278 冷たい校舎村8
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鉄血の福音 セイカは、メモを貼った。
takicchi 2020/06/24(Wed) 17時頃
鉄血の福音 セイカは、メモを貼った。
takicchi 2020/06/24(Wed) 17時頃
鉄血の福音 セイカは、メモを貼った。
takicchi 2020/06/24(Wed) 17時半頃
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―― 現在:病院前 ――
[ 誠香の名前を呼ぶ声が聞こえて、>>47 はっと誠香は顔を上げた ]
連城! 辰美!
[ こちらに向かって手を振る連城の姿に、 暗いものは見当たらない気がする。 ということは。 慌てて駆け寄って、おかえり、という言葉も忘れて、 ]
しおちゃんは!?
[ 病院前にいる誠香が、今病院に来たばかりの2人に 聞くというのもおかしな話だけれど、 きっと、2人の方がよく知っている。 誠香はそう確信していたので* ]
(48) takicchi 2020/06/24(Wed) 21時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ みんなで。>>51 辰美のその返事に、体の力が抜けた。 思わずへなへなとその場にしゃがみこんでしまう ]
よ、よかったぁ……。
[ 信じていたけど。信じていたけど! それでも、実際に本人たちからその言葉を聞くと、 どっと安堵が押し寄せてくる。 しゃがみこんでしまったせいで、さらに目線の高さが すごいことになってしまったけれども、 2人の顔を見上げて誠香は言った ]
2人とも、おつかれ。ありがと。 しおちゃん、連れて帰ってきてくれて。*
(59) takicchi 2020/06/24(Wed) 21時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ けっこー大変だった。>>60 めちゃくちゃ逃げた。>>61 それも無理もないだろうなと誠香は思う。 死を決意して、実行に移したのだ。 やっぱりやーめた、なんて簡単に思えるなら、 きっと最初から自殺なんてしていなかった ]
褒める褒める。偉い偉い。 ほんと、おつかれ。
[ それはそれとして。 ポケットからスマートフォンを取り出して、 ぴろり〜ん♪ と誠香はVサインする2人を撮った。 だって、ここなら消えてしまわないし。面白いし ]
(63) takicchi 2020/06/24(Wed) 21時半頃
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大丈夫大丈夫。しおちゃんが帰ってきたんなら、大丈夫。 ちょっと安心しただけだからさ。
[ しゃがみこんだまま、問題ないと手をひらひら。 抜け駆け……不本意ながら、してしまいましたね ]
阿東とか、千夏ちゃんとか、来てるよ。 僕はまだ会ってないけど、多分、他のみんなも。
[ 怜と連絡を取るという辰美を見送って、 よいしょ、と立ち上がりながら連城にそう言った* ]
(64) takicchi 2020/06/24(Wed) 21時半頃
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―― 現在:病院前 ――
[ なぜ撮られたのかと問われれば>>71 それは面白かったからとしか言いようがない。 しかも笑顔の連城との対比まで。お得である(?) ]
おっけー。
[ 送っといてと連城に頼まれれば、>>120 OKと快諾して、 連城に送る……より、こっちがいいかと あの校舎のメンバーに一斉送信しておいた。 素敵な思い出は分かち合わないとね! ]
(122) takicchi 2020/06/24(Wed) 23時半頃
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うん、僕もすぐ行くよ。 きっと、しおちゃんが峠を越えたって、 はっきり教えてもらえるだろうし。
[ 先に病院の中に行ってるという連城に頷いて、 送信完了したスマートフォンを コートのポケットに戻して手を振った* ]
(123) takicchi 2020/06/24(Wed) 23時半頃
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―― 現在:病院前 ――
……よー。
[ 待ってたのに。 いざ、本人を目の前にすると、>>139 なんだか言葉が出てこない。 おかえり、とか。おつかれ、とか。 そんな言葉が浮かんでは、結局声にならずに消えた。 心配した? なんて聞かない。心配したに決まってるし。 代わりに、ごそりとコートのポケットに手を入れる ]
……ちょっと、冷めちゃった。
[ カイロの代わりに買ったのは缶コーヒー。 誠香は飲まないブラック。>>+5:65 いつぞや奢ってもらったお返しとばかりに、 少し温いそれを怜に差し出した* ]
(140) takicchi 2020/06/25(Thu) 00時半頃
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―― 後日談・その1 ――
[ 前に進もうと決めた誠香が、 真っ先にしなければいけないのは、 両親へ打ち明けることだった。
父さんと母さんに、 言わなきゃいけないことがある。>>+5:26 病院まで送ってもらう車の中で 父にそういった約束を果たすために、 誠香は数日後、両親の前に座った ]
(196) takicchi 2020/06/25(Thu) 21時頃
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[ 震える唇で、兄が事故に遭った あの日のことを話した誠香に、 両親は、知っていたと言った ]
(197) takicchi 2020/06/25(Thu) 21時頃
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[ あの日、家を出る前に、 兄は両親に、誠香と喧嘩したことを話したらしい。 ……いや、兄は“喧嘩”という表現は使わなかった。 受験勉強の邪魔をして、誠香を怒らせてしまった。 だから、お詫びの差し入れを買ってくる。 そう言って、兄は家を出たのだそうだ。 事故現場には、コンビニスイーツでいっぱいになった レジ袋が転がっていたらしい。 その話を誠香にしたら、 兄が事故に遭ったのは自分のせいだと気に病むだろう。 だから、言えなかった、と両親は言った。 兄の死は、間違いなく事故だった。 決して自殺なんかじゃないと言われて誠香は泣いた* ]
(198) takicchi 2020/06/25(Thu) 21時頃
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―― 現在:病院前 ――
おー。
[ 差し出した缶コーヒーが受け取られる。>>199 うま、と目を細める顔を眺めながら、 誠香は言葉を探していた。 示された長椅子に並んで座って、 誠香も飲みかけのジャスミンティーの ペットボトルのふたを開ける。 のどが渇いていた。なんだか、少し緊張しているらしい ]
あー、聞こえたな。 看護師さんに怒られなきゃいいけど。
[ 喜多仲の歓声は、もちろん誠香にも届いていて。>>200 ちびちびとジャスミンティーを飲みながら相槌を打った ]
(216) takicchi 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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氷室と、辰美と、連城と。 3人でしおちゃん、連れ戻してきてくれたんだろ? 結構大変だったって聞いた。 そりゃ、そうだよな。 きっとしおちゃんは、覚悟を決めて、 死のうとしたんだから。
[ 誠香だって、死を考えたことがある。 それでも、あの校舎の2階から外を見ただけで 足がすくんだ。 あそこから飛び降りるようなことを、紫織は選んだのだ ]
(217) takicchi 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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[ 心配した、と言われてうんと頷いた。>>201 心配かけたに決まっている。 誠香だって、マネキンに代わったクラスメイトを見るたび 落ち込んだ。 本当に帰ったことだって、確かめようがなかった。 心配しないはずがない ]
置いていかない、つもりだったんだけどな。 問答無用だった。 ごめん。
でも、生きてるし! 僕も、みんなも、しおちゃんも、ちゃんと生きてるから! みんなで帰ってこれたのは、氷室たちのお陰だから。 だから、ありがとな。
[ 珍しく素直にごめんとありがとうを言ったというのに、 茶化した顔を向けられて、誠香は口をへの字に曲げる ]
(218) takicchi 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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……みんな、しおちゃんのこと、待ってたから。 僕くらい、残りの3人、待ってたっていいだろ。 そのコーヒーはカイロにしてただけだし!
[ 言い訳がましくそんな言葉を並べ立てたけれど、 いや、違うな、と首を横に振って、誠香は言い直した ]
そうだな。待ってた。 僕の顔見るまで、安心できないだろ? そう思ったから、待ってたんだよ。
[ 氷室のこと。そう言って、 ジャスミンティーをごくごくと飲み干した。 おかしいな。飲んでも飲んでも喉が渇く* ]
(219) takicchi 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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[ それでもこの痛みは、——生きている証明だ。 ]
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―― 後日談・その2 ――
[ 後日、出版社の人と会った。 誠香は一人で会うつもりだったが、誠香はまだ未成年だ。 保護者として責任があると言って、 両親も立ち会ってくれた ]
作家を、辞めさせてください。 今までお渡ししてきた原稿を書いたのは ……僕ではありません。 3年前に亡くなった、兄です。
[ 今まで、本当に申し訳ありませんでした。 そう言って、誠香は頭を下げた。 他に謝罪の方法など思いつかない。 誠香にできたのは、正直にすべてを告白し、 謝ることだけだった ]
(248) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時頃
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[ 出版社は、いくつかの条件を提示した。 迷った末に、誠香はその条件を、飲むことにした ]
(249) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時頃
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[ 一つ目の条件は、残った兄の作品をすべて渡すこと。 その中から、書籍化に値するものを 出版社が選ぶことになる。
二つ目の条件は、出版社の提示する筋書きに従うこと。 志半ばで命を落とした兄の夢を叶えようとした妹の過ち。 誠香の行動は、そんな筋立てになった。 理由は簡単だ。そんな美談の方が、 話題性があって売れるから。>>2:591 真実を明らかにすることよりもそちらの方が 出版社にとっては重要だった。 嘘が真実になることだってあるのだ>>*5:1 ]
(250) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時頃
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[ そして今、誠香はノートパソコンに向かっている。 ああでもない、こうでもないと頭をひねりながら、 ポチポチとキーボードを叩いている。
出版社の出した、三つ目の条件は、 最初で最後の、誠香の小説を書くこと。 兄の夢を叶えようとした、妹の物語を書くこと。 話題性は十分だし、映画化も狙えると言われている。
誠香のしたことは、そんな綺麗なことじゃない。 けれど嘘が真実にされ、真実は闇に葬られる。 それが、誠香が一生背負わなければいけない罰だ。 誠香がこれから一生、世界に向かってつき続ける嘘だ。
小説のタイトルは、ゴーストライターという。 正直、ダサいと誠香は思っている。 ニセモノの作家にはお似合いだろう* ]
(251) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時頃
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―― 現在:病院前 ――
辰美が言ってたよ。 しおちゃんが帰ってきたのは、連城と氷室のお陰だって。 もちろん僕は、辰美のお陰でもあると思ってるけどね。 だから、そんな謙遜しなくていいんだよ。 どやって胸張って威張りなよ。
[ 何もしていないという怜に、誠香は首を横に振って、 穏やかな声で言う。 頭に伸ばされかけた手がゆっくりと下ろされるのを 目で追って、ペットボトルに視線を戻した ]
(258) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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……そっか。そうなんだ。
[ 怜は、紫織の心象風景を見たという。 人間関係に悩んでいた、その言葉に、それで、と思った。 信じてほしかった。 許してくれなくてもいい。 メールにあったその言葉は、 人間関係の悩みと言われれば、 なんとなく分かるような気がした。 ……けれども ]
………………………………は?
[ 続いた言葉が大問題だった>>256 ]
(259) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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[ 喧嘩の続きをするつもりだった。 好きでもない、付き合ってもいない女の子と デートをして噂になって、笑っていた一件だ。 ぽつりぽつりと落とされたのは、その真相 ]
いやいやいやいやいや……。 待て待て待て待て待て……。
[ 怜は冷静だ。>>257 そうだ、誠香、ここはCOOLになれ。 …………なれるかー!!! ]
(260) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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……いやほんと、氷室、なにやってんの?
[ 怜は、反省している。 しかし誠香が怒っているのはそこじゃない。 いや、そこもだけど、そこだけじゃない ]
……ほんと、なにやってんの?
[ だめだ。冷静になれない。 誠香はもう一度同じ言葉を繰り返した。 こいつは馬鹿だ。知ってたけど。 知ってた以上に馬鹿だった ]
(261) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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僕がしおちゃんから聞いた話とは違ってるけど、 そこはとりあえず置いておく! 論点はそこじゃないから! 氷室さあ、今まで散々見た目のせいで 嫌な思いしてきたんだろ!? 女装で自衛したくなるくらい 嫌な目に合ってきたんだろ!? それなのになんで、自分の見た目を そんなことに使おうって発想になるわけ!? サドなの!? マゾなの!? 僕には自爆テロにしか思えないんだけど!
[ 立て板に水の勢いでまくし立てた。 息が切れた。はあっと息を吐きだす ]
(262) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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氷室はさ、自分の見た目、嫌いかもしれない。 見た目のせいで、散々嫌な目に合ってきて、 こんな見た目でさえなけりゃって思ったかもしれない。 でもさ、それも氷室の一部なんだよ。 自分の一部なんだから、大事にしなよ。 そんな風に使うの、僕は嫌だよ。
[ 少し落ち着けば、今度はやり切れない気持ちになる。 落胆をにじませた声で、そう言って、 もう一度大きなため息をついた。 それに、と誠香は言う ]
(263) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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仕返しって氷室は言うけどさ、 僕からしてみたら、それ、ふつーに辰美にも迷惑だぞ? 考えてもみなよ、付き合ってるって噂になってた女の子が 今度はイケメンと噂になったら。 辰美、イケメンに負けて振られた男って目で 見られるんだぞ。 それって喧嘩別れとかよりよっぽど不名誉だと思うけど。 [ 友達を思ってのことにしても、暴走しすぎだ。 とにかく、と誠香は判決を下した ]
辰美としおちゃんに謝りなさい。*
(264) takicchi 2020/06/25(Thu) 23時半頃
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―― 現在:病院前 ――
[ なにやってんの、と呆れたらきょとんとされた。>>271 天然か。そうだ、この男は天然だった ]
……あのさあ……、
[ 思わずペットボトルを額に当てて呻いた。 好きじゃないのに唯一の長所。>>272 どこからツッコめばいいのかわからなくなりそうだ ]
あのさあ、僕、氷室と友達のつもりなんだけど。 何? 僕は氷室の見た目に惹かれて 友達になったって思ってんの? それとも、僕のこと、 何の長所もない人間と友達になる、 聖人君子かなんかだと思ってんの?
[ どっちもごめん被る。そこからかあ、と思うと、 頭が痛くなりそうだった ]
(279) takicchi 2020/06/26(Fri) 01時頃
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[ 大事にできない、と怜は言い切った。>>273 んー、と誠香は考えて、残念だけど、と言ってやる ]
氷室が人目を惹く見た目をしてるのは事実だし、 見た目だけで寄ってくる人間もいるよ。 そりゃ、絶対に。なくならない。 でもさ、それってどうしようもなくない?
お金持ちだったらお金目当てに寄って来る人、 絶対いるよ。 有名人だったらあわよくば何かおこぼれにって人、 絶対寄ってくるよ。 よく言うじゃん、何かで有名になった途端、 親戚とか自称友達が増えたとか、そういうの。
それはなくならないよ。仕方ないよ。 問題は、そうじゃない友達をどうやって作るか、 どうやって見分けるかじゃないの?
(280) takicchi 2020/06/26(Fri) 01時頃
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[ 紫織との噂への、諦めのこもった評価に、>>274 誠香はそれ見たことか、と息を吐きだした ]
……だから、自爆テロだって言ってんじゃん。 そうなるだろうと思って、 そうなることを狙って、 実際そうなったらがっかりしてるの。 自爆としか言いようがなくない?
(281) takicchi 2020/06/26(Fri) 01時頃
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