人狼議事


146 demi-human... 『亜人の住まう街で』

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― いつかの記憶 ―

[人間は卑怯だ
多勢で侵略をしてから、領地を奪い、都合良くなったら仲直り

でも俺は人間だ
でも俺は人間じゃない

亜人でもないし、人間にもなれない
半端者、はみ出し者。嫌われ者

だから、いつでも俺は思う

        ――――生まれてきてごめんなさい]


─ 夢 ─

 『お前なんか、仲間やない』
 『かわいそうに、親から棄てられて
  でも、恨むなら親を怨み ここに、あんたの行くとこはない』

[ 袂を引こうとした その手は空ぶる
  なあ 行かんといて 
  なんで、ぼくは家族になれないのん?

   小さな半狐は 涙も零せず立ち尽くす

  そんな幼い肩に ぽん と叩かれた感触
  『ねえ 遊ぼうよ』 聞き覚えのある、優しい声
  臆 分かってる 分かってるんや、 それでも

  小さな背が す と伸びる
 あの、ちっちゃな掌でいい きみの手を、取りたいん

  ───  でも、 ]


― いつかの記憶 ―

 俺、どうして生きてるんですか

[村が燃えて、目の前で家族が死んで、兄弟が死んで
助けようとした体は右半身が焼け爛れて
熱さで気を失ってから目が覚めた時にはその村の生き残りは自分1人だった]

 おかしいな…
   俺も、死んだはずなのに

[全身が焼けて。兄弟と一緒に
それなのに、どうして自分だけが生きているのだろうと]

 おかしい…な……

[ホロリと、目から一粒の涙が溢れる
まだ感情があって、涙が出て。そして家族が死んだ事と、自分が生きている情けなさに]


 仕方、無いんだ……

[あまりのショックで、気を失って
それから目が醒めたのは数時間後の事だっただろう**]


[ ───振り向いたら  ててん と落ちる鞠]

 『近寄らないでよ、ばけもの!』

[ たた、と走り去るその際 
   赤い衣の少女の目は
  酷く恐怖と嫌悪を焼き付けて

   白い耳を睨みつけていた

  ただ 呆然と立ち尽くす光景は
   幾度繰り返せばいいんや

 (なんで、人間の血なんてあるのん)
 ある時はそう疎み

 (なあ なんで、こんな尾や耳があるんや)
 ある時はそう憎み

 どちらでもない 半端者は呪う ]


[ こんな自分を 混じり気のない他人を 
  自分を否定する 

    こんな世を 只々呪うばかり ]

  みんな みいんな 苦しめばいいんよ 


[ ─── 燃える  燃える 
  人間たちの、死せる いのちの炎

  そんな最中に ひとつだけ生きて死んどる
   焼け爛れた 男の身体

 ひととして  生きたものが
 ひとでなくなる その先は 自分がよく知っとる

  だから  苦しめ  苦しめ  と

あの燻る焔の中
 拾い差し伸べた手は『悪意』
  地獄を知った上で 性悪狐は微笑むんや

 何れ罪に苛むのは 
  あの蜥蜴の男に会ってから暫く後*]


  ───ええ気味や

[ ひととは違い 呑み込まれてまえばいい、と
  蒼氷が翳るは 本心からか 
  染み付いたひとへの呪いのようなもんか

  まだ、その正体にゃあ 知ることはなし ]


 誰が消えても俺は構わない

[ボソリとそう呟いたのは少ししてからの事
自分が消えても構わない。それに、消えてほしくない大切な人が居るわけでもない]

 あぁ、どうして…
   どうして俺は消えられないんだろう

[きっと消えても死にはしない
この体にかけられた呪いのようなものは、きっと――]

 ――あぁ、神様

[何度も痛みを経験したように
何度も死を経験したように]

 ――どうして助けてくれないのですか


― 100年以上前の話 ―

[死ねない人はたった1人に救われた
いつものように戦争に出て、戻ってきた時の事
5〜6歳の少女に手渡された一輪のたんぽぽと、その笑顔
自分を見て恐れない初めての人間]

 …ありがとう

[それからというものの、行く前に一輪、帰ってきて一輪。必ず帰ってくるのは自分ただ1人だけで
気が付いたら自分の隠れ家はたんぽぽの花で一杯になっていた。多少枯れていたのもあったが、それでも新しく入ってくるものが多くて]

  『お兄さん、名前は?』

 …俺は、俺の名前は――

[無かった。まだワクラバという名前すら貰えていなかった時
その時彼女から貰った1つの名前。それは今でも思い出す事は出来なくて]


  『よろしくね、“  ”』

[なんと呼ばれていたのか。それすらも、思い出せない
けれど、それから彼女と付き合う事になって。感情豊かになってきて、そして老いた]

  『――貴方は良いわね。ずっとそのままで』

  『私は怖い。死ぬのが怖い。老いが怖い』

  『ごめんなさい。先に逝く事を赦して』

  『…さようなら、“  ”』

[きっと自分が泣いたのはそれが最後だっただろう
死ねない体。老いない体。不老不死、と言えば聞こえは良いが
それは何も、自分にとって得など無くて]


 〜〜〜〜〜ッ!!!!!

[化物の押し殺した鳴き声は、どこに響くわけでもなく
生涯愛した女性を失ってから感情すらも失った

ただ、1つだけ持っている気持ちだけを除いて]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ─ 朝 / 差し込む光と昏い噂 ─

[   窓から射すWが洋燈の硝子を照らす

反射するWが壁に様々な色を写し
朝だけの装飾が部屋に出来上がる


      かららん


音とともに キィ と音を立てる扉
同じ亜人の客に「いらっしゃい」と微笑み
口を開く客の言葉に、息を飲む ]



被害が此方に来なければいいが、と
脳裏を掠めるのは常連客や近隣の亜人、
────昨日の、少年少女 ]

(56) 2015/01/09(Fri) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ……影が 人を?
  恐ろしいな 魔法か何かだろうか

[ ううん と唸って手を顎に当てる
この街は安全なのだろうか
伝えに来た亜人は怯えている様子

被害が此方に来なければいいが、と
脳裏を掠めるのは常連客や近隣の亜人、
────昨日の、少年少女 ]


  …生きづらい世の中になったもんだ


[ 差別も消えず、不安も増え
支え合えるのはこうして毎朝脚を運んでくれる客と、洋燈を見に来てくれるだけ

客が去るのを腰を折って見届けたなら、
食事を摂りに何処かへ行こうか* ]

(57) 2015/01/09(Fri) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/01/09(Fri) 17時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ─ → 亜人が集まる食事屋 ─

[ 深くフードを被り、下ろした髪を靡かせて ふら、と立ち寄る定食屋

いつもは家で済ませていたけれど、昨日は野菜を買うことができなかったから
前から気になっていた店──『 ロングスプーン 』に す と脚を向ける


    ─────がらん

扉を開けばベルの音が鳴り
店の空気に ぱさ とフードを下ろし髪を結う ]
  

  こんにちは
  此処で美味しい野菜は食べられるかな?


[ 声をかけるのは会話>>50>>55に合間が出来るまで待って
マントを脱いで腕にかけると、低い声で問うてみた ]

(59) 2015/01/09(Fri) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/01/09(Fri) 17時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  
  …ああ そうだ

[ 問いかけ>>60に小さく頷いて ]

  嫌いなものなどない
  贅沢言える身分ではないからね

[ はは と乾いた笑いと共に微笑んで
顎で指された先の洋服掛けにマントをかければ
一つしかないテーブルを共有する相手>>63に小さく会釈してから用意された席へと座る ]

  朝から 物騒な噂が絶えないね

[ そんな聞いたばかりの話を添えて ]

(73) 2015/01/09(Fri) 21時頃

[街を歩けば溢れんばかりの人
それでも自分だけは避けられて

容姿が綺麗な亜人はそれでも上手くやっていけた
力がある亜人は必要とされる事もあった

じゃあ死なないだけの人間は?
人間として認められず
同種も居らず
亜人としても受け入れられない]

 あぁ、“      ”
 みんな“      ”

[それだけ呟いて
流す涙も無く俯いて
下だけを見て何にも期待せず
ただ、生まれを呪って生きていく]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  
  魔法のようではあるけれど
  生憎 私は聞いたことがないね

[ 確かに、目的も何もハッキリしない
人間も亜人も嫌いな者の犯行だろうか

隣の男に ちら と視線を向け同じように頷いて、>>80 ]

  "飲まれる"対象は無作為なのだろうか
  そうなると明日は我が身 だな

[ 独り言つように吐き出す男のオリーブグリーンは伏す
卑劣な手口、と隣から聞こえればまた銀色の髪を揺らして

名前を告げられれば ハッ として男の方へ大きな身体を向ける ]

(87) 2015/01/10(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


  申し遅れた 私はヴェスパタイン
  貴方とは正反対の西で店を開いている

[ 名を告げながら手を差し出してみるが、どうだったか

なかなか握手をする機会などないものだから、少し気恥ずかしさ混じる動きだけれど ]


  ああ 初めてなんだ
  ─────それは助かった
  
  最近 代わり映えしないものばかりで
  胃が飢えていたんだ*

(88) 2015/01/10(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/01/10(Sat) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/01/10(Sat) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/01/10(Sat) 11時半頃


 くだらない

[街を見て、日常を見て化物はそう呟く

歩く人間が
亜人が。全てに無関心で]

 どうして

[疑問を呟く

答える声は無い

わかってる]

 …痛いよ

[肉体だけでは無く

精神が崩れそうだ]




 助けて

[助けは来ない

永遠に]


 あかんなあ ひとに触れたら
  ───期待してしまうやん

 (いつか 受け入れられるんやのうかて)

[ ははは と乾いた笑いは仮面の上で躍る
  誰も見てない 誰も知らない

 薄氷に浮かぶは 深い深い 悲哀
 そ と 古い小箱から取り出すは白い人型]

 (──呑み込む“影”がほんまに あるんなら)

[ 昏い感情が、問うてみよか と蠢いて
  まだ、まだや まだ早い
   もし この街にも来たんなら

 ふかあい、闇のようなもんを 探してみよか]


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