29 Sixth Heaven
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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とたたたたんっ。
めざましい速さで木の洞に駆け込むと、じっと潜んだ暗闇に瞳がふたつ。 いちど大好きな閉所に収まると、そうかんたんに出てはこないのだ。
(0) 2011/04/11(Mon) 06時半頃
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…………近未来世界は戦争の炎に包まれ、人類は死滅しかけた。
人々は汚染された地上を捨てて、
地下へ潜り、細々と生きながらえる。
そして、過去を繰り返さぬため、
犯罪や戦争を抑えるため、
人の持つ負の感情を吸い上げて、
器と呼ばれる人間に溜め込むテクノロジーを開発した。
(#0) 2011/04/12(Tue) 00時頃
大罪にあわせた器の”犠牲”により、
そのテクノロジーがカバーする人の生活する範囲は、
人々は皆穏やかで、優しく、正義感に充ち、差別なく、
友情に篤く、弱者を庇い、
勤勉に働き、貞淑さを持ち、
互いの権利を尊重し、愛に満ちていた。
……その平和が
どういった犠牲の上で成り立っているか……
を、知らされぬまま。
人々は穏やかに暮らし続けた……
(#1) 2011/04/12(Tue) 00時頃
……テクノロジーが起動してから100年以上は過ぎた
ある日、ある時、そのテクノロジーを管理する者の一新が行われた。
また、時同じくして、何人かの、又は
統べての器の交代も行われたかもしれない。
管理者に任命された人々は、何らかの美徳に特化した人間だった。
器として連れてこられた人は、極普通の人、だろうか?
なんにせよ任命された人々は、
閉鎖され普段は誰も足を運べないテクノロジー最深部へと案内される。
…………そこで何が待ち受けるかも知らぬまま。
(#2) 2011/04/12(Tue) 00時頃
彼らは大任に期待と不安を持ちながら
閉鎖されたそこへと向かう。
世界の最深部へと……
そしてそこで知る。
今までの平和の理由を。己の仕事を。
器はテクノロジーが吸い上げた負の感情の貯蔵庫になることを。
管理者はテクノロジーに器を接続し、それを監視し続ける役目を。
一人の管理者が一人の器の担当に就きながら、
そこで彼らは何を思うのか?
この、任を、受け入れるのか、受け入れないのか……?
(#3) 2011/04/12(Tue) 00時頃
21XX年
貴方は世界から連絡を受ける。
任の内容は知らされぬまま、
指定の期日迄に、と、ある場所へ
来るようにと…………
(#4) 2011/04/12(Tue) 00時頃
― 指定期日より前:テクノロジー最深部 ―
白いネズミがコンソロールの上を走り回る。
すると、モニター上で幾つかの動きが起きる。
(#5) 2011/04/12(Tue) 00時頃
ウツワ ノ セツゾク ヲ カイジョ シマス
YES
NO
>>YES
セツゾク カイジョ カイシ シマス
カイジョ カンリョウ マデ アト 23:59...
(#6) 2011/04/12(Tue) 00時頃
白いネズミは満足そうにモニターを眺める。
モニターの先にはメインルーム。
そこに人影はあったのだろうか?
……けれど、ネズミはモニター画面に
被る文字しか見ていない。
そこに人影があろうと、なかろうと、
ネズミ自身の
”管理者交代プログラム”に従って動く、だけ……
(#7) 2011/04/12(Tue) 00時頃
―――――――――――――――Sixth Heaven
(#8) 2011/04/12(Tue) 00時頃
00:00
...ウツワ ノ セツゾク カイジョ カンリョウ シマシタ
(#9) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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― サーカス小屋:舞台 ―
[ 例えば、自分の腕を、足を、 思い通り”自由”に動かそうとする。 そのために必要なもの、 は、なんだろう? ]
[そこは、と、あるサーカス小屋。 現在興行が行われている、真っ最中。 舞台には黄と緑の道化師と、赤い鳥1羽。]
(1) 2011/04/13(Wed) 01時半頃
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[ まず、外的要因、を取り除くこと。 動きを阻害する衣類、 束縛する安全装置、 そして、地に縛り付ける重力。] [鳥は、風切羽根に手が入っているのか ある一定以上の高度で飛ぼうとしない。 けれど、人の背よりも高く、高く飛び上がる。 それを道化師は追っていく。 会場に張り巡らされた細い縄。 それを、おどけながら、賑やかに。] [会場の空気は明るい興奮に包まれる。]
(2) 2011/04/13(Wed) 01時半頃
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[ そして、内的要因を鍛える。 己が思い描く動き。それを実現する為。 己を律し、その為に必要な訓練をこなし。 腕の先、足の先、指の先、にまで 神経を張り巡らせて。] [道化師は、重力なぞないように 軽く、軽く縄の上をおどけながら移動して 徐々に、徐々に、鳥をおいつめて………… 時に、大仰な身振りで捕まえるのを失敗して。] [道化師のパフォーマンスに操られるように 観客が、驚き、どよめき、笑う。]
(3) 2011/04/13(Wed) 01時半頃
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[ この、自由 の対価 は 努力] [道化師は何度かのトライの後 赤い鳥にとって一番高く飛べる地点へ 縄からダイビングして、両手で抱きしめ捕まえる。 落下しながらも、縄に足をかけ回転し また、下の縄に落下し、また回転し……]
(4) 2011/04/13(Wed) 02時頃
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[ダイブした瞬間、観客席が息を呑む。 中には短い悲鳴を上げるものもいた。 けれどそれも……道化師が地面についた瞬間、 大きな拍手へと変わる。] [拍手に肩に赤い鳥、止まらせながら 方々におどけたお辞儀を繰り返す。 道化師は、一つの”自由”をその場で繰り広げて。]
(5) 2011/04/13(Wed) 02時頃
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道化師 ネイサンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(道化師 ネイサンは村を出ました)
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― サーカス小屋:裏口 ―
”おーい、フィリップ?” [裏口で少年が振り返る。 先程舞台にいた赤い鳥を肩に乗せて。] ……なに?ユリシーズ? [翠を黒髪の青年へ向けて。 その青年が近づくまでその場で待つ。 幾つか、言葉を交わす中で、 フィリップと呼ばれた少年は 微か視線を落として。 その様子に青年は元気付けるように 鳥がいない肩を数度叩いた。]
(6) 2011/04/13(Wed) 02時頃
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”みつかると、いいな。その子。 ……お前が出発する前に。” [青年の言葉に緩くフィリップは頷いた。] [8年間探している人。] [ 数日後に、どれだけの期間かはわからないが 世界からの任のため 何処かにいなければいけないこと。]
…………ああ…… [ 青年の言葉に、落とした視線を上げ 意志篭る翠でしっかりと頷く。 肩に乗る鳥は、フィリップに頬ずりして。 羽のくすぐったさに 視線の緊張は和らぎ小さく笑う。]
(7) 2011/04/13(Wed) 02時頃
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[鳥が満足したのか、肩で翼を広げて。 フィリップは鳥の様子に苦笑一つ。 腕を差し出し移らせれば、高く持ち上げる。 その動作を助走にし鳥は宙に羽ばたいて。] 行こう、リベラ…………行ってきます。 [鳥……リベラに声をかけた後 挨拶一つ落とし、 フィリップは駆けていく*外へ*]
(8) 2011/04/13(Wed) 02時頃
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―最深部:メインルーム/個室―
[ふつ、と。 眼を覚ます。
白いシーツが映るあおを ゆっくりと瞬いて、 再び、その中で小さく丸まった。]
(9) 2011/04/13(Wed) 03時半頃
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…… めず らし、…
[もぞりと、僅かに身動ぎする。 いつもなら、誰かに起こされるまで起きる事なんてない。 …いや、起こされても、眼が覚める事があまり無い のだけれど。
ほら、さっきも。誰かに起こされた気がするけれど、寝てしまったし。
白い海の中に小さく包まりながら、ぼんやりと自分の手を見た。
手首に巻かれたビニールの白いタグに刻印されている“誰かの名前”。 ――いや、名前だった気がする。でも 読む事は、しない。 それがだれのものか、 思い出そうとして
数秒。]
…いいや。
[思考を放棄する。]
(10) 2011/04/13(Wed) 03時半頃
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[いつもと違う感覚。己が自ら起きる事が出来た要因が いつも流れ込んで来る筈の「ソレ」が途切れたのだと ――そう気付くのは随分経ってから。
つまりテクノロジーから解除されたのだと気付くのは それよりも、遥かに時間を要する事だった。
さて、どうして解除されたの だっけか。 説明は受けた気が するのだけれど まぁいいや。
…だから何か、大事な事がある あった筈。]
なん、だっけ?
[嗚呼、思い出す事が ――酷く億劫だ。]
(11) 2011/04/13(Wed) 03時半頃
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