人狼議事


190 【身内村】宇宙奇病村

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鉱滓地区 ワクラバは、メモを貼った。

noko 2016/05/22(Sun) 03時頃


【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― ワクラバの自室 ―

[次元航法装置の修理が完了し、速やかに充填が始まった。あとは残りのクルーがなんとかしてくれるだろう。ワクラバはミツボシと共に自室にこもり、その時を待つ。室内は、あの音楽で満たされている。]

『Fly Me To The Moon』……
わたしを月≠ノ連れ去ってくれ、って意味らしい。
しがらみから解放されて、ここではないどこかに≠ノ行きたい。
そんな願いが込められてる。そう思うぜ。

月……衛星ってのは1個とは限らねぇ。
俺にとっての月は、けっこうあってよ。
その中のひとつは……おめぇだ、ミツボシ。

[ワクラバの右手がミツボシの頬を撫でた。]

(0) noko 2016/05/22(Sun) 23時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

フォーマットなんてさせねぇ。感染経路はわかってんだ。
しばらく隔離して、その間に寄生体とやらをとっちめる手段がわかりゃいいんだ。
ここじゃ、無理でもな、宇宙連邦局ならなんとかなる。

……なんとかするしかねぇだろうよ。
駆逐方法が分からずじまいじゃ、二次調査になんざいけねぇからな。

[真っ直ぐミツボシの瞳を見つめる。たくさんの嘘。その中の一つにならないことを祈りながら、言葉を紡いだ]

俺はな、ミツボシ。おめぇを……『月』に……

[視界が回った。意識が混濁する。ミツボシの手を握った。]

連れ去って……

[眼前が闇に覆われ、意識が途絶えた――]

(1) noko 2016/05/22(Sun) 23時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― ワレンチナの端末 ―
(>>4:+2)(>>4:4)

[ワレンチナが昏睡から目覚め、自身の個人端末を開いたならば、
『眠り姫へ』というタイトルのテキストデータを目にするだろう。
開けば、中身に記載されている1行が表示される。]

Get Your Full Moon, Good Luck    420

(50) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 届けられることのなかった手紙(>>4:5) ―

ハローCQ
この手紙を読む頃、俺はもう消えているだろう。
これがシルクに送る最後の手紙だ。
今までつきあってくれて、ありがとよ。
結局のところ、俺はシルクに胸をはれる男じゃない。
クルーがどれだけの想いをこの惑星調査に賭けているのか。
それもわからず、無遠慮に踏みにじろうとした、ただの犬だ。
この一連の事故が、シルクのいう罰だとしたら、その原因は俺にある。
お前は、なにも悪くない。
責任は必ず果たす。
もう誰からもクルーの想いを汚させはしない。
ワレンチナは、お前が幸せにしてやってくれ。

あばよ。

最低の兄から。最―

[手紙は、点々と水の雫で汚れ、インクが滲んでいる]

(51) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― ゴシップ系雑誌『AnarchyInGalaxy』XXX号 ―

[『独占スクープ:La=Sta=Demonic諜報員、Terra亡命か?』

先月号から引き続きPavr=opety先行調査隊を追う我々取材班に、驚愕のスクープが舞い降りてきた!
なんと、La=Sta=Demonic(以下LSD)出身の調査隊員Wが、宇宙連邦局を通じてTerraへの亡命手続きを行っているという!
これは一体、どういうことなのか。惑星間外交に詳しい連邦学会准教授HAL2001氏に話を聞いてみた。]

――単刀直入にお伺いします。調査隊員Wは、やはりLSDの諜報員なのでしょうか?

その可能性は大いにありえます。
資源に困窮し、外交的手段の限られた惑星は、えてして諜報活動などを通じて他惑星からアドバンテージを奪おうとします。
LSDもたぶんに漏れず、無計画な搾取と大量消費により、資源が枯渇し、惑星全域の寿命が著しく低下しています。
Pavr=opetyという未開のフロンティアを前に、資源の"分け前"をすこしでも多く得ようと諜報員を送り込んだとしても、不思議ではないでしょう。

(52) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

――諜報員Wの主な役割とは、どのようなものだったのでしょうか?

調査員の弱みを握る。または捏造などの不正を行い、Pavr=opetyでの発見を強引に自らの手柄とすることが考えられます。
惑星調査では、開拓された資源の所有権に関して、発見した調査員の属する惑星がより大きなアドバンテージを得るのが慣例となっています。
特に、LSDの支配種族MDMAは、その祖先をMa=havari=plam系宙域と主張しています。
Pavr=opety調査で、その祖先が存在した証拠を捏造するのでは、というのが有力な見解だったのですが―

――特にそのような報告はされていませんね?

ええ、確かに。
しかし、今回のPavr=opety調査では、公開されている内容以上に大きなトラブルがあったとする見方もあります。

――Terraへの亡命も、そのトラブルが起因していると?

可能性は大いにありえます。
与えられたミッションに失敗した諜報員に待ち受けているのは、凄惨な粛清です。
トラブルに見舞われ、LSDの国益に繋がる十分な発見を捏造できなかったのならば、
身の安全のために連邦局に駆け込み、亡命を図るのも当然な流れでしょう。

(53) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

――亡命は成功するでしょうか?

諜報員が、他惑星へ亡命するケースは少なくはありません。
属する惑星の極秘情報と引き換えに、連邦局の保護を得て、亡命先での永住権を獲得する。
Terraの現政権は、移民や亡命にも寛容です。亡命先としては妥当な選択でしょう。

――LSDは大きな損失ですね。

Pavr=opety調査で計画していた諜報活動が暴露されれば、今後の惑星調査計画からLSDが除外されることは大いにあり得るでしょう。
そうなれば、未開のフロンティア開拓に参加することはできず、指をくわえて見ているしかありません。
しかも、今後は連邦局から厳重に監視されることでしょう。これは相当なダメージになると考えられますね。

――本日はお忙しいところありがとうございました。

[写真:連邦局員2名に連行されている諜報員Wが、当報道カメラマンに向けて中指を立てている]

(54) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 実際に届けられた手紙(>>25)(>>26) ―

ハローCQ

改めてそういわれると照れちまうな。
俺が折れずに駆けずり回れたのはシルクのおかげだ。
お前が俺から学んだというなら、俺もお前から多くを教わった。
なにが俺にとって一番大事なのかってな。

今、連邦局から連絡がはいった。
事情聴取に応じて、洗いざらい話せば、Terraへの亡命を手引きしてくれるそうだ。
しばらくは星間ドライブもお預けだが、お前たちの成果を護れるなら安いもんだ。

惚れた女を命がけで護るのが男の甲斐性だ。
ああ、俺は心から祝福する。シルク、お前は俺の誇りだ。
これからも、お前の信じる道を胸張って歩いてくれ。

頼りない兄だがよ、お前のためならどこからだって駆けつける。
なにか困ったことがあれば、いつでもいってくれ。

(55) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

PS1
ミツボシのメンテナンスをするときは呼んでくれ。俺も、やつにまだ礼を言えてない。奴は、おれたちの命の恩人だ。大切にしてやろうぜ。

PS2
彼女にかまける時間が惜しいってわけじゃないなら、俺はもっと文通してぇな。
もう一人前の男になったシルクを前に悪いが、もう少しだけ「キューティー」と呼んでもいいか?
お前の性別がどうだろうと、俺にとってお前はいつまでも「キューティー」だからよ。

『新米の兄から』

『最愛の弟へ』

(56) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃

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