人狼議事


207 愛しの貴方を逃がさない。

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【人】 本屋 ベネット

[お礼の言葉には、こちらこそと笑った。

カップからの湯気は余計に肌の温度をあげる。
口に含んだ紅茶はいつものように砂糖を入れたはずだけど、味がいまいち分からなかった。]

 ───…、あの時計?

 でもあれは、

[キャンセルも何も。

言葉の続きは、床へ転がったカップの音で止まる。
少し前から眠そうにしていた様子は、
───もちろん知ってはいたけれど。]

(0) 2017/01/23(Mon) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット


 …あれ。
 思ってたより、早かったなあ。

[もう少し、お話をしていたかったのに。
きょとんとでも擬音がつきそうな表情で。

ソファへ沈んだ彼女を眺めて。それから。

カーペットへ広がる沁みは落とすのが少し、
厄介そうだと困ったように眉をさげた。*]

(1) 2017/01/23(Mon) 02時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2017/01/23(Mon) 02時半頃


[さくら書房からコンビニへ。取り置き制度を店長に持ち掛けたのはカミジャーから。

 先週は偽名を使って1冊の本を購入した。
 その医学書を開き、見よう見まね。]

 …―――かみさま。
 どうぞ受け取って、くださ…い。


[ちくり、ちくり。

 目が粗い気がするから。

 ぱちんぱちん。

 補強をしておく。]


【人】 本屋 ベネット

[───ノックの音。
虚ろな意識に割り込んだその音に身を起こした。

眠れたせいか幾らか気怠さは引いていた。
額にあてた掌はそれでも少し冷たく感じたけれど。

先程の音の元へ向かう。
その間もノックは鳴り続けていただろうか。

どちらでもかまわないけど。]

(8) 2017/01/23(Mon) 23時頃

【人】 本屋 ベネット


 ごめんね。

 寝ちゃったみたいだから。
 ぼくの部屋じゃなんだか悪いし。

[錠のかかった扉越しに声をかける。

ドア一枚隔てた室内の様子は分からない。
彼女がどんな表情でいるのかすら。]

 ───そういえば、時計の話だけど、


 もう、いらなくなったのかな?*

(9) 2017/01/23(Mon) 23時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2017/01/23(Mon) 23時頃


[痛い。痛い。


あぁ、違う。これはかみさまが、痛いんだ。

 左の手袋から血が流れても、抗議の声は止まらなかった。]**


【人】 本屋 ベネット


 大丈夫?

 風邪、うつったりしてない?

[ノックの回数の意味よりも、
返事にかかった僅かの間の方がよほど気になった。

心配。心底そんな声色で問い掛ける。

明るい声が返ってきたのなら、
まだ眠いのかなあなんて呑気な思考に変わったけれど。

だったらもう少し、部屋でゆっくりしていてもらった方が、きっといい。
だから扉は開けないまま。]

(16) 2017/01/24(Tue) 19時頃

【人】 本屋 ベネット


 ───うん。

 うん、よかった。
 あの部屋には合ってたもんね。

 うれしいなあ。

[ゆっくりゆっくり、反応を待つ。

そうして聞こえたのが笑い声なら、目許を綻ばせた。
いつもと寸分違わないゆるい笑顔。
ひとつ残念なのは彼女の喜ぶ様子が、
扉越しの確認になってしまったこと。

けれどここを開く提案には、少しだけ、考えた。]

(17) 2017/01/24(Tue) 19時頃

【人】 本屋 ベネット



 ───…、

   どうぞ。案内しますね。

[困らせるのは、本意ではない。

小さく息を吐き鍵を回した。
開いたドアの先に待つ彼女はまだ笑っていてくれるだろうか。]

(18) 2017/01/24(Tue) 19時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2017/01/24(Tue) 19時頃


【人】 本屋 ベネット

[まったくもって、だんじてズレていない。
今の状況に微塵の違和感など抱いていない。
何せおかしい事など何一つないのだから。
彼女の中で渦巻く思考など知る由もないのだから。

ドアが開けばそこにいたのは、
眠る前の彼女と何ら変わりはない。

贈ったリボンも、相変わらず似合っていた。]

 大丈夫?

[やはり口に出すのは気遣うような言葉。

案内した先にむかう足取りは軽快とは言い難く、
困ったような表情と共に伸ばした手は
彼女に触れる事は叶っただろうか。]

(23) 2017/01/24(Tue) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット


 そう?それなら、

 あ、そっちじゃないよ。

[用が終えるまで壁に凭れてただ待つ。
あんまり近くにいても悪いよね。女の子だし。
じわじわと燻る熱は体調の所為なのか。

彼女が向かおうとしたソファの部屋は方向が違う。
踏み込む前に、遮るでもなく、ただ指をさした。
きみが眠っていたあの部屋を示して。

いつものように笑いながら。
商品の場所が分からなくて困っている客を案内する時のように。]

(24) 2017/01/24(Tue) 22時半頃

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