人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【人】 墓守 ヨーランダ

[  There was a little boy and a little girl,Lived in an alley;
  (小さな男の子と女の子が裏通りに住んでいました)

  Says the little boy to the little girl,
  (小さな男の子が女の子に話しかけます)

  Shall I, oh, shall I?
  (あのね、あのね?)

  Says the little girl to the little boy,
  (女の子も男の子に尋ねます)

  What shall we do ?
  (なんのごよう?)

  Says the little boy to the little girl,
  (すると男の子は言ったのです)
 
  I will kiss you!
  (君にキスしてあげたいの!) ]

(0) 2016/03/02(Wed) 06時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そんな言葉を愛おしい人から与えられたらどんなに素敵か。
彼が望むなら、キスよりも深く愛をあげたいと思うのに。

ああ、だからこそ。

金髪の男は願い下げ。]**

(1) 2016/03/02(Wed) 06時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 06時頃


[頭の片隅では1番罪深い"命を持って償う者"を考える。
傲慢な娘は、そんな風に良いようにされるのは好まぬ。
だから傲慢にもそれを利用しようと考えた。

"強欲"自分を脅かした憎い男。
"色欲" 悍ましいまさに罪人。
"憤怒"強欲覚醒の切欠を作ったかもしれぬ。
"嫉妬"淫らで哀れで生きるのも辛いならば死の慈悲を。
"怠惰"何もかも億劫ならばその命を終わらせてあげても良い。

"暴食"の情けない男を除いて、娘には娘なりの相手の命を奪う選択肢はある。
さて、この中の誰の命を使って"償おう?"

────最も、自分の罪は彼らと比べて軽いだろうと未だに信じる娘だが]**


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 18時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[妬む少女は、瞠目した。]

――っ! ヒィ!?

[憤怒の扉の前で立ち往生をしていれば、すぐ後ろには固めを失った恐ろしい形相の男が迫っていた>>3:134
その異様な顔が近くにあるだけでも恐ろしいというのに、男は少女に手を伸ばして来たものだから、少女は手に持ったナイフをがむしゃらに振り上げた]

いや、いやぁぁ!!!!

[最初に振り上げたナイフは男の顔面のすぐそばを通った。そして同じ軌道を描いて振り下ろされる。その次には突き刺すようにして出された刃先は、さて男のどこかを捉えることがあったか。]

うっ、いや……っ!

[少女の細い手首を掴んだ男は、ガタン!と大きな音を立てて、扉へと縫いつけた。ギリギリと締めあげられる手首に、少女は耐えられずにナイフを取り落とし、カランと乾いた音を立てる。]

(22) 2016/03/02(Wed) 20時頃



[こんな至近距離で

しかも愛おしい人の部屋の前で。

先ほどは扉の中で彼と睦みあったというのに、今度は同じ扉の外で別の男に迫られているという状況は


ああ……耐えられない。
とてもとても、我慢ならない。]
 
 


【人】 墓守 ヨーランダ

私に触らないで!
なんておぞましい顔なのかしら!まるでバケモノだわ!

[男に身動きを奪われながら、それでも少女は怒りにも得た瞳を釣り上げる。そして間近に迫る男の顔に 唾 を 吐 い た 。]

そうよ、私はあの人の玩具なの。
何度殺されても私は生き返ったわ。その度にあの人は嬉しそうに笑ってくれたんだから!
ああ、忌々しい。憎らしい!お前にさえ命を奪われなければ!

[少女は足を振り上げ、男の急所を蹴ろうと狙った。男の背後に、広場に入ってくる二人>>20>>21がいたかどうかは、少女には見えなかった。]

(23) 2016/03/02(Wed) 20時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時頃



[不思議そうに首を傾げつつも、吐かれた唾には…………思わず口元に微笑。


(人形を無意味に壊す趣味はないんですけどねえ……。…一度バラバラにして組み直せば、美しくも見えるでしょうか?)

その後の罵声など半分も耳に入らぬ。
ただ、足音でも聞こえればそのまま彼女の腕を無理やり引っ張り────そうだ、強欲の部屋にでも行ってしまおうか?]


そうそう。私、貴方のことを醜い醜いと形容していましたが、……貴方のその瞳の色は気に入っているんです。屋敷に同じ色のドレスを着た人形がいましてね?……嗚呼、きっと彼女にその瞳は相応しいだろうな、と先程から見ていたんですよ。

[静かに淀んだ瞳のまま、口元だけに笑みを浮かべ 男は饒舌に語る。

他人の人形に手を出す趣味はない。いや、なかった。────さっきまでは。]


【人】 墓守 ヨーランダ


いや!離して!!離しなさい!!
私をどこへ連れ去るつもり!?
私に手を出してみなさい、きっとお前は報復されるのよ!私を100回殺したのなら、お前は101回殺されるんだわ!

[少女は、泣き喚く。
血のついたナイフと血痕と斬られたネクタイ>>24を憤怒の扉の前に残して、少女は男に引きずられていく。>*2もはや少女の声が男に届かないのと同じように、男の声もまた、少女には届かないようだ。]

――っ!

[強欲の扉が開かれ、中へと引きずり込まれようとした瞬間、背後を振り返れば広場へと入ってこようとしていた黒髪の女>>20>>25が見えた。そして、もしその後ろからやってくる愛おしい人の姿も見えたのなら]

ケイイチさ――、っ?

[なぜ二人が一緒に居たのだろうか。なぜ彼は自分をおいてあの女と?
自分よりも大切なもの>>3:91はまさか――?

妬む少女の心は、疑心暗鬼に震えて怯えて、もう壊れる寸前。

もっとも、愛おしい人の姿が見えなかったのなら、黒髪の女を睨みつけるだけだっただろうが]

(26) 2016/03/02(Wed) 21時頃

[そして、無常にも扉は閉じられた。
真っ暗な部屋に、おぞましい男と二人きり。]

いやぁぁぁあ!!開けて、離して!
出して、出してぇぇ!!!

[少女はまた、悲鳴を上げる。その甲高い声が、男の神経を逆なでしているとも知らず。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 21時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[傲慢な女に助けを求めるなんて思考回路は、少女には持ち合わせていなかった。睨みつけたのは>>30ただただ、その彼女が憎かったから。

あの張り紙を書いたのはこの女だということを根拠もなく確信していた少女は>>3:111、強欲な男に連れ去られている今も、全てはあの女の策略だと勝手に思い込む。
そう。全ての責任は他人に押し付けるのだ。
自分は悪くない、自分は不幸の不幸はお前が私を陥れているからだ、だから妬ましくて憎いのである。

だから引きずり込まれる瞬間には、憎悪の視線を向けたのだった。*]

(32) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

[暗闇の中で、男は少女に『黙れ』と脅す。

しかし少女には男の声など届かない。声が届かなければ会話など成り立つはずも無い。]

出して、出して、いや、あぁぁ!!ここから出して、出して――ひ、ぐ……!?

[暴れる少女に、男はナイフを突き立てた。
男は少女の口の中に突き立てるつもりだったのだろうが、目測は外れ――しかし、あながち大ハズレというわけでもなく。]

耳……がっ、あぁぁ!!痛い、痛い、ぃぃぃっ、ぃぃ"……!!

[ナイフの刃先は少女の左耳を切断した。
根本から切断されて耳たぶの下の部分だけがブラブラと揺れてまるでイヤリングのよう。
血が吹き出し、その痛みと恐怖でますます少女は泣き叫ぶ]



いや…いや、顔は傷つけないで……!
あの人に捨てられる……!醜くなってしまったら、あの人に、捨て……捨て、られ……っ!

可愛いって、い、言ってくれたんだもの!
綺麗だって、言って――

[もはや少女は悲鳴を上げるというよりも号泣していた。見えないながらも必死に腕を振り回そうとするだろう。それがダメなら、足もばたつかせて。それでも男の凶刃は、避けられない。暗闇に目が慣れてきてしまえば、今度は寸分の狂いもなく、貫かれるはず。

舌は切られなかったが、喉の奥を突き刺されて壁に刃先がのめり込めば、少女はもう頭を振ることもできず、悲鳴を上げることすらできない。男の望通り『静かに』はなるだろう。しかし『大人しく』は相変わらずしていなかった。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 23時半頃


[ ──────愛する少女は、大罪人だ。

こんなにも他人に惹かれたことは無い。
こんなにも愛おしいと思ったことは無い。

だが今お前の瞳は何を映している?
嗚呼、駄目じゃないか。
俺様以外を視界に入れては。

勝手に出て行っては駄目だろう。
どうして鳥籠に留まっていなかったんだ。

俺の愛だけでは足りないとでも?
もう、飽きられてしまったというのか?
こんなに、こんなに、愛しているのに!!!!

────嗚呼、アレはなんて罪深い生き物。
お か し く な り そ う だ  ]


[自分の目測では、ちゃんと口に突き刺したはずだ。…はずだったの、だが。
どうやら口に刺した時とは違う手応えに、首を傾げる。

ご丁寧に彼女がどこに刺さったのかを教えてくれたようだ。それなら、ナイフを抜き取りながら 情けなく笑ってみるのだ。]


ああ、すみません。無意味に傷付けるつもりはなかったんです。…だから、そんなに喚かないで?

[より一層喚く彼女に、ほとほと困り果てたように眉を下げた。…尤もこんな暗闇ではまともに見えていないだろう。…噴き出す生暖かい液体に、ああこれでは服が汚れてしまうな などと思い。

号泣しながら「醜くなったら捨てられてしまう」などと喚く姿には……心底不思議そうに。]


…醜く?いえいえ、何をおかしなことを言ってるんですか。はは、変なことを言う人ですね。



今よりもっと、ずっと美しくなれますよ。
約束します。

きっと貴方の持ち主も、綺麗だと喜んで下さるのでは?

[彼女の白い皮膚は魅力的ではあるが、それよりも瞳だ。たとえそれを無くしたとしても、今の彼女よりはよほど素敵になれるはずだろうに!

全て自分の美醜の価値観で測る男は、ケイイチという男が喜ぶに違いないと確信している。だからこそ、真剣に本気の瞳でそう語るのだ。

次第に目が慣れてくれば、腕を振り回し逃げようと足掻く姿が見えるだろうか。
ならば、不愉快そうに眉を顰めて。
自らの足で彼女の足を押さえ込むように体重をかけ、]


…余分な傷を作りたくないんです。だから、大人しく貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?

[欲に押されて気が急いてしまったからか、喉元を切るより先に彼女の瞳を、その目尻の方にナイフの切っ先を沈めようとしただろう。

恐らく先程まで縫い止めていた手を離し、彼女の顔を固定しようとして。]


[部屋の外では愛おしい彼が怒り狂い、心配しているなどということは、今の少女にはわからぬこと。
ただ、怯えて泣きながらもずっと彼の人のことを想っていたことだけは確かだ。]

ヒック……う、ふぅ、おかしいのは、どっち……ぁぁぁ……っ、この、この狂人め…っ!

[目の前の男は妙に優しい声音で諭してくる。これからより美しくなるのだと言われても、耳に走る激痛の前には説得力などあったものではない。
この男が何をしようとしているのかは未だわからない。まさか目が綺麗だとか言っていることが、目玉をよこせと言っているなどとは少女には理解の範疇外だった。]

え……

[それでも、今度は聞こえた。男は今はっきりと言った。『貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?』と。
少女は自らの耳を疑う。……もっとも、片耳しか残っていないが。]



ひぎ……っ、ぎゃぁぁぁ!!

[喉にナイフは来なかったが、その代わりに目尻に突き刺さる鋭い痛み。逃れようとしてもしっかりと頭を掴まれてしまっている。
もはや逃れられない。
それでもこの男は 本 気 で 少女の瞳をえぐりだそうとしていることに気がつけば、少女の慟哭が響く。]

いや、いやぁぁぁあ!!!痛い、痛い痛いいたいいたいいいいいいやぁぁぁぁいあああ!!、助けて、たすけっ、て……ケイイチさ、ま…!たすけ、て……いたいぃぁいやぁぁぁあ!!

[自由になった手で男のナイフを持つ手をどかせようとしたり、自由を奪われた足を動かそうと必死だ

それでも、やはり。

少女は無力。
男の力には敵わないのだ。

今まで彼の『人形』に"された"61体の女達のように]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時半頃



狂人?…いやいや、おかしいのは私ではないでしょう。

[耳の傷は計算外だ。後でそのケイイチという男に会うことがあれば、詫びておこう。ああ、でも片方だけになった耳も美しいかもしれない。

男は元々美醜の価値観がおかしいのかもしれない。いや、冷静に考えたらおかしいに決まっているのだ。今まで肯定してくれた人物などいるはずもなかった。

男の人形はその殆どが元の人間の形など保っていない。────もっと言えば、妻と娘以外は元の人間の形など保っていないのだ。
腹部に穴を開けてはそこを眼孔に喩え、美しい琥珀色の瞳を沈める。その瞳が此方を覗けば男はより一層感激してその人形を愛でる。
手の美しい女性に会えば、その手はより美しい人形へのプレゼント。増えればさらに美しい。]




そんなに動いたら折角の美しい瞳が壊れてしまいますよ。……痛いですか?それはね、まだ貴方が美しくなれていないからです。貴方がより美しさを望みそれを手に入れればきっとそんなものを感じることもなくなりますよ。それこそ永遠で美しくて、嗚呼そうなった貴方を愛してみたくはありますがきっと叶わないのでしょうね。ああそういえば、先程見かけた少女がね。自らその美しさを手にしようとしてくれたんですよ。素敵なことだと思いませんか?ほら、漸く私の思いも報われました自分からそれを望んで命を絶ち完全な美を手にしようとしてくれるなんてねえ素敵でしょうでも残念なことにこの空間には生しか許されないようで本当に残念彼女は美しくなり損ねた嗚呼でも静かになった彼女はより完全美しい貴方もすぐに綺麗な人形私が全部きれいにして貴方もすぐに美しい彼女もきっと残念に嗚呼……貴方もそう思うでしょう?




[にこりと微笑んだ。

男は笑顔のままヨーランダの瞳の際に、目尻からナイフを入れ そして、彼女に語るのだ。
それこそ、欲しいものをようやく手に入れられた子供のように無邪気な微笑みで。────暗闇に目が慣れたのなら見えたろうか?いや、泣き叫び痛みに震える彼女には見えなかったかもしれない。

それでも男の手も、口も止まることなく。…これほどまでに男がお喋りになったのは、いつぶりだろうか?家族を失った今、────いや家族がいた時は男は物静かな人間だった────人形相手にしか饒舌にならぬ。

そのまま周りの肉と眼球を引き離したのなら、眼球の裏側までナイフを回し繋ぐ神経や筋肉を全て断ち切ろうとしただろう。]



もう少しあいつに似てたら
”黙らせたい”とは思ったかもな


(おかしい。

     おかしい やはり  変だ

   この男は変だ     いや 狂 っ て い る

 痛い 痛い痛い!!!
       ああ、なんて酷い痛みなのだろう!!

 刺されたところが 痛くて 苦しくて 

  ああ 私の瞳が奪われてしまったら もう二度とあの人を見ることはできないのね
 可愛いと愛おしげに見つめてくれるあの瞳をもう見つめ返すことはできないのね
 
 きっと目を失った醜い私は彼に捨てられるんだわ。きっとそうなのよ。そしたら私はもう二度と もう二度と 愛されることはないんだわ……――

ああ、憎い。憎い、妬ましい。
どうして私ばかりが こんな目に遭うの?

 どうして 私ばかりが こんなに 不幸なの――……?)


[嘆く少女の不幸は、全て、自業自得。

愛おしい人に何度も刺され、殺され、遊ばれた時には嬉しく思った痛みでも、相手が違えば吐き気がするほどの恐怖と痛みを伴うということを少女は身を持って知ったのだった。

けれど、それは当たり前のことなのだろう。

なぜなら、あれほど義父に抱かれることが嫌だったというのに、相手がケイイチだったのなら喜んで体を開いて抱かれたのだから。

そのうち少女は血の涙を空虚な穴から流すのだ。眼球がなくなっても、人の体は涙を流せるものだから。

男の言葉も、少女には死刑の宣告のように聞こえた。まるで身に覚えのない罪状を挙げ連ねられて、執行を待つだけの罪人のような気分。
いずれこの男にそんな思いを味あわせてやることはできるだろうか]



ひっ、ぎ……!!

[男の見せた子供のような無邪気な笑みなど見えるはずもない。少女は必死にナイフの侵入を拒むために目を閉じていたのだから。

しかしその努力も虚しく、こめかみと眼球の間に入ったナイフの刃先は、まぶたを突き破ってまず涙液に浸った。その薄い膜を超えたあとは角膜へと到達する。
しかし眼球を傷つけることなく手に入れようとする男は、前眼房までは傷つけずに、角膜の被害ですら最小限だったに違いない。
シュレム氏管を経た後に眼孔に沿って刃を滑らせ、上直筋と下斜筋を切り落としたのだろう。
外側の筋肉が切れたことによって、少女の目玉は内側の眼筋に引っ張られてぐるんと裏返る。
そうしたなら眼球の裏側が丸見えだ。
きっとすぐに上下と内側に残るの筋肉と神経も切断できたことだろう。
尤も、その作業をするにあたっては少女の上瞼と下瞼が非常に作業の邪魔をしたようだから、まずはその邪魔な皮膚を切り落としてしまったほうが早かったかもしれない。]

う"ぁ……あ……ぁぁ……

[そして片目の作業を終えた頃には、少女は大人しくなっていたはず。
あまりの恐怖と絶望と痛みに耐えかねて、気絶をしてしまったようだから。]


[そう、まだ気絶である。死んではいない。

故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。

筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。
慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時半頃


[きっと彼女の心の声が、その一部だけでも聞こえていたのなら、彼女にそんなことはないと語ったに違いないのに。
瞳がないと悲しむのなら他のものを埋め込めばいいし、その穴を醜いと恥じるのなら縫い合わせて仕舞えばいい。

────元の持ち主が愛さなくなったのなら、より美しくなった彼女をこの男が愛すだろう。

尤もそんなもの、彼女には必要がないのだろうが。]


…それでね、娘は昔からその人形がお気に入りで寝るときもずっとそばに置いているんです。可愛らしいでしょう?でもねその人形をベッドに入れるのは止めなさいと何度言っても聞かなくて。ああ、そんなところも可愛らしいんですが。もうすぐ社交界デビューなので新しいドレスを新調しなくては。ああ、貴方の瞳のように鮮やかな菫色もいいかもしれません。少し落ち着きすぎてますかね…似合うと思うんですが

[男はベラベラと口走る。
ナイフの侵入を拒むようにその瞳が閉じられたなら、当然その邪魔な皮膚は切り落とす。作業の効率化を図るなら周りの皮も少しだけ剥いてしまったかもしれない。
そうすれば筋繊維を切り落とすのさえ簡単に行えただろう。


それまでの動きは、食事の先の食器の手さばきのように手慣れて、暗い中とはいえど正確に切り落とした。角膜が傷ついていないのなら、美しさを保てる。

片目の作業を終え、彼女の顔を笑顔で覗き込めば…すっかり大人しくなった姿に"美しさを受け入れた"と考えたようだ。]

嗚呼、やはりこの瞳は本当に美しい。菫色の瞳ってなかなかお目にかかれないんですよ。私の家には未だ一人もいなくてね。私はなんて幸運なんだろう!貴方の瞳が菫色で良かった

[手に入れた片方の眼球を愛おしそうに眺め、頬を染め、血液のついたそれに愛おしげに口づけをしたか。…大切な大切な瞳。
それこそ宝物を手に入れたかのような笑顔で。

それから胸ポケットから白いハンカチーフを取り出すと、大切そうに包んだ。]


…嗚呼、貴方もやはり美しい方が良いですよね?貴方とは話が合うかもしれません。ふふ、先程よりも凄く美しくなりましたよ。

[すっかり動かぬ彼女を、そっと床に降ろした。────先程から暴れる姿を抑えるには立てたほうが早いが、本来寝かしたほうが作業は楽だ。

そうして、彼女のもう片方の目尻にナイフをまた沈ませ 鼻歌交じりに切り込みを入れてしまおうとしただろう。]


[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。

『金髪の男は願い下げ』と。

たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。

少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。
"受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも、気絶している今では訂正することもままならない。]

あが……っ、が……うぅ……

[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]



ケイ……イ――……ぁ……

[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。
男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]

ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……

[痛いというよりも、熱くて仕方ない。
もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。
燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。
もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。
少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]


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