人狼議事


172 ― 恋文 ―

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【人】 紅客連盟 イスルギ

— 喫茶店「ラブ・レター」 —

マスター、ここだけの話だ。
僕にはなりたいものがあった。
 

(17) 2015/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

だが、いきなり自分を変えようと言うのは難しいね。
いやちょっと後悔しているんだよ。
一人称は「わたし」か「あたし」かどちらかに決めておくべきだったし、筆跡ももう少しやわらかいものにすればよかったんだ。
あれは完璧ではなかった。そう。

そういうミスをする程度には実は僕はぬけているんだが、「ぬけているところがあってかわいい」と言われることには心外というか、意地を張りたい気持ちがある。
だからこの失敗は、僕とマスターだけの内緒にしておいてほしい。

(18) 2015/10/20(Tue) 21時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

なあマスター、あなたも人が悪いな。
この間の僕が張った張り紙に、リアクションがあったことをどうして言ってくれなかったんだ?
手洗いに席を立たなければ、あやうく気づかないところだった。

僕は絵画に明るくないが、これはとても良い絵だと思うよ。
ああ、待ってくれ、この絵を描いた者を当ててみせよう。
まかせてくれ、僕は小学生の頃にシャーロックホームズを全巻読破したからね。

(27) 2015/10/20(Tue) 23時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

これは綿毛が飛んでいる様子だ、だからつまり……風だ。
そう、風花さん。きっとこれを描いた人の名は風花さんに違いない。
風情を愛する、かわいらしい女性なのだろうな。

(28) 2015/10/20(Tue) 23時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

絵と言えば、この間に購入させてもらった椅子の絵は良いものだった。
良い買い物をしたと久々に思ったよ。
僕はあれを、寝室の壁にかけて、毎晩毎朝見ているんだ。

マスター、実は昔、僕は大変な巨漢だった。
つまりぶくぶくに太っていた。
だから「椅子」というあだ名は、友人らが好きあらば僕のふとましいふとももに座ろうとしたあの頃を思い出すので、言うほどほほえましいあだ名ではなかったんだ。

でも、今はあの出来事も面白おかしく思えてきた。
昨晩なんか、僕は僕に座ろうとして夢の中でめちゃくちゃランニングするはめになった。
楽しかった。

(31) 2015/10/20(Tue) 23時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

だからマスター、僕はあの絵の作者さんに大変感謝しているのだ。
これから一生あの絵を手元に置いておけると考えるなら、とてもコストパフォーマンスに優れた……僕ばかりが得をしているような買い物をしてしまったんだ。

(32) 2015/10/20(Tue) 23時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

マスター、僕は細かい仕事がなかなか好みなんだよ。

(33) 2015/10/20(Tue) 23時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

マスター、愛とは何だろうか?
実は僕にもいまいち分からないので、「恋を知らないジュリエット」さんには共感するところがある。

マスター、僕にはなりたいものがあると言っただろう。
どうして僕がなりたいものになれていないのか、分かっているんだ。
分かっているんだよ、なんとなくね。

(35) 2015/10/21(Wed) 00時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

「あなたは秋が好きですか?お返事を待っています。」……うん、今日の張り紙の内容はこれにしておこう。
今日は丸っこい筆跡を意識してみたが、どうだいマスター?今までの僕らしくないだろう?

それにしても、この日課もずいぶん長く続いたものだね。
この店は僕の第二の家なんだと思う時があるよ。
父が出て行って家庭が荒れた時に、たまたまマスターにクリームソーダをごちそうになったこと、よくよく覚えているよ。
あの頃に比べれば穏やかな人間になれたと、自負しているんだがね。

(46) 2015/10/21(Wed) 00時半頃

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