140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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ああ、あんた《悪魔》と同じか。
悪くないね。
[ぽつり、と呟き。
視えた景色は―――――紅い歪んだ世界**]
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─ 地下道 ─
いいか、俺のあとついて、真っ直ぐ進め。
[下水、ガス管、様々なものが交錯する地下通路。 複雑に入り組み、枝分かれしたそこには、直線など殆ど無い。 だが男は、曲がることなく真っ直ぐに進んでゆく。
進む先に、真っ直ぐな道ができる。
───隠された土竜の穴。
路はおそらく、男が通り過ぎて20秒後には、また元に戻ってしまう。 うっかり遅れて路に呑まれれば、生き埋めは免れないだろう。]
………ッくそ……!
[男は珍しく焦っていた。 地脈から、不吉な予感ばかりが伝わってくる。 一刻も早く向かわなくては……]
(5) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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/*
あなた導師なの…へぇ…
役職見直さなきゃなぁ。
そんでもって妹二人を立て続けに殺された観察者《ディオサ》のメンタルはもうぼろぼろなわけですが。
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──────ッ!!!
[……が、あと少しで目的地に到達するというところで、大地が大きく揺れ動いた。]
ガ……
や、べぇ……ッ……!
[このままでは生き埋めになる。 自分だけなら、そんなもの気にする必要もないが、今はそうもいかない。]
上、出るぞ……ッ!
[直線だった通路は、上り坂へ。]
(7) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[天空樹倒壊の影響か、耳鳴りが酷く、頭痛がする。 地脈が受けたダメージは、計り知れない。]
……ッ…… あ"〜?
[雷神>>9に指摘を受け、地上へ向けかけていた足を止める。]
マジでか……。 あぁ……マジだな……。
[ジャージのポケットに入れた紫水晶が呼応している。]
ったく、ジジィに余計な体力使わせるんじゃねぇよ……。
[ぼやきつつ、地上へ抜ける路とは別に、もう一本。 石の力を感じる方向へと、新たな路を切り拓いた。]
(15) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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似てる……っつーか、どうなんだかなぁ。
[次元穴《ワームホール》の影響か、身体のあちらこちらがびきびきと痛む気がする。]
あ、ぃや…… ジジィ並の体力しかねぇってこったよ。
[雷神の指摘に、僅かだけ視線が逸れた。]
それより、ほら、気になるんならついてきな。 そうじゃねぇんなら、上に逃げな。
[深く潜るか、地上へ戻るか。 選択は各々に委ね、自身は《チ》の底を目指す。]
(20) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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俺はゆっくり休みてぇよ。
[雷神の説教に、勘弁してくれと首を振る。]
ったく、前といい今回といい……何だって俺ばっかりこんな面倒な目に……。
[愚痴りつつ進んで行けば、石の呼び合う力は徐々に強くなってきた。]
………近ぇな。
[おそらくこの先。 だが、厚い岩盤が行く手を阻んでいた。]
…………。
[岩盤にひたりと両手を触れさせて、ゆるやかな呼吸音を響かせる。]
(24) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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─────ワスル・ワ・ザイデ
スン・イヲヨ・フサ…………
[低い声で紡ぐ言霊は、喫茶店前で、雷神に向けた冗句とは明らかに違う。
その声に、もしかしたら《ソラ》の守護者は、幽かに聞こ覚えがあるか。]
ミ・リマク・ツ・ショチ・ウ
[煙水晶《スモーキークォーツ》が淡く揺らめく。 揺らめきは岩盤へと移り、堅い岩はサラサラとした砂へ変わった。]
よし、これで通れるな…… ……っと?
[そして、岩盤を崩した先には]
(25) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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………何してんだおまえさん、こんなところで。
[自分を追うと言っていたはずの男が、そこにいた。 なんだか、様子がおかしい**]
(26) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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/*
なるほど美村が導師だったか。
なんかヨアヒムすげぇ導いてるよなぁ、であっち導師だと思ってたよ。
/*最初結界張ってたからヨアさん守護者かなぁ…?
で、だ。
私今日壊れてもいいですかね(
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─ 地下世界 ─
あ〜、そりゃ道理で身体が軋むわけだ。 つぅかおまえさん、そんなもん呑み込んでよく無事でいられたなぁ。
[流石は筆頭宝珠魔道士《ジュエリスナイト》だと感心しつつ、続いた言葉>>29に、怪訝な表情を浮かべて傍らの雷神を見る。 それから小さく肩を落とし、ヨアヒムにジト目を向けて]
違ぇよ。 敢えて言うんなら、まぁ、逆だ。 別にもうどうでもいいけどな。
それよりおまえさん方、こんなところで暴れたら、それこそ生き埋めなっても知らねぇよ? 俺面倒臭ぇから助けねぇよ?
[一応釘を差しておくが、とりあえず、余計な争いは回避される雰囲気で、ほっと胸を撫で下ろした。]
(44) 2014/11/17(Mon) 20時頃
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ん〜で、結局何。 おまえさん、その翡翠の力で、楔を創るってぇの?
あ〜そぅ。 ならば俺らも、ちったぁ『守護者』らしいことしねぇとなぁ。
[やれやれと雷神に頷き、振り返る。]
折角、後継にできそうな奴が見つかったってぇのに、人柱になられちゃたまんねぇってのな。
[《チ》が罅割れて、次元穴《ワームホール》が出現してしまった影響か。 目に見えぬ変調が、徐々に身体を蝕んでいるのが分かる。]
。o0(もう再生も、そう何度もきかねぇだろうなぁ……ま、頃合いか)
(48) 2014/11/17(Mon) 20時頃
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/*
エリは壊れるなら好きだけぶっ壊れるといいと思う。
で、コミットするならどこか襲いにいかないとなんだけど俺は昨日キリングしてるし様子見かなぁと。
二人が動けないなら動きます。
/*
同じく、壊れたかったら壊れるといいと思う。
今日は加速のタイミングだ。
とはいえさっき居場所まとめて気づいた
ここ村側固め過ぎた。
ちょっと情報共有させたかったんだけどな、適当なタイミングで蹴散らしにいきます。
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─ 千年の物語 ─
[地竜の血族であるといわれている、151代目の《チ》の守護者は、歴代守護者の中でも、特に高い守護力を有していた。 しかし、《チ》を守護する者の気質なのか、いやかなり度を越して、きわめて穏やか、というよりも怠惰の部類で、力を使おうとすることは滅多になく、静かな窖で平穏に過ごすことを好んだ。
それが揺らぐこととなったのは、《ソラ》の守護者の暴走。]
……ったく、余計な手間かけさせやがって。
[重い腰を上げたのは、どれくらい経ってからのことか。 151代《チ》の守護者は、或る地に結界を張り始めた。]
(55) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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ウノ・イント・フラビ
ギル・ケ・カヲカ
メドウ・イ・クンバ・サド・ガケルン………
[月のない夜、それは、長い詠唱と多大な《チ》のエネルギーとともに発動し、《ソラ》の暴走を食い止めることに成功した。
───だが無論、代償は大きい。
結界を張った土地は、それから202年の間、不毛の地となり、歴代の守護者たちが回復に努めることになった。
そして、力を使い果たした151代目の守護者は、そのまま地の底へと潜り、永い眠りについた。]
(56) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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[目を覚ましたのは、ほんの20年前のこと。*]
(57) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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─ 現在 ─
[その地の名は、「光翼町」]
狭い狭いって言ってくれるな。 俺としちゃぁ、どこよりも快適な場所なんだからさぁ。
あーいいよいいよ、理由なんて何でも。
[>>51訂正は、あっさりと受け流す。]
あぁいや、奥での用事をこなすにも、まずは世界樹の具合やら、次元穴《ワームホール》の広がりっぷりやらを見ておかなくちゃなんねぇだろうし。
まずは一旦、上がっとくか。
(63) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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……ん、礼見どうした? またどっか具合でも…… ───ッ?!
[低い声が聞こえる。 寒気すら覚えるような響きに、表情が強張った。]
おい、礼見……
何を……!
[浮かび上がる球体>>60を見て、直感的に、危機を察した。]
やめろ、それは………ッ!
(64) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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─────ウ・リョイ・ク・スショルン・ゲ!
[咄嗟に両手を破裂の玉へと伸ばし、威力を減じさせる言霊を紡ぎはするが、不安定な地下空間の崩落は、免れることはできないだろう。]
ッおい、雷神!
すまんが、こいつらのことは頼む! ここは俺の領域《テリトリー》なんで、なっ!
[かくなる上は、地層を押し上げ、せめて、彼らだけでも地上へと。]
俺ぁ別に埋まったところで死にゃしねぇ!
(66) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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/*
今日の襲撃担当はえりかな。
ごめん、コミット預けていいかな
ちょっとみていられそうになく、もうしわけない。
/*私は2時くらいまで居られますし、明日もこまめに覗けるので大丈夫ですよ。
お任せください。
/*
ありがとう
こみっとした
ひゃうも委任のがいいかな
/*
どちらでも。コミット出来るかどうかも分かりませんし、ね!
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[地殻変動−ディアストロフィズム−
隆起した地殻が、雷神、ヨアヒム、そして礼見とハツを押し上げる。]
まぁそう言うなよ。 たまにはおまえさんも、人助けしてみろって、な?
[>>68崩れ落ちてくる地盤に腰まで埋められながらも、離れてゆく彼らの姿を見上げながら、また、常の弛い表情を浮かべる。]
お〜、先に行っとけ。 楔が戻せるかどうかは、おまえさん方にかかってるんだからなぁ。
[>>95届く見込みのない手をゆっくりと振り返す頃には、土砂はもう、モグラの首より上にまで達していたろう。
そして程無く、その姿は、完全に土の中へと消えた。*]
(102) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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/*私達以外のところ戦っていないのでこのまま進むと刺し違いになるかな、と。
そうなると襲撃をサミュ兄さんにまたお願いすることになってしまうな、と。
私お腹が空き申した…。
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─ 地中 ─
[瓦礫と土砂に呑まれ、より深くに埋まった男が、漸く目を覚ましたのは、雷神達を外へ押し出してから、かれこれ30分が過ぎた頃。]
…………ぅ。
あー……回復力、落ちてんなぁ。
[どうにか手足が動かせる程度の空間で、もぞもぞと身じろぎ、ぼやく。
大地のエネルギーを得られる限り、たとえ命を落とすことがあっても、蘇ることができる。 それが、《チ》の守護者としての、この男の特性。 だが罅の影響か、そのリンクが切れかけている。]
ま、身体の方も、体外なボロだからなぁ。 仕方ねぇか。
[ジャニスに頭を撃ち抜かれたダメージも、まだ若干残っているし、普段使わないような能力を連続で使わされる羽目にもなった。 完全回復に至るには、数日間、このまま地の底で眠っていたいところなのだが。]
(126) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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