118 冷たい校舎村【R15】
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櫻子に1人が投票した。
ベネットに10人が投票した。
ベネットは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
櫻子が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、クラリッサ、明之進、チアキ、ラルフ、ヤニク、クシャミ、ホリー、トレイル、カリュクスの9名。
――キーンコーンカーンコーン
[午後8時50分。冷たい校舎にチャイムは響く。
その音が、もたらしたもの――あるいは、連れ去ったもの。
校舎に伏す白い身体。そして、また。]
[――の姿が、見当たらない。]
(#0) 2014/04/12(Sat) 00時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 00時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 00時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 00時半頃
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……そう、だね。お腹、空いたかも。
[そういえば、前に食事を取ったのはいつだろう。 鞍馬、櫻子、柚木や鳥塚がが作ってくれた軽食を思い出す。 ――ああ、あれきりだったっけ。そりゃあ、お腹だって空く。]
うん、行こう。
[神崎の言葉>>247に頷いて、購買へと向かった。 購買につけば、サンドイッチが並ぶ棚の前に立ち、その中から1つを手に取る。]
[そういえばこれ、賞味期限、大丈夫なのかな。 ひどく日常じみた懸念に、包装紙に刻印された日付を確認する。そういえば、今日は、何日だっけ。 癖で持ち歩いていた携帯電話を開く。表示される日付を見て、――ああ、]
『――2月X日 PM : 』
[保健室で覚えた違和感。そういうことだったんだ。]
(0) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[その後は、口数少なく食事を済ませ、そのまま教室へと戻る。道中、気付きを口にすることはなかった。 連れ立って教室に戻った時、そこに他の面々の顔はあっただろうか。]
(1) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[未だに、心臓がどきどきしている。 乙女か、と自分を叱責しても、それはなかなか収まらない。 頬を両手で軽く叩き、教室に向かって歩く、その最中、
―――チャイムが、鳴った>>#0 浮かれる自分を、突き落とすかのように。
やけに、胸騒ぎがした]
(2) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[平根が、いない。
一緒に教室へ戻ってきたはずなのに、気づけばその姿が消えていた]
平根は…?
[独り言のように発されたそれに、誰かが気づくことはあっただろうか]
(3) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[平根がいないのに気づいたことと、チャイムが鳴り響いたのは。
ほぼ同時だった]
(4) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[暫し、立ち尽くしたあと、図書室へ踵を返した。 さっきの今で引き返してくるなんて、無礼にもほどがある。 内心、笑ってみても、ざわざわとした、虫が這いまわるような寒気は消えない。
図書室の扉を見上げる。 深呼吸をひとつして、こんこん、と、扉を叩いた]
……結城?
[呼びかけても、返事は、ない。 それどころか、物音ひとつ聞こえない。 胸騒ぎは、大きくなっていく]
(5) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[久住や倉元と共に購買へ行き、食事を済ませる。 置いてあったおにぎりを食べながら、そういえばこれ腐ったりしないんだろうか、とぼんやりと考えた。 食べ終わったら、陽が落ちてくる中、2人と共に教室へと戻って。 それから皆が揃うのを待ちながら、夜まで過ごしただろう。
そして、再び、チャイムの音が鳴り響いた。]
平根?そういえば居ないな…
[八城の声>>3が聞こえて教室を見渡す。しかし、その姿を見つけることは出来なかった。]
(6) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[頭をよぎったのは、雪に埋もれた、白い、マネキンの姿。 そんな、まさか]
……ごめん、開ける。
[少しだけ、荒々しく扉を開いた。 部屋の中は、静まり返っている。 結城の姿は、ない。
足を踏み入れて、見回した視界の隅に入ったのは、やけに白い、足。 本棚の影から飛び出したそれに、よろよろと近寄る]
(7) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[購買で聞いた、平根の過去と昨日の夜起こったこと>>3:210 それが頭に引っかかって心配になる。
四階に行くなと釘は刺しておいたけれど、もしあのマネキンを見てしまっていたら。
『錯乱して気を失って――』]
……。平根、探してくる。
[立ち上がり、一時間以内には戻ると教室にいる面々に告げて、教室を出て行こうとした]**
(8) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[壁にもたれかかる、女子の制服を着た、白いマネキン。 長い、黒い鬘の毛先には、見覚えのある、リボンが引っ掛かっている>>3:246。
立っていられなくなり、その場にへたり込んだ]
……なんで。
[絞り出すように、吐き出されたのは、それだけ。 何で、結城はいなくなったのだろう。 何で、皆、いなくなっていくんだろう。 何で、あの時、置いていってしまったんだろう。
何で、何で、何で そう、問いかけても、答えなんてあるわけもない。
悲しいはずなのに、何故だろう。涙は出ない。 口元に微笑を湛えたまま、暫くは呆けたように、その場に座り込んでいるだろう**]
(9) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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──少し前──
[シャワーを浴びてすっきりすると、少し食欲も沸いてきた。 保健室で提案した通り、食事を取りに千景とともに購買部へと向かう。>>3:200
そういえば財布を教室に忘れてきたな、と思い出す。 自分たち以外人のいないこの世界でお金を出すことに意味があるのかは謎だったが、ここが「学校」の形をしている以上、なんとなくタダ食いも居心地が悪い。
どうしよう、と千景に話しかけようとした時、その当人に服の裾を引かれた]
千景?……
[どうかした?と尋ねかけて、その真剣な表情に言葉を呑み込む。 そして、千景が続けた問いかけに、]
(10) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[──知りたく、ない。
ドクリ、と心臓が嫌な音を立てる。 咄嗟に心中に浮かんだのは、否定の答えだった。
……知ってまた、間違えたら。
あの時と同じように、また間違えてしまったら? 間違えたことにすら、気付けなかったら?]
(11) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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──回想──
[古川由良と、その妹の芽衣は、仲のいい兄妹だった、と思う。 少なくとも…の方は、妹をとても可愛がっていたし、 これからもずっとそうであると思っていた。
……芽衣が、重い病気を患うまでは。
芽衣が中学に上がる前のことだった。 ある日突然に身体の不調を訴えた芽衣は、そのまま入院する。
『……****ですね』
告げられた病状の名。 聞いたこともなくて、…も両親も、間の抜けた答えしか返せなかったことを覚えている。 退院しても、妹はそのまま学校に通うこともままならなくなり、不自由な生活を強いられた。 ──芽衣の性格が豹変したのは、その頃からだ。]
(12) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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[天真爛漫という表現の似合っていた妹は、徐々に、…を含む家族らにきつく当たるようになった。 おそらくそれは、ままならない自分の身体への苛立ちで。
『お兄ちゃんには、わかんないよ』 『なんでもできる人が、そういうこと言わないで』
『ねえ、そういうの、自己満足っていうんだよ』
自分のハンデを武器にして、周りに八つ当たりを繰り返す芽衣。 出来れば彼女に優しくしたかった。 支えてやりたかった。 実際そうしようとしたし、身の丈に合わないと知りながらも医学の道を志したのもそのためだ。 けれど、…は、"間違えた"。
『 』
あの日、芽衣に向かって言い放った"間違い"は、今も…の中にこびりついて離れない。]
(13) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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[内心浮かんだ答え>>11を、けれど、…は口にしなかった。 間違えるのは怖かった。 でも、何も知らないままであることへの恐怖が、今は勝っていた。
天真爛漫で明るかった妹。 いつだって騒がしくて、笑顔の似合う千景。 頭の中で、2人の姿が重なっていて]
……正直、聞こうかどうか迷ってた。 教えてもらっていい? 千景が、言ってもいいって思ってくれてるんだったら。
……俺は、ちゃんと、知りたい。
[迷った末に絞り出した声は、擦れていただろう**]
(14) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 02時頃
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あ、八城、一人では…!って、行っちまったか…
[平根を探しに行く、と言う平根を止めるか、追うかしようと思ったが、既に教室を出て行くところで。女子なら流石に追うが、1時間後には戻ると言っていたし、八城なら大丈夫か、と思い追わないことにした。 そして、教室内に居る他のメンバー(平根・結城・鞍馬・八城以外は全員居ただろうか)に向き直った]
あー…とりあえず、何するにしてもさ、情報を共有すべきだと、思うんだよな。
[知ってる奴も居ると思うけど、と前置きして。]
…今日の朝から、堤と鳥塚の姿が見えなくなった。それで、堤の姿をしたマネキンが、姿見の中にあって。鳥塚の姿をしたマネキンが、身投げ状態で発見されたらしい。
[慎重に言葉を選びながら、その場に居る者に知っている情報を伝えた]
(15) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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[教室に戻ったのはシャワー室の後 購買で食事を摂ってからのこと 倉元が口数少ないのが気にはなったが
それよりも、神崎の方が気がかりだった その驚きの軽さが、予定調和めいていて 現実を受け入れたにしては、違和感が残る それをなぞったような印象が拭えなかった]
(16) 2014/04/12(Sat) 02時半頃
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[教室に戻ってから4度目の鐘が鳴る 平根がいないと八城が廊下へ出て行った]
八城は俺が…
[追う、と躊躇う神崎に告げる 彼はどう返してきただろうか
八城はすでに鳥飼と堤のことは知っている だからこそ、平根に気がつき行動を起こした
彼になら、平根の知る あのことを伝えておくのに適任だろうかと 咄嗟に思ったのもあったかもしれない]
(17) 2014/04/12(Sat) 03時頃
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―少し前―
…ああ、頼む。悪いな。 その間、他の奴らに状況伝えとくから。
[八城を追うと言ってくれた久住に、少し申し訳なさそうに言い、皆に状況説明をしておくと告げる。 隠し通せるわけでもないからさ、と付け加えて]
(18) 2014/04/12(Sat) 03時頃
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誰かお姉ちゃん見たー?
[教室に集まった面々に尋ねる。 誰か反応はあっただろうか。 どちらにしても見かけた人などいるはずもなく。]
私、またお姉ちゃん探してくるねー。
[鐘がなり、平根を探しに行くという話になれば便乗して。 教室を出ようとする。]
(19) 2014/04/12(Sat) 09時頃
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―教室―
――鳥塚くん、も?
[神崎の言葉に、思わず息を呑んだ。知らない。聞いてない。 朗らかに笑っていた彼を、差し出されたハンカチを思い出す。 身投げ、なんて。ねえ、それはあんまりだ。]
[どうして。 また、どうしようもなく答えの出ない問いに固まりかけて、 けれど、そんな中で当たり前のように動こうとする柚木>>19に気付けば、それを引き止める。]
あっ、かりゅうちゃん、まって、 1人でいっちゃだめ……
[それに、彼女は何を言ってるのだろう。]
外、出れないよ。お姉さん、ここにはいない、でしょう。
(20) 2014/04/12(Sat) 10時半頃
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別に大丈夫だよー。 さっきまでも一人で回ってたけど何にもなかったし。
[倉本に呼び止められると振り向いて。]
ん? 外に出れないの知ってるよ。 お姉ちゃんが助けに来てくれたの。
[笑顔でそう言った。]
(21) 2014/04/12(Sat) 11時頃
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でも、一応、1人になるのは避けた方がいいよ……
[『なんともなかった』そう言う彼女に、強くは言えず、もごもごとそう言って。 続く言葉に、顔が引き攣った。]
『助けに来てくれたの』
[もうほとんど、諦めていた。ここは普通じゃない。助けなんて、来るはずがない。 先ほど気付いた事柄が、余計にそれを助長していた。でも、]
――助けに、って
[信じてもいいんだろうか。けれど、柚木の様子はどこかおかしい。 どうしよう。反応できず、助けを求めるように、説明役をこなしていた神崎を見る。]
(22) 2014/04/12(Sat) 11時頃
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[再度、柚木に向き直って、言う。]
かりゅうちゃん。ここ、どこなんだろう。外にいる人は、ここを見つけられるのかな。 ――多分、ここね、取り残されてる。
[携帯電話を取り出して、日付表示を指し示す。 『2月X日』見覚えが、あるでしょう。 あと何日。そう数えながら、カレンダーをめくる日々を送っていた。 だから、多分、間違いない。]
朝が来て、夜が来たのに、 ――日付が、進んでないの。
[声が震える。意識的に、声を大きくする。]
だから、多分……助けなんて、来ない。外からここを、見つけられない。
(23) 2014/04/12(Sat) 11時半頃
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待て…俺もつき合う
[平根を探しに行く八城に声をかけ そのまま一緒に廊下へ出る]
心当たりあるか?
[歩きながら八城に尋ねる]
行きそうな所とか 逆に行かなさそうな所とか
(24) 2014/04/12(Sat) 12時半頃
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