でようと少女は屈んだけれど するりとそのその手を抜けて猫は歩き出す 数歩進んだところで振り返って闇のように黒い目をこちらに向けて まるで「ついておいで」って言ってるみたい]
…………、…………………
[こくん 頷いて、揺れる猫の尻尾を目印にしながら歩き出した 水槽の中でゆったりと泳ぐ魚たちは目を開けて眠っている。
緩い坂道になっていたようで、しばらく歩くと、だんだんと道は狭まっていった 青い光が白になりつつある空間で、ふ…と猫が軌道を変え 壁にとりつけられたダクトへと入ってゆく]
―――………ここ、…………?
[もう少し行った所に上層へ通じる扉と見張り人がいることなんてホリーは知らないから、なんで黒猫がこんな所を案内するのか分からなかった。 でもダクトから出てきた猫が私を見上げてまた入っていくものだから 床に寝そべって、匍匐前進しながら中に入っていくことにした]
(3) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時頃
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[暗い暗いダクトは、煙の匂いと雨の匂いが混ざったような匂い。 でも不快には感じなかった。 真っ暗だけど、時々にゃあと鳴いてくれる猫の声が心を奮い立たせてくれる
格子状につくられたダクトの蓋の向こう側にある いくつかの綺麗な光と いくつかの上品な声と いくつかの良い匂いを這いながら通り過ぎて
ひとつ、格子が外されている部分を見つけた。 猫がそこから外に出たので、少女も同じように外に出る。 暗闇に慣れた目が、眩しさを避けよう細くなった]
(4) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時半頃
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――オスカー……………
[立ち上がって、その名を呼んだ。]
(5) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時半頃
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…………うん、……………………
[同じように少女も微笑んで返した
広い広い部屋の中に寂しそうにベットがポツンと置いてあって 彼はそこに上体を起こして座っていた。
部屋には、動物の剥製や宝石やきらびやかなお皿などがところ狭しと飾ってあって、なんだか綺麗だけど息が詰まるような空間だなと思った こんなところで育った母、逃げ出したくなるのも分かる気がした]
(6) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時半頃
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[そして、気付く]
………オスカー、まさか………
[微笑む彼の目に、包帯が巻かれていることを]
―――…目が、見えない……の?
(7) kulenahi 2013/04/30(Tue) 01時半頃
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[その青を見つめている内に。ふと、生温かい物が、瞳から溢れ零れていくのを感じた。青い空。広い空。それは、あまりにも、美しくて―― ――遠く。ヨーランダが微笑む姿が、見えたような気がした。 綺麗な空色の瞳は、とても、穏やかで]
……、
[暫く、そうしていてから。少年は手の甲で涙を拭い、周囲を見渡した。視界の端に、エアシップの機体が映り込む。潜り込もうか、と、衝動的な感情めいた思考が、頭に浮かんだ、けれど―― 少年は、踵を返した。 帰ろう、と、思った。 求めていた空を目にして、目的を達成して、初めて。 己は遠くに行きたかったわけではないのだと、本当に空を見たかっただけなのだと、「自分」を知りたかっただけなのだと――惑いなく、確信出来た]
(8) mimu175r 2013/04/30(Tue) 04時半頃
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[少年は、最下層を目指し、来た道を戻っていった。階段を降り、青い海めいた階層を抜け、白い街へと至り――足を、止めた。 否、止めざるを、得なくなった。 白い街を早足に進んでいた黒い少年は、何処からか湧き出たような白い住人に取り囲まれた。惑い、逃げ道を探し視線を彷徨わせる少年に、一人の男が近付いてきた。先に見た神官めいた男とは違う、本当に神官らしい男。金のおかっぱの、眉間に深く皺を寄せたその男に、少年は腕を掴まれ]
[掴まれた周囲に、鋭い痛みを感じた]
[その、すぐ後]
[少年は、意識を失った]
(9) mimu175r 2013/04/30(Tue) 04時半頃
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[そして気が付いた時、少年は、白い部屋にいた。壁も天井も一面に白い部屋で、白い寝台に寝かされていた。少年は室内を見回し、己を見下ろすように見た。いつもとは違う、白い入院着のような物を見に付けているのを認めた。 それと同時に、少年は違和感を覚えた。 どうしようもない、違和感を。 その違和感の正体は、すぐに知れた]
…… あ、……
[――少年は、右目を、失っていた。 その赤は、部屋の片隅に置かれた硝子ケースの液体に浮いていて――]
(10) mimu175r 2013/04/30(Tue) 04時半頃
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[少年は、窓から部屋を抜け出した。二階からの着地は少しく足首を痛めたが、気にはならなかった。逃げないと。帰らないと――そんな思考が、頭を占めた。片方の眼球を失った悲しみなどは、浮かんでこなかった。意識などしないように、していた。 頭にちらつく赤の印象を振り払いながら。 右目を覆う包帯の端を揺らして、少年は走った]
……っ、あ……は……
[息が切れても、心臓が悲鳴をあげても、肺が痛んでも、足を止める事は出来なかった。足首の痛みも、些細な事に思えた。足を止めるという事は、あまりに恐ろしく]
あ、
[エレベーターを降り、生産区域まで来て、少年は止まった。失われる酸素に、痛む足首に、右目の奥底に、限界を感じて。少年はライ麦畑に寝転んだ。来た時と同じ、しかし来た時と違って「昼」の明るさに満ちた其処に。 ふ、と、目を閉じて]
(11) mimu175r 2013/04/30(Tue) 05時頃
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[少年は眠りに落ちた。そして、未だ「夜」が来たらない内に、目覚めた。再び眠りたいと、思った。いつまでも眠っていたいと、思った。だが。起きなければ。起きて、帰らなければ。頭の芯から、そう促されて]
……
[蹌踉とした足取りで、黄金色の中を歩き。 少年は、改めて最下層を目指した]
(12) mimu175r 2013/04/30(Tue) 05時頃
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[それから、どれだけの間、歩き続けただろう。 少年は、最下層に辿り着いた。 家に戻る、と、ヴェスパタインが出迎えてくれた。勢い良く腰を上げて振り返った様も、驚嘆、安堵、苦渋、と移り変わっていった表情も、らしくないな、と、思った。少しだけ、唇を緩め]
……ヴェスパタインさん。 ……空を、見てきたんだ、……
[そう呟いた、少年に、ヴェスパタインは歩み寄ってきた。長い腕で抱き寄せられて、瞬いた後、少年からも抱き着いて]
――ただいま……
[小さく。だがはっきりと、口に出した。 此処で「目覚め」てから初めて、陰りのない笑みを、浮かべた。 この目に映してきた、「虹の彼方」を思い浮かべながら。怯えや不安のない、穏やかな気持ちで、瞑目し――]
(13) mimu175r 2013/04/30(Tue) 05時半頃
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[少年を見ながら、ヴェスパタインと名を持つ男は思った。
ああ。こいつも、私と通ずる運命を辿る羽目になるとは、と。揺らいだ髪の隙間から、右目が覗く。其処に眼球はなく、代わりに漆黒の球体が嵌められていた。男はまた、左目にコンタクトを嵌めていた。その下には、紅が――少年と同じ色があり]
[男も、少年と同じように、かつて異端とされた者だった。
そして、右目を奪われた後、この階層の住人となった。
それから、一たび、空に向かいもしていたのだった]
[こうも似通った事をするなど。本当に、まるで親子のようだ、と思った。実の息子のように思う、少年。
生みの親より、育ての親――そんな風に、少しでもなれているのなら、思って貰えているのなら、いいと。この先、少年が、少しでも幸福に、平穏に過ごせたのなら、いいと。
祈りながら、男はその身を抱き締めた]
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[――空色の、夢に、*沈んでいった*]
(14) mimu175r 2013/04/30(Tue) 06時頃
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[僕は商品を届けに行く前に、 溜めてしまった書類を片づけることにする。 一枚たりとも白い紙を残さず、とは思ったけれど やはり重複があって、僕の机の上には 数枚の白い紙が残ってしまった。 残っているのは重複だってミナカタさんに 声をかけているので、明日間違えることは無かろう。]
…………
[何を書こうか考える。 考えながら助けを求めて机の上を見渡したら あの女の子が置いてった飴玉に気が付いた。 甘い。下で買えるにしては高級なお味だ。]
(@4) birdman 2013/04/30(Tue) 11時半頃
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