160 東京村
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呪人死亡なので 描写せずに済んだとほっとしている
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[ さよならさんかく ▽ またきてさんかく △
ふたつそろえて、ダビデの星になる ✡
二つの正三角形を逆に重ねたこの形は、ユダヤ教、あるいはユダヤ民族を象徴するしるしとされている。]
(1) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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[夕方、店の扉を閉める誰か。 借りたアパートの鍵を閉めて、外に出る誰か。 通りを急ぎながらスマホの画面を眺め下を向いている誰か。 階段を居りていく誰か。 閉まっているどこかの店。 それらの、平凡な風景。その風景の中にある手首に 小さな星が、揺れている。]
(2) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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― twitterより抜粋 ―
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(3) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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― 時間不定・渋谷 ―
[渋谷の半蔵門線構内。>>0 壁にもたれかかって眠っている女子高生に、誰かが立ち止まって声をかける。>>0]
『――』
『間に合わなくなるよ、起きないと』
『いいの?』
[低く、女子高生に話しかる声がある。 よれたスーツ。くたびれた印象の会社員が、声をかけた。 低い位置からなら、シャツの手首から、ふたつのさんかくで作った星が揺れていることも見てとれる。**]
(4) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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[女子高生を見下ろす、よれたスーツの男は、レンズの汚れた眼鏡の向こう側、どろんとどこか濁った目で女子高生を見下ろしながら続けた。疲れからだろうか。 紫色の暗い色の唇でぼそぼそと言った。]
『………』
[それから、ふと人波のほうへ顔をむける。 聞き取りにくい声。もごもごと何か言っている。 ――『早く』と、急かしていた。]
『追いかけられてる』
[誰にかは答えない。本当か嘘かも分からない。]
『追いかけられてる』
[幽霊のような足取りで後ろを向いたかと思うと、男は小さく手招きした。]
(33) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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『鳥居の下のさんかく』
[小雨が降り始めている。 よれスーツの男は、駅の中を通って、外に出た。 人で賑わう交差点を通らず駅の真西側に出る。 百軒店商店街の東側の鳥居のようなアーチ。 その真下の青いさんかく。 つまり横断歩道標識の下に、女が居た。 女が傘をさして携帯を触っている。 女は傘の下からぼうっとした眼で二人をみた。]
(38) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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『開けてくれているよ』
[赤く塗った唇を三日月のようにわらわせて、顔にかかるほつれた髪を耳にかける。手首にはもちろん――…… 女の『さんかく』はゆめうつつのような声音で言う。 最初の『さんかく』は、女子高生の背を押して、次の『さんかく』についていくよう示した。]
(39) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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[やる気のない客引き。わざとらしい色合いの風俗店。 看板ばかりが明々としている。
スーツの男の、傘をさした女の、女子高生の手首に。 星。星。星。
無関係に歩いてると思われた通行人たちに、 星。星。星。
どこまでが『そう』でどこまでが『ちがう』のか、 本人たちにしかわからないのか、 本人たちもわかっていないのか。
入院患者が院内を散歩させられているのに似た足取り。 女子高生と女さんかくは、不思議と誰に止められることもなく、狭い路地へ狭い路地へと入っていく。
汚れでまっくろになった飲食店の入ったビルの裏の壁。 そこで女さんかくはとまった。 スチール扉を、幻みたいな女さんかくは開けてやり、女子高生の背を押した。>>45]
(47) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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[中は飲食店の厨房につながっていた。 くつくつと何かが煮える音。 厨房の明かりは蛍光灯。 魚のにおいが漂っている。 床は湿っている。家電製品が唸っている。 顰め面をした料理中の男が、壁に設えられた扉を指さす。]
(50) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[扉を開き、下に降りると、がらんとした空間に出た。 安っぽいいくつかのドア達が並ぶ。 奥にエレベーターがひとつある。 エレベーター上の橙の明かりが、動いている。]
[エレベーターが、ぽん、と返事をした。 扉が左右に開いて、いかにもおいでと言っているかのよう。 人が居る。ボタンの前で指を構えている。]
(51) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[エレベーターの中の星をつけた腕はボタンを押した。 エレベーターは上階ではなく、下へ下へと向かう。]
[着いた先、物置か倉庫のような暗い空間にでる。 無表情は電気をつけ、倉庫の奥のほうへ進む。]
[倉庫の奥にあった品や棚を動かす。 丁寧に床の一部を剥がす。 その下から、四角形のワクと取手。]
(52) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[取手をひっぱり、四角形のワクを外す。 中から梯子が出てきた。]
[梯子を降りると冷たい空間に出る。暗い。 木の囲い。先は長い。闇の向こうには僅かな明かり。]
[歩き続け、明かりの元に出る。 車が通れる暗いの広さ。大量の管が通っている。 遠くで「おうい」と呼ぶ声がこだまになって聞こえる。]
[音の響きをたどって進む。 誰かいる。また、扉の前で待っている。 扉を開く、道を進む…]
(53) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[扉を開く。道を進む。階段を降りる。]
[階段を降りる。さんかくと。星をたよりに。進む。]
[扉を開く。進む。背を押されるまま。]
[道を進む。進み続ける。]
[扉。道。階段。]
[道。階段。扉。扉。道。]
[通路。通路。]
[通路。]
[音。]
(54) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[――音楽が聞こえてきた。]
(55) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[ むすんで ]
[ ひらいて ]
[ てをうって ]
[ むすんで** ]
(56) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[『さんかく』達はみていた。 『さんかく』を追った男を見ていた。 さかしたひなこと接触した最初のさんかくであるよれたスーツの男は、渋谷のどこかで丸めた体を前後に揺すりながら『追いかけられている』と繰り返している。
『追いかける』は 『追いかけなきゃいけない』理由になり得る。>>3:259
ダビデの星々の目は相手を見張ることに決めた。 ダビデの星々は互い囁きあい、連絡をとりあっている。>>57]
(58) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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― 渋谷区 ―
[『女さんかく』と『さかしたひなこ』を追った眼鏡をかけたサラリーマン風の男は料理屋裏のスチール扉の周囲を気にしているようだった。そののち携帯電話を触り始める。 文字を打ち込む間の時間も、三角形の目は、ずっと見張り続けている。
その、少し後だ。 眼鏡のサラリーマンの背中に、声がかかった。 酒とたばこで潰れたような、男のガラガラ声だった。]
(60) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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……。 やーあ、こんなところで何してるんだい?
[――彼の名前はなんと言ったろう。 ワタヌキは、スーツを着た背中に、声をかけた。]
奇遇だねえ、こんな所であうなんて。
[掠れた笑い声を立てていたのは、朝新宿で会った男だ。 昨日の昼にホームレスと見紛うような姿だった男だ。 サンダルで地べたを踏みながら近寄ってくる。 互いの距離は数メートル。 男はぴたりと足を止めた。]
(61) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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んん? 人違いだよ。 きみだって自分で言っておきながら 何だかしっくり来てないみたいじゃない? 君のいう笠井先輩のことを、 おれは誰だかしらないけれど。 少なくとも、こんなじゃなかった。顔に書いてあるよ。 なら、おれは君の言う笠井先輩じゃあないんだ。 安心して自信を持つといい。
[そうだろう?と首を軽くかしげてみせる。]
気ままなホームレスだもん。 追い出されて寝所を転々とすることだってあるさ。 今夜の寝床探しかもね。 で、君はこの辺りに用事があるのかい?
(64) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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ひなこちゃん。
[復唱する。つまりは知り合いだから追いかけていたのか。矢鱈に心配している風だ。『さんかく』からみても『酔ってた』ようなので、そのせいかもしれない。>>65]
あらら。睨まれてもしらないよ。 人探ししてたの?ふーん、てつだう? 彼女?同僚?キャバ嬢?援交? 何かってなーに。
[良からぬことをしているのじゃないか、真っ先に疑うぞ。 そう睨まれると、これもまた「昔はこんなじゃなかった」わけだが、黄色っぽい歯を見せて喉の奥で笑う。]
ずいぶんじゃあないか。
(70) 2015/06/08(Mon) 08時頃
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[睨んでいるのは向こう側であるのに、引っかき傷でもつけられたような顔に見える。かわいそうに。 彼は立ち去っていく。背中に「あ」と声がかかった。]
……そうそう。そうだ。 『豊田』くん。 だ。
元気でね。
[豊田の後ろ姿を見送っている。ある意味、助かった。 『消えてしまった、さかしたひなこちゃん』探しのために『ミサ』を開く事にしたはいいが、『さんかく』達には、新参者の『さかしたひなこ』は見分けがつきにくい。 渋谷のさんかくの目撃情報が『アタリ』だったのだ。]
(71) 2015/06/08(Mon) 08時半頃
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[むすんでひらいての歌が、ゆるい上り坂のトンネルの向こう側から聞こえてくる。>>74 トンネルの突き当りには、扉がついていた。 扉につきあたると、誰かが内側から鍵をあけてくれる。
扉が開く。
どこから電気をひいているのかもわからない。 黄ばんだ蛍光灯が、時折ぱかぱかと光量を変えながら中を照らしていた。 夕日や白熱灯のあかみがかった色合いとは質の違う、陰気な黄みがかった白い光。影が濃く落ちている。 足元は古びたタイルや不格好に古びて割れたコンクリート。 いつの時代のものかわからないような赤錆びた鉄や木材も使われている。天井や壁では、パイプやコードが絡み合っている。
ここは、地下商店街。 どこか祭りの縁日にも似ていた。]
(77) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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― 地下商店街 ―
[てんでばらばらの趣味の服がハンガーにかかっている。 古着屋だろうか。棚に置かれたバッグが身を寄せ合って、土埃だらけになっている。 それらの奥のカウンターで、誰かが煙をふかしている。顔は蛍光灯の無遠慮な光のせいで、影になってみえなかった。
……てをうって むすんで
日もないのにパラソル代わりの日傘の下、椅子に腰掛けた老婆が毛玉だらけの服を着て膝に置いたぬいぐるみを撫でている。 煮崩れしたかのような平和のなかにいる笑み。ふくふくと頬を緩ませていた。]
(78) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……またひらいて、てをうって
古い靴屋に黒や茶色の革靴と、変色したスポンジのビーチサンダル。傍に誰かが、倒れている。けれど目を開いて何か話している。むずかしそうな宇宙の話をしている。
奥ではホームレスのような髭面が濡れてかぴかぴになった古新聞を読んでいた。
「茶」と書かれたのれんの前にござがひいてある。 石のように座った人が、茶碗を前に、時折思い出したように、みじろぎする。]
(79) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[外国語が書かれた品物を扱っている場所も多い。 たばこ屋はなかでは繁盛しているのか、あちこち煙を吸う人がいる。甘い煙のにおいが漂っている。
詩を売る露店。占い。マッサージ。 壁には時折、水がちょろちょろ伝い、その周りが石のように盛り上がって変色していた。 パイプからぴとんぴとんとしずくが落ちている。]
(80) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……その手をうえに……
地下商店街を奥に進むと、妙な器械だけが置いてあるぼろ机があった。100円をいれるところがついている。 商店街に入った時に流れていた『むすんでひらいて』がふつりと止まる。 100円を入れればまた鳴り出すのかもしれない。]
(81) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[突き当りで通りは右へ曲がっていた。 張り紙を何度も貼っては剥がされした形跡のある通路。誰かのラクガキ。残った黄土色のセロテープ。
奥は上り階段になっていた。 向こう側には、ここよりも、もっと沢山の人が居そうだ。**]
(82) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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― 渋谷→? ―
[張寧生からは、『さかしたひなこ』に関して『危険』と連絡を貰っている。何がどう危険なのかの説明はなかった。そしてその事情を少しでもきく前に、張寧生と連絡がとれないままになっている。 何かあったと思うのだが、未だ連絡はつかない。厄日にもっと早く気付き、早々に『こちら側』から切り離してやるべきだったのかもしれない。
そして『あいりちゃん』でも『ひなこちゃん』でも、名前は構わなかった彼女。 どうやら割符だけ手元に渡ったようだが、その気があるのなら、彼女も『さんかく』になってしまえばいい、そうなるつもりがあればその手をとって誘ってやるべきだと、今もなお、考えている。**]
(83) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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