人狼議事


160 東京村

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フランク! 今日がお前の命日だ!


[自宅に帰る。鍵のかかった部屋、ノブを回して入っても誰もいない。
 近所づきあい、なんてありはしない。深夜に家に帰る子供、帰り道誰かに会うこともあまりないし、会ったところでどの家のどこの子かなんてわからない程度。
 見咎められても、どうやって報告するっていうんだろう。朝の早くに出て行って、終電の終わりに帰る父。母親は家にいない。

 真っ暗なままの部屋。もうすっかり慣れたもので、電気をつけることもなくテーブルの上のポリピッチャーからコップに水を汲んだ。
 これだけは毎朝パパが準備している。パパ自身朝は水を飲むし、わたしもこうやって置いてあれば楽だと思う。]


[バスルームに向かって、メイクを落とす。スマホの明かりを使って、わずかな光の中ひと通り落としきってから、タオルでスマホを防護してシャワーを浴びる。
 一回真夜中のシャワータイムを見つかって、パパに怒られたからだ。その時は帰ってからすぐ寝てしまって今さっき起きたのだと嘘をついた。
 暗い中浴びている方がおかしなことのようにも感じるけれど、幸いあれから見つかっていない。今度見つかったらどうしようかな。]


[そして、軽くお風呂のタイルを拭いてすぐに部屋に戻る。ここまでをワンセットに、パパが帰るまでにいつもこなしている。
 寝ているか寝ていないかは、半分パパにとってはどうでもいいことなんだと思う。部屋に戻ったら髪を乾かして、念のため早めにベッドに潜る。
 パパが部屋を覗かないか警戒しての事だけれど、たいていはいつもそのまま寝てしまって、朝を迎える。]


【人】 MNU機関 ジャニス

[昼になる少し前程。

今日の予定を確認しながら、
少ない授業割を終えた青年は学校から出て、
最寄り駅へと足を向けた。]

(69) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[Twitterを眺めながら歩く。
朝は山手線運転見合わせを嘆くだけのTLが、
今は奇妙な「消えた人身事故」>>#1の話題で賑わっていた。]

[駅員、運転士、乗客。
朝の新宿駅ならその数は膨大だろう。

その人々が「落下した男女」を
見ていたにも関わらず、その痕跡は見当たらない。

男は、日本人離れしたハーフらしい顔つき。
女は、口許に大きな痣が有った。

痕跡の見当たらない「消えた人間」と「痣の女」。
文字を追いながら、ふと「どこか似てる」と思い浮かんだのは、昨日出回った二枚の画像のことだった。]

(70) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 …………

[TLから、昨日のワタヌキからのDMを表示させる。
そこに書かれた連絡先を数秒見つめる。
少しだけの逡巡の後、青年は携帯へと打ち込んだ。]


[『あいり』の携帯に、知らない番号からの着信が入る]

(71) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の奥に、『あいり』の声が聞こえた。
ほんの少しの逡巡の後]

 ……大平さん、すか?
 
 どうもぉ。 こんにちは。
 昨日、お会いしたジャニスです。

[へらへらとした軽い声を、携帯の奥へと向けた。]

 すいません、いきなり電話して。
 大平さんに、ちょっと連絡したいことがあてすね。
 
 今大丈夫すか?
 

(78) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 いやね、昨日 大平さんの、落し物 渡したでしょ?

 それが、あれだけじゃなかたんすよ。
 渡しそびれたちゃたものがあてですね…

 すいません、僕の不手際す。
 申し訳ないです。

(80) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 お手数おかけしちゃうんすけど、
 よかたら、うちの店の方まで
 取りに来てもらえませんかね?

 そちの都合のいい時間でいいんで…

 どうでしょう?
 何時なら、とかありますか?
 

(81) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の向こうに、安心したような声を向ける]

 は。 ほんとすか
 やぁあ、すいません。ほんと助かります
 また店長に怒られるとこでしたぁ

 は、今からでも大丈夫? ありがとうございますぅ

 すんませんけど、僕も今お店向かてるとこなんで…

 そうですね…
 13時くらいになたらお店につけるかと思うんす。

 どうでしょ?
 大平さん、それで大丈夫すかね?

(87) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 は。 13時に、香港小吃で。


 ありがとうございます、よろしくお願いしますね

 じゃあ、失礼しました。
 また。


[…そう告げると、青年はゆっくりと指を動かして
通話を切った。]

(91) 2015/06/06(Sat) 00時半頃

『ママ』

[それははっきりと聞こえない声で、でも私にはしっかりと聞き取れる声で]


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 00時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 …………………。

[『あいり』との通話画面から戻った携帯を、ゆっくりと握り締め。長く深く、息を吸う。]


[そうして青年は、新宿に向かう電車に乗った。山手線に巻き込まれるように、朝は遅延していたこの路線も、遅延はもう解消されていた。]

[問題なく新宿に着いたのは13時前。時間にまだ余裕がある。昨日と同じく、店までの慣れた道をゆっくりと歩く。]

[電車に揺られている間、
身体が空腹を訴えていたので、駅の売店で
大して食べたいとも思わないパンと缶コーヒーを買って
感慨もなさそうに食べながら向かった。]

(121) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[遠く離れた故郷の妹なら
兄のこの様子を叱っただろうか。

食事はちゃんとしろ、とか。
歩きながら食べるな、とか。]

(122) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[――故郷に居る妹は、本当に出来た妹だった。
自分よりも頭も良く才能もある、優秀な子。

成績とかそういうもので、
一度だって妹に勝てたことはない。
親の期待は兄よりも妹に注がれた。

だからといって優秀な妹へ、
青年が嫉妬することは決して無かった。

むしろ心から感謝しているほどだ。]
 

(123) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[妹が居るから、今の自分は自由なのだ。

留学と銘打って遠い異国の地で
家族を背負う責任を持つこともなく。
危険な遊びすら味わって、自由に暮らせる。


今の自分の「日常」は、妹の存在の上に出来ている。]
 

(124) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…新宿駅の東口から歩いて少し。
そろそろ店が見える頃だ。

食べ終えたパンの包装袋をくしゃりと丸める。
缶コーヒーの残りを煽り、
青年は店の表側の道ではなく、
裏側の細い路地側へと足を踏み入れた。]

[店の裏には、業務用の大きなゴミ箱が置かれている。
そこにゴミを捨てて、店の表道路へと出た時だった。

――ふいに手にした携帯が震え始めた]
 

(125) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  、

[思わず びく、と肩が震えた。
携帯の画面に映ったのは通話画面。

――ただ、そこには見知った妹の名が表示されていた。
青年は は、と浅く息をつく。

タッチパネルに、静かに触れた。]

(126) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  ――『お兄ちゃん?』

 『…おー。何?』

  ――『昨日言った集合場所と時間なんだけど
     ごめん、飛行機の着陸が遅れちゃって。
     ちょっと予定変更したいんだ』

[携帯越しの妹の声に、怪訝そうに眉を寄せて
黙ること数秒。次に出た声は思わず大きいものになった。]


 『……〜〜は!?
  お前もう日本に居るの!?』

  ――『はぁ? 何言ってんのお兄ちゃん』
 

(127) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『え、いやお前…っ
  大体、勝手に回るって言ってたのは?』


  ――『何そのギャグ? 面白くないんだけど。
     忘れたなら忘れたっていいなよ。

     昨日そっちから聞いてきたくせに』
 

(128) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 『 ――――、 は?』


  ――『だから、ちゃんと都合合わせるように
     こっちで調整するからって。
     電話で予定聞いてきたじゃない。』

 

(129) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…言葉に詰まったように、声が出ない。]

[背筋に寒いものを感じる。
途端、周囲の音が嘘のように聞こえなくなる気がした。]
 

(130) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『ほんとお兄ちゃん、そういうの多すぎ。
     今までだって……』


[耳の傍の妹の声すらどこか遠い。
握った携帯の感覚すら薄れていく。
彼女の言っている事に全く覚えはなく。

 ―――きっと僕は、
 致命的な危険に気付いていなかった。]

 

(131) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



[僕と「あいつ」の電話番号が繋がっているとして。

…僕が、「あいつ」の会話を盗み聞けるなら。


「あいつ」だって そうじゃないのか? ]

 

(132) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『お兄ちゃん? 聞いてる?』
  ――『それで 時間と場所なんだけど、』


 『 ―――――ッ い、 いい 』

[詰まった声を、焦ったように無理矢理吐き出す。
指の感覚が無い。気付けば強く握りしめていた。]

(133) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『に、兄ちゃんもちょっと急用入ってさ
  いつ終わるかわかんないんだ

  さっさと別なとこ回ってこい』


  ――『は…? そのつもりだけど…』

[携帯の画面をちらりと見る。
通話画面の端に、現在時刻が表示されている。

もうそろそろ、13時になるところだった。
『あいり』と会う時間だ。]

(134) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『 っ 揚花、 』

 『〜〜〜、ちょっと、… っ 画面、
  携帯の画面割っちゃってさ。
  ふいに変なとこ
  勝手に押しちゃうみたい なんだ

  電話代の無駄だから、
  だから、俺からの電話は絶対出るな』


 『俺からあとで連絡するから』

[携帯を耳から放す。
携帯の奥で妹は何か言っているようだったが、
青年はそれを無視して通話を切った。]

(135) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 …………………

[息を深く吸って、吐く。
それを繰り返した。]


[俯いた顔は見えない。

時間はもうすぐ13時になる。
――――やがて、青年は顔を上げた**]

(136) 2015/06/06(Sat) 03時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 03時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[『あいり』の姿が見えた。>>138
青年は声をかける前に、
じい、と細目の奥で彼女の姿を眺めてから。

急いで店内へ入っていこうとする彼女へ、
彼女が気付くように手を振った]

 大平さん 大平さん

[へら、と気の抜けた笑みが浮かんでいる]

 や、すいません。
 わざわざ来てもらって。
 

(146) 2015/06/06(Sat) 15時半頃

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