219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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─ 追憶譚 ・ 喪 ─
(>>34くちさもないものたちの、 好奇の目に晒されているきみを見た時。 僕は見開いた瞳硝子に、驚嘆を顕にした。 『──如何したんだい。その大層な怪我は。』
滅多にねえくらいに大袈裟にさ。 その日の日暮れ、門下生も、烏も帰った後に、 壊れ物を扱うようにでも、世話を焼いて居た筈だ。)
(40) 2017/06/15(Thu) 19時半頃
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[きみが育つたびに、 生き辛そうな一本芯が芽生えてくること。 僕はそうでもねえし、僕の知るかぎりでは、周りに そんな事を教えた人も居なかったと思うんだが。
生き写しのように ”似てくる” 面影、面差しに 臆、有り体に言えば『不器用』な生き様ってやつに、 対して信じもしなかった、因果や運命さえ感じた。
>>35唯、思った処で、 かれを誤解する者に言えたとして、 彼本人に、言えなんてするものか。]
( ……そんなところ"まで”、 輝久に似て。 )
[ …… なんてさ。 ]
(41) 2017/06/15(Thu) 19時半頃
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( ……彼は、きみとは違うのだから。 そうと分かって、痛む心を抑え続けた。 大切なきみの”忘れ形見”に迄。
──較べ続けられることを、 ──重ね続けられることを。 ──演じ続けなければ為らんことを。
背負わせたく無かった。 )
[ …のに、なあ。 ]
(42) 2017/06/15(Thu) 19時半頃
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(──さぞ ”生前の行い” ってやつが 悪かったんじゃねえかな。
…臆、勿論、僕のな。 )*
(43) 2017/06/15(Thu) 19時半頃
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─ 3rd days / スクランブル交差点 ─
( ───、 きみに言伝てたところで、 幕を区切られたような暗転。 )
『まだ参加できんのかな?マブスラ・デスマッチ!』 『なんでも、あの伝説の風乗りも来るとか……。』 『まじで!?やっべ、行こうぜ、行こうぜ!』
[ぱち、と見開いた目の先は、再び雑踏。 唯、昨日までとは違って>>#3行き交う人の群れ、 とりわけ、今ときめく若者たちを中心に ひとつの話題が文字通り、
──── 熱を上げていたのであった!]
(49) 2017/06/15(Thu) 20時頃
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(……この数日で、恐らくは。 この、知ってるようで知らない町、ひと。 そういうものに包まれてるもんだから、 僕のエントリー料ってのは、「記憶」だと。 ………そんだけだと、思ってたわけだが。)
……おお。 マブスラも未だ流行ってんだなァ。
[──何時からあったのだか、 恐らくそれを識る者は然うと居ないのだろう。 男が若かりし頃にも既にあったくらいには── 存外深い歴史を持ち続ける”マーブルスラッシュ”。
知らないものばかりだと思っていたからこそ くちぐちに聞こえているはしゃぎ声だとか、 そういうものに感慨を覚えたのだが──。]
(50) 2017/06/15(Thu) 20時頃
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( ……や、こうしてっと。 ほんとに年食っちまったようで…──嫌だねェ。)
[何せ、記憶ばかりは二十代。
通りの誰も見てなど居ないのに、 誤魔化すように黒髪の束を梳いてなんか見せたのち。 ふと、聞こえた声の一途。
好奇心もしれなりにある、 ”珍しいバッジ”の話なんかには興を燈すものだったが、 ──>>#0そろそろ聞き慣れてきた着信音と、違和感。]
(55) 2017/06/15(Thu) 20時半頃
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…… 何時もの事だが、 わかんねえなァ……?!
[「日に日によく分からなくなってねえか?」と 初日の大空のスクリーンにも映っていた、 仮面のお嬢さんを思い出して、首も傾がるもの。]
「失われし対の王」──って事は、 なんだか、お宝でもあるのかねえ…。 その復活……はわかんねえが、 老兵さん、ってのは年配なんだろうな…。
(断片を紡ぎ出しながら、 昨日は「ブログ」ってもんがあったから 未だ良かったが、今回は添えものも無い。 どうと見つけりゃいいのか、──それこそ、 …… ”お手上げ” だと思ったが。)
(62) 2017/06/15(Thu) 20時半頃
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( ……臆、でも。 王…、ってのは。 冠するところは、あったよな。 )
[”十王マルチシアター”。 地図を見直せば、結われた黒束を泳がせて。 振り向いてから、「なあ、」と話しかけた口は。 ”また”きみの居ないことに気づいて、唇を食んだ。 ” ……淋しいもんだな。 ”
宙空に投げ捨てた言の葉は、 嘗てなら、(諦念を覚えたあとの男為ら、) 絶対に口遊ぶことの無いものだった。]
(浮かんでは爆ぜる水泡は儚く潰えてしまうように、 雑踏の中では、淡い呟き等、─踏み潰れるだけ。)
(66) 2017/06/15(Thu) 20時半頃
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[”手荒な部下” とやらのことは、>>0 未だ雑踏の中に隠れて、知り及ぶ処では無かったが。
口にしても届かないと言うのに 思念なら及ぶ事の不思議さに嘲して見せながら、 話しかけようとした何某かは、>>54 きみのほうからの言伝に瞳硝子を開き、霧散する。]
( …ふ、と微笑った。 )
『──此処は多分、……交差点みてえだな。 きみは? また離れちまったんだろうか。』
[見えもしないのに、自然と揺れる首は >>61遠く、何ぞの音楽を鼓膜に拾い上げる。 きみにそうやって問い返しながら、 なにかを思い出したように掌を開き、見下ろした。]
(71) 2017/06/15(Thu) 21時頃
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『 ……今日は、90分なんだな? 』
[昨日も昨日で大変だった──ような、 と言うのは途中から別件で動いてたもんだから 結末は推測に過ぎやしないが。
ふと、見た儘に思ったことをテレパシーに乗せ、 心のうちだけでもっとややこしいのかね、と厭った。]
(取り敢えず、きょうは。 昨日の死神さんのご忠告もあったもんだから、 きみと合流を先ずしようか、とも思うもんで。 下手に動くよりも、──返事がある迄、 きょろ と辺りを見回していた。)*
(73) 2017/06/15(Thu) 21時頃
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『浄瑠璃公園か。 マブスラの大会ってのがあるんだったか。 僕としちゃ、トランジハウスってのが 面白いもんがあるとかで気になってたんだが… ……いや、私用甚だしかったな。
一先ず駅ってんなら、そう離れてねえな。』
[『先ずは合流しねえか?』
>>89 呑気に雑踏の中に佇んでいる藤衣は、 きみの前に立ちはだかるような──山にでも帰るべき 巨躯の存在なんて知らないからこそ、呑気にそう返す。]
(念話の向こうにあるもんでも知れたら もう少し気の遣いようのひとつ、ふたつ。 あったに違いないんだろが、─── ……。)
(198) 2017/06/16(Fri) 01時半頃
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[離れた空気なんぞ、其れこそ──。 サイキックでも無ければ、読めもしまい!]
『……だろうなァ。 見るからに難問な上にヒントもねえ。 ま、猶予があるに越したことはねえが。 取り敢えず、なんにせよ来てくれんなら、 ……待ってるよ。』
(>>100 きみが来てくれるなんて言うもんだから、 その辺の建物の壁にでも凭れて、呆けるように 安心して待ってたんだ。
……すると、何が来たと思う?)
(200) 2017/06/16(Fri) 01時半頃
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(先ず、きみが見えた。 見慣れた白を見遣れば自然と咲いた笑みを伴って、 ひら、と袖を振るとともに、壁から背を浮かせる。
次に、きみが随分と急いているのを見、 おや、と緩めた瞼肉の合間から覗いた─── そのうしろから、随分大きい影が付き纏う。
流石に、それってのがな。)
(203) 2017/06/16(Fri) 02時頃
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[ 熊とは思わんだろう。 ]
(…確かにな、昨日話にゃ聞いたがな?)
… あ、 ? ───きみ、まさか、 [本来、僕の存ぜぬところだが。 死神さんのやってる ソーシャル・ゲームってのに喩えるなら、 「話の途中だがワイバーンの群れだ!」… とでも言われたような気分で──あんぐりさ!
其処に。 ふい、と浮かんだ想像を固めるような、 きみの声が飛んで来るもんだから、余計──。]
待ってたのはきみだけだったんだがな! 随分とおもしろいもんに追っかけられやがって!
(208) 2017/06/16(Fri) 02時頃
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( ……逃げられるもんなのかね、こりゃ? )
[から、と下駄を弾く。 随分遠影だったとは言えど、 その間が埋まるのも時間の問題だろう。]
(きみの剣の”鞘”が抜けねえ、 とは思わねえもんだから。 ひとりじゃ倒せるようなやつじゃねえんだろ、と。 昨日の死神の忠告がそう言う意味でねえにせよ、 「はあ、」とまんまるの瞳で真ん前を見据え、─。)
─── 然うだな、…だが、その前に。
(210) 2017/06/16(Fri) 02時頃
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[帯間の扇を抜きされば、 ふい と指すは熊の出づる方角。 詠を吟じるこころ迄は熊に吹っ飛ばされたもんだから、 ご容赦として、───扇の先を縦に振るう。
ひとよりも大きい五の大太刀が 踊る花円に誘われるようにして虚空から輪を描き、 一点、熊を地に縫い止めるように振り降りる。
流石に動いてる熊程の疾さのもんな上、 遠い分狙いはさだまらねえが、頑丈とは言えど 劔を楔、四肢の部分が地面に惹きつけられりゃ、 ───上手く引っ繰り返ってはくれたみてえで。]
(211) 2017/06/16(Fri) 02時頃
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───時間稼ぎくらいは出来ただろ。 ……ええと、熊から逃げる時ってのは…。 背を見せちゃ駄目なんだったか。
(なんせ、この形でも都会育ち。 熊なんぞは見た事は無いもので。)
[そもそも”雑音(ノイズ)”に、 一般的な知恵が効くかは別として──。
>>100きみの距離がすぐそばほど近くなったところ、 ひとつ頷けばその通りに駆け出す。
──追跡者が来る北西では無く、 足ってのは自然に、南東のほう。 奇しくも、トランジハウスのほうに往くものだった。]*
(212) 2017/06/16(Fri) 02時頃
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─ 追憶譚 / 喪 ・ 続 ─
『…然うしていると、菖のようだわ。』 『本当、瓜二つ。』 『嗚呼、けれどもお兄様はもう少し…。』
[有象無象は、舞台袖の影法師。 「はは、」と愛想笑いで払う事を覚えたのは、 二十も半ばに過ぎたころだった筈だ。
自らの夢を捨て、 生きてきた”代役”として演じ続ける人生も 三、四年も経てば、諦めは普通に変わった。]
(──それは早いのやら、遅いのやら。)
(218) 2017/06/16(Fri) 04時頃
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( 唯一照明で無理矢理輝かせる事も無い、 太陽のように眩しすぎる事も無い灯許。 素顔で居られたのは、きみのそばだけ。
それも燭台のともしびがかそけく薄らいだら きみの前でさえ、素顔の面を後ろ手に 隠してしまっていた。 )
[そもそもきみにさえ、ほんとうのことなど。 青年のころには、もう、言えてなど無かったのに。 それきり、素顔など隠していたのに。]
( ……きみの”死”と言う、 ひとつの幕切れを迎えるまで。 )
(219) 2017/06/16(Fri) 04時頃
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[久々に顔を出したのは、 >>195あくまでも自らが至らないと言い張る きみによく似た青年を前にした時だ。
千切れた呼び声は助けを求めるでも、 なにかを吐き出すでも、心を開いてくれるものでもない。 その頰に染みる水の線の行き道を眺めながら、 手拭いひとつでも差し出して──…。]
……… 、
(なんと言えば良いかは分かっていた癖に、 最善を言い渋ったのは、きみの影がちらついては 離れて、つかず、離れずで、── ……。)
(220) 2017/06/16(Fri) 04時頃
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───なんでもしょい込むのが、 強いとは……、かぎらないと思いますよ。
[緩やかに開いた玻璃が細まると同時に開いた言の葉が 何時か、きみに掛けたものと同じような言葉だったと 知った時が来たら、(それも丁寧な音で修飾されて、) ───きみの忘れ形見は、どう思うのだろうな。]
(221) 2017/06/16(Fri) 04時頃
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( 良い大人か、と言えばそうでもない。 良い保護者か、と言えばそうではない。 良い”せんせい”か、と言えば ──…。
…悪い人間だよ。 僕ってのは。 大事な子どもを託すには不釣り合い。 …人選を間違えたんじゃねえかね。 かれは。 )
(222) 2017/06/16(Fri) 04時頃
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(きみに”能く似て”利発な子だから、 時折影で聞こえる、こころないものの言葉を。 年老いた師範代の言葉を耳にしては、>>197 気づいていたんじゃねえかな。
… ───自分の足元に影に隠れた、 きみ(父親)の存在ってのを。)
[僕の足元に棲んでいたのは、過去。 持て囃されただけの老害ともつかぬ父では無く、 兄ではあったが、積み重ねられる重石の種類は同じ。]
(けれども、誇りなど欠片も無かった僕とは違い、 かれはきみに似て居た。…然う、似て居たから、さ。 唯一周囲を宥められた筈の大人は、”口を挟まなかった”。 それを、躊躇って仕舞った。]
( ──然うして、枷を嵌めさせた! )
(223) 2017/06/16(Fri) 04時半頃
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[約束を反故に出来ぬ程度には” ”していた。 けれども、それと同じだけ、恨んで、逆恨んだ。 悪いのは、伝えられなかった僕自身だってのに。]
( 咲くは藤色の竜胆。 根付いた性の悪い女々しさは、 ……染め落ちない。 )
[正義も誠実も花蕾の中には有さぬ、 とうに堅く口を結んだこころは痛みを知るものだけが、 その固有の価値を認めればいいのだ と歪つに想い、 その瞼裏では、きみの幻影を白昼夢のように追っている。 締め付けられるよな痛みは、]
(詰まるところ、───”悩んでいたのさ”。 平常の面の裏に抱え込んだ醜悪の根の往き場を。 枷檻の外側から悲しむ顔を見たいと思い乍ら、 救いの手を差し伸べるは、僕で在りたいとも願う。)
(227) 2017/06/16(Fri) 05時頃
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( ───…然うして、悩んだ末、 あの子がそれを言ってくれる迄は>>199 ……助けてを求めてくれる迄は、 見ない振りをする事にした狡い大人が一輪。 )
[罪も罰も未だ下らぬ筈の彼岸、 賽の河原の如く、──この手こそが、 石を積み続けるとは思わなんで。]*
(228) 2017/06/16(Fri) 05時頃
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─ 3rd day / → トランジハウス ─
『おや、知らなかったのかい。 ───取り敢えず、然うだな。』
[>>213 空中に放られずとも、意識の海にはぽんと放る。 合流を先としてから、>>214捕獲者と追われる者、 その体現の極地のような構図を納める迄の間──。]
『はは、……情報の少なさ、ってんならそうか。 ま、その代わり。存外見つけられたら、 ──早い、ってやつかも知れん。』
[呑気に返していた男だって、 きっと、きみが今見ているものを知らされて居たら。 こう思った筈だ。]
(259) 2017/06/16(Fri) 13時頃
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(…いや、打ち込んだらな。 そりゃあ、怒るんじゃねえの?)
[雑音も生き物も、 それは世界共通なのかは知る由は無いが。 >>214>>215───斯くして、現場に居合せる。]
(サイガワラパークじゃあねえんだから、と 思う事のひとつでも出来れば 良かったのかもしれねえが、──当然乍ら、 僕はそのアニメを知っちゃねえのさ。)
[黒黒とした熊の儘、 息の上がらないきみに気づけば流石だ、と ひとつふたつ思ったのだろうが。
───怒れる獰猛に釘付けになるのが、先ずは先。 >>216>>217熊のひっくり返った後で、 「気にしなさんな」と笑ったのも一度迄、だ。]
(262) 2017/06/16(Fri) 13時頃
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(……今正に、その側から存外俊敏な影は。 うかうかしてっとまた来るなァ、と身を翻し。 怒らせた今はそもそも回避行動も無意味か、と 思い直したのは少し経ってから。)
……だなァ。 今は兎角、距離を取るべし、……ってとこかね。 第一、後ろを向くより前を向いて走った方が早い。
[…と言っても、 下駄で走るのはある程度なら良いとして 熊に追われんのは考えちゃ無かったな、と思うは一寸。 走り寄る音をひとつ追随をさせたの為ら、 向かう足にそう遠く無いのだから、と、好奇── ばかりでもねえんだが、向かうのは噂の種。>>#3]
(263) 2017/06/16(Fri) 13時頃
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……─── そう、あれ…。 なんだが。 行ってもいいもんか…ね。
[今の見目なら、年甲斐なく、でも無く。 幾つになってもマブスラってのは魅力的なもんだから、 (とは言っても腕の方は押して知るべし。 ──何方かと言うと、蒐集に偏っちゃ居た。) 好奇をそこはかと無く見せて、ちら、と一瞥する。 そこで一も二も無く、連れ添ってくれるきみに、 「! 有難うな。」と弧を描くよな喜色を咲かせ。
──見知った顔が>>177>>178入れ違った事も知らず、 踏み込んだ店内で、随分と陽気な店主に出迎えられた。 >>#8]
(264) 2017/06/16(Fri) 13時半頃
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