155 【身内】砂煙の村
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ベネットに1人が投票した。
シメオンに8人が投票した。
シメオンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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[世界は一度、暗闇に包まれ、何も聞こえなくなる。指先、全身の感覚がなくなって。
それがどのくらいあったか。五感が失われると何もわからない。ふと世界は暗闇から解放され、元通りの明るさを取り戻す。 そこには、今までと変わらない村と、砂になったはずの少女。さらに、処刑されたはずの青年までもが。 他に砂へと変わった人間は、消えた場所で元通りの姿になっているだろう。]
(0) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[目が覚める。頭は、動く。 腕をついて起き上がる努力をしてみれば、その努力が形になり、起き上がることができた。 地面に座り、手を握ったり開いたりして感触を確かめる。うん、大丈夫。 周りにも幾人かいるけれど、ボクが見つけたいのは、]
……、た。
[あれ、喉がまだ本調子じゃないな。ボクは彼女を見つけたことを言いたかったのだけれど。 首を左手で撫ぜながら、立ち上がって右手の手袋を噛んで引っ張る。すぐに外れる手袋から、裸の右手が出てくれば、左手の手袋をも外す。 そうしたら、これはもう用済み。後ろに軽く放り投げてしまおうか。後ろにいる人間にぶつかったのなら、あとで謝ろう。 そして彼女に向かって歩き出したなら、その名前を呼ぶ。]
…ソフィア。
[多分だけれど、彼女はボクのこと怖がるんじゃあないかな。 怖がらないように、いつもの笑みを作ってみたけれど、彼女が"砂"になる直前に見たものと同じだから、もしかしたら余計に怖がるのかも。]
(1) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[あれ、私はどうしたんだっけ。 頭が重くて動かしたくなくて。彼女が唯一わかるのは、今自分に自我があるということ。 重い指先を動かしてみよう。彼女の指先は素直に動いて、芝生の感覚を脳へ伝えてくれるらしい。そのまま上半身を起こしてみれば、いつもと変わりない広場があって。 ああ、あのとき私は……、]
…っ、しめ、お…
[確かに彼に触れて、消えてしまったはず。 なのに、その彼が今、目の前に。 軽く私の名前を呼ぶものだから、思わず目を疑う。]
(2) master 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[あれ?意外と、怖がっているかと思いきや、驚いてるだけみたい。 そんな彼女に近づいて、膝を曲げ同じ目線になる。 うぅん、やっぱり可愛いな。この、ただ驚いただけの表情も。 そのまま腕を広げて、彼女に思いっきり抱きついてみようか。 彼女の細い体に腕を回して、少しだけ力を入れてみる。肩に頭を乗せて、猫のように頭を擦り付ける。]
…ソフィア、会いたかったよ。 1日ぶりだね。
[少し引いて、擦り付けていた頭を彼女の顔の前へ。 そのまま軽く頬にキスを。 多分また、消えるのではないかって怯えた表情が見られると思うけど。]
あのね。 一度あの世界は死んで、本当の世界になったんだよ。 人に触れたら砂になるなんて、本当はあり得ないのさ。まあ、ボクがあの世界を創っていたのだけど。
(3) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[彼女の目を見て話をする。口元は、彼女に再び会えた喜びで緩んでしまっているだろうけど。 緩んだ口元から種明かしをつらつらと述べたけど、彼女の頭で処理できているかはわからない。]
だからもう…、この世界では人に触れたって、何にも起こらない。
[結論。つまるところ、そういうことだ。]
(4) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[そんなことを頭でぐるぐると考えていたら、彼はいきなり抱きついてきて。 いきなりわけがわからない。どうして私なんかを抱きしめてくれるの。それに、この距離だと、また。]
シメオン………、こ、これは……。
[どういうことですか、と続ける間もなく、彼は私の頬へキスを落とす。 心臓が五月蝿い。周りの音なんか聞こえなくて、彼の言葉と私の心臓だけが、耳に入る。 ああ、夢だろうか。以前もこう、彼から触れてきて、私は彼の手に触れた途端ああなってしまったから。恐怖と、鼓動の音とが重なって、どんどんわからなくなっているのに、彼はもっとわけがわからないことを言いはじめる。 彼が創った世界、って、なんだろう。世界が死ぬってどういうことなのだろう。 でも、そうでなければきっと自分は今ここにいないだろうし、少しだけ、信じられる。触れても消えないというのはにわかに信じ難いのだけれど。 だけれど、彼が言うのなら。]
…それは、本当なんですか。シメオン。
[そう言って、指先でそっと、彼の頬を突いてみる。]
あれ…、消えない…!
[本当に私は消えなくて、もっと彼の頬を両手で触る。頬から首。彼の手を。 感触を確かめるように、触れて。]
(5) master 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[べたべたとボクを触る手は、少しうざったいし、擽ったい。 頬ならまだいいけれど、首はぞわぞわするし、手の指と指の間は擽ったい。]
そ、ソフィア。そんな、触らないで…。
[彼女はボクの忠告など聞く気もないみたい。まあ、擽ったいのは我慢するから、気が済むまで好きなだけ触らせておけばいいか。 でも、その前にこれだけ。 べたべたと触る手をのけて、彼女の方を向き直す。そのまま彼女の唇へ己の唇を軽く押し付けて、すぐに離す。 愛を行動で示せることは、言葉で示すことよりも、素晴らしいものだと、ボクは思う。もちろん違う考えの人もいるだろうけれど。 愛を行動で示すことができない世界は、少し不便だった。他の人々を見ていても、もどかしかった。その世界はもう終わったのだけど。]
(6) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[青年と少女の話は、見ていた人々、その話を信じて実際に人に触れてみた人々によって村中へと広がった。 もちろん、知らないままの人だっているだろう。 信じられないような話。だけれど、昨日までのことは、すべて村の人々の記憶に刻まれている。 これからをどうするかは、その人間次第。]
(7) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃
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お疲れsummerです
ご参加いただきありがとうございました
中の人発言はご自由にどうぞ。
(#0) 2015/04/12(Sun) 09時頃
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[折角ゆっくり行こうとしてるのに足を速めるおじちゃん>>2:147を こっそり睨みつけなながら、ぐい、って 腕を引いてみる。 そうしたら こっちにあわせてくれたから、ひと安心して
問いかけには答えてもらえなかったから、ちょっとふふくそうにしながら 横道に向かうおじちゃんに、ちいさく首をかしげて でも 一緒にいる時間が増えるなら、ことわる理由なんてないから。
ゆっくり ゆっくり歩きながら、ほんのすこし 口がゆるんじゃう。
こうしてると、なんだか こいびとになれたみたい。 他所から見ても、そうはとれないってわかってるけど ……ぼくが勝手にそう思うくらい、いいよね ]
………… そっかあ。
[悲しまないって言ってもらえたら、へら、って 情けなく笑って 嬉しいけど、ねえ そういうことは、こっちを向いて言ってほしいな。 信じてないわけじゃないけど……目をそらされるのは、かなしいよ ]
(8) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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えへへ。ありがとう。
[何度も、何度も。どうしてそんなに 念を押すみたいに言うんだろう。 くり返される約束は、なんだか やぶることを望まれてるような、そんな気分になっちゃう。
だから、いいこにするって言葉にはうなずけないまま ぼくはただ わらうだけ ]
……うん ごめんね。 もう、きかないよ。だから きらわないでね。
[目をふせて、おじちゃんの腕をぎゅっと抱いて ほとんどうわの空みたいに返事をする。
どんなにゆっくりあるいたって、おうちはどんどん 近づいてきて ずっと一緒にはいられないってわかってるのに、どうしても 足どりは重くなっちゃう。
それでも まわり道をしてくれるってことは おじちゃんも、ちょっとは一緒にいたいって 思ってくれてるのかな ……それなら、教会においてくれればいーのに ]
(9) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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……これ? これは、うーんと……いちおう、ひとにさわらないためって、おかあさんが。
[今まで聞いてこなかったのに、いまさらどうしたんだろう。 不思議に思いながら、どこかぼんやりしたまま答えて ふいに、組んでない方の手をおじちゃんのお顔の方に ]
あんまりいみは、ないけどね。
[そで越しに、つつ、って おじちゃんのお顔をなぞって ちょっとだけ、目を細めちゃう。
おかあさんは 用心のためよって言ってたけど たぶん ぼくをしばりつけたいだけなんだって、気づいてる。 でも それをおじちゃんに教えるわけには、いかないから。
やっぱり、ごまかすみたいに笑うことしかできないや ]
(10) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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――あ、
[唐突に、声をあげて腕をもうすこし上にあげようと でも じゃら、って 鎖がのびきっちゃったら、手がとまっちゃって ]
おじちゃん かみのけに、ごみがついてるよ。 はらってあげるから、ちょっと かがんで?
[腕をのばしても、流石におじちゃんの頭にまでは届かないや。 ぼくももうちょっと、大きければよかったのに もっともらしく、そんなふうに言いながら
おじちゃんが屈んでくれたなら、ぐい、って首にかかったロザリオを引きよせる。 そうしたら 体勢をくずしてくれたかな ]
……ごめんね?
[近づいたお顔に、ささやくようにそう言って すこし背のびをすれば、こっちから唇をおしつける。 なんにも 間にはさまないでふれた唇は、たばこのにおいしかしないや ]
(11) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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[呟いた言葉に返されたのは、酷く弱々しいものだった>>112。 俯いた彼に何も出来ずにいれば、ぽつり、と透明な雫が彼から落ちて、地面を濡らしたのに気付いただろう。
―――どうして君は、泣いているの。
震える身体がか細く見えて。どうして、泣かないで、なんて、彼を宥めようと――いや、自身の揺れる気持ちを、落ち着かせようと。彼に手を伸ばそうとしてみたけれど、続いた言葉に身を固めることになっただろう。]
………。 ……それなら、私も。――“おかしい”な。
[はは、とどこか諦めたように笑みを零して。伸ばした手はそっと、彼の頬を包んだだろう。そうして上を向かせるように少しだけ力を込めれば、彼は素直に従ってくれただろうか。もし嫌そうにされてもここは引くつもりはないのだから、無理矢理にでも目を合わせようとしたけれど。 ――ほら、こっちを向いて。]
(12) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 12時半頃
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私だって…、君に触れてみたい。 ……ふふ。潤んだ瞳も、綺麗だな。
[流れる雫を拭いとって、口元を緩める。彼がこんなに必死になっているのに笑うだなんて、不謹慎かもしれないけれど。 それでも涙に包まれて一層輝く瞳の美しさと、――彼が同じ気持ちであったことの、嬉しさと。表情が緩くなるのは、仕方のないことだと思うんだ。 本当は、彼の瞳に溜まる涙に、口付けを落としてしまいたいものだけれど。それはまだ出来ないから、手で我慢。]
……でも、ベネット。 私は君が消えてひとりになるのは嫌だし、懲罰房に送り込まれるのもごめんだ。 それと、……ひとりで消えるのも、怖い。
[今度は視線を逸らさないよう。彼の顔に手を添えたまま、柔らかく言葉を紡ぐ。 身勝手な言い分でしかないけれど。ひとりきりほど、恐ろしいものはないじゃないか。だから――]
(13) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 12時半頃
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[いつもよりもゆっくりとした足取りで、遊歩道を進む。木々の間から潮の香りを感じつつ、坊主の口元が緩んでいる(>>8)のは見なかったフリをしてやろう。 静かに散歩をする時間は嫌いじゃあない。本当は、散歩と祈りは一人でするのが好きなんだが……今日だけは、別の話だ。
出した答えは、果たして坊主の望んだものだったろうか。嬉しそうに笑う様に、ふとそんな事を思いつつ、最後まで頷かれなかった言葉にはざわりと胸が騒ついて。 眉を寄せて坊主の方を見れば、返された返事(>>9)はどこか、上の空に聞こえた。
あぁ、この時から。嫌な予感はしていたんだ。だがどうせ、もう少し時間を引き延ばそうだとか、どうしたら家に帰らずに済むだとか……そんな事を考えているんだろうと、そう思ったんだ。]
(14) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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こら、危ねェだろう。……触るんじゃあない。
[鎖の理由(>>10)は、納得出来るような、出来んような。どこかはぐらかされたような感じすらして、そこは実に気に食わんかったものの、それ以上言及する事はない。 用心の為と、それにしては長い鎖。ただ袖に包まれただけの手とは、どうにもちぐはぐには思えたんだが。 それでも、面倒事は御免だ。人様の家庭の事情に口を出して、得をした試しなんざありはしない。坊主が言いたく無いのなら、無理に聞く気は更々ない――正義の味方気取りをするつもりなんて、無いと。]
(15) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――ゴミ?別に構わん、自分で取……あぁ、クソわかったわかった、……さっさと取れ。
[唐突に上げられた声(>>11)には、怪訝そうな視線を寄越し。頭にゴミが付いてようと、そんなモンは自分で取ると組んでいない方の手を伸ばすものの。 坊主の腕は既に、頭へと伸びていたモンだから。仕方が無いと溜息ひとつ、坊主に煙がかからんように煙草は手に取り背を屈めた。
まさか、さっきの今で。坊主が約束を破ろうとするだなんて、思いもしなかったものだから。 引かれるロザリオに体勢を崩して、触れそうな程に近付いた坊主の顔には。そしてまるでそれを狙っていたかのように落とされた坊主の言葉には。
――痛い程に心臓が、跳ねた。]
(16) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――いい子にするんじゃあ無かったのか!!
[思わず怒鳴り散らした声が、辺りに響く。激昂した声は、表情は、坊主を怯えさせたかもしれんが、そんな事は今はどうでもいい。 肩を掴む手を、頬へと伸ばし。両手で坊主の顔を掴み、強く奥歯を噛み締めた。
後何分――いや、何秒だ。どれ程の間、坊主は人間でいられる? 眉を下げてまるで泣きそうな顔をする自分は、それは酷く情けなく写っただろうが。どうすれば坊主が消えずに済むかとそればかりを考えていたから、そんな事に気を回す余裕なんざありはしない。
そうして、時計の針は幾つ時を刻んだろうか。二度目の潮風が吹いても、鳥が鳴いても。一向に消える気配の無い坊主に、向けた目には微かな困惑が混じる。]
(17) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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…………、
[坊主の顔から手を離し、片手の手袋を外し。視線を揺らして暫し悩んだ後に、恐る恐る生身の手を坊主の顔へと伸ばす。 指先が触れた瞬間、思わず無意識に手を引いて。それでも触れた指先が砂に溶ける事が無かったのなら、今度はゆっくりとその頬を、つつむ。]
……消えるんじゃあ、……、
[ぽつりと呟いた言葉は、呆然とした響きを孕んだまま辺りに溶ける。自分に触れた坊主の唇も、坊主に触れた自分の手も。未だ、人の形を成している。
女よりもずっと、硬い。だが今まで触れたどんな肌よりも安堵するその頬へと触れながら。 もしもこの先消える事があっても、その時は自分も道連れか、と。顔を歪めて微かに笑えば、触れた手を一度、振り上げた。]
(18) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――……ッ、この糞餓鬼!! 約束は守れと何度も言っただろうが。さっきの今で破る奴があるか、えぇ!?
[渾身の力を込めた拳骨を、坊主の頭の上へと落とし。聞こえよがしに舌を打てば、怒りを孕んだ眼差しを坊主へと向ける。 肺に溜まった息を、大きく長く、吐き出し。あぁ、クソ。お前さんのせいでまた煙草を落としてしまっただろう。]
あれだけ言ったろうが、……クソ。 考えておく話はチャラだ、いいな。二度と顔を見せるな。
[坊主が例え呻こうと、決して宥める事はせず。腕を組んで坊主を見下ろし、怒気を含んだ声で告げる。 約束は、約束だ。破ったのならそれ相応の処罰をしてやらんと、と。 もしも坊主が腕を伸ばして来たとしても、決して触れさせずに。眉を寄せたまま、伸ばされた手を振り払っただろう。
――それでも。暫くして呼吸がまともに出来るようになったのなら。 坊主に向けて手を伸ばし、さっき拳骨を落とした頭を自分の胸に抱き寄せて。]
(19) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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[大きな怒鳴り声>>17に、耳がキーンてして すっごく怒ってるおじちゃんの表情に、それでもぼくは 笑顔を返す。
ぼくの顔をつつむてのひらが、最後のあたたかさだったら そんな消え方も悪く無いじゃんって、そんなことを考えながら でも いつまで経っても変わりのない体に、ちいさく首をかしげちゃった ]
だ めだよ、 おじちゃんは さわっちゃ、
[こっちにのびてくる手>>18に 思わず体を引こうとしたけど、体がこわばって動けない。 ためらいがちに触れる、おじちゃんのてのひらに どくん、って おおきくおおきく 心臓がはねて
だめだって、言ったのに。 そんなことしたら、おじちゃんも消えちゃうよ。 ……でも それなら、どうしてぼくは消えないのかな?
ほっぺを包む手が離れたら、なごりおしそうにしちゃったけど 意味深に笑うおじちゃんの表情に、すぐにそれもなくなって ]
(20) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃
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……ッい゛!
[これまでで一番痛いげんこつ>>19に、にぶい悲鳴をあげながら 聞こえる舌打ちの音と キツいまなざしに、体が震えちゃう。
だって てっきり消えるものだって思ってたから、その後のことなんて、なんにも 考えてないよ。 怒られたり 嫌われたりとか、そんなの、関係ないって思ってたのに ]
…………な ん なんで きえないの
[ちいさく呟きながら、それでも続くおじちゃんの言葉に顔を上げて たいへんなことをしちゃったって、いまさら気づく。 もう 手遅れなのかもしれないけど、でも ]
やだ、 まって やだよ、やだ、やだぁ……!
[やだ やだってだだをこねるみたいに頭を振りながら のばした腕は、それでもおじちゃんには届かなくって ]
(21) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃
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[怒りのままに怒鳴り付けても、坊主の笑顔は崩れない。その事に対する苛立ちと、そして坊主が砂に溶ける恐怖と。幾ら頭を巡らせた所で、坊主が消えずに済む方法なんて浮かぶ訳も、なく。 その笑顔には、どんな意味があるんだと。それすらも思い至れんままに、ただ時間だけが過ぎていく。
時間が経つにつれて、募るのは焦燥ばかり。この一秒後に坊主の顔が砂になって行くと思えば、恐怖で身体が震えそうだ。 だから、その身体がいつまで経っても消えん事に気付くのは、少しだけ、遅れたろう。
自分は触っておいて、俺には触るなと言う坊主(>>20)の言う事なんざ聞く気などさらさら無い。本当に嫌なら手を振り払うなり、逃げ出すなりすればいい。 ――もっとも、今。そんな事をされた所で、触れるのをやめるとも思わんが。
自分が消えるかも知れんという恐怖と、もしかしたらやっぱり迷信なのではという期待と。 整理が付かんままに触れた坊主の肌は――思ったよりも、柔らかかった。]
(22) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……まだそんな事を……いい加減に、ッ
[こっちの剣幕に押されてか、震えながらも此の期に及んでふざけた事を抜かす坊主(>>21)に、頬と眉を眉を引き攣らせる。 消えなかった事を安堵するのならまだいい、だが坊主の言葉はまるで、消える事を望んでいるようじゃあないか。
だから続く言葉は、必然的に冷たいものへ。言葉と視線とで坊主を突き放しながら、その間に何とかこの背に浮かんだ冷や汗を収めようと。]
……煩い。喚くな。お前さんの自業自得だ。
[震えそうになる声は、何とか隠す事が出来たろうか。伸ばされた腕(>>21)を振り払うのも、本当は一苦労なんだ――ともすれば、その腕を引き寄せてしまいそうで。]
(23) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……はあぁ。そんな理由で、消えようとする奴があるか、阿呆が。 今日は帰っても、……また明日、来りゃあいいだろう。今生の別れにしてどうする。
[コツン。抱いた腕で坊主の頭を軽く小突き。流石にこの言い分だけは理解が出来ずに、ただただ呆れの息を吐くしかない。
離れたくない、と。そりゃあ離れ難い事もあるだろうが、だからと言って消える事を選ぶ奴が何処にいる。 それならまだ、触れるのを我慢出来なかっただとか――そんな理由の方が、納得出来るってモンだ。]
(24) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……坊主。 死んだら、それまでなんだ。二度と、"ご褒美"も無いんだぞ。
[頭を抱いたまま、がくりと肩を落とし。窘めるように、そして何処か探るように言葉を落とす。
そりゃあ、自分に落ち度が無いとは思わん。まさかこんな自殺紛いな事をされるとは思わんかった、なんて。そんなモンはただの言い訳だって事も分かってる。 だが、それでも。"ご褒美"と称して触れた時の、あの坊主の顔は。 こうして碌でもない事を坊主に続けてしまうくらいには――魅力的だったんだ。]
(25) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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