人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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【人】 猫の集会 クシャミ

[アカデミーに進学して、一番困ったのが
オペラのアリアを歌うことだった

声域も技術も、地道な勉強と練習で問題はなかった
しかし、聖歌と一番違うのが
色合いはそれぞれ違えども、ほとんど恋歌

幼い頃から、失うものが多いため
特に誰かへの「執着」はなかった

両親さえも、失われるのは《見えて》いた
それが、《美しい音楽》のために必要で
何者にも覆せないのも《分かって》いた]

(0) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[夕暮れ時の美しい風景
それを見て、涙が出そうな気持ち
それを伝えて分かち合う
そんな相手はいなかった

求めても手に入らない、手に入れても失われる

《世界》が《美しい音楽》を《奏でる》ために
それは必ず訪れる約束なのだ

《見える》ということとはそういうこと
音楽《ギフト》が齎すのは果てない《孤独》]

(1) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[かつて、自分は鳥籠から飛び発つのを望み
それが叶えられ、炭鉱を飛ぶ金糸雀になったのだから

それ以上は、もう望めないのを
ずっと、ずっと、《分かって》いたのだから

《孤独》と《絆》で《結ばれ》ている
それが、《ギフト》を得た代償なのだから*]

(2) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時半頃

クシャミは、壁から、じ〜っ

Arianrhod 2013/10/06(Sun) 14時半頃


クシャミは、イアン、もう片方の腕ももいでしまいたいですね(まがお

Arianrhod 2013/10/06(Sun) 15時頃


クシャミは、セレスト明之進を眠る鼠でぶん殴っておいた(いい笑顔

Arianrhod 2013/10/06(Sun) 16時半頃


【人】 猫の集会 クシャミ

[左腕の痛みで膝をつく神父を支える
上空にいた天使はすっかり大人しくなっていて
すでにこちらへ何かをしてくる様子はなかった]

 もう、休んで…大丈夫だから

[そう声を絞り出す
オルガンを奏で、自分を撫でてくれた
優しく温かな腕はすでにない]

(5) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 もう、イアン…君って、馬鹿?
 あれほど、自分労われっていってたのに
 人の気も知らないで…これ、出血大サービスだからね!

[神父の身体をぎゅっと抱きしめてから
声《ヴォイス》に願いを込めて囁いた]

(6) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[彼の苦痛が薄れるように
その傷が癒えるように
失われたその腕が彼の元に戻るように

すると、手にしていた鼠が眩い光を放つ
その光は神父を包みこみ

やがて消えた]

(9) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[スータンを見れば
中身ない空っぽの袖がゆらりと揺れる
願えば取り戻せるはずだった
それはつまり――彼自身が望まなかったということ]

 …君は、馬鹿なの? 馬鹿でしょ?
 せっかく、僕が…なのに、どうして?

 僕は…もう、君が傷つくのは嫌だ…

[鼠を持つ手を高く振り上げて
今にも叩きつけそうな]

(14) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 23時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 僕はもう、これ以上…君を失いたくない!

[それは切なる願い
両眼から、ぽろぽろと流れるのは涙
後から、後から途切れることなく流れ落ちる]

(19) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 23時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[神父に抑えられた右手を静かに下ろし
鼠を椅子に寝かせた

乱暴な扱いを受けたはずだが
それでも、大人しく眠る姿は
これすらも人形であるように見えただろうか]

 …だったら、もう…僕のことは忘れないで
 君にこうして、会う度に…僕を忘れてしまう

 …僕は君を失っていく…それが悲しい

[拭うのを忘れたかのように、涙は流れるまま]

(24) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 00時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 ばかばかばかばかばか! イアンの馬鹿!

[涙を拭う神父の返事に
聞き分けのないこどものように
彼をポカポカ殴りながら、叫んだ]

 僕だって…それくらい分かってる
 君に会えるのが嬉しいよ

 …例え、僕以外の誰かを愛していても

[長い年月の中の
ほんの一瞬の逢瀬はそうして繰り返された
嬉しい、楽しい、愛おしい

――だからこそ、悲しい]

(26) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 01時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[神父をぎゅうっと抱きしめて]

 けど、それを我慢出来るほど
 …僕は人格者じゃないんだ、馬鹿!

[再び泣いた、まるでこどものように]

(27) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 01時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[神父に背中を撫でられながら
気づけばうとうと、泣き寝入り*]

(30) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 02時半頃

クシャミは、ろぐは感じて、発展させる…後は流れで

Arianrhod 2013/10/07(Mon) 23時頃


クシャミは、イアン、お疲れ様でした、もふり

Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

 ― 20XX年 ロンドン・とある木の下 ―

[ふっと気づくと、ベンチにかけていた
止まっていた世界が急に動き始めたような感じ
しかし、それはうたた寝していたからだろう]

 ふあ…

[伸びをしながら、大きく深呼吸
金色に輝く木漏れ日が葉の隙間から
キラキラと零れ落ちてくる]

 ふむ…

[デイバッグから取り出したスマホを見ると
メールが一通届いていた

それは待ち合わせの相手から
少し遅れるとのこと]

(52) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 珍しいこともあるもんだ

[出がけのトラブルはいた仕方ない
「木の下にいる」とだけ返信してから
デイバッグに放り込み
肩にかけて、立ち上がる]

 夢、見てたのかな?

[周りの景色と、背後に立つ木を見比べた]

[樹齢は百年超えていると
根元に立つプレートには書いてある樹

この公園はかつて
何かの事故で崩壊してしまった大聖堂
その跡地に作られたものである]

(53) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[それがどのようなものかは
残る資料が少ないため、分からないが
噂を集めた本を読む限りでは

なかなか、B級ネタらしい]

 お、来た来た…意外と早かったじゃん

[木の方に向かって来る人影は見知った顔
近くの学校に通う幼馴染であった

寄宿舎生活を無事に遅れているか
その様子伺いも兼ねて、たまに落ち合う

どうやら、いつも通りのようで
ホッとした]

(54) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 おい、ロビン…こっちだよ

[無事な姿に安堵しながら
笑顔で、彼に手を振った

そろそろ、ハロウィンである
今年はどんな仮装をしようか?

ふと、考えて――ぽろりと涙が零れた
理由は分からない

ただ、何となく、これでよかった
*そんな気がする*]

(55) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時半頃

[

    さみしい。

    あいたい。

    さみしい。

    あいたい。

    さみしい。

               ]


【人】 猫の集会 クシャミ

[幼馴染みの問いかけに]

 …夢、うん…夢見てた、昔の

[ありがとう、とハンカチを受け取って
押さえるように目元を拭った]

 夢の中でも、俺はやっぱり馬鹿だった

[と、ぽつり]

(81) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[夢の中では、一番好きで一番会いたくて
けど、絶対にそばにいられないひとへ

最高の自分ではなく、最低の自分を見せた

 『どうせ、全てを忘れてしまうのでしょう?
  だったら、綺麗さっぱり忘れればいいんです
  あなたが求めた私は所詮、幻想
  本当の私なんかじゃないんです…』

[彼の前に再度現れたのはそれを打ち砕くため

そして、この自分はただの余韻、もう音もない
――フェルマータ《終わり》の記号]

(82) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[すでになくしてしまった左腕を見て

 『私の願いを聞くおつもりなどなかったのでしょう?
  ならば…残った右腕を後生大事にするといい

  ……その、相手ごと』

別れの言葉はかけなかった
すでに、自分はいないものだから

そのかわりに――]

(83) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[幼馴染みの奏でる"風の唄"に目を細めた
微風は優しい《音楽》を響かせる

今日も《鐘の音》が鳴り響く

世界は《美しい音楽》の終着へ向かっている
*《美しい結末》を目指して*]

(84) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 ― 20XX年・とある倉庫 ―

[アカデミーの一角に蔦に絡まれた
煉瓦出来た建物がある

そこには古代の様々な楽器
とりわけ、鍵盤楽器が多く納められてる

ピアノ、チェンバロ、鍵盤つきグロッケンシュピール
中でも目玉が「トルコ行進曲用のベルつきピアノ」

一般開放もしており、スタッフがいない隙に
こどもたちがこっそり忍び込み
ドキドキワクワクしながら、それらに触れる

片隅に「スタッフ以外立ち入り禁止」があり
隣接する楽器倉庫へと繋がっていた]

(85) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[そのドアを開けて、見回せば
布を被った楽器が数台]

 えっと、探しものは…これかな?

[今日は学内でハロウィン兼ねた演奏会がある
黒い猫耳パーカーに黒い尻尾をつけ足した姿で
その手伝いをしているのだが]

 トリックオアトリート!
 …で、「金平糖の精の踊り」か

[その単純さが、いかにも音楽学校らしい
ピアノの学生は「ゴリウォーグのケークウォーク」とか
そこまでいくと全然お菓子でないのだが]

(86) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[並んだ中から1台、気になるものの布をはぐ
それを見て、思わず叫んだ]

 なんじゃ、こりゃ!?

[びっくりした余り
ポケットに忍ばせていたお菓子の包みが
ぽろっと床の上に落っこちた*]

(87) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃

 ―― "  अइताकाता  " ――





[ あいたかった ]


 


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