96 【飛び入り募集】たびびとのまち
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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[彼はそう言って、また部屋へと引き篭もる。
『死の足音が聞こえるんだ。』
そう訴えていた彼がこの町に住むようになって、どれくらいが経っただろう。
いつもの事だと、皆は言う。
変わらぬ事だと、皆は言う。
そして皆は、受け入れる。
産まれた地を遠く離れてきたのは、皆同じ。
受け入れられる地が無かった者だっている。
受け入れられない辛さを知る者だっている。
だから彼を、受け入れる。]
(#0) 2013/09/17(Tue) 02時頃
[彼の命が終わる瞬間を、皆で待とう。]
(#1) 2013/09/17(Tue) 02時頃
[彼の病は不思議な病。
幼い時は聞こえなかった足音。
成長するにつれて、その足音は、だんだん、だんだん、大きくなる。
少しずつ、少しずつ、大きくなる。
元より病弱だった彼は、その足音を死の足音だと呼んでいた。
彼の耳に、確かに届く死の足音。
けれど、健康な者には聞こえぬ足音。
気でも狂ったのだろうと、人々は彼を疎んだ。
彼の家族は、彼を疎んだ。]
(#2) 2013/09/17(Tue) 02時頃
[だから、彼は旅に出た。]
[足音と共に、流離う旅。]
[そして、彼は辿り着く。]
[二つ分の足音の終着点。]
(#3) 2013/09/17(Tue) 02時頃
[その足音は、直ぐ傍まで。]
(#4) 2013/09/17(Tue) 02時頃
/*
【この村は突発RP村です。】
【村情報ページをよく読んだ上でご参加ください】
*/
(#5) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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[その身蝕むは、射干玉の闇]
(1) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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[はじまりは、指先に見つけた僅かな黒い染みだった。 それはいつしか広がり、体の半ばを染め変えて。
傍目にも目立つ変色は人々から忌まれ、蔑まれ、 生まれた街には居られなくなった。 追い出されるように出た旅路の果て。]
……あぁ、ここならば。 [もう追い出されずに済むだろうか?受け入れてもらえるだろうか。
どれだけ歩いたかわからない、すり切れた靴。]
(2) 2013/09/17(Tue) 02時半頃
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[ほぼ行き倒れるようにして辿り着いたこの地。 数日は眠り続け、ようやく目覚めて、 ここに居てもいいと言われて思ったのは、 喜びよりも驚きの方がわずかに早かった。
ここは吹き溜まり。終着点。 行き場のない者たちが、最期を迎える場所。
まるで猫の墓場だと、聞かされて思った。 幼い頃に居なくなった老猫も、きっとここを目指して家を出たのだろう。]
(3) 2013/09/17(Tue) 03時頃
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ヴェスパタインは、そうして、この村で暮らし始めるようになる。**
2013/09/17(Tue) 03時頃
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[彼女は目が見えぬ。 その両目は、サファイアの色をしていた。]
(4) 2013/09/17(Tue) 04時頃
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[いや、サファイアその物だった。]
(5) 2013/09/17(Tue) 04時頃
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[目だけではない。
黒い手袋で隠した手。 ブーツとロングスカートで覆われた足。 その至る所が碧く石化している。
発症した時、驚きはしなかった。母も同じ病だったから。 だが、母は採取されて死んだ。上質な装飾品になったと聞く。]
(6) 2013/09/17(Tue) 04時頃
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[幸い、歌うのが得意だった。 明るい歌は歌えないが、静かな、曲なら。 黒い服を身に纏い、僅かな賃金を得、旅の道を歌って歩んだ。 狩人から逃れたい。ただその一心で。
やがて足も蝕まれ、旅は終わりを告げる。 動けぬ程では無かったが、もう長い道のりは歩めない。 故郷から遠く離れたこの場所ならば、もう誰も追っては来ないだろう。
杖を片手に、今日も彼女は何処かで歌う。**]
(7) 2013/09/17(Tue) 04時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 04時頃
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[誰が建てたとも知れない、古い家。 傾ぎかけてはいるものの、人が住むのには十分な広さがある。 屋内の広さはそこそこであれど、居住できる空間の広さといえば、本当に極僅かなのだが。
ひしめくように設えられた家財道具。 よく見ずとも、その一つ一つが、家と同じように歪で傾いていると気付くだろう。 歪で傾いでいる割に、まだまだ新しいものだと気付くだろう。
歪な寝台から身体を起こす。 残る眠気もそのままに、枕元に置いたままだった大振りのナイフを手にとった。]
(8) 2013/09/17(Tue) 10時頃
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[かつて人を傷付けていた道具は、今や何かを作る為の道具に。
初めて代わりの足を作ってから、もう随分の年月が経つ。**]
(9) 2013/09/17(Tue) 10時頃
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[小さな集落を、ぱたぱたと少女が駆ける。 手にしたバスケットには、様々な種類の果物が詰まっていた]
おはようございます。 これ、向こうの果樹園からです。
はい、どうぞ。 美味しいですよ。
[出会った村人ににっこり微笑んで バスケットの中から果物を差し出す。 収穫した果物を村人達に配る、お手伝い。
差し出す手、ブラウスの隙間から覗く細い手首には 目盛りのように執拗に刻まれた、赤い線]
(10) 2013/09/17(Tue) 13時半頃
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マスター、今日もよろしいかしら。
[小さなバー、店内のピアノに合わせて、今日も、歌う、歌う。**]
(11) 2013/09/17(Tue) 14時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 14時半頃
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――バー――
マスター、こんにちは。
[礼儀正しく挨拶をし、バーへと。 お使いの為に、ここへ来た]
果樹園からの、差し入れです。 どうぞ、美味しいですよ。
[にこりと笑って、マスターへ果物を差し出す]
(12) 2013/09/17(Tue) 22時頃
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パピヨンさん、こんにちは。 今日も素敵な歌声ですね。
[彼女にも、果物を差し出す]
果樹園からの、差し入れです。 どうぞ、おいしいですよ。
[マスターに掛けた言葉と、全く同じ言葉を、同じ声音で繰り返す]
パピヨンさん。 今日は、お手伝い、どうしましょうか?
[彼女の代わりに家事をするのも、手伝いの一つだった]
(13) 2013/09/17(Tue) 22時頃
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[ナイフを腰に下げれば、床板を鳴らしながら家の中を横断する。 犇めく家具は行く手を阻み、木と木の触れ合う音は高らかに。
それでも隣接する工房の扉まで辿り着けば、そっと扉を押し開ける。
もうもうと、立ち込めるのは木の粉や削り屑。 木の匂いが、鼻を突く。]
(14) 2013/09/17(Tue) 22時半頃
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[揃わぬ足音を響かせながら、部屋の中央の作業机の前まで向かう。 作業椅子、と、便宜的に呼んでいる、古びた丸椅子。 物は古いが、決して朽ちているわけではない。 誰かが持ち込んだのだろう、しっかりとした作りの椅子だった。 ちゃんとした、職人の手によるもの。
机の上に置き去りなのは、削り掛けの木材と足の折れた椅子。 鞘からナイフを抜けば、昨日も、一昨日もそうしたように、木材を削り始める。 かりかりと、かりかりと。
室内に響く音は、削る音のみ。]
(15) 2013/09/17(Tue) 22時半頃
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―バー―
[店内に舞い込む明るい声と、甘い香り。 声の主は、クラリッサ? 彼女の声は、陽だまりのように暖かい。]
いつもありがとう。
[ニコリ微笑み、張りのある果物を受け取る。 これは、何だろう。つるりとして弾力の無い固い手触り。 手の中で転がせば、少しデコボコしている箇所も感じられた。]
これは、林檎? 当たったかしら。
[声のする方に向かって少し首をかしげると、彼女からは見えぬ帽子の下で、瞬きを数回。]
(16) 2013/09/17(Tue) 22時半頃
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