140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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とりあえず簡単に説得も光落ちもないよ、と前振りを落としてみた。
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── 12 ──
[暴走する憑依者と、引きずられる運命者。 もはや世界に災厄と認定されかねない彼らを救ったのは、 幼い頃の運命者と約束を交わした友人、記録者だった。
ソラの守護者から託された力と友人としての記録(記憶)を元に、 誠実な思いで以って、運命者についた枷を弾き飛ばした。
しかし、記憶を取り戻した運命者と友誼を交わす時間は、 あまりにも短かった。 記録者として、これまで修復を行ってこなかった負債。 ここまでの繰り返す戦闘での消耗。 運命者の暴走を押さえ込んだ代償。 積み重なるダメージで、記録者は既に限界を迎えていたのだ。
畳み掛けるように襲来する解析者に、抵抗も長くは続かない。 後に残すことになってしまう姫への思いを遺し、 長きに渡り記録を重ねた歴史書は、その役目を終えた。]
(@0) 2014/11/21(Fri) 13時半頃
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── 13 ──
[《チ》の竜の命は、解析者との戦闘で、 既に燃え尽きるのを待つのみとなっていた。 それでも彼は竜であり、守護者だった。 タイムリミットまでの僅かな時間を、 次元穴《ワームホール》を塞ぐために使うと決断する。
宝珠魔導士を連れた彼は、初めて《ソラ》を目指した。
やがて対なる守護者の世界にて、 語らい合った宝珠魔導士に>>4:138後を託すと決めた竜は、 >>4:139己が鱗と身を結晶と化し、災厄を防ぐ楔となる。
残された宝珠魔導士は、覚悟を定めて部下へと通信を飛ばす。
>>4:174『壊れ狂う程世界を愛してくれた者達に敬意を。』
激化する争いと止まらぬ喪失の中でしかし、凛と立つ筆頭の姿は、 まさに貴族の名に相応しい清廉さで満ちていた。]
(@1) 2014/11/21(Fri) 13時半頃
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── 14 ──
[壊れた独楽は止まらない。 取り込んだ翡翠の狂気さえもが、その歪みを加速させていく。
闇色の娘と正面から相対したのは、 >>4:49遂にその真の姿を見せた朱色の姫。
この世界の存続を願う姫は、殲滅を望む娘さえも救うを望む。 そこに惨禍の翡翠《カラミティ・ジェイド》という巨大な負があっても、 拒絶の叫びがあっても、己の頁に飲み込んでいく。
やがて負を吸い尽くされた娘に、姫は愛を込めて秘宝の名を贈る。 暖かな抱擁とともに贈られたそれを受け、 娘の捨てたはずの情《バグ》は涙を流した。
黒染めの姫へ娘が願うのは、今にも壊れてゆく解析者の救済。 確かな頷きを確認できた娘は、残った愛《バグ》を囁いて、 影に飲まれて消えていった。]
(@2) 2014/11/21(Fri) 13時半頃
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[記憶を取り戻した運命者。]
[情《バグ》の中で役目に邁進する解析者。]
[宝珠魔導士と記録の姫君は、 それぞれの決意を胸に集い、そして。]
(@3) 2014/11/21(Fri) 13時半頃
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[ 争いは、 ────── …… ]
(@4) 2014/11/21(Fri) 13時半頃
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先輩。
[ぽつりと、呟く音。
ノイズの波の中、小さく、小さく。]
まだ、聞こえてるんですかね、これ。
[歪みがある程度正されてしまった今、
使えるかどうかはダメ元だった。
耳を傾ければまだ聴こえるノイズに、少しだけ安心を覚える。]
……なんだ、まだ生きてんのか。
勝手に一人で死ねって言っただろうが。
[ノイズ混じりの声は耳に届く。
後輩の声に感動を覚える事はないが。]
やっぱお前邪魔だよ。
[ちくりと情《バグ》を刺激する。]
はいそうですかって死ねる状況じゃありませんよ。
[相変わらずざっくりした殺意だ。
いや、殺意というには、言葉だけ。]
……先輩は、今もお仕事中で?
印象にないくらい熱心ですね。
[問いかけは状況に比べれば軽い。]
俺はその為だけに生まれた存在だからな。
前は忘れてただけ。
[こちらも返す言葉は軽い。
内容はともかく置いといて。]
で、邪魔しに来んのか後輩。
次はないぞ。
[傷は徐々に回復している。
次会えば確実に仕留める、狙いを外すなどと甘い考えは捨てる事だ。]
そんな寂しいこと言わないでくださいよ。
ほら、ゲームはどうしたんです?
結構めんどくさがりそうな先輩が、
部長するほど気に入ってたんでしょう。
[それしかないなんて言葉をやんわり否定する。]
そうですね。
今のところ、そうする予定です。
真っ先に狙ってくれるんです?
[どうせ不意打ちなんて通じないだろうから、ぽろっと言う。
警戒して少しでも注意をそらしていればいい。]
ゲームは好きだよ。
てか好きってだけならお前の事も好きだよ?
[ただそれとこれは別というだけの事。
後輩とこうやって呑気に話していても目の前には対峙すべき二人がいるわけで。]
邪魔すんならそうしたいとこだけどね。
その前にやるべき相手がもう目の前にいるからなぁ。
[不意打ちを食らう程間抜けではないつもりだ。
話してはいても琥珀に輝く眼は爛と輝き狙うべき相手を見据えていた。]
それはどーも。
俺も先輩はけっこう好きですよ。
[言われるのと同じ調子で返したら、なんだか笑えた。
それでも死んでくれる?の発言は覆らないんだ。]
………… へえ。
誰とデートのご予定で?
[もういる。
時間がないらしい、と目を細めた。]
……誰でもいいだろ。
お前には関係ねぇよ。
[もし、死なないでと言えば後輩はどうするのだろう。
死なずに《解析者》たる己を殺しに来るのだろうか。
それも悪くない、とほんの少し感じるのもきっとバグのせい。]
ね、世界が壊れても。
このままだと世界が壊れてしまうけど。
それでもお前はこの世界が好き?
好きだっていうのに冷たいですね。
結構俺の進退に関わるかもしれないんですけど。
[こちらが危機に陥るなら、歓迎されるのだろうか。
そう簡単に死んでやるつもりは欠片もないけれど。]
…………俺は、世界はわりと、どうでもいいですね。
[問いかけに考えて、出した答えはそれだった。]
世界って言われても、ぴんと来ません。
そこに生きてる、ほんの一部のヒトが好きなんです。
[そこに先輩が含まれるのは、さっきも言った。
”彼女”もそうだった。
随分と話はシンプルなんだ。]
だから、壊れるって言うなら、止めようかと。
壊れるのがやなら黙って見てろ。
[それだけ告げるとそれきりノイズ混じりの声は聴こえなくなる。
今話すべきは違う相手。
後輩との言葉がもしかしたらこれが最後かもしれない。
ちらりと頭を過った考えに内心で苦笑を漏らすのみ。]
いやですけど、だから、 っってあ、
[ぷつん。
途切れたそれに、顔をしかめる。]
/*
ちょっと風邪気味なんで今日コミットできたらしたいけど、どう考えても無理だよね…
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おお。無理はよくないが
どうかな……向こうから攻撃もらわないとだけど
俺も攻撃に参加してさばけそうなら、前のめりにいくよ
/*
取り敢えず説得とかいらねぇから攻撃してが今の気持ちではあるが…
どうせコミットしないなら早めに落ちるのも手かな
/*
ごめん、ヨアヒムが何したいのか分からないので返事できないので解説出来たらお願いします。
ちょっと風邪気味なんで今日は健康させていただきます。
/*
俺もあれ単発だと続き待ちだったんだけど、
今のログからすると止めを俺と姫にやらせようとしているようでちょっとwwwwwwwwまってwwwwwwwwwwってなっている、なう。
無理せず。おつかれさま。
/*
あっ違った
すっごくちがった!!!!!
自分を犠牲に大技系か!!!?
/*
予想外の展開に思考がとまっているのがこちらのC狂
……お おう…… ちょっ 灰にしばはいてくる
/*もういいから俺を殺してくれよ!!
と芝が盛大に生えつつどうしてくれようか、これ。
改心するのはやりたくないんだけどな。
俺は悪役は悪役のまま散りたいんだ。
/*
ひとまずよんだ。よんだよ……
ヨアヒム>
天地樹になり、世界の穴を塞ぎ、支えになることで崩壊を防ぐ
美村>
自分ごと運命を書き換えることで、解析者や記録者の役割からそれぞれを切り離し、先輩を取り戻しつつバグをなおす
……か?
メモも合わせてみると、最後のかきかえは俺に託されてたりする?
目がつるつるつるつるしてちょっとじゃない自信ないけど!!!
/*
悪役のまま死ぬのはよっぽど確定的にいかないと、美村の性格や状況やヨアヒムの振り方からしても、むずかしいと、おもわれる、これ。
天地守護者あたりが相手だったらころしてくれるかもしれないけどね、いまの相手は情がつよいからね……
俺がロールかけるのもっと後になるんだけど
これ……これ……(しば
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