253 緋桜奇譚・滅
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結界はなんとかした。
そんで思ったんやけどね、やっぱ普通の人間より妖を贄にした方がええんやないかなって。
どうせ住所死んで犯人探しも始まるやろしねぇ。
ま、どうなっても僕は面白かったらそれでええけど。
ツェンだっけ、お前さんの目的は京やあらへんよね。
何が目的か知らんけど、有効の証に新鮮な妖怪の死体を一つくれへんかなー?
そしたら僕、お前さんの事信じられそう。
勿論僕もちゃんと死体の一つ作ってくるで?
ちょっとばかし遊びも必要やろ。
どっちが早くより強い贄を用意出来るか、勝負しよ。
/*
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釣り縄はこうなるけど、妖精は呪詛死があるのと賞金稼ぎがいるので釣り縄一本分減る可能性はあり。
取り敢えず初日は村2落ちを考えてるけど、流れ次第で僕とか落ちてもいいかなぐらいの。
そろそろ皆バトルしたいだろうしふっかけていくぐらいでいきまっしょい。
/*
了解なんだぞ!
琴も頑張るんだぞ!多分もう赤透けてるし!
[見渡す周囲に、見たい顔はいない。
いない。
いない。]
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─ 三峯茶房 ─
そうか…それは僥倖だったな、店主。 六道の寺の辺りが随分騒がしかったらしい。
[別に本心から安堵しているわけでもない、ただの社交辞令ではあるのだが、店主の世間話に付き合う>>5。]
そうだ。我はつい先日清から此方に来た。 峨眉山は知っているか?かつて趙公明や鉄冠子が洞府を持っていた霊山だ。この国の富士山とあまり変わらぬほど高い。 我はそこで長く修行をしていたのだが、清も今は列強の干渉のため随分不況でな。 やむなく此方に渡ってきた……というわけだ。
[少々身の上を話し過ぎた気もするが、まあいいだろう。 珈琲が出されれば、まず一口黒いままに飲んで、顔をしかめる]
(51) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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む……漢方でもない味だな。苦い。薬か?これは。
[砂糖と牛乳を混ぜるのだと言われればその通りにして飲んだ。そうすれば確かに玄妙な風味だと思わなくもない]
なるほど……こういう味か。列強の人間はこんなものを毎日飲んでいるのか………なるほど。
いや、店主。この一杯で十分だ。すまぬな。
[長居は控えた方が良い>>23と分かれば、飲み終えればすぐにその場を後にしただろう。夜になれば、仕込んで殭屍となった女子供達も動き出す。数を増やし、どこか日光の当たらぬ場所まで引き連れていかねばならぬ。功夫(クンフー)の足らない殭屍はツェンのようにまともに日光を浴びる事もままならぬのだ]
では、また。落ち着いたらまた来よう。 珈琲にあう菓子もこの店にはあるのだろう?用意しておいてくれ。
[そう言い残し、その日は店を後にした*]
(52) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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……そうだ。妖力の強いものを贄とすればそれだけ封印が溶けるのも早まろう。
異変に気づけば、近辺の妖も動き出すはずだ、たとえ人間にさして友好的でなくとも、住処を脅かされたと感じればな。その邪魔を防ぐうえでも一石二鳥というわけだ。
安心しろ、我は別に京でどうこうするつもりはない。
だがまあ……その取引には乗ってやろう。
何も空手で信頼されようなどと虫のいい事は考えておらんさ。
[漁夫の利を得られるのが一番良いのだが、そう都合よくはいかないだろう、と了承した。]
/*
OKです。こちらは呪殺の可能性もありますが、そこはそれということで、ひとまずは流れで。
いいお返事。
お互いの利害が一致するんはええ事やんね。
まあ、皆牙の一つや二つ隠しとるやろからねぇ。
お前さんも気ぃつけてな。
[ところでツェンは何をやりたいのだろう。
聞いていないのでよく分からない。
分からないが邪魔になるようなら始末すればいいだけの事。
だから問う事はしないでいる。]
/*
呪殺の時はなんらかのアクションがあっちからあるやろ、とは思うんやけど突然死んでもそれはそれで。
そん時は占い師に描写お願いしましょ。
[頭の中で聞こえる会話に、黙って耳を傾ける。
まだまだ殺しちゃうのかな。
いつもが壊れちゃうのかな。
それは、少し嫌かもな。
でも、いないからな。
なら、仕方ないのかな。
じゃあ、いっか。]
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―翌日―
[ひとまず、殭屍達は六道珍皇寺の近くの廃寺に集めた。今朝方は、六道珍皇寺や祇園の周辺で、急に女子供、それに舞妓達が忽然と姿を消したとの噂が広まり始めるだろう。 もはや後には引けぬ。妖達に気づかれる前に、できるだけこちらの戦力を増やしておかなければならない]
六道珍皇寺の住職が…そうか。死んだか。
[奴らの仕業か、とすぐに合点がいった。 ひとまずは様子を見に行くべきだろうか。ついでに、こちらの仕事も果たさねばならぬ。 ふわりと宙に浮き、直立した姿勢のまま、六道の辻の辺りまで飛んで、降り立った]
(60) 2018/11/10(Sat) 22時半頃
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[甘いの香りの中から声が聞こえる。
邪魔者は消え、桜は人間を喰らい、妖の血さえあればまだ探してない場所までゆくことが出来ると。
そして誰かがそこまでの道を開いてくれるらしい。]
たのしみ だわ
[でも開かれないことがあれば、自分から我が子に会いに行かなければ。
母親ですもの。]
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─六道珍皇寺─
[まずは状況の確認と、寺の周辺の確認だ。住職の遺体はどうも確認できなかったが、結界が破られている事と、桜が昨日より随分と紅く染まっている事、地面が黒く歪んでいるのは一目で分かった。 人間も集まっているが、皆怯えているのか、何処か気もそぞろに不安げに噂を交わし合っているようだった]
ふむ。あいつら、やったな。 ならば、我も言われた通り、少々力を出さねばならぬか。
[まずは獲物を物色せねばならない。近くには、童女姿の妖が2人>>63>>68いるぐらいだ。探せば他にも妖の姿は見えるのだろうが。 少し近づいて話を聞いてみる事にした。]
(72) 2018/11/10(Sat) 23時半頃
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ん……?黒いのとは我の事か。
[話を盗み聴くくらいのつもりではあったが、当の本人達に>>80話しかけられたのでは黙って去るわけにもいかない。生気のない青白い顔のまま、二人に近寄る。白いの、というのは隣の娘の事だろう]
なるほど、確かに白い。が…
いやなに、ここの住職が死んだというので少々様子を見に来たまでだ。この醤油臭い国の人間にしては随分と強い法力を持っているようだったからな。少々興味があったまでだ。
そなたら、何か知っているか?
[しかし、と思う。どうもこの白い娘の方は、かなり強い妖力を持っているようだが]
失敬するが、そなた、何か……土着の神の類か?
[白い方の娘>>82に尋ねてみた*]
(85) 2018/11/11(Sun) 00時頃
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そうか……そなたは知らんか。 まあ、強いとは言え所詮は仙人でもない人の身。 もっと強い妖などいくらでもおるものだが…
[白い方の娘>>92は、もう片方>>80と比べると随分冷淡なように思われた。自分が言える話でもないが。]
そなたら、この辺りで強い妖力を持つ妖など何か知りはしないか。 いや、少々気になったのでな。
[どちらかと言えば、住職を殺した下手人を探すというよりは、贄にできそうな妖がいないか探すためではあるのだが。]
そうか。神は死んだか。…それは。 我の思い違いだったようだな。
(98) 2018/11/11(Sun) 00時頃
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そうか、その分だと心当たりはありそうだな。 いや何、そうだな…それなりには強い妖でなければここの住職を害する事もできまいと思ったのでな。 それで少々気になった、というところだ。
[少し苦しい部分もあるが、あながち出まかせというわけでもない。]
話か?それは構わぬさ。どこが良い。
[正門から離れるよう促されればその通りにして、娘のいう>>101場所へと向かおう。もう一人もついてくるなら別段拒否する理由もない*]
(107) 2018/11/11(Sun) 00時半頃
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そなたも来るのか。我は別に構わない。
[場所を移動するというのなら、その通りに。もう一人もついてくる>>111というのなら、これもその通りに。そのうえで、改めて話を聞く事となるだろう**]
(116) 2018/11/11(Sun) 01時頃
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[あれ?ところでこの人……声に聞き覚えはあるな?
とは、思うわけでして。
ぱちり、と目を瞬かせた。**]
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随分と仲が良いのだな。
[見た目には幼い二人のやり取り>>100>>103は、人の子として見ても年相応といった感じで、ツェンがもう少し人間の心を持っていれば微笑ましくも思っただろう。]
そなたら、名は…
[と言いかけたところで、別の妖力を感じて足を止めた。しかも相当に強い妖力だ。二人の童女も決して弱くはないのだろうが、こちらと比べれば実際段違いだと思われた]
(179) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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これは失礼した。我は大陸から此の地に渡ってきた者でツェンと申す。 ……いかがしたか。 ……何やら懸案されているように見受けるが、やましいところはない。六道の寺の住職が殺されたというので、妖力の強い妖がこの辺りにおらぬかと話をするところだった。
[見た目に違わず高齢であろうと思われたが、鼻血を噴いているのに怪訝そうな表情を浮かべた。無論、考えている事に思い至ってはいない。しかしとにかく、高い妖力を持つ妖となれば、目の前の老天狗はそれに相応しいように思われた]
(180) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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/*
えっと、相談なんですがこのままだと戦闘が僕と言葉の一箇所だけで、村側は吊り先に困るだろうなというのがあるので僕と言葉の相討ちに持っていこうかなと思うのですが、それで大丈夫やろか。
バトルは赤側から積極的に吹っ掛けないと起こらないと思うので明日から頑張って吹っ掛けてった方がいいんやないかなと思います。
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うん?ああ、確かに我は此方に越してきて幾許も経っていない。 此の地の風水や龍脈はおろか、何処に何の寺があるかも完全には理解しておらんのでな。
[どこもかしこも京というのは寺ばかりだ。荒れてはいるものも多いがとにかく寺は多い。この醤油臭い国の民族は、かつてはよほど篤く仏教に帰依していたのだろう]
清水寺…?そうか。高台にある寺か。 確かに、何もしないよりはマシだ。 それに、そういった場所で風水を読めば、気の淀みなども分かるかもしれんな。 そなたが案内してくれるのか?
[確かに良い考えだ、と白い娘の案>>130に同意する。こちらの本心はもう少し別の所にあるとしてもだ。]
(185) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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/*
面目無いぞ。
もうちょい早めに出ればよかったぞ…
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[二年坂へと共に向かう>>131。娘の名が伽耶という事は知れた。こちらもツェンと己の名を告げる。]
劉、名は真、字は子開。我の名だ。
いや、我はあの桜に関しては大して良くは知らんが、あの辺りが冥府と通じているといった噂は聞いた事がある。清にも死人桜や人食樹はあるからな。少々興味を持ったというわけだ。
(187) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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あの寺の住職はそれなりの法力の使い手であったそうだから、それを殺せるほどの妖はそうおるまい。それで探している。 そうか。この国ではあの住職は相当の使い手だったか。
[清水寺の境内に辿り着く頃には、もう一人の娘や天狗の爺はついてきていただろうか。ついてきていた間の話>>150は色々と興味深く聞かせてもらったろう。伽耶は息切れしていたかもしれないが、こちらは功夫のせいもあってか、息一つ乱してはいない。
境内に着けば、京の都をはるばる遠く眼下に見下ろす景色が開け、少々感心した。峨眉山は高くはあったが、何しろ人里離れた場所で、このように眼下の都を遥か見下ろす事はできなかったからだ]
なるほど、これは確かにすごい。これなら霊気の淀みも龍脈の流れもよく分かりそうだ。
(191) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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/*
すまない、こちらも少し発言の遅れやらで時間を費やしてしまった。
今日からはしっかり仕掛けていけると思う。
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……なるほど。京は確かに四神相応の地だ。 東西南北の山を十字に結び内裏を置く、天心十道定穴法だな…これは。 陰陽師とか言ったか、なかなか詳しい者が都の建設に関わったと見える。
それに……三合術も用いているのか。丑の方角に金の墓社、巳の方角に金の生社、酉の方角に金の旺社… 三支を結び合わせて三角形を象り、中心の霊気を増幅させる呪法だ。これにより、中心点にはとりわけ金の気が溜まる。
おそらくその三社は金にまつわる…例えばそれこそ金烏の類か、それを使いとする神でも祀っているのであろうよ。
そしてその三点を結んだ中心は… 「京都御所」か。
[ぽつりと呟いたが、その言葉は聞き取れたかどうか。]
なるほど。ここからでは強い妖力を持つ存在までははっきりとはわからぬが……いや、貴重な定見を得た。伽耶だったな?礼を言う。 これで我の目的はようやく果たせそうだ。
[傍らの白い娘に礼を述べた。*]
(193) 2018/11/11(Sun) 22時頃
|
/*
ごめんなさい、
返信ばかりでしたね
能動的になるよう頑張ります
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そうか、持病か。では仕方ないな。 鼻血が噴き出るとは難儀な病だ。養生召されるが良い。
[あまり気にもしていないような様子で老天狗>>199に気持ち程度の労りの声をかける。]
そうか。話には聞いていた。この国では神と仏を同じ場所に祀っていたとな。我は道士だが、それが坊主と同じにされるようなものか。 だがまあ、普賢真人も文殊天尊も仏法に帰依したというし、あながち思いもよらぬ話でもない。
(207) 2018/11/11(Sun) 22時半頃
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