190 【身内村】宇宙奇病村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
ワクラバに1人が投票した。
エスペラントに5人が投票した。
エスペラントは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ワレンチナが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ミツボシ、イースター、ワクラバ、アシモフの4名。
エスペラントの声が宇宙の暗黒へと遠ざかり、ワレンチナが目を覚まさなくなって……2週間が経つ。
次元航法装置は修理の目処がついていた。ワクラバやイースター、ミツボシの努力によって部品の代替を作り、チェックし、失敗し、それを繰り返してやっと何とかなりそうだった。
食糧の備蓄や酸素を作り出すためのエネルギーは、次元航法装置のエネルギー充填を考えると……人数が減ったため予定よりもっているが、限界は見え始めた。
(#0) 2016/05/20(Fri) 00時頃
|
― 2週間前 / 自室 ―
――、
[自室の壁を、強く殴りつける。]
[後手に回るにも程があった。 サイバーセキュリティが専門の自分が居ながら、船内AIにシステムエラーが生じた。]
[もっと早くAIの復旧に着手して成功していれば、AIの補助により船外活動の危険性を下げられていたかもしれない。]
……最悪だ。
[拳の痛み以上に、胸奥から込み上げる吐き気が不快だった。]
(0) 2016/05/20(Fri) 00時頃
|
|
― 2週間前:倉庫 ―
[ブーツを苛立だしく踏み鳴らしながら、倉庫内に眠る機材を睨むように吟味する。あの直後、エスペラントを救うためのあらゆる手段を立案、協議し、可能であれば試みたものの、いずれもが失敗に終わった。無情にも時間だけが悪戯に経過していく。『無茶はするなよ 諦めよ』師と仰いだ男の、最後の教えが頭の奥で鳴り響く。] ……ちくしょう!ふざけるな! こんなのってねぇぞ!!
[胸の底からわき上がる怒りと焦燥。ワクラバはきつく握りしめた拳を振り上げ、そして、とまった。この拳を何に、誰に振り下ろせばいい。決まっている。そんなものは1人しかいない。ワクラバは、腕を降ろし、その拳を自身の左頬に叩きこんだ]
[唇が切れ、鼻から出血した。目の奥がチカチカする。エスペラントが居なくなった今、やるべきことはなんだ?脳裏に残されたクルーたちの顔が浮かぶ。イースター、アシモフ、ミツボシ、そして―]
……ワレンチナ
(1) 2016/05/20(Fri) 01時半頃
|
|
― 2週間前:ワレンチナの自室 ―
[それは一見すると、ごく普通に眠っているようだった。 声をかけて、頬を叩き、肩を揺さぶる。 それでも、ワレンチナが目覚めることはなかった。]
へへっ……なんだよ。せっかく来てやったってのによ。
[横たわるワレンチナに腕をまわし、その身体を抱きしめる。 穏やかな息づかい。心臓の鼓動。暖かく柔らかな感触。 ワクラバの中で、何かが震え、弾けた。]
(2) 2016/05/20(Fri) 02時頃
|
|
[首元に手をあて、フェイスカードを取り外す。 醜くただれた素顔が空気に晒された。 一瞬の躊躇。そして、ワレンチナに顔を寄せる。
唇と唇が触れ合った。
ワクラバの頬に、熱い涙が伝う。 今の今まで、堪えてきた涙が、溢れ出した]
……やっぱりダメかい? 俺じゃあ、お前さんの"王子様"にゃ、なれねぇって? つれねぇなぁ……ワレンチナ。
[涙が流れるまま、静かに寝息をたてるワレンチナをきつく抱きしめた]
(3) 2016/05/20(Fri) 02時頃
|
|
― ワレンチナ搬送の翌日:ワレンチナの自室 ―
[ワレンチナの個人端末に触れる。電源は入ったままだった。Remdaに関して隠された事実があるとすれば、それは巡り巡って、La=Sta=Demonicの利益にもつながるだろう。ワクラバの正体をワレンチナが知ったら、どのような顔をするだろうか。胸の奥がズキズキと痛む。聞かなかったことにして、忘れてしまおうかと、何度も考えた。だが、もしも、Remdaを持ち帰る本当の理由が、ワレンチナにとっても悲願であるのなら――
キーを叩き、Remdaに関する一連のデータにアクセスした。警告と共に出現した、セキュリティコード入力欄に『iamwhatiam』とタイプする]
……『在るがまま』か。 お前らしいぜ、ワレンチナ。
[認証が終わり、Remdaに関する事実がモニターに表示された―]
(4) 2016/05/20(Fri) 03時半頃
|
|
― レクリエーションルーム兼食堂 ―
Mr. Moonlight〜♪ You came to me one summer night〜♪ And from your beam you made my dream〜♪ [耳にしたイアフォンから、軽快な音楽が流れる。充填機用エネルギー配管の23度目の試作を終えたワクラバは、昏睡しているナユタ、シルク、ワレンチナ、3人を見舞った後、食堂に訪れた。
食料棚を漁り、補助食糧のカロリーキャンディを口に放る。イースターがバーチャルで食事を取る際に舐めていたものだ。例のキノコ料理は、まだ試してはいない。]
さて……どうすっかな…
[食卓の上に図面とテキストを広げた。あれから2週間半。食糧の備蓄。動力の燃料。謎の昏睡。考えるべきことは多い。キャンディを舌で転がしながら、段取りを決めると、まず便箋を広げ、ペンを手に取った]
ハローCQ
(5) 2016/05/20(Fri) 04時半頃
|
― 回想 ―
あぁ?文通?
[エンジンをメンテナンスしていたワクラバは、レンチを握ったまま、エスペラントの勧めに、そう返した。それまで、手紙を書く習慣など、この粗野な男にはなかった。]
おいおい、勘弁してくれよ。
惑星調査員の審査に通るかどうかって瀬戸川だぜ?そんな下らねぇもん書いてる暇がありゃ、1kmでも航行実績を伸ばしてぇんだよ、俺は。しかも、なんだ?相手はまだションベンくせぇガキじゃねぇか。
[すぐに飽きて終わるものと、冷やかし半分ではじめた文通。まさか、便箋とペンを買い揃え、返信を心待にするようになるとは、このときのワクラバは思いもしなかった]
|
― 医務室 ―
よぅ、アシモフ。手、空いてるかい? 悪ぃが、またメンタルチェックしてもらいたくてよ。
[ワレンチナを医務室に寝かせてから、しばらく、ワクラバは荒れた。普段は抑えている感情の起伏をコントロールできない。怒り、叫び、泣いた。]
······面目ねぇ。あんときは、情けねぇ姿みせちまったな。 あんたの方が、よっぽど大変だってのによ。
なぁ、顔色が悪いぜ?養生はしてくれよ? あんたに倒れられたら、それこそお手上げだからな。
[ここ最近のワクラバは、いつにも増して饒舌だった]
(6) 2016/05/20(Fri) 15時頃
|
|
― 医務室 ―
[ワクラバの声が聞こえるとアシモフは医務室の奥から出てきた。彼は最近よく、医務室奥で薬液に浸かったままのヤンファに話しかけている。]
やあ……メンタルチェックか、いいよ。
[その毛並みは荒れ、髭は折れ曲がり、尾は乾ききっている。 ヴィジョンモニタのチェックボードを出し、いくつかの器機につながったコードを引っ張り出してきた。]
情けないなんてことはないさ、当然デよ……人として、当たり前さ。
ああ、ありがとう……大丈夫、ぼくは丈夫なんだ。それが取り柄なんだからさ……大丈夫。
[細いコードの先はとても薄い円形のシールタイプになっている。それをワクラバの額や喉、胸部、腕につけていくつかの質問を始める。 しかし、結果はわかっている。]
(7) 2016/05/20(Fri) 16時頃
|
|
……なんだったらリーマスかジプレキサでも出しとこうか、安定薬さ。
[『一部情緒不安定』。それがここ最近の結果だ。異常ってほどじゃない、こんな状況だ。 しかし。アシモフはわかってきた。
――おそらく、次に眠るのはワクラバだ。]
(8) 2016/05/20(Fri) 16時頃
|
|
[だが、彼にそれを告げてはいない。意味が無い。 症状の予測がついても、治療ができない。感染を防ぐ方法もわからない。幸いにしてまだ二週間、彼が眠ることはなかった。 ならば、黙って観測することが一番有益だとアシモフは判断した。]
(どうせこのままじゃ……全滅だ)
[航法装置が完璧に直るまで、ワクラバが欠けてもイースターが欠けても帰還はほぼ不可能になるだろう。 自分の船員としての無力さをまた感じる。]
(9) 2016/05/20(Fri) 16時頃
|
|
(ぼくは感染の拡大を防ぐんじゃない、こうなってしまっては……) (治療法を見つけなければ、帰る意味が無いんだ)
[だから、治療のために犠牲を厭わない。治せないのならば帰れなくたっていい。 アシモフは既にそう考えるまだ追い詰められていた。]
(10) 2016/05/20(Fri) 16時半頃
|
― 回想 ―
ああ?ふざけてんのか?
ネズミじゃねーか!?
逆に病気もらうわ、こんなもん!!
[参加する惑星調査隊クルーのプロフィールを眺めていたワクラバは声をあげた。エスペラントは、愉快そうに笑い、ワクラバをたしなめた。
そのネズミに、航行中、3度も命を救われた]
|
おぅ、もらってくぜ。ありがてぇ。 これ目当てに来たようなもんなんでな。
[処方された安定薬を受け取り、懐に入れた。どれだけ効果があるのかはわからない。]
こっちが無茶できるのも、あんたが船に居てくれるからだ。 感謝してるぜ。ありがとな。
[らしくもないことを言う、と心の中で自嘲する]
目処がたって、こっちはちょいとばかり余裕できたんでな。 力仕事が要りようなら呼んでくれ。こっちもそれだけが取柄でよ。
[それだけ言うと、医務室を後にした。やつれきったアシモフの姿に胸が痛む]
(11) 2016/05/20(Fri) 20時頃
|
|
― コンソールルーム ―
[イースターが居る頃合いを見計らって、ワクラバは自動扉をノックした。彼女の責任感の強さは、この航海を通して充分に理解している。それだけに心配だった。中から返答があれば、扉を開いて中に足を踏み入れる。]
……よぅ、試作品の実験データ、そっち送ったぜ。 もう見てるとは思うが、まぁ、一応な。 今度こそ、なんとか様になってるはずだ。
あー……なんだ。こんなときだがよ。 イースター、おまえが居てくれて心底助かったぜ。 スキルもそうだが、メンタル的にな…… ありがとよ。
[自然と口から出た言葉に自分でも驚く。今日は、相当にウェットな気分らしい。ばつが悪くなり、頬をコリコリと掻く。]
(12) 2016/05/20(Fri) 21時頃
|
― 回想 ―
マジかよ!?
アンドロイドかと思ったぜ……。
[惑星調査隊クルーとの初顔合わせの場で、思わず同期のナユタと小声でささやき合った。まったく表情の動かないそのクルーが、ワクラバには血の通っていない人形に見えた。]
不気味な女だ……
なに考えてるんだか、わかったもんじゃねーな。
[それがまったくの思い違いであることを後に知ることになる]
|
おっと、そうだ。 話は変わるがよ、ちょいとこいつを見てくれねぇか?
[懐から設計用ノート型端末を取り出し、イースターの前で開いてみせた。モニターから、ある装置の立体図面が投影され、中空に像を結んだ。ワクラバは、指でモニターのパネルに触れ、図面をクルクルと回転させる]
動力炉の変換機だ。Pavr=opetyの土産にもってきたエネルギー結晶(>>1:149) あれをうちの動力炉の燃料に使えねぇかと思ってよ。
事前調査で、設計の基礎はだいたい出来てんだ。あとは補正かけて最適化すりゃ、まぁなんとかなるだろうよ。La=Sta=Demonicのトップシークレットなんだが……。へへっ、この際、知ったこっちゃねーな!
[Pavr=opetyから採取したサンプルを利用する。ワレンチナの発案(>>2:9)から着想した考えだ。決断するのに長らく時間を要したが――
ノート型端末を閉じ、イースターに差し出す]
検証、頼んだぜ。俺は、ちょいとミツボシをメンテしてくる。ながらくほったらかしだったからな。おっと、セクハラなんて言うな?
じゃあな。
[それだけ言うと、ワクラバはコンソールルームを後にした。ミツボシの姿を探す。]
(13) 2016/05/20(Fri) 21時半頃
|
|
-倉庫-
[電力は大変貴重なものでしたので、ワタシは倉庫の片隅に座っておりまし。 あれだけ賑やかだった船内はいつの間にか静けさに包まれ、寒々とした気配に押し潰されてしまいそうに思えます。 皆様の疲労もピークに達しようとしていました。疲れを知らないワタシこそが今動くべきだったのですが、ワタシには、この船のことは、 いえ、ワタシを取り巻くなにもかもがわからないのです。
エスペラント様が居なくなった時。ワタシはにいますと言葉にしました。なのに、エスペラント様は暗い星空のなかに吸い込まれてしまいました。 皆様がエスペラント様を助けようとする間も、ワタシは見ていることしか出来なかったのです。 誰も彼も一人にしないためには、ワタシは、皆様の出来るあらゆることを出来なくてはいけないのです。
矛盾しています。
誰も彼もを一人にしないために作られたのに、なぜワタシはなにもできないのでしょうか?
無力感という機能は、ワタシから電力以外の動力を奪っていきます]
(14) 2016/05/20(Fri) 22時頃
|
|
― 倉庫 ―
[搬入口から顔をだし、薄暗い倉庫内を見渡す。Remdaの泳ぐ巨大な水槽がほのかに赤い輝きを放ち、倉庫内はうっすらと桃色に染まっていた]
……ミツボシ、いるか?
(15) 2016/05/20(Fri) 22時頃
|
|
>>15
ワタシはここにいます。
[物思いに沈んでいたからでしょうか? 不意のワクラバ様の声に驚きました。視覚を繋ぎ、体のあちこちにエネルギー巡らせ、ワタシは立ち上がりました。 立ち上がると、生体部品のいくつかが強張っているのがわかりました。そのままにしておくわけにもいかず、ワタシは小さく伸びをしました。体を動かすと、それだけでいくつかの機能が付随して起動します沈んでいただけの思考が泡のように浮かび上がります]
ワクラバ様、いかがなさいましたか?
(16) 2016/05/20(Fri) 22時頃
|
|
[ミツボシの声を耳にして、ほっと安堵する。ついで、ミツボシが伸びをする仕草を目にして、思わず笑いが漏れた]
おっと、すまねぇ。 昼寝中だったか?
[ミツボシの方へ、ゆっくりとした歩調で近づく。こうして話をするのも2週間ぶりだ]
いや、別に用ってわけじゃねーけどよ。 しばらく、構ってやれなかったろ? メンテナンスでも、してやろうと思ってな。
それとも……シルクじゃねーと、やっぱり嫌か? なら、まぁ、話だけでもよ。
[薄暗い倉庫のせいか、水槽の灯りによる影の具合か、ワクラバの眼には、目の前のミツボシが落ち込んでいるように映った。]
(17) 2016/05/20(Fri) 22時半頃
|
(出会いの記憶が闇に覆われている。なにも思い出せない。)
|
>>17
メンテナンスは、必要です。ワタシは壊れています。 ワタシは、誰も一人にしないために作られたのに。 ヤンファ様にも、シルク様にも、ワレンチナ様にも、エスペラント様にも、付き添う事が出来ませんでした。
[何故でしょうか、気が付いたらワタシは、ワタシが隠していたことの一部を言葉にしていました。ずっとしこりになっていた言葉にならない機能が、今は作動しなかったのです]
ワタシは看取るために作られたと、自己を定義しています。 機能不全を起こしています。
(18) 2016/05/20(Fri) 22時半頃
|
|
……看取る?
[ミツボシの口から発せられた言葉に、おやっ、と目を細めた。この調査船に付属している汎用アンドロイド。そう聞いている。誰から?わからない。]
確かに、星間航行に事故は付き物だがよ……
[いつかの様子を思い出した(>>2:19)あのときから、ミツボシは、独りで苦しんでいたのではないか?]
……オーケー。必要ってんなら、はじめよう。機能不全と聞いちゃ、黙ってらんねぇしな。まぁ、そこ座れよ。ああ、床じゃねー。椅子があんだろ?そう、それだ。意外とクッションきいてんだぜ。
[倉庫の道具棚から、メンテナンス用の器具を取り出す。腕のバングル型端末を取り外し、小型スピーカーにつないで、スイッチを押した。スピーカーから、ゆるやかなバイオリンとピアノの戦慄が流れる。]
へへっ……なにはともあれ、これがなくっちゃよ。
[何世紀も前にEarthで作曲されたレガシーミュージック。"ジャズ"というタイプだそうだ。]
……さて、聞かせてくれや、御嬢さん。 おまえを、どう治してやればいい?
(19) 2016/05/20(Fri) 23時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る