人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 墓守 ヨーランダ



 (なんて、そんなこと、思ってた頃なんて…。)



 (もう遠すぎる過去……。)



[ふと、唐突にそんなことを思った。]

(2) 2010/07/17(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ



 ――どうしたの?シィラ


 

(3) 2010/07/17(Sat) 22時頃


 シィラ……さっきの声はなあに?
 どこか苦しいの?

 それとも、何か、



             あったの?


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 22時頃


[もぞり]

            [のそり]

 『出たいの……』


       『わたしを見てほしいの……』


 [どんどんどん]

         [どんどんどんどん!]


  『開けて』
                   『ここを開けて』
         『わたしを出して』

   『あなたの妹は、わたしなの。他の誰でもない、わたし!』


[ひっく、ひっく、と女のような泣き声。
それはどこから聞こえるのか。

――近づけば、勘のいい者にはわかるかもしれない。


その泣き声が、 このヴァイオリニストの


         なか    から


  聞こえることに]


   『わたしは いるのに』

   『あなたに望まれて、あなたのなかに、生まれたのに』

   『出してよ』 『あなたの内蔵(なか)から』 『わたしは出たいの』


『なんで聞こえないの』
 『わたしはここにいるの』

[どん、どんどんどんどん]

    [叩く。"妹"は"なか"から、抗議の声を上げて、叩く]

『もう、探さないで…
   あなたの本物の妹が万が一…万が一現れてしまったら……


 わたしは、誰になってしまうの?』

[どん、どんどん、
          叩く。 叩く叩く。 内臓(なか)から、叩く]


『コリーン』

["妹"も、同じように反芻する。飲み込むように、覚えるように]

『きれいな歌声。
 わたしもそんな声がほしかった。
 そうしたらきっと、セシルに気づいてもらえたのに』

[くすくす]
             [くすくす]

 『泣いてちゃだめね。
   セシルは可愛らしく笑う妹を望んでいるんだもの。
 笑わなきゃ。    くすくす』


ヨーランダは、奇妙な鳴き声をあげたシィラを撫でている。**

2010/07/18(Sun) 04時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 04時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― 泉の傍 ―

[珍しく、シィラが興奮しているようにも見えた。]

 そういえば、こんなにひとが集まったのはどれくらい振りか。
 だから?

(117) 2010/07/18(Sun) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― ヨナの昔話 ―
[その時代に似つかわしくなく魔女と呼ばれた女がいた。その女の家にある日たくさんの人が訪れて、その身を引っ張っていった朝。

 こわごわと一人隠れた場所から這い出した少女は、荒らされた家を見て、外に飛び出す。]

 ――……おかあさん……。

[だけど、おかあさんは帰ってこず……。
 変わりに現れたのは、シィラ………。]

 ――……あなたは?だぁれ?

[小さな小さな少女に巨大な紅い眼を持つ異形。
 それは恐ろしい光景に見えたことだろう。

 そして、周りの人間が騒ぎだし、魔女の娘だ殺せ、と騒ぎ出した時、



 シィラはヨナを背に乗せ、ラメトリーから去っていった。]

(118) 2010/07/18(Sun) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ



 ――…ねぇ、シィラ、あの黒い黒い大きなのはなぁに。


[その背中で地上を見下ろした時、
 ラメトリーの街を黒い影が覆っていくのが見えた。
 だけど、シィラは少し鳴いただけで、

 ヨナはそれから、シィラと空の旅を幾日かする。


 そして戻って来た時、





 ラメトリーはひとがいない場所になっていた。**]

(119) 2010/07/18(Sun) 08時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 08時頃


  『ラルフ』
           『ふしぎな ひと』

[くすくす]
                    [くすくす]

     『あの刃に映れば、出られるかしら』
         『でもそれって、セシルが斬られるってことだわ』

 『それはだめね』

       『別の方法を考えなきゃ』

                    [くすくす]


/*

どうも、ヨナです。
ええと、迷ってしまったので、素直に中身でききます。
妹さんの声は、ヨナ赤は聴こえていいのかな?>セシル

それと、あと一人お仲間さん潜伏中ですよね。
どなたか楽しみにしておきます。**


/*
ヨナへ。
紛らわしくてごめんなさい。
妹の声は聞こえても聞こえなくてもどちらでも構いません。
「遠距離でも聞こえる」とか「物理的にセシルの近くにいないとだめ」とかいう設定もこちらでは特に決めてませんので、お好きにどうぞ。

そうですね。どなたがいらっしゃるのか…。
楽しみです。*


【人】 墓守 ヨーランダ

― 泉の傍 ―

>>124
[現れたのは、長い銀髪を持つ女性。
 自分もそうなのだけど、彼女のもののほうが華やかに見える。

 ここの…の問いに、頷いた。そして…]

 ――…あなたは、だぁれ?

[いつもの問い。
 シィラの尻尾を撫でる手は止めて…。]

(135) 2010/07/18(Sun) 18時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 18時頃


シィラの鳴き声。

それは悲しくも聴こえると同時に、異質にも聴こえた。


【人】 墓守 ヨーランダ

>>140

 ――…マーガレット、水筒を探す?
 水筒……。

 マーガレット、水筒なんか持たなくても、
 ここにいれば、いつでも水は飲めるのに…。

[歩き出す後姿に話しかける。]

(141) 2010/07/18(Sun) 18時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>142

 ――……そう

[マーゴの答えに頷く。
 だけど、その真意を違うように受け取った。



 いずれ、彼女もどこかにまた行ってしまうのだと…。]

 ――…気をつけて……。

[その後姿を見送る。]

(145) 2010/07/18(Sun) 19時頃

あの足で……



             またどこに行くというの?

 もう、ここで、最期の時を迎えたらよいのに。

[マーゴの背を見つめながら…。]


ヨーランダは、その後ろで、シィラが紅いを点滅させたのを知らない。

2010/07/18(Sun) 19時頃


[そして、また泉の傍にたたずむ。

 聴こえてくる、声がある。]




 ――……?


 それは笑い声
 それは少女の


 聴いたことがあるようで、ないようで、
 首をかしげた。


 そう、まるで、あの、
 あの時、死んだ女の子の声を
 思い出すようで……。


【人】 墓守 ヨーランダ

>>146

 コリーン……
 水なら、ここに……。
 水を探しにきたのなら、ここに。

[そう念を押したのは、水を探しにきたわけではない人物もいると知ったから…。]

 ――…にしても、あなたは元気そう。
 そう見えるだけ?

(149) 2010/07/18(Sun) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>154

 ――…歌うだけ…そう。
 誰のために歌うとか、そういうのはないの?

[歌うために歌う。
 それは純粋のようで、


 でも、それだけで歌は歌えるものなのだろうかとも…。]

(158) 2010/07/18(Sun) 21時頃

ヨーランダは、コリーンが水を飲む様子を見ている。

2010/07/18(Sun) 21時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>159

 ――…一人……
 コリーンは一人でも大丈夫なの?

[好き、とそれだけで歌えるということを考える。
 それはどれだけ彼女が自分に真摯なのかということかもしれず。]

(160) 2010/07/18(Sun) 21時半頃

 でも、一人でも大丈夫なんていうなら、



                それは
                     嘘だと思う。


 『セシルっ』

[内臓で、妹は手を伸ばす。
暫くすると、どろり、と、先程舐めとったものがいくつかの消化器官を経て、妹の上に落ちてきた]

                    『おいしい』

        『セシルにとってこれは毒でも』
  『わたしにとっては栄養なの』

                     [くすくす]

        『いっぱい食べて大きくならなきゃ』


ヨーランダは、シィラがまた小さく鳴くのを聴く。

2010/07/18(Sun) 22時頃


 ああ、何か……。



 蠢いている……。
 そうだ、思い出した。




 シィラは特定の、異形に、

                反応する。


【人】 墓守 ヨーランダ

>>162
 一人じゃないと?何?

[揺れる髪に、眼を見開く…。]

 コリーンは一人でないと、それとも、駄目





                    なの?

(164) 2010/07/18(Sun) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ああ、疲れているのなら。
 この城の好きな部屋で休むといいの。

[疲れて息をつく様子に、それをつけたしつつ…。シィラが鳴けば振り返り、その身を撫でる。]

(165) 2010/07/18(Sun) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>166
 ――…そう

[そして、笑むコリーンの顔をまたまっすぐみた。]

 ええ、好きに休んでください。
 水浴びは、瓶なら、そこに……。

[泉の傍にいくつか並ぶ瓶を指差す。]

 ああそう、
 歌

             それは何の歌ですか?

[恋の歌なのか、景色を焦がれたものなのか、それとも、もう、悲しい歌なのか。]

 また用があれば、気軽にどうぞ。

[そして、コリーンの様子をそのまま見ている。*]

(167) 2010/07/18(Sun) 22時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 聴く人が決める…歌。
 そう、それは、不思議な歌……。

[コリーンがホリーに手を振るのも見つめた。
 そう、半分異形になった少女はそこに立ち尽くしていたか。]

 ――……あなたは、どっち?

[そのホリーを向くと、そう問う。
 人間なのか、異形なのか。]

 答えなくてもいい。
 どちらでも、今がそこまで苦しくないのなら…。

[そして、ついっと空を見た。]

 ――…日が暮れる。
 微かな光が消えていくわ。

 夜はもう、とても寒いから……。

(170) 2010/07/18(Sun) 23時頃

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