159 戦国 BATTLE ROYAL
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、トルニトス、カリュクス、露蝶、リー、ユージン、キルロイ、エフ、ヘクター、スージー、クシャミ、ガストン、八重の12名。
◆-----三日目の吊り襲撃-----◆
吊り:露蝶[[who]]
襲撃:八重[[who]]
(#0) 2015/05/19(Tue) 01時頃
吊り:リー[[who]]
(#1) 2015/05/19(Tue) 01時頃
吊り:ユージン[[who]]
(#2) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[主が大斧を振るう。 その度に風がおきる。
まるで人形のように吹き飛ばされる敵たちの中、主が急に止まった。 何か、虫の知らせを感じたように。**]
(0) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[幾らでもという富楽>>1:115] [その言葉に彼の臣より棘のある視線が向けられた気がした]
[やはりどこも総大将は大事にされているものだ] [ちらとその視線に目を向けて、小さく笑った]
わたしが?太刀を?
[銃が専門かと聞かれて素できょとんとした] [目を丸くしたまま富楽を見つめ―] [すぐにくすくすと笑いだす]
生憎、これより重たいものを持ったことがなくて。
[そう言って片手で短筒をくるっと回した]
[もちろん、嘘だ] [嘘ではあるが、太刀は人並みに扱える程度に過ぎない] [力の強さはやはり男には敵わないのだ]
(1) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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ええ、そうですね。 後のお手合わせの機会の為にも、今は―
[新しい世の始まりを…] [そして、怨敵を]
[そのターゲットが鷹船の使う忍の手にかかる間際なのは知らぬまま] [土竜を走らせると言った富楽>>1:116に頷いて見送った]
(2) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 01時頃
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[>>1:117楽しくもあり、悲しくもあり。そう答えた鷹船に、間合いを詰めながら同意を示し。]
そぉだね。 でも…
[足を払おうと繰り出された槍を跳ねて避け、牛若よろしく穂の根元付近にとんとつま先で立つ。]
そーゆうことは、最後まで生きてたらの話し…でしょ?
[にこり。 不安定な槍の上で小さく身をかがめ、跳躍。 鷹船の頭上を飛び越えるように空中で半円を描く途中。 無防備な空中でジャラリと関節剣が音を鳴らすと、鉄の旋風を放った。*]
(3) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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さぁて。 婆婆と黒猫からの伝令、改めて詳しく聞かせてもらおうか。
[遠巻きにしていた隊に戻れば、臣下達は、勿論相当に渋い顔をしていたが、そんなものどこ吹く風で、伝令を聞き直す。]
ふぅん……どうしてくれるかな。
[考えるのは、どちらの戦況が有利か不利か……ではなく、どちらがより楽しめそうか、である。 結果、向かうと決めたのは]
黒猫のところへ向かうぞ。
(4) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[落とした第二刃はまたも空を切った。>>1:119 ち、と舌打ちが零れたのは、逃した獣が兵と争う李家の隊へと向かっていくからだ。]
随分と機転の回ること。
[あの身のこなしをする獣に、いくら怯まないとはいえ立ち向かえるかは別だ。 特に弩を持っている兵達は近接戦に向かない。 兵を一度退かせるのも考えつつ、退けば祭文に向かうと分かっていれば背を向ける選択はなかった。
獣の背でも自由に動く身を持つ相手に、馬に乗ったままもまた不利と判断し。こちらも馬を下り後方へと馬を退かせた。
両手で柄を持ち、軽く振って空気を鳴らす。]
手綱もつけないなんて奔放ね。 それならここからは、 飼主同士の語り合いのお時間としましょうか。**
(5) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[山間を駆ける。駆ける。駆ける。 下忍たちでは到底追いつけまい。単身、小太郎は駆けた。 その疾駆する姿は、まさに“猛犬”だ]
……狗神。
[やがて視界が開け、目に入ったのは。 今にも総大将の首を討ち取らんとする露蝶>>1:118の姿だった]
っち。
[舌打ちをするのと、総大将の命が絶えるのは。 どちらが先であったろうか。 大手柄を挙げた同業者に、憎々しげな視線を送った]
(6) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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総大将の首級を挙げて、ご満悦の様子だな。狗神。 大手柄じゃないか。
[くつくつと笑った。 苦無を数本構えつつ、油断なく間合いを詰める]
だがな、その男はいま関係ない。 生憎、主からそいつを守れとは言われていない。 俺の管轄外だ。
[す、と小太郎の目が細くなった]
先刻、旅装束の女を殺っただろう。 俺の知己だ。幼い頃からの付き合いだった。
[言い終えた刹那。じわり、と小太郎の全身より殺気が滲み出す]
(7) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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―――仇は取らせてもらう。
[轟、と小太郎の腕が鳴った。目にも留まらぬ早業だ。 先端に毒の塗られた苦無が。まっすぐ。露蝶の元へと向かう]
(8) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[伝令に聞いた方角へと駆ける途中、西の兵と出くわせば、馬の腹をひとつ蹴り、速駆させ、現界喰を抜いて斬り込んでゆく。
風音とともに上がる砂塵の中、悲鳴と血飛沫は僅かなもの。 だが倒れ伏す兵の数は、その倍、いやもっとか。]
お前等ごときに用はねぇんだ、精々砂遊びでもしてな!
[文字通り蹴散らし、進む。 黒根のもとに辿り着くか、それとも、他の敵に行く手を阻まれるかは知らないが**]
(9) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[去っていく馬上の背から目を離し、軍を向ける先を考える] [北では森と山芭が] [鷹船よりは祭文をと] [黒根は李と] [届く伝令の報せを思い起せば向かう先は一つ]
少し遅れを取ったみたいだね。 わいら、行くよ!
[目指すは祭文を狙うと言っていた鷹船の陣] [関ノ原の南から北上しながら、] [遠く西の旗を見れば鉄砲隊が肩慣らしにと撃ち落とした]
[落とされた旗は、果たしてどこが背負っていた物か] [鷹船の陣まで辿りつく前にかかる火の粉は*払うのみ*
(10) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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賢明な判断にゃ。 相棒が大事にゃら馬から下りてー、って言うつもりだったにゃ。
[退かぬ、怯えぬ馬なら、大猫も苦戦を強いられるか。>>5 何せ一匹だ、数の多さと馬上の人間に追い詰められる恐れがある。 立ち向かえぬなら動物的本能で退くだろうから、沙魅助はそんなに心配はしていないが。]
にゃっふ。鞍に足かける所あるからにゃ。 後は慣れにゃ。さてさて。 一対一なら、技を出すのに遠慮はいらにゃいにゃー?
[沙魅助は猫手の柄を両の手でしかと握る。]
"赤猫"の火遊びに付き合ってもらおっかにゃ。
[爪の先に、熱が集う。**]
(11) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 02時頃
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[突如現れた影に、まず馬が嘶く。 その猛りに漸く、祭文大将は背後を振り向き――研がれた刃が己に着地するのを、見たろう。 首がごきりと、鳴った。足元で、命の潰える音がした。 薄刃は所詮、太刀にはならぬ。半ばまで断たれた首はいっそ虚しくも半ばは繋がったままで、捻れていた。 これが天下人の最期か。あまりに、呆気無い。
舌打ちが聞こえた>>6。]
(12) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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手柄ではない。 悲願だ。
[これは主の命ではない。主は命だと思うているやもしれないが、これは全くの私欲であった。 苦無の切先がこちらに向く。それにたじろぐような弱さなど、どこにもない。 けれどこの男相手に力の差などないことも窺い知れる。息を呑んだ。]
ああ。 助かった。
[溢れる殺気。返したのは、短い礼だった。 懐手に掛けたのは戦輪。鋭い刃に縁取られた凶悪な輪を、指にかける。]
(13) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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らぁッ!
[来ることは、半ば予期していたもの。見てからの対処など、小手先が効かぬのはわかりきっていた。 読み合いだ。小太郎の腕が苦無を放つとほぼ同時、その軌跡を、横薙ぎに凶輪が舞う。 き、き、きん と、ぶつかり合う刃同士が勢いを削ぎ、苦無を叩き落とした。]
(14) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 02時半頃
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……悲願? 訳が分からねえな。
[キン、と耳障りな高温が響き。苦無が叩き落された>>14。 だがこれも想定内だ。小太郎はその隙に距離を詰めると、忍刀を抜いた]
駒はただ主の命じられるがままに動くだけだ。 主を変えることはあれども、 自分でなにかを願うことなどあってたまるか。なあ?
[その問いは、露蝶に向けたものか。 あるいは自分へ向けたものか。 言いながら、なんという詭弁だと眉を上げた。 己自身がその駒になり切れているかと言われれば。答えは]
……覚悟しろ。
[自らの思考を振り払いながら、大きく忍刀を振りかぶる。 単純なようでいて、案外避けるのが難しい一撃。 勢いのままに露蝶に肉薄した**]
(15) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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…………まずいなァ。
[碧如は零れ落ちた数珠を拾い集め]
(16) 2015/05/19(Tue) 03時頃
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嫌な予感が的中したとすりゃァ、今のオレらはこの数珠と同じ。
[黒い数珠は勢いよく弾けとんだのか、碧如の位置から遠くへ転がっているものもあり。]
(17) 2015/05/19(Tue) 03時頃
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こうやって拾い集めていかにゃァ、いけねェこッた。
[碧如は一つ一つ、数珠を自らの掌中へと集めていく。]
(18) 2015/05/19(Tue) 03時頃
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あっ、コラこのクソ猫!玩具じゃ無ェんだコレは! あっち行けこのクソ猫!!
[零れ落ちた数珠で遊ぼうとしていた黒猫を碧如は追い払う。]
(19) 2015/05/19(Tue) 03時頃
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……ッたく、油断も隙もありゃし無ェな。
[碧如は数珠を拾い集めると繋ぎ直す。]
(20) 2015/05/19(Tue) 03時頃
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丁度いい、目下の目標は、コイツとしようか。 ババァと並んで、頭の回りそうな所だからな。
[碧如が指し示すは黒根の軍。乱世を上手く立ち回る外交手腕は並大抵の能力では立ち回ることさえ難しく。 何か情報を得るきっかけにも*なるだろうと*]
(21) 2015/05/19(Tue) 03時半頃
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己を駒だと思うたことなど、一度たりとてない。 己は武器。武器は血を求める。 狗神の血は戦の血。 駒も、萬がなければ何もできまい。
[風間の口振りは、まるでそうあってほしいとでも言うような。 あってたまるか、と言われれば、否を返したくなる、]
平穏を知るのなら、平穏に生きよ。 そのまま狩られてしまうが、似合いだ。
[振りかぶられた忍刀>>15、避けるは能わず手甲で受けた。 そのまま振り払えるほど、軽い一撃ではない。じり、と押しこまれるのに抵抗するが関の山。 じくり。煩わしい痛みに、左半身を庇うよう左脚を一歩退く。 祭文の馬具が、からりと鳴った**]
(22) 2015/05/19(Tue) 04時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 05時頃
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― 関ノ原 北方面 ―
あかんな。うちらは山よりやわこい人ん群。
まともか出たとこで、緒戦ん士気は森んとこ負けよって。 あん大熊はんは、くるくる酔わせにいかなあかん。
[森の熊は、のしのしと前へ前へと突き進んでいる>>1:43。 川で跳ねる鮭を食まずにはいられない様に、あまし蜜に餓えた凶暴な熊の親子が迫り来るのだ。 山芭の軍を督戦する老女は、武勇と士気で山芭を押す森軍を、表情変えず眺めつづけて]
(23) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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