122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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再生される物語《リバースドフォルクローレ》
(0) 2014/05/25(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 01時頃
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うん、お久しぶりだね。 あのときの俺は、もう二度と逢いたくないって思ってたんだけどなぁ……まぁ、君が必要だと思ったから仕方ないね。
[直接語りかける声にも驚かず、困ったように笑う。 続けられる言葉には更に苦笑を深くし]
俺が創るの?……しょうがないな。
(11) 2014/05/25(Sun) 01時半頃
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正も悪も、両方識る者。
アイを識る者。
[ふと、見えた腕に嵌る、瑠璃。 あぁ、いいものを思い出した。]
―――其れは、物事の二面性を知るもの。 本質を示し、真実を見定める。
其れは、霊の石。 物事を見定める天恵。
(12) 2014/05/25(Sun) 01時半頃
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希望の青《ホープ・ブルー》 そして 高貴の紫《ノーブル・ヴァイオレット》
―――菫青色
(13) 2014/05/25(Sun) 01時半頃
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――――――――君の名は、アイオライト。
(14) 2014/05/25(Sun) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 02時頃
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やぁ、両手に花だね? 皆もいる、か……
[溢れ出る光。 それから感じ取れる事に目細め……]
あ、でも一つ言うけど、俺はベネ…… ……って、ちょっと待ってってば!!
[訂正を一つ言いかけたところで、すぐさま飛び出していってしまった奏鎖官に肩を竦め]
……まぁ、いっか。
(55) 2014/05/25(Sun) 13時半頃
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さて、俺も行くか。
[空を見上げる。 闇色の虹と、光り輝く虹の二つが架かり、その奥には表の世界が見える。]
……あっちからも、見えてる、のかな。
[一度だけ首を振り、本を掲げる。 現れるのは、巨大な門。
それは音もなく開き、潜り終えると、また音もなく閉じて 消えた。]
(56) 2014/05/25(Sun) 14時頃
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― 五芒星広場 ―
[突如として現れた巨大な門。 中から現れるのは、少し頼りないとさえ思える細い人影。
其処から現れた人物がまず真っ先にした事は―――]
(57) 2014/05/25(Sun) 14時頃
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―――――――――……っっらぁ!!!!
[3HIT 駄犬の頭すべてに本の角を打ち下ろす事だった。]
お前、俺の知らない間に妙な事やらかしてたらしいな? 犬は主人の命令に従う生き物じゃなかったか? 誰が誰の命令で好き勝手に行動していいって言った?
[中央の首に容赦なく腰を降ろし、右の首に本の角を落としながら、左の首にはぐりぐりと肘鉄。]
さて、お前たち。改めて聞くけどさぁ
(58) 2014/05/25(Sun) 14時頃
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お前たちの主は誰だ?
[求める答え一つ。 それ以外の回答は、聞く気はない。]
(59) 2014/05/25(Sun) 14時頃
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≪ 騎風神も逝ったか……… ≫
≪ 嗚呼、親愛なる湖の守護者達 ≫
≪ 心配せずに、ゆっくりと休んでくれ ≫
≪ 君達二人の意志は“僕”が――――…… ≫
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―"原初"はかく語りき―
[やぁ。こうして君たちの前に現れるのは何度目かな。 物語も終盤にきて、漸く名乗らせてもらおう―――とはいえど、もう皆わかってるかな。
そう、私こそが原初にして原点。 すべての因果の中心。 ベネディクト・ハーデスクライム=アヴァロンだよ。 長いから、今の名と同じくベネットでいいよ。
―――あぁ、でもそれじゃあややこしいのかな? じゃあ原初様でいいや。初代様でもいいよ。 なんだか偉そうでわけわかんなくて、ミステリアスで程よくふざけててそれっぽいだろう? 後者だと、シリーズ物で主人公のピンチに颯爽と現れる初代主人公を呼ぶ名称みたいで格好いいしね。
ふざけるな?いいじゃないか。 私はお茶目な性格なんだ。]
(76) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[結論から言うと、私の従者が言っていた通り、生命の書《アカシック・レコード》は私の所有物なんだ。 私以外の者は誰一人として正確にあれを扱う事はできないだろう。
え?じゃあパルックは何なんだって? あぁ、彼はね、お手伝いさんなんだよ。
私が膨大なこの世の記録を書くとするだろう? そりゃあ私が持ち主なんだから、それは至極当然だ。 自然の摂理だ。万人が納得するだろう。]
(77) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[ただ、問題があったんだよ。 私は文章を書くのがそれはそれは苦手でね。 それにぶっちゃけ、極度の飽き性なんだ。 こんな感じに言うと、最近の若者っぽいだろう? 若作りしてみたいんだよ、私だって。
―――とまぁこんな風に、話題があっちこっちに飛んで冗長になってしまうんだ。 私が書いていたら、恐らく書は殴打で人が殺せる分厚さになっていただろうね。 いいんだよ?別に魔道書のはずなのに魔法(物理)で戦う脳筋バトルでも。
というわけで、彼に書いてもらいました。 もちろん、全権限は私のままで。 ついでに、私が持ってると口出ししたくなるから、彼に保管しててもらいました。]
(78) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[そしたらまぁ、盗まれちゃったね。 というか、手放したね、彼。
凡人にでかすぎる力を渡すと碌な事にならないっていうけど…まさか、彼程の者でも駄目だったとはね。 とんだチキンだよ。 私は色々決めてから裏側でゆっくり世界を眺めていようと思ったのにこれだよ。 万が一の事を考えて、力と本の所有権を転生させておいて正解だったとしか言いようがないね。
そしたら闇の調律の為の因子達は、いつの間にか世界を壊す存在だと言われて排除されはじめて、 おまけに時空をしっちゃかめっちゃかにして飛び回る、どっかの誰かさんまで生まれちゃって大変。 しかも何故かこっち側に送ってきやがったから、私は彼を抑えつけるのに大分苦心したしね。 いっそ殺しちゃえばよかったのに。]
(79) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[その間にも片方を排除し続けた世界は均衡を失い、傾き始めた。 当たり前だよね。 植物が光だけで育つと思ってるのかい?枯れるだろう? 水だけで育つと思うかい?できない事はないけど、モヤシができるね。それでは芽吹かない。 すべての要員が程よく揃っていないと、世界は成り立たない。
そうして、全世界を巻き込んだデス・ゲームは始まったというわけだ。
まぁ此処らへんも、全部煽ってきた彼の所為でいいんじゃないかな。 その方が彼もラスボスのし甲斐があるだろうし。]
(80) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[……え?その気になれば、私が全部解決できただろうって? まぁ、そうかもしれないね?だって私は、すべての根源なのだから。 でもね、私の仕事は遠い遠い昔に、とっくに終わっているんだよ。 そう、本を創造り、それにすべてを記した頃に。
私に許されるのは、世界を見守り、その崩壊を僅かに食い止めることだけ。 既に、干渉しすぎな領域でもあるしね。 それ以上は、してはいけない。たとえどれだけ世界が傾こうと。
――――――でもそれは、彼も同じこと。]
(81) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[ねぇ、知っているかい? 年貢の納め時、っていう諺をさ。
すべての因子は揃った。]
(82) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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[だから、君もそろそろ退場しようか、アイザック=フォード。
君は、君自身が解き放った者たちに、敗北するんだ。]
(83) 2014/05/25(Sun) 17時頃
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お前たちもだな?
[真ん中の首《モノホンバカ》がそう答えるのはわかりきっている。 不服そうにしている二つの首には、改めて制裁を加えておく。
犬の躾で大事な事。 それは、まず何よりも上下関係を叩き込む事である。]
(131) 2014/05/25(Sun) 20時半頃
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上等。 ……それじゃ、最後の必要経路。
[ベネディクトの行った開錠も、血の契約も、まだ足りぬもの。 本来の契約を。]
ベネット・クロスが命ずる――――
女神の力を受け継ぎ、覚醒めよ 焔の獣・ケルベロス
――――――――――否
[長く、永く続いたこの神話を、終わらせるのに相応しき名を。]
(143) 2014/05/25(Sun) 20時半頃
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――――――――――――――――フェンリル!!
[今こそ、獣の封印を解き放つ時!!]
(145) 2014/05/25(Sun) 21時頃
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……えぇ、と、ね。 俺の真似してる心算だろうけど、やっぱ滲み出るよね、何かこう、素が。
[とりあえずそれだけ突っ込む。 言動一つ一つに突っ込んでいたらキリがないのは、"識っている"。]
無駄だよ。 こいつはどうあっても俺の従者。 お前の思い通りにはならない。
(152) 2014/05/25(Sun) 21時半頃
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力は使っていいけど、もう少し大人しくできない?
[説明が面倒くさい。 大きな大きな溜息を吐いて]
言う事に従順? その目は硝子球か何かなの? こいつ、俺の言う事聞いてるようで全然聞いてない奴なんだけど。
[鬱陶しいのをまた本の角で黙らせつつ]
(174) 2014/05/25(Sun) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/25(Sun) 22時頃
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ただの犬ならそうかもしれないけど、こいつが誰だと思ってるの? 力《レベル》の足りない主人についてくるような奴じゃないから。
[常に上下関係を示すくらいでちょうどいいのだと。]
そんなことはどうでもいい。
(179) 2014/05/25(Sun) 22時頃
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俺は、お前の望んだ破滅になんかならない。
[本を開き、真っ直ぐに男を見据えて。]
(181) 2014/05/25(Sun) 22時頃
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別に、主人公なんて気取るわけじゃない。
俺は、神様でも悪魔でもなんでもない、ただのそこら辺にいる高校生だからね。
……でも
[ホリーの元へと歩み寄り、手を差し伸べて]
ただ、目の前に俺が救える子がいるなら、放っておけないだけ。
(187) 2014/05/25(Sun) 23時頃
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[そのまま、目線は人形であったはずの彼女へと]
ねぇ、君の望みは何? 俺は、ジェイクさん《彼》を傷つけたいわけじゃない。 アイザック《そいつ》に惑わされずに、彼が生きていられるのなら、俺はそれが最良だと思う。
俺は、それも成したい。 だから、其処を退いてほしい。
(188) 2014/05/25(Sun) 23時頃
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