人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 鳥使い フィリップ

―小倉庫前―
[城を出る途中、廊下で不意に百目蛇が足から離れた。
 こちらの歩く速さについて来れなくなったみたいだ。
 振り向けば、新緑色の身をぴしりと震わせ、ひび割れて。

 ああ。

 蛇はよろよろと、少し開いた倉庫の扉に向かって行って。
 それが白くはかなくなるのを、最後まで黙って見ている**]

(1) 2010/07/17(Sat) 22時頃


 シィラ……さっきの声はなあに?
 どこか苦しいの?

 それとも、何か、



             あったの?


[もぞり]

            [のそり]

 『出たいの……』


       『わたしを見てほしいの……』


 [どんどんどん]

         [どんどんどんどん!]


  『開けて』
                   『ここを開けて』
         『わたしを出して』

   『あなたの妹は、わたしなの。他の誰でもない、わたし!』


[ひっく、ひっく、と女のような泣き声。
それはどこから聞こえるのか。

――近づけば、勘のいい者にはわかるかもしれない。


その泣き声が、 このヴァイオリニストの


         なか    から


  聞こえることに]


   『わたしは いるのに』

   『あなたに望まれて、あなたのなかに、生まれたのに』

   『出してよ』 『あなたの内蔵(なか)から』 『わたしは出たいの』


『なんで聞こえないの』
 『わたしはここにいるの』

[どん、どんどんどんどん]

    [叩く。"妹"は"なか"から、抗議の声を上げて、叩く]

『もう、探さないで…
   あなたの本物の妹が万が一…万が一現れてしまったら……


 わたしは、誰になってしまうの?』

[どん、どんどん、
          叩く。 叩く叩く。 内臓(なか)から、叩く]


『コリーン』

["妹"も、同じように反芻する。飲み込むように、覚えるように]

『きれいな歌声。
 わたしもそんな声がほしかった。
 そうしたらきっと、セシルに気づいてもらえたのに』

[くすくす]
             [くすくす]

 『泣いてちゃだめね。
   セシルは可愛らしく笑う妹を望んでいるんだもの。
 笑わなきゃ。    くすくす』


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―古城・小倉庫―

[這い回っていた蛇が、はらりと解ける様を見届けた。
 雨上がりの風に乗って散り散りになって行く。

 それが最後に向かおうとしていた倉庫の扉を見遣った。
 少し開いていた隙間をそっと押し開き。
 ひょこりと中を覗く。]

(38) 2010/07/18(Sun) 00時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[倉庫の中では男が一人眠っているようだった。
 そこで、音>>#0が響いて。]


 …………――


[そう遠くない場所からだと感じる。
 耳元を軽く押さえ、少しの間だけ後ろを振り返った。]

(47) 2010/07/18(Sun) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[誰のものともつかぬ遠鳴きはすぐに止む。

 靴音は控えめに、倉庫の中に入って行く。
 枕元の缶詰を一瞥。
 それから外套にすっぽりと収まって眠る男の顔色を窺う。
 余り快い眠りではないのか、時折呻くようだ。]

(50) 2010/07/18(Sun) 00時半頃

フィリップは、そっとしておくか起こすか、しばしの逡巡。

2010/07/18(Sun) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>51
[目が合って目を瞬き返した。
 一瞬、寝惚け声の意図する所が解らずに迷う。
 遠鳴きの事に思い至って首を振った。]

 解らない…… 何かの異形、かも

[左右で違う質感の双眸、表情を眺めて答える。
 人間の叫びと言うには異質な音だったように思う。]

(54) 2010/07/18(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[『胸に刺さる』、そう聞いて少し黙る。
 何か脳裡で考えたらしく、伏せた目は瞬いて。]

 そ、か

[雨宿り、の言葉には頷いた。]

 ……雨は止んだよ

(58) 2010/07/18(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>61
[天気への安堵につられるように窓を見た。
 いつも、暗いか薄暗いかの空は赤色を帯びている。
 見る時によって少し色味が違うと感じるのは、空に漂う澱みが流れているからかも知れない。]

 食べな、のか?

[缶詰を一瞥して問う。
 枕元への置き方は、大事に取ってあるのとは違う気がした。]

(66) 2010/07/18(Sun) 01時頃

フィリップは、電子式の缶切りは、あっても動力が用意出来ないとおもう。

2010/07/18(Sun) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>73
[缶が開けられないらしい。
 ヨナが持って来たのなら、彼女は開けられるのだろうけど。
 外套の下でポケットを探る。
 古い小型のツールナイフをぱちりと取り出した。]

 貸して

[横に腰を下ろすと、手を伸ばす。]

(76) 2010/07/18(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>81
[ツールナイフを弄って、引き切り型の缶切りを出す。
 興味深そうな視線にそれを示した。
 掌に握り込める小さなグリップに、複数の部品が詰まっている。]

 開けて、良いんだよな

[缶のふちに刃を当て、力を入れた。
 かしりと小さい音がして蓋に穴が空く。
 切れ味は鈍っているが、何とか使えそうだ。]

 名前は? ……俺はフィル

[やがて、開けた蓋を上に曲げて、ベネットの前に置いた。]

(87) 2010/07/18(Sun) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>91

 ……物書き?

[名前と共に職を告げる者には久々に会う気がする。
 中身を分けようとの言葉には不思議そうな顔をしたが、理由を聞いて結局頷いた。
 同じように魚の身を指でつまむ。]

 そ、か。

[息を整えるように小さく咳をしてから口に放り込んだ。]

 ……んまり、面白味はないと思うけど

[それでも良いなら、とつらつら考え始める。]

(92) 2010/07/18(Sun) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>95
[缶詰の魚肉を食べながら、言葉の選び方は取り留めない。
 声が聞き取りにくいようなら幾度か言い直しつつ]

 ……元は俺も、別の町から来た

 雨の色変わって、外から異形が来だした頃
 皆町を守、っげほ、悪い……
 守ろ、としたんだけどな

 大きな河が通ってて、それが腐ったら、もう

 酷かった

 ……町ん中、異形が湧き始めて、ヒトも変わってく
 後は、も、まともな生き方は出来なかったよ

[内側からゆっくり蝕まれるように崩壊を迎えた。]

(106) 2010/07/18(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ここには、大分前からいる
 今居る中で二番目か、三番目か……その位

 色んな人が来たよ、今迄……ぁあ、異形もか

 優しい人、暗い人、怪我人、病人
 ……泉を奪ろうとする奴

[一瞬、目を伏せ視線を余所に逸らした。]

 物書き、は初めてかも知れない
 今迄、どんな事書いたんだ……?

[片膝を立て、そこに腕と頭を乗せると一息ついて黙る**]

(107) 2010/07/18(Sun) 03時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 03時半頃


  『ラルフ』
           『ふしぎな ひと』

[くすくす]
                    [くすくす]

     『あの刃に映れば、出られるかしら』
         『でもそれって、セシルが斬られるってことだわ』

 『それはだめね』

       『別の方法を考えなきゃ』

                    [くすくす]


/*

どうも、ヨナです。
ええと、迷ってしまったので、素直に中身でききます。
妹さんの声は、ヨナ赤は聴こえていいのかな?>セシル

それと、あと一人お仲間さん潜伏中ですよね。
どなたか楽しみにしておきます。**


/*
ヨナへ。
紛らわしくてごめんなさい。
妹の声は聞こえても聞こえなくてもどちらでも構いません。
「遠距離でも聞こえる」とか「物理的にセシルの近くにいないとだめ」とかいう設定もこちらでは特に決めてませんので、お好きにどうぞ。

そうですね。どなたがいらっしゃるのか…。
楽しみです。*


【人】 鳥使い フィリップ

―古城・小倉庫―
>>125
[ひどく熱心に話を聞いて貰えるのは、どこかくすぐったい。
 半分にした魚缶は空になった。]

 守る、か

 ……ど、かな

[ただ自分が生きるのに必要だっただけ。]

 今は俺より、守ってる人いるしね
 そこまで考えて…ってる訳じゃない、かも知れないけど

[『シィラってひと』の所だけ、不意に目を細めた。]

 シィラ、まだ会ってないか……
 あんま、怖がらな、でやって

(127) 2010/07/18(Sun) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>126

 …………

[ベネットの見て来たおわりの風景は痛切な鮮やかさで、
 隣で光を湛える瞳を見た。
 それは確かに鉱石の質感なのだけど、温かそうでもある。

 ぽふ、とその肩を撫でた。]

 ……辛い、か

(128) 2010/07/18(Sun) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[苦しげな呻きに、大丈夫かと声を掛ける前に息を呑む。
 傷口から直接生え出す蔓は、伸びる先からひらひら消えた。

 あの
 小さな存在を主張するようなあの蛇と同じに。]

 傷口、手当は……?

[放置して良いものなのか解らず、気遣わしげな目を向ける。]

 ……生きる意味――
 そ、か

 ……ひとの生きる意味を、書く事

 良い事、と思う。とても

[声は風化した砂のように落ちた。]

(131) 2010/07/18(Sun) 15時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[薬、包帯。包帯はともかく薬は探すのに難儀しそうだと思う。
 医術の心得がある者は皆いなくなってしまった。]

 解った……
 手当したら、もう少し眠りやすい所に移ろう

[傷口を塞いでから動いた方が良さそうだとの判断。
 そうして立ち上がった。]

 蛇に会ったよ、……ベネットだったんだな

 話、ありがと

[自分の生きた痕跡が書き留められる事を思う。
 猫のように目を細めて、手を振った。]

(133) 2010/07/18(Sun) 15時半頃

シィラの鳴き声。

それは悲しくも聴こえると同時に、異質にも聴こえた。


あの足で……



             またどこに行くというの?

 もう、ここで、最期の時を迎えたらよいのに。

[マーゴの背を見つめながら…。]


[そして、また泉の傍にたたずむ。

 聴こえてくる、声がある。]




 ――……?


 それは笑い声
 それは少女の


 聴いたことがあるようで、ないようで、
 首をかしげた。


 そう、まるで、あの、
 あの時、死んだ女の子の声を
 思い出すようで……。


【人】 鳥使い フィリップ

―見張り塔へ―

[エントランスに置き放していた水汲みの硝子瓶を拾う。
 城を出る時、ゴーグルとスカーフを上げるか迷い。
 けれど、今は地面が濡れているから大丈夫と思って止めた。

 塔に入る直前、空を見上げて異形の影に表情を変えた。
 足取りも素早いものになり、階段を上って行く。]

 っは、……けほッ

[口元を拭って小銃のスコープを覗いた。
 丸い胴体の下から多数の吸血吻と多脚を生やした大型の蝙蝠。

 手元の操作は身体に染み付いたもの。
 ボルトアクション式の装弾。呼吸を整える。
 引鉄を引けば、翼が落ちて行く**]

(150) 2010/07/18(Sun) 20時半頃

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