229 観用少年
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へー……って、枯れるってやべぇじゃん。 お前今までよく平気だったな!?
って俺は言うことじゃないけど。
[彼の説明を、初めて聞きましたという顔で聞く。 一度は読んでいたはずだが、すっかり忘れている。 大事なことでもサラ読みすれば頭から消えるダメ男である。
彼の話を聞き終わると、最初はなるほどなぁ……みたいな 呑気な顔をしていたのに、その意味を飲み込んでいくと、 マジで?!やばくね!?と口にしなくても顔で分かるくらいには 表情が変化する。
彼ではなく、人形についての関心がなかったから。 今まで本当に読んではこなかったけれど、 多少なりは分厚いそれを読み進めなければいけないかもしれない。
……とは思うものの。 明日読むか、明日。となっている時点で結果はお察しである]
(0) oikw 2017/10/16(Mon) 00時半頃
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[そして彼の口から滑り出る、脅しのような言葉。 それはつまり、また抱かせろというわけで。
弱みに付け込みやがってと思うのは仕方ないと思う]
……わーったよ。分かったから。 でも、そんな頻繁には無理。 仕事も忙しいし、俺も体力ねーし。 引きこもり舐めんなよ……
[今日だって、久しぶりなのに大分無理をしたのだ。 これが毎回、なんてことになったら正直困る。 次の日仕事に行けないなんてことになれば、 同僚はもちろん、自分やオスカーだって後から困る。
だから守られるかはともかく釘刺しはきちんとしておいて。 抱き着いてきた彼を抱き締め返した]*
(1) oikw 2017/10/16(Mon) 00時半頃
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褒め称えろって言われると嫌だよな。
[我儘か、と言われれば我儘である。 だがこの掛け合いだってもう慣れたものだろう。
彼が自分に説明書を読んでほしいと思う気持ちはよく分かっている。 けれど、気が進まないのだ。 それを読めば、彼がわかる訳では無いのに。 こうして話すことで彼を知ることが出来るというのに。
だから相変わらず、彼に言われても適当にしかならないのだった]
[彼が弱みに付け込んでいるのも全てわかった上で、 それでも抱かれていいと思うのなら、 そいつはよっぽどお人好しか馬鹿だと思う。
……多分自分は、その馬鹿の部類だけど]
(4) oikw 2017/10/16(Mon) 15時頃
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あぁ!?研究なんてのは、動かねぇんだよ! 引きこもってんのと一緒だわ! でも肩こりと腰痛はやべーの!!
[彼の言葉に慌てて言い返す。 無茶なものは無茶だ。 週1じゃなくてせめて月1で、とか言ったところで 彼が承諾しないのは分かっているけれど、 言うだけタダだろう。
まさか彼が、打算でものを言ってるとまでは思わない。 見た目が少年ということもあって、なかなか弱い。 うっと言葉に詰まりながらも、それだけ言えたのだからまだいいだろう]*
(5) oikw 2017/10/16(Mon) 15時頃
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[説明書が嫌いな南方であるが、 研究に必要な資料や論文、説明書であれば幾らでも読む。 その事実を彼が知れば、不機嫌必須だろう。
要は、読もうと思えば読めるのだ]
……マッサージできんの? じゃあしてもらおっかなー。
筋トレはしない。
[彼の言葉にぱっと顔を輝かせて視線を向ける。 肩こりと腰痛は職業病であれど、ひどいときにはひどい。 だからできるのならば是非と頷く。 しかしそのあとで、エロいのとかはナシな!と 慌てて付け足す思考回路はまさにオッサンである。
筋トレ提案は、即刻却下した。 んなもんしたら筋肉痛になる。三日後に。]
(16) oikw 2017/10/16(Mon) 21時半頃
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[次の日、いつものより少しゆっくりと起きて、彼の朝食を食べる。 胃にやさしい雑炊は、正直死ぬほど有難かった。 ちょっとは反省してくれりゃいいとは思うけれど、 コイツ絶対反省しないだろうなとは思っていた]
んあ、いいよ。一人で入れるし。 お前がいなくてもそんくらいはできないとな。
[彼の申し出には首を振る。 下心だのなんだのを考えたわけではなく 単純にいらないと判断した。
憂慮を浮かべた顔に、大丈夫だと笑って]
……あぁ、そうだ。 次仕事行ったら多分何泊かするわ。 休み上がりだからちょい忙しいんだ。
[ふと、思い出したことを口にして。 お前留守番できる?と首を傾げた]*
(17) oikw 2017/10/16(Mon) 21時半頃
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えー、じゃねぇよ。 お前って奴は……どさくさに紛れてヤろうとすんな。
あー……、散歩。それなら、まだ?
[オッサン回路かと思ったらそうでもなかった。 彼の不満げな声に駄目だというように首を振る。 そんなことされちゃかなわん。 というか、マッサージがトラウマになりそうだ。 なんでもかんでも思考をそっちに持っていくなと 窘めるように告げた。
筋トレが散歩と聞けば、それなら出来そうか、と 少し考える素振りを見せる。 けれど、早起きしなきゃいけないならやだなぁ……と、 相変わらずのダメ思考であった]
(27) oikw 2017/10/17(Tue) 15時頃
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風呂はまた今度な。 そんな顔されても………………だ、ダメだ。 お前と入ったらどうなるか分からん。
[袖を引っ張られてもダメだというように首を振る。 けれど、構って欲しそうな顔を見るとその心は 簡単に揺らぎそうになるから、こいつは本当に計算高いと思う。 それでもダメだとなんとか言い切って。 まだ言うようならしつこいと言い放ったか。
そしてなんとか彼の誘惑を振り切ったはいいが、 次は仕事の話で彼の本領が発揮された。 留守番は前から嫌そうなのは知っていたが、 こうもはっきり言われると心苦しくなるのが本音だった]
あー……お前が、うちにか。 まぁ大人しくしてられるなら? 俺よかしっかりしてるもんな……
上司に聞いてみっか。
(28) oikw 2017/10/17(Tue) 15時頃
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[彼の甘えた声に先程よりも心が揺らぐ。 それは多分、性欲とかそっちの方のことではないからだろう。 愛情が枯れる、それが頭を過ぎったというのもある。
そう言えば、前に彼へ無断で泊まり込んだ時には大変だった。 多分あれが、枯れる前兆なのだろう。 それならば放ってはおけなかった。
――――数分後。 上司に連絡すると、異例の早さで問題ないと返答が来た。 お前よりしっかりしてるなら大丈夫だという文面を見て、 複雑な気持ちになっただとかならないだとか。
とりあえずはその結果をオスカーに伝えた]*
(29) oikw 2017/10/17(Tue) 15時頃
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[観用少年の名前の通りに、
白磁の肌にふわりと柔らかな質の髪。
唇は薄桃で、咽を震わせ響かせる声音は鈴のように。
高級品だけあって隅々まで完成された人形は、
高級品を買えるだけの金持ちの手に渡るのが常だった。
だからこそ、中古も出回る。
あの店主が金持ちから飽きられた人形に目を付けたのは、
慧眼ともいえる商才の持ち主だといえるだろう。
飽きて、棄てて、また新しい品を。
目覚めなければ目覚める品を探す――
その傲慢な繰り返しを掬う、数少ない再生師。
彼が再生した人形が、
はたして幸福かどうかは――……]
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はぁ!?昼飯なしとか、それはないだろ! んなこと言っても入れねーからな!
[彼の言葉に流石に眉を寄せる。 とんでもない意趣返しである。 作らないなら、昼飯はコンビニかぁと思いつつ、 自分で作る気など一切なかった]
(51) oikw 2017/10/18(Wed) 01時半頃
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俺だって大人しいだろうが。 静かで省エネ人生送ってるだろうが。
[どちらかと言えば口うるさいのは自分より彼だし、 何かと怒鳴るのも彼である。 だから俺は大人しくて静かだと主張しておいて、 論点はそこじゃないと我に返る。
ついて行っていいことを伝えれば、 手放しではしゃぐ姿につい頬が緩んだ。 こういうところは見た目通りなんだよなと 失礼なことを思っているのは本人には秘密である。
残りの休みはだらだらとしているだけで 休息日を満喫できたような気がした。 ……普段の休みと行動は似たようなものだが]
(52) oikw 2017/10/18(Wed) 01時半頃
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― 職場にて ―
[そして約束の休み明け。 彼を車に乗せて、研究所まで走らせる。 休みは全員が取ったわけではなく、時期をずらして取る。 だから相変わらずの忙しそうな光景であった。
お疲れさん、とまだ休みに入っていない何人かに あらかじめ買い物で買っておいた栄養ドリンクを差し入れて。 オスカーを連れて自分の持ち場へと着く。
同僚がこちらを見て、オスカーを見て。 もしかしてそれ、前聞いてきたドールですか?と こちらを興味深そうに見れば、小さく頷く]
(53) oikw 2017/10/18(Wed) 01時半頃
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コイツ、オスカーな。 ……あー、この同僚はお前のこと、 少し教えてくれたりしたんだよ。
[同僚とオスカー、どちらにも軽く説明のようなものをして。 それから、オスカーを紹介する。 そして同僚が紹介に納得したのなら、 今度はオスカーを挨拶をさせようとしただろうか]*
(54) oikw 2017/10/18(Wed) 01時半頃
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あ?まぁ、いつもこんな感じだよ。 忙しいのが普通だ。
[彼の小さなつぶやきを拾って答える。 働く現場など見たことがないであろう彼にとって こういった場所は物珍しいだろうなと思いつつ、 それを口には出さなかった。
歩けば誰もがオスカーを見るが、その視線は無視をする。 気にするだけ無駄というやつだ。 問いかけられても、まぁちょっとな……なんて 言葉で済ます。 そういう時は決まって後ろに隠れる彼を、 貴重な姿だと思っていたのを彼は知らないだろう]
(69) oikw 2017/10/18(Wed) 21時頃
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こいつは俺がお世話してやってる時もあるから お互い様だっつーの。 つーか…………あー、いや、なんでもねぇわ。
[そんな他人行儀に礼儀正しく出来るのかと言いかけたが、 それで彼の機嫌を損ねるのは嫌だから尋ねるのはやめた。 ただし、若干呆れ顔になってしまったのは否めないだろう。 ……人形とは、そんなものなのだろうか。 ふとそんな考えが浮かんではさっと消した。
不意に、同僚がこちらに近付く。 一体何かと思えば、耳打ちされたことは下世話な頼み。 それには流石に不快な表情を浮かべた]
(70) oikw 2017/10/18(Wed) 21時頃
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こいつはそういうのじゃねーの。 人に貸すとか、そんなのねぇだろ。
[アホなこと言ってんじゃねぇ、と手を振る。 独占欲を抜きにしたって、彼に誰かと そういう関係にさせる気は無いし、そんな趣味もない。 ……第一、オスカーは誰かに抱かれるようなタマではないだろう。 すっかり抱く気で頼む同僚に 無理だときっぱり断りを入れた。
けれど、それで引き下がらないのが この同僚であった。 少しくらいだの、30分だけだの、何故か食い下がってくる。 そんな同僚にどれだけ抱きたいんだとか、 欲求不満なんだとかそんな風に苦笑をしていたけれど。
――――どうせ人形なんだし、いいじゃないか。 その言葉が彼の口から滑り出た瞬間に笑みが消えた]
(71) oikw 2017/10/18(Wed) 21時頃
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……お前、いい加減にしろよ。 オスカーをモノみたいに扱うんじゃねぇよ。 こいつは俺の同居人で、モノじゃねぇんだわ。 次そんなこと言ったら、許さない。
[怒るのは苦手だ。 人に自分の怒りを向けるのは、 こちらの感情を押し付けているようなもので。 そこから拗れると、面倒極まりない。 だから普段はなんと言われようともへらへらと笑っていた。 自分のことだから、笑っていた。
けれどその言葉はオスカーを侮辱するもので。 気がつけば、思ったよりも低い声が口から零れ出していた。
同僚も流石に怒ると思わなかったのか、そこまでマジにならなくてもと言いながら自分の元を去っていく。 ……怒りはすぐに、消えた。 後に残るのは嫌な気分だけだった]
(72) oikw 2017/10/18(Wed) 21時頃
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……さて、仕事するか。 オスカー、お前はどうすっかな。 俺の近くにいたら人の邪魔になるかもしんねーし、 休憩所とかいるか?
[ふ、と息を吐いて気分を変える。 いつまでもこんな風にいるのは 精神衛生上にもよろしくない。 彼にいつも通りの笑みを向けて、 わしゃわしゃと頭を撫でながら うーんと悩むように考える。 そして、思考の先に辿りついたのは 少し離れた場所にある休憩所。 あそこならば、自分の姿も見えるし近いけど、と彼に告げて。 どうする?と問いかけた]*
(73) oikw 2017/10/18(Wed) 21時頃
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俺は仕事。 ……見えるとこにいるんだから、 ちょっとくらい我慢しろ。
[我慢、は今までも散々させてるのだろうけれど。 敢えてそう言ってもう一度撫でてやる。
そして彼の口からいつものような言葉が出れば だらしないと言われそうな笑みを浮かべて。 いってきますと、いつものように告げた。
彼の零したささやきは、聞こえなかった]
(91) oikw 2017/10/19(Thu) 16時頃
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[普段はダメなオッサンであるが、仕事の時はそこそこ真面目だ。 集中しだして、時間を忘れることもしばしば。 そろそろ休憩したらどうだと言われて初めて昼だと気付くこともあった。
休んだ分、研究は進んでいて。 それに追いつくように過去の記録を見て今の事象を見て。 そんなことをしていれば、昼を飛んですっかり夜になっていた。 飯は食った覚えはあまりなかったが、周りが言うには 食っていたらしい。
オスカーがいることも忘れて研究に没頭して。 ふと気が付けば、すっかり夜も更けていた]
(92) oikw 2017/10/19(Thu) 16時頃
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オスカー、いるか?
[少しの休憩がてら休憩所を覗く。 もしかしたら構わな過ぎて拗ねているかもしれないが、 怒っていないのならすまんと軽く謝って終わっていただろう。
人も少なくなったデスク。 もう大丈夫かと彼を手招いて自分の席の横に椅子を用意する。 あと少しだから待っていろと、それだけ告げて。 再び仕事を再開する。
――……そして次に顔を上げたときには、 時計の針がどちらも上を刺す頃。 自分で気付いたわけではないから、 誰かに気付かされたのだろう。
周りもそろそろ寝ようと仕事を中断していて、 漸く今日はやめるかと身体を伸ばした]*
(93) oikw 2017/10/19(Thu) 16時頃
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[字が読めたんだな、と言われて思わず視線が余所に行く。 そりゃ当然読めるが、彼が言っているのは そういうことじゃないのはわかっていた。 あー、とかなんとなく言葉を濁してまーな!と 開き直ったように言えば流石に怒られただろうか]
[お疲れ、と彼から差し出されたココアを手に取って、 今日の仕事の終わりをそれで実感した。 愛想よく配っていたことなんてつゆ知らず。 これどうしたんだ?なんて惚けた質問を投げる。
肩が凝って大変だとか、疲れただとか。 そんなことを彼に駄弁りながら、ココアを啜る。 あったけーな、なんて呑気なことを言いながら感じてきた眠気。 俺らも寝るかと声を掛けて歩き出そうとした そのときのことだった。
……身体がふわりと浮いた。 一瞬遅れて、自分が今転びそうであることを理解する。 ――――犯人は、ひとりしかいない]
(98) oikw 2017/10/19(Thu) 19時頃
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暫くっつーのは。 俺がいいって言うまでだ、チビ。
永久に言わなきゃそのままってことだよ。
[ふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向く。 にやりと笑う彼に少しはお灸をすえなければならない。 文句を言われても知らん顔。 それこそ暫くは大人しくしていろと、そんな思いであった。
ナマがいいという彼にチョップをかまして、その日は眠った。
そして、研究室での仕事はそれから数日続いた。 彼がたまにキスを強請る程度で終わったのは僥倖だろう。 職場では色々と助けてもらったせいか、 周りからの彼の評価はとても高く、また連れて来いと言われ 苦い顔をしてしまったのは、今回の思い出だろう]
(132) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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あー……ただいま、オスカー。
[数日ぶりに帰ってきた家。 先に入り込んでこちらへと告げた言葉に、頬が緩んだ。 いつも通りの日常に、戻る気がした。
今日の飯は、なんていつものセリフなのに。 それでも久しいと感じた。 何がいいかなーと考えて、なんか腹に溜まるもの。 ……なんて、適当な返事をして。
次はもうねぇよと、うんざりした顔で答えた。 あんな思いは、正直二度としたくなかった。
そして、夜。 布団に潜り込んできた彼に先にヤらねぇぞと言えば どうやら今回はそういうつもりではなかったらしい。 彼が口を開いて話し出した言葉に耳を傾けて、 話が終われば暫くの間彼をじっと見つめた]
(133) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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……俺は正直、どうしたらいいのかは知らん。 お前にこうしたらいいとか、そんなことは何も言えない。 結局俺はお前よりもダメ人間だしなー。
だから、好きにしろよ。 お前が嫌いなものを食ってまでデカくなって そんで――俺を最後に看取ってくれるっつーなら。 とんでもなく幸せだと思うぜ、俺は。
[少しだけ、考えた。 彼が自分の後に誰かの元へ行くことを。 それは人形としては当然の行為であることは分かっていた。 けれども……嫌だと、漠然と思った。
彼はもしかすると、人形に心を寄せすぎだというかもしれない。 けれどもそれが南方であり、変わらない事実だった。 だから最後まで彼にその決断を託して。
ゆるりと、微笑んだ]*
(134) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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