人狼議事


239 ―星間の手紙―

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【人】 蝋燭職人 フェルゼ

― 地下49階 シアター室 ―

[エレベーターは居住区画を超えると1本になる。
作業用に近い雰囲気になるそれに乗り換えて、ずっと下まで下っていった。

49階のここは、シアター室とは言っているものの、どちらかといえばモニター室の趣だ。
実際に住民が映画を見る際には、自室や14階の巨大防音室が利用されたのだろうと思っている。
ただ、映像データテープは娯楽映画も含めて、すべてここのテープ保管庫に原本が保管されているようだった。

1本のテープが、これ見よがしに机の上に置かれている。
自分が置いたのではない。
最初から、ここに置かれていたのだ。]

(47) 2018/04/27(Fri) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[テープを、再生装置に差し込む。
椅子に座ると、天上から壁にかけてかかっている大きなモニターを見上げた。

じじっ、という開始音と少しの手ぶれとともに、録画画像が流れ始めた。
白い壁を背景に、ワンピースを着た少女、いや、大人になったばかりの女性が椅子に座っている。

自分も、ここ最近で更に色が白くなったと思うが、彼女は肌も、髪も真っ白を超え、透き通るかのように見えた。

彼女が話し出した。]

(48) 2018/04/27(Fri) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

『…こんにちは、あなたはどこからいらしたのでしょうか
わたしは、ここの最後の人間です

ここは、地球という星からの移民によって開拓されました
地上の環境が厳しいのは元からでしたが、それでも私たちの先代は地下に向けて居住地を伸ばし、いつかは地上で生活できるよう、研究をしていました

しかし、遥か遠くの星の爆発による各種の波の大震動がすべてを狂わせました
気づいた者は、次から次へとこの星を脱出しました

嵩をくくっていた者
ここの開発に心血を注ぎ、離れるのを惜しがった者
そして、ここで生まれて、ここを捨てられなかった者
気づいたときには、この星の環境も、そして残された技術や物資も、この星からの脱出を不可能としていました』

(50) 2018/04/27(Fri) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

『気が付くと、新たな子どもが生まれなくなっていました
わたしが、最後のここの子どもです
人は、土地から離れては生きてはいけないと言いますが、やはり外の…恒星の光や、大気から離れても生きてはいけないのかもしれません

これは、ここで地球からきた人々が生きていた、という遺産として保存されると聞いています
私自身は、地球と言う星を知りません
でも、皆の話や記録映像を見る限り、きっと、とても美しい星なのでしょう
何故、私のひいおじいちゃんや、その前の人たちは、そんな星を手放して、こんなところまできてしまったのでしょう
でも、そうでもなければ今の私は居なかったのかもしれませんね

こんなものが、記録になるのかしら、と思いながら喋っています
あ、そうだわ、おじいちゃんに、昔教わった、地球の歌を歌います
あなたはこんな歌を知っているかしら
もうずっとずっと、昔の歌だときいています…』

(52) 2018/04/27(Fri) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[どこかカメラを持つ人間の様子を伺いながら話し続けた彼女が、立ち上がると、目を閉じて、映像の中で歌い始めた。

『うさぎ追いし、かの山…

彼女の歌に、カメラを持っている人間のものであろう嗚咽が交じり、歌が終わるとともに映像は途切れた。

この映像は、何度か見た。
この歌も、そろそろ音のうまくならないピアノで弾けるようになってきている**]

(53) 2018/04/27(Fri) 23時半頃

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