279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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そうね、さすがにアレはねw
でも…ウッマソウなんだよなあ〜〜
狭い頭蓋に圧迫されることもなく、あんなにもたわわに実った知能、どれほど豊かで芳醇な感情が流れてくるか。じゅるり。
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[モナリザさんの追放が決定されて、から。 わたしは初めて、射出されるポッド>>#2を見送った。 ここまで一度たりとも見送ったことはない。 それはお兄さんが旅立った、あの日にも。
わたしは怖かった。 誰かが襲われて、そしてわたしたちが 誰かを ”殺す”]
(32) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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[ああ、そうだ。 わたしには違いが、良く分からなかったのだ。
故郷を滅ぼしたのは 宇宙クラゲ。 故郷を見捨てたのは 同胞である筈の人々。
クラゲが ひとを殺して ひとが クラゲを殺して、 ひとが ひとを 殺した。
どうして、どこに、違いがあるの … ? ]
(33) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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ねえ、猫さん。 知ってた? わたしはね、義体なの。
だから、ずうっとこのまんま。 年を取ることも、そう滅多に怪我だってしやしないわ。
[わたしの腕のブレスレットが きらり、青く光る。 まだ大丈夫。 機械の寿命なんて、知りやしないけど。]
(34) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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わたし、宇宙クラゲについてもっともっと知りたいの。 どうして彼らは生まれるのかしら? どうして彼らは寄生をするの?
知りたいことは、いっぱいあるわ。 ねえ。こんな変わり者、助手にぴったりでしょう?
[本気か?なんて聞いてくれた猫さんへと微笑んで。>>2 わたしの胸元には、未だ変色した青石洗剤たちとMan-juの包み紙がある。そ……と、それらを取り出した。
赤灰に変色した海薄荷たち。>>4 それらをころり、掌の上に転がした。]
(35) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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でも一つだけ、お願いがあるの。 あのね、猫さん。
わたし、 …───海が見てみたいの!
(36) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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海の色って、青いのですって。 これは教えてあげるねって、薄荷さんに約束したのよ。 だからいつか、見てみたいわ。 そうして海に薄荷さんたちを返してあげるつもり。
[だから、それまで彼女たちはこの懐に。 音もなく動きもなく、恐らくそれは屍と等しいのだろう。 静かに”閉じた”彼女らを、辿り着くまでは暫く、共に。]
(37) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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[懐にあるのは、変色した青石洗剤とお菓子の包み紙だけ。 わたしはそれらを大切に仕舞いこんで、そっと胸の上に温度のない手を添える。
でも、わたしは覚えているから。 薄荷さんたちを集めて託してくれた手があって。 甘いお菓子を、嬉しそうに食べていた人々の姿もあって。 みんな覚えているから。 …覚えて、おくから。]
(38) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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[エスペラント船長のアナウンス>>#3の後にスクリーンの映像が切り替わった。大きく、青い星の姿が映し出される。 それはあの時、コータさんが流してくれた映像>>1:212よりも近く鮮明に。 徐々に大きくなる星の姿に、わたしは思わず歓声を上げた。]
わあ!!! 見てみて、猫さん。ワクラバさん!
…… おっきい星 … !!
(39) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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[スクリーンには大きく青く、まあるい星の姿が映ってる。 それは暗い宇宙に浮かぶ宝石にも似て。 それはいつかの、甘いキャンディをも思い出させて。
未だ見たことのない、海の姿の空想に青い色が重なってく。 ひろく、大きな海の幻想。
涙を流せないわたしは、スクリーンの前に立ち尽くしていた。ずっと、そうして *立ち尽くしていた。*]
(40) dia 2020/09/10(Thu) 23時頃
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