140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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[紅い夜が明ける音が響く。
それまるで、地獄の門が開くかの如く冷たい音だった。]
流石ね、《解析者》
[ 楽園で、一人呟く観察者《ディオサ》
世界を映す鏡は、酷く紅く、赫かった。]
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─ 離れ際 ─
そうかぁ? 埋まってみんのも存外悪くねぇぞ。
[言うだけ言って、己の目的を果たすため、早々に立ち去ろうとしたのだが]
ん〜ぁ?
[ヨアヒムから、宝珠>>14を託され、僅かに怪訝な表情を浮かべた。]
紫《アメシスト》……水晶に水晶を寄越すか。
[窓越しに、《ソラ》に開いた穴に翳す。 一点の濁りもない石には、強力な加護力が込められていると分かる。]
ま、有り難く受け取ってはおく。
[紫水晶は、ジャージの後ろポケットへ。 そして足は、光翼町へと向かう。*]
(28) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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/*
まとめようとしてみたが完全に迷子
ちょっと塊で動いてる集団散らしに行こうかな?
ってプランだけはあげつつ 俺はおちます
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─ 光翼町 ─
[行く先々で出会すは、《ソラ》から堕ちた災禍の欠片。 罪歌奏でる黒い雨を、片手で払い除けながら、《ソラ》の守護者たる男を探し歩く。]
……っかしいな。
こっちの方に、それっぽい気配あった気がしたんだがなぁ。 やっぱ地上じゃぁ駄目かぁ〜……?
[地下に潜って、見えぬ場所から捜した方が、より確実に近付けるだろうか。 そう思い、近くにあったマンホールの蓋に手をかけようとしたその時───>>32]
ぁ〜〜ん?
[災禍とは違う何かが落ちてくる。]
(35) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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[何だ、アレは。
人間か? いや、人間であればあんな場所から落ちてくる筈もない。
ならば一体、何なのか。]
───チッ。
[舌打ちして駆け寄れば、轟音。 砕けたコンクリートの粉塵が、辺りを烟らせている。
その奥に、何やら蠢く影>>37を見た。]
おい、大丈夫か?
[少しずつ晴れる視界の中、瓦礫を踏みしめ、ソレに近づいてゆく。]
(39) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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[近付けば、砂埃と雨に混ざって、古いインクの匂いがした。 知る限り、この匂いのする人物───人、と呼んで良いか分からないが───は、ひとりしかいない。]
おまえさん、歴史書《イストワール》……だな? たしか、ハワードと云ったか。
[男が直接会うのは、これが初めてのこと。 しかし、容姿含む組織からの情報、現場の状況からして、まず違えることもない。]
……ほら。
[差し出された、血のついた手を取ろうと、瓦礫に足を踏ん張らせて右手を伸ばす。]
(45) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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いいや、俺ぁただの浮浪者……モグラだよ。 つーても、今更遅ぇか。
───そうだよ、誰がつけた名前かは知らねぇが、不本意ながら、そう呼ばれちまってるらしい。
[言葉より、握った手>>46から、より正確な情報は歴史書《イストワール》に記録されたか。 浮かべた不愉快な表情が、謙遜ではないことも含めて。]
まぁしかし、空から地面に突っ込んでくるなんざ、一体どんなドジだよ。
[呆れつつも助け起こしてやり、用が済めばさっさと手は離してしまう。]
(48) 2014/11/15(Sat) 03時頃
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あ〜? いいよ、別に俺のもんでも何でもねぇし。
[寧ろ、壊れた建物の所有者に詫びるべき案件なのかもしれないが、それも含め、自分のものではないのでどうでもいい。
だが、賄賂の言葉に、少しばかり思案して]
───。
だったらおまえさん、《ソラ》を知らねぇか? 俺ぁ、《ソラ》を捜してんだ。
(49) 2014/11/15(Sat) 03時頃
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それと、ほら。 俺のじゃねぇけど、貸してやる。
[ポケットを探り、先ほど渡された紫水晶を掴み出す。]
筆頭宝珠魔道士《ジュエリスナイト》様謹製の紫水晶《Amethyst》だ。 ちったぁ、復元の役に立つだろうよ。
[それを、ハワードの目前に突き出して、手に取れと顎で示した**]
(50) 2014/11/15(Sat) 03時頃
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ね、聞こえてるんだろ?
邪魔なの排除してきてよ。
俺の解析《アナライズ》が進まなくて困る。
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なんだい、喧嘩はいけねぇなぁ。 やっぱり世の中、平穏平和が一番よ。
[>>51そんな生易しい話ではないことくらいは、当然理解している。 しかしハワードが喧嘩だというのなら、その程度のことでいい。]
そー、守護者の方。 上の方、あんな事なっちまってさぁ……こっちにもだいぶ影響来てんのよ。 だからちぃとな、どうなってんのよってぇのを聞いとくかなぁって。
”機関”の連中に、なんかされてねぇかとか、さぁ。
[そんな話を、ぽつぽつと。]
(78) 2014/11/15(Sat) 20時頃
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おまえさんの歴史が、負の方向に改竄されちまったらたまったもんじゃねぇからな。
[>>53調和、安定、癒やしと安らぎを齎すとされる紫水晶。 筆頭宝珠魔道士《ジュエリスナイト》からのものとなれば、そのパワーに疑いの余地などあるはずもない。]
問題の解決にも効く、っていうじゃねぇか。 さっさと仲直りしろよ、その喧嘩した”お友達”ってぇのとさ。
……ま、そういうモンは、石ころでどうにかできるもんと違うかもしれねぇけどな。
[>>53皮肉気味に口端を上げ、戻された紫水晶を再びジャージのポケットに戻す。 この件も、バックアップはとられているか。]
(80) 2014/11/15(Sat) 20時半頃
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じゃ、俺ぁまたあいつを探しに……
……ん〜ぁ?
[用はそろそろ済んだろうと、瓦礫から離れようとしたところで呼び止められ、振り返る。 そしてひとつの願い>>55を聞けば、呆れたように小さく笑い]
喧嘩はいけねぇって、俺自分で言ってるだろ? しねぇよ、そんな疲れること。
[現在の《ソラ》が、此方に対しどんな感情を抱いているかは知らない。 だが少なくとも、《チ》が悪意を向けることはない。 心配症の歴史書にそう告げて、ゆっくり、その場を後にした。]
……にしても鬱陶しいなぁおい。
[尤も、降り掛かってくる邪妖《ウィィキッドレイン》は、容赦なく払い滅すが**]
(81) 2014/11/15(Sat) 20時半頃
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[先輩が呼ぶ声がする。
それがさしてるのは、俺だろうか。
それとも、少しだけ感じた、別の気配だろうか。]
……俺、先輩も巻き込もうとしたんだけどな。
[テンション上がっていたのは認める。
それで怒っているふうでもないのが、不思議だった。]
[別に怒る理由など何もない。
あの程度の事でどうにかなる程柔ではないから。]
俺も巻き込もうってやっぱ俺も壊れ《バグ》てるってお前も思ってんの?
[自分が壊れ《バグ》てるかどうかなんて自分では分からない。
それでも女神を排除《デバッグ》して世界は前よりノイズは減った。
だから何も問題はない。]
/*ちょっとまだ戻れないけど、エリが赤に協力する正当な理由付けを考えてるなう。
引き続き手伝う感じでいいのかな…
明日の更新で吊り襲撃、ですよね。
/*
エリお疲れ様。
個人的な意見としては別に赤だから=仲間とか協力関係である必要はないと思う。
自分の理由でそれぞれ動いても大丈夫かな、と。
俺は首無だから同じ赤陣営もキャラとしては排除対象で見てたりするし。
明日の更新で吊り・襲撃だね。
GJが出なかったら吊り縄4本、GJ一回出たら一本増える。
初回で赤一人落ちがいいかなと思うけど、魔術師がどう思ってるか分からないからどうしようかな。
/*
エリおつかれさま。
寒川先輩がだいたい思っていたことを言ってくれていた。
赤だからと1枚岩になる必要はないのです。
究極、1回も会わず会話せずでも成り立ちます。さみしいけど。
吊り襲撃は今日ではないけど、明日に向けてどこに喧嘩売りに行くかとか考えておくと、焦らなくていいかも。
俺は狂っているので、誰相手にでも喧嘩を売れます。参考までに。
先輩が壊れ《バグ》てるって?
や、俺は思いませんけど。
[だって、そもそも。]
普通ってものが、よくわかりませんから。
[俺だって、狂《バグ》っている。]
そ。
だったらいいや。
[女神《ソフィア》を排除した事で世界のノイズも減った事は確かであるし。
異分子《バグ》を排除していけば世界はもっとクリアになって。
そして本来の仕事である解析《アナライズ》もやりやすくなるはず。]
俺も普通ってよく分かんねぇな。
普通に仕事してるだけなのになんか怒られてるし。
[記録者は怒っている。
拘束される際に受けた一撃にその怒りを感じた。]
…しかしコイツどうすっかなぁ。
俺の邪魔すんだったら排除《デバッグ》した方がいいんかね。
[ぽつり、と呟く。
記録者と観測者と、そして自分は三位一体。
それを排除しようと考える事自体が、壊れ《バグ》ってる証であるなどと。
まだ、気づく事は出来ない。]
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[フランク・ハウンドドッグは、171代目の《チ》の守護者である。 千年前、暴走した《ソラ》の守護者を封じたのは、151代目。 その直系にあたる。
不動、平穏、豊穣。 守護者の多くは、人目忍んで静かに過ごすことを好み、中には一生を地下で過ごし、人知れず生を終えた者もいるという。 封印に動いた守護者もまた、きわめて穏やか……寧ろ怠惰な部類であったと、おそらく記録書には記されているだろう。
───フランク・ハウンド・ドッグは、その性分を、残念にも強く受け継いでしまった。]
(112) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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/*
ハワードが撤退しなかったらこのままバトルに突入してもいいかなと考えてます。
他にバトル勃発しそうなら撤退も視野に入れてる感じで。
取り敢えず俺が初回落ちはまずいかなとは思ってるんで、狂人二人がバトル展開するなら俺は引く方がいいかな?
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─ 光翼公園 ─
[ここまで、何体の邪妖《ウィィキッドレイン》を無に帰したろう。 いちいち数えるような面倒な真似はしていないし、埃を払うのに疲労を感じる者もそういないだろう。 ただ、こうも長く地上に出ているのは久し振りで、その明るさに若干目が疲れてきた。]
苦手なんだよなぁ、お天道様。
[今は厚い雲に隠されているが、それでも、影響を全く受けないという訳にはいかない。]
早ぇとこ見つけねぇと、な……。
[苦手な場所のひとつなのだが。 大きく拓けた芝生の真ん中で、屈み込んで両手をつく。]
………………───。
(129) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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/*
狂人バトルになってるんですよね。
人数比的にそういう可能性もあったけど、俺はここで決着をつける気はいまのところないですって言っときます。
バトルそのものはやめる必要まではないかなと。
ヨアヒムはガーディと話してる、
ハワードが寒川先輩と、
フランク、トルドヴィン、エリ、美村がそれぞれ1人でいる。
フランクとトルドヴィンがオン状態で待機中っぽいかな。
/*
狂人バトルになってるね。
そこで決着つける気ないのは了解。
こっちは俺がもう落ちるからいない間にハワード離脱したら、別のとこに適当にバトル吹っかけてもいいか。
エリも遠慮せずどっかにバトル仕掛けてもいいと思う。
俺は適当に立ち回るので。
と言った処で眠気が酷いので今日は落ちます。
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[地の脈がざわめく。 ただの人には感じ取ることすらできぬ波動が、ゆっくりと網状に広がってゆく。]
さぁ……かかってくれよ………雷神。
[波動を巡らすには、高いパワーを要する。 長時間に及べば、疲労は半端なものではない。
紫水晶の加護があるとはいえ、せいぜい、7分の探索が限界か。]
(130) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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[地脈の網に、幾つもの雷の残滓が引っ掛る。]
。o0(近いな……)
[安堵の溜息が漏れる。 地脈からの反応を頼りに、探索範囲を狭め、精度を上げることを選択すれば、明らかに残滓ではない、他より強い気配を拾うことができたろうか。]
600……500 いやもっと近ぇな。
[地面からゆっくりと手を離し、立ち上がる。 あとは地脈の導きのまま、気配の示した方向へ進めばいい。
そこに必ず、《ソラ》があるとの確信のもと。]
(145) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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─ 光翼商店街 ─
[地脈に導かれ、辿り着いたのは、閑散とした商店街だった。 この状況なら無理もないと嘆息し、首を掻きながら歩行者天国を歩き進むと、喫茶店の看板脇に人影>>147を見つけた。]
……警察?
何だ、逃げ遅れでもいたかぁ?
[やや足を早め、様子を見ようと近付いてゆく。]
なぁ、そこのおまわりさん。 そんなところで何が…………
[何があったのかと訊ねようとし、その不自然さに首を傾げる。]
(151) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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