82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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―寝室― [攻芸を待っている間に、うとうと。 緊張して眠れそうになかったけれど。
疲れていたからか。 彼が来るころには、すっかり寝入っていただろう**]
(3) 2013/05/15(Wed) 00時頃
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[深く、浅く。 そんな眠りの中で、愛しい人の呼び声が聞こえれば 意識が薄く浮上する。
だけど、まだ夢心地。]
こう……ん……?
[寝ぼけた声で呼び返して、また眠りの淵へ落ちようと**]
(14) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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[傍らで起き上る気配に、 落ちそうだった意識が再び、浮上する。]
……攻芸? ―――あ、
[起き上ってみれば、寝ぼけた思考でも緩く状況を理解する。 さっと頬を赤らめれば、まだ半分夢の世界にいる様な とろんとした目で見上げて……攻芸の胸元に腕を伸ばした**]
(65) 2013/05/15(Wed) 08時半頃
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[シャツを引き、じぃと見上げれば 視線を逸らされて>>66、不思議そうに小首を傾ぐ。 寝ぼけた思考が、緩く現実へ]
………っ、
[夢、ではないと気づき始めていたけれど。 俯くと自嘲の笑みを浮かべ。
胸蔵を掴むとそのまま、押し倒そうと*]
(85) 2013/05/15(Wed) 12時半頃
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―朝― [精神的か、身体的にか。 酷く疲れていて、いつもより深く眠りについていた。
動く気配に、身じろぎをしたが その時はまだ目覚めていなかった。
だが、出て行く音で>>67、ぱちりと目を覚ます。 同時に獣の咆哮にも気づいて、]
っ、!! 攻芸!?
[呼びかけたが、既に姿はなく。 先に向かったのだろうと、起きたばかりの身体を 無理やり動かして、寝巻のまま駆け出した。]
(86) 2013/05/15(Wed) 12時半頃
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―教会方面へ― [薙刀を手に、獣の声と嫌な気配がする方へ。 途中で誰かと合流すれば、共に戦うべく駆けただろう。
教会に向かえば、礼拝堂から ラーマを手にしたまま出てきただろうか>>71 それを見つければ]
神父様っ!!
[駆け寄り事情を聞いていると、窓が割れる音がして>>84
礼拝堂内へと踏み込んだ。 獣の姿を見つければ、気合いを入れて構える。 今、村で五体満足で戦えるライマーは少ない。 戦えるものが、戦わなければと
まだ獣が、生き残っていれば、さらに逃げられるのように 入り口で武器を構えて立ちはだかり、既に事切れていれば、 逃げた獣を追いかけようと駆け出しただろう**]
(87) 2013/05/15(Wed) 12時半頃
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―礼拝堂での攻防― [礼拝堂内に踏み込めば、 こちらに向かってくる獣が見えた>>94
攻芸が、力任せに打ちつけ 獣は吹き飛ばされたが、戟が砕けてしまった。 それに一瞬、気を取られたが、この好機を 逃すわけには行かない。]
(129) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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はぁぁっ!!
[吹き飛ばされてきたのを 刃で受け止めるように、横一閃。
獣の腹から赤い血が噴き出し、血の雨を降らせた。 身体を赤く染めながら、息を大きく吐く。
まだ動き出しそうだった獣の喉を 攻芸が、踏み潰すのが見えて>>96、なぜかふるりと肩が震えた。
そのまま、もう一匹を追って出ていく攻芸。]
……っ、……
[共に行こうと思ったけれど、 急に足がすくんで、走り去る攻芸を見送った。]
(130) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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[狼型の魔物なんて、良くいる。 だから、こんなことで足がすくんでどうするんだ。
だけど、脳裏に過ってしまう。 喰い殺さんと追いかけてくるあの声。 噛みついてくる痛み、獲物を見るあの目。]
くっそ……
[叱咤するように、足を叩いた。 だけど、まだ……動けない。
外から複数の咆哮が聞こえる。 2匹のほかに、さらに現れたのだろう。
いかなければ、と奮い立たせて、薙刀を構えると ようやく走り出した。どちらに行ったかは、分からなかったが 村長の家の方に1匹いるのが見えて、
とにかく、一匹ずつでも倒さねばと駆けだした。]
(131) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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―村長の家前― [村の中を駆けると、各方面にあの魔物たちは 襲ってきているようで、どこにいる等と考えるのも面倒だった。
村長家の窓を、今にも割りそうな1匹を狙って、全力疾走。 足音に気付いた獣もこちらに向かってくる。]
こいっ!!
[怖くない。 もう、あの日のような無力な存在じゃない。 喰われるだけの、存在なんかじゃない。
胸の内で言い聞かせるように、自分を奮い立たせて叫んだ。 こちらに噛みつかれる前に、まず下方向から斬り上げ5 くるりと回して、続いて柄で叩きつけ6
偶数:ミス 奇数:命中]
(133) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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[斬り上げが命中して、獣の右目を奪う。それで警戒されたか。 飛び退かれて、2撃目はかわされてしまった。]
っ、……!!
[その隙をつかれて、飛び掛かられる。5
偶数:寸での所で柄で防ぎ、弾き返した。 奇数:柄で防いだけれど、そのまま押し倒された。]
(134) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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うわっ!! ……っ、……くっ、
[柄で喉に噛みつかれるのは防げたが、 余りの重さに、そのまま後ろへ倒れ込み、押し倒されてしまった。
肩に爪が食い込み、血が滲む。 だらだらと落ちれ来る唾液に、眉を寄せる。 右目の仇か、喰い殺さんと獣は瞳を爛々と輝けていて
腕が振るえるのは、獣の力が強いせいか。 それとも―――…
蘇ってくる記憶を振り払う様に、押しのければ、 『切り込みが浅い。』という攻芸の声が浮かんで]
(136) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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ハァァァァァ!!!
[踏み込み、獣の心臓狙って、一突き。6
12:突き刺さり、絶命 34:突き刺さったが、最期の力で飛び掛かってきて右肩負傷。 56:突き刺さったが〜顔、左側面を爪で引き裂かれる。]
(137) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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[手応えは感じた。 だが……獣が絶命する前に、爪を振るい、]
っ、―――!!!
[顔の左側を抉って行った。 鋭い痛みが走り、声に出せない悲鳴を上げ。 だけど、始末をつけるのを忘れてはいけないと、 力を振り絞って、引き抜きさらに、止めの一撃を]
(138) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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[絶命したのを確認すれば、左側を手で押さえて、 そのままふらふらと、膝をつく。 からんと薙刀が乾いた音を立てて、近くを転がった。
ぼたぼたと落ちるのは、汗ではない。 赤い染みが、大地を汚す。
左目を開けることができなかった。]
っ、……はっ、く…… [両手で左目を抑えながら、痛みに呻く。 まだ、村の中に魔物の気配がすると言うのに……]
(139) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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チアキは、痛みを耐えて、しばらく膝をついていた**
2013/05/15(Wed) 19時半頃
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[痛みに呻いていると、危険を知らせる叫び声>>148 続いて、近くで何かが弾けて。
咄嗟に転がる薙刀を右手で拾おうとしたが、 距離感が掴めずに、手は空を切る。]
くっ、そ……
[そうしていると、こちらに駆け寄る足音が>>153 そして、足止めを喰らっていた獣が倒された。
駆け寄ってくる攻芸を申し訳なそうに見上げて、]
……っ、
[副作用が嫌で、薬を飲まなかったのに、 こんな所で、怪我をするなんて。 己の未熟さが疎ましい。]
(171) 2013/05/15(Wed) 21時頃
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[右目でちらりと見ると、攻芸も肩を怪我しているようで]
お前も、怪我……手当、……っ、
[手当をと、思ったが 鋭く痛みが走って、言葉にならなかった。 大人しく傷を先に見せた方がいいと、左手を外した。
左瞼から頬骨辺りまで、3本の爪痕が見えただろう。 幸い瞼あたりの傷は浅い。 目に傷がついているかは不明だが
頬のあたりが深く抉られていて、 血がだらだらと流れている。]
(172) 2013/05/15(Wed) 21時頃
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[傷が熱を持ったのか。 くらくらとする、だけどまだ、村の中に魔物の気配がする。 こんな風に、弱ってるわけには行かない。]
こんなの、大丈夫……だから、
[左目は、開けられないけど。 熱でやや潤みかけた目で、平気だと告げる。
先ほどは、掴めなかった薙刀を握れば、 軽くふらついたが、なんとか立ち上がった。
とりあえず、血を止めないといけないな。と 攻芸が手当をしようとするのなら、大人しく受けただろう。]
(177) 2013/05/15(Wed) 21時頃
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わっ、ちょっと……
[うるさいと一喝され>>186 そのまま、村長の家へと連れて行かれる。
出てきた使用人が、慌ただしく手当をしてくれた。 包帯を巻かれて完全に左の視界が消えて、少しの不安。
このまま、戦えるだろうか。 ずきずきという痛みは、まだひかない。]
かすり傷っていう、傷に見えなんだけど……
[それを誤魔化すように、同じように手当てされている 攻芸を胡乱げに見た。]
(189) 2013/05/15(Wed) 21時半頃
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う、……そういえば、そんなことを
[母から聞いた覚えがある。 母の姉が、そういう流儀を若干嘆いていたらしい。 待つ方からすれば、家族が酷い怪我をすれば心配なものだ。]
守衛さんが……
[自体は本当に、酷いものだ。 眉を寄せて、ぽつりと呟けば、]
まだ、残りがいると思う、急いで倒さないと
[被害が酷くなると、急いで外に出ようとした。 視界が狭いせいで、階段の傍の人影には>>194 気付けなかったかもしれない。]
(199) 2013/05/15(Wed) 22時頃
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[攻芸の怪我、かすり傷には見えない。 でも、かすり傷と言う。
彼の体には無数の傷があった。 その中に、悲しい過去があるものも、 ―――…すべてを知っている訳ではないけれど。
彼の傷が、一つでも多く、薄れて行ってくれたらと想う。 医者でもないし、魔法使いでもない。 傷を癒してやることはできないから、ただ祈る。
そして、誓う。 彼に傷を、これ以上増やさないように―――…守ろうと、]
(203) 2013/05/15(Wed) 22時頃
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悪いけど、一度決めたことはやり通す主義だ!
[>>204叫ぶと傷が痛むけれど。 右目だけで、どれだけ戦えるか分からないけれど。
一人で安全な場所にいるのは、性に合わない。 そして、戦うと決めたから、守ると決めたから そこを譲るつもりはなかった。]
攻芸を、……一人でなんか、いかせない
[いかせない。
一人で生きることなんてさせない。 一人で逝くことなんてさせない。
痛みに耐えて、にっと笑うと行こうと手を差し出した。]
(206) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
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多少の無茶は、目を瞑ってくれよ 無理はしないよ……
[無理をして、危険を冒せば 同時に攻芸も危険に晒すことになる。
だから、無理はしない。 多少の無茶は、持って生まれた性質上してしまうだろうけど。
薙刀を握れば、歩き出す。 今、攻芸を手にして戦うのは、 熱のせいで少し難しいから、問われなくて良かった。]
(217) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
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―村長家→自宅へ― [手を握って駆ける。 地面に足が付く度に、やはりずきりと痛むものがったが 我慢できない程ではない。
どちらかというと、くらくらするのが問題だ。 気合いで何とかしているけれど。]
お出まし……って、アレ何?
[パンダ?と小首を傾げたが、獣から視線は外さない>>212 薙刀を構えていると、ちらりと攻芸と視線が混じる。>>218
嘘を吐いても仕方がない、申し訳なさそうに首を横に振った。 攻芸の重さを持って、振り回して踏ん張れる自信がなくて、]
(221) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
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[後ろにと言う様に手で制されて>>225 こくりと頷くと構えたまま、立ち止まる。
指を立てるように>>232、黙って頷けば。 避けれられるのを察知して、ぐっと足に力を入れた。]
(238) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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[攻芸の刃が、獣の腹部に吸い込まれる>>237 右目だけの視界には、すべてを映すことはできないけれど。
音で大体は把握できていた。 向かってくるのなら、さらに斬り付けてやろうと 刃を上向きにして、いつもの構え。
斬り上げを初動にすると、連携がしやすいから癖だった。]
(248) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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―――っ!!!
[予期していたように、こちらに迫る気配。 いつものように下方向から斬り上げる。
だけど、距離感がつかめず、やや浅い傷を作る程度。 しまったと、思った時、攻芸が駆ける様が見えて、>>266
―――…笑った、]
(269) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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[憧れだった従兄弟が相棒。 それだけで身が引き締まる想いだった。
一刻も早く、彼に相応しいライマーになりたかった。 攻芸が、ライマーになることを賛同してくれないのは、 きっと、俺が弱いせいだと、
だから、修行に打ち込んだ。 成長することを恐れていたなんて、知る由もなく、 毎日、毎日、早く攻芸の相棒として認めて貰いたくて……]
(282) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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[轟く咆哮を聞いたのはどのタイミングだったか。 一番、強い気配。あれが親玉なと考えていたが、 今は目の前の敵が優先。
だけど、キリシマがドルドヴィンを振う気配には、 僅かに高揚していた。片目が見えなくなったせいか、
耳が良く聞こえる。 気配に対して、前より敏感になった気がした。]
(285) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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[遠くの方で馴染んだ気配を感じたが>>270 攻芸が獣を引き裂き、抉る音に気を取られていた。>>279
獣が絶命するのを感じれば、]
こう、……攻芸、……
[白い大きな気配。 あちらに加勢をと言おうとしたが、くらりとして 身体が緩やかに傾いた。
熱と、血を流したのと、 夕食と朝食を抜いたのが、まずかったかもしれない。]
(287) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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