人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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アイリス! 今日がお前の命日だ!


[テレビの画面が、マリアンヌの最期を映し出す中。
教官室の片隅に鎮座する闇の中から、
ぬるりと小さな手が生える。
一つ、二つ、三つ、……無数の子どもの手。
それらはよく見ると一つ一つ違っていた。
或るものには幾つもの傷跡があり、或るものは酷く焼け爛れ、また或るものは水を吸ったかのように白く膨らんで。
けれど全ての行き先は同じ――アイリスの方へ]


[彼女の手足を掴み自由を奪い、
視界を覆って身動きをできなくし、
口を塞いで悲鳴を飲み込み、
闇の中へ引き摺り込んだ]


[それは人にしてみればほんの一瞬でしかない時間。
アイリス=エメリッヒの姿は、教官室から跡形もなく消えた]


[何処かで、
ごきり、と嫌な音が、仲間には届いたかも知れない]

……“なんにもないこ”かぁ。

[能力を持つものではなかったと、残念そうな幼子の声と共に]


あひゃ――お見事。
お嬢の殺しは鮮やかだなぁ?

[怯える体を下から見上げながら、影は笑う。
アイリスの死にはまだ誰も気づいていない――ああ、彼らはどんな反応をするのだろう。
わくわくしながらその瞬間を待った]


……いやぁ、お見事。とても静かで、鮮やかだなァ。

[ククッ、と笑えば。お嬢の続く言葉には、あー、と声は漏れる。]

まぁ、そういう日もあるって。どんまいどんまい。
……しかし、どうも厄介そうな奴が多いんじゃねぇの、この部屋。
嫌な感じがビンビンしやがる。ソースはオレの野生の勘。

[そう言いつつ、影はにゅるんと耳と尻尾を生やした。
勿論素は人間の霊なのだが。低俗霊をどんどんとり込むうちにこんな事が出来るようになったとか、ならなかったとか。
でも、会ったときにはもうこんな事が出来ている。素が狐だとかそんな風に思われてるかもしれなかった。別に否定もしないが。]


あひゃ。あの嬢ちゃんが外れとなると――見えるヤツは誰かねぇ。

[体が室内の面々を確認するのに合わせて、誰が怪しいだろうかと眺めてみる]

ヤな感じなぁ。とりまパティって奴の力は本物くせーが……
って勘かよ。あひゃひゃ!
まあ、きーちゃんの勘なら俺のよか当たりそーだけど。


えー!だって、アレっしょ。
もうオレら含めて7人しか居ねぇよ!?

しかも、なんか霊感ある兄君はこっちの方を見てたようだしよぉ。
なんか嫌な予感がするんだよなぁ。
あーやだやだ、オレおうちに帰りたぁーい!

[冗談めかして、影は声を張り上げ。]

野生の勘は女の勘に並んですげーんだぞぉ、大将!
畜生ッ!オレが真っ先に脱落だなんて考えたくもねぇッ


ありがと。

[礼は仲間による称賛と、手伝ってくれた“子供たち”に向けて。
だが続いた言葉には、小さく唸るようなこえをあげた]

“ひととわけるこ”、“むこうがみえるこ”。
だけじゃ、ないのかなぁ。

[セシルの言った霊能者と、パティ自らが宣言した力。
他にもいるのかと、丁度“ノックス”の影になる位置から、そっと視線を配る]


あー、確かに。ニンゲンから見りゃあ、他人の半分が敵ってことかぁ。

[紛れる範囲少ねーな、なんて頷いていると、
狐のだだっ子のような声を聞いて吹き出した]

あひゃひゃっ!わ、悪ぃ吹いた。なるほど、野生の勘かぁ。
…もし、おにーちゃんが「分かる」やつだったら、確かにやべぇかもな。


そういう事だぜ、大将。
一番難しい条件をクリアーするには、後一回は他のヤツらをセシルに殺らせねえとなぁ……

ま、せめてお楽しみは味わってから脱落してくれよぉ?
こっちはまだとっておきはないからいいけどよぉー。

[ゆらゆらと影は動き、色白の周りをぐるぐる回る。]


……こいつァ、まさか……ッ

[影が潜む色白の瞳は、オスカーの赤く光る瞳を見つめ。]

見ぃつけたぜェ。こんな、皆の前でやるたぁ。
なかなか度胸があるじゃねぇか、畜生が。

………悪ぃな。大将、お嬢。オレ見つかっちまったわ、こりゃ。


【人】 華道部 メアリー

―教官室―

[闇へ落ちて行くマリアンヌを。命の花が最後に散る処を。
部屋の隅でうずくまったまま、身動き一つできず見つめていた。見開かれた瞳。悲鳴することすら忘れたように、小さく飲まれた息]


―――――――……。

[とん、とん、と自分の足元の床を確かめるように指で叩く]


…………かわいそう。

[それは誰に向けられた言葉だったのか]

(51) 2010/07/23(Fri) 00時頃

みつけた?
……みつかった?

[怪訝そうなこえは、はっと息を飲む音に。
思い当たる節は]

“ひととわけるこ”?


【人】 華道部 メアリー

[マリアンヌが死んだ。アイリスもいなくなった。
夢ではない。きっとこれは現実。

動き始める周囲の人影。思考が、行動が、追いつかない。
状況もきっと、全ては把握できてはいない。
取り残されたように、ただ不安げな表情で視線は彷徨う。

悲しめば良いのか、恐怖すれば良いのか、後悔すれば良いのか、それとも、それとも、――――]


………ま、まって。おいていかないで。

[扉へ向かう人影に気づき、慌てて顔をあげて立ち上がる。
兄はどうしていたか。その姿を探すように視線を動かすけれど]

(57) 2010/07/23(Fri) 00時半頃


…ちくしょう、こっちかよ…!

["ノックス"に対峙するオスカーを見て、ぎりぎりと奥歯を食いしばる]


【人】 華道部 メアリー


[少女の瞳が捕らえたのは、対峙するノックスとオスカーの姿だった]


……な、なにしてるの。

あぶないよ。

[オスカーの囁いた言葉>>53は届いていない。それに返すノックスの言葉>>54も。
だから少年の持つ凶器へただ戸惑った視線を向けつつ、縋るようにノックスの服の裾を掴もうと腕を伸ばした]

(59) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

…… そう。

[目の前の少年を、すぐにでも殺してやりたいと思ったけれど。
再び“呼ぶ”には時間が掛かる]

ごめん、きーちゃん。
わたしがまちがえたから……。


へへ、お嬢はなぁんにも悪くないぜ?
一方的なゲームなんてつまんねぇだろ、ハンデだよ、ハンデ。

[影は屈託の無い笑みで仲間に言った。]

ま、少しばかりのお別れだ。
アイツらと違って、オレ達はまたすぐに会えるさぁ。


【人】 華道部 メアリー


――――――…ひうっ!?

[普段と違うノックスの笑いに、伸ばした手が一瞬止まる。
そこに兄の手が重なれば、もう指先は彼へは届かない]


おにい、ちゃん…。

[揺れる瞳で兄を振り返るのと同時、携帯電話の転がる無機質な音が響く。びくりと肩を震わせた後、再度ノックスの方を見やった]

(70) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 華道部 メアリー


――――――……。

[伸ばした手は、その当の本人>>68からも制されて]

なんで。 
何でこんな、こと。

[涙が滲んでくる目でノックスの姿をした鬼を見つめ、決心したようにぎゅっと自分の手を握りしめた]

(75) 2010/07/23(Fri) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

…………おにいちゃん。

[刀を持つ兄の手>>74にそっと腕を伸ばし、包み込む。
そのまま覗きこむように、しばし彼の瞳をじっと見つめていた。無言のうちに、「何か」を語りかけるように]


…………………。

[やがて無言でノックスの傍へと歩み寄り、隣の椅子に腰かけた]

(80) 2010/07/23(Fri) 01時頃

[...は、狐の言葉を聞いて密かに吹いた。]


きーちゃん。

[悪くない、と言われて少し黙り]

うん、でも……。
ごめんね。
もっと、あそびたかったでしょ。

[もう一度、謝罪を乗せた**]


【人】 華道部 メアリー

――――――……き、聞いてた。

[小さく息をつくノックス>>88に、困ったように返事をして俯いた]

でも、さっき傍に居てくれたのは、「貴方」だったから。
傷つくことなんて、何もないよ。

[死んでしまったサイモンや、マリアンヌ、アイリスがその言葉を聞けば何と思うだろうか。けれど]


貴方は、成仏したいの?

[少女は何と言われても、その場を動こうとしない]

(94) 2010/07/23(Fri) 01時半頃

【人】 華道部 メアリー


……………………え、ええっ!?

[テッドの言葉>>92を聞いて、場違いな声を上げた。
刺すとか刺されるとかは、何のことなのか分かっていないけれど。一時停止した兄の様子にも、気づいていなかったけれど]

う、うぅぅ。

[混乱してしまい、赤くなって俯く。
からかわれているに違いない。しかし、この状況でそんな冗談を言うものだろうか。ぐるぐると思考は巡り、困ったようにノックスを見上げた]

『メアリー好きなのはコイツであって』

[なんて科白>>97が聞こえれば、再度おたおたと俯くのであった]

(98) 2010/07/23(Fri) 02時頃

[狐がテッドと話す様を見て、何か思うところがあるのか。
影の中からじっとその姿見つめるものの、何も言わずに黙りこくっている]


【人】 華道部 メアリー

[何か物凄いオーラを兄が放っていることには気づきつつも、多分、その理由は分かっていない]


………うん、分かってる。
でも大丈夫だよ、おにいちゃん。

[飛んでくる兄の声>>96に、静かにうなずいた。平気だと示すように、薄らと微笑みすら浮かべた]

(106) 2010/07/23(Fri) 02時頃

【人】 華道部 メアリー

――――――…??

[溜息をつくノックス>>100に、不思議そうな表情で首をかしげる]

騙されていたとしても、良かったよ。
だって、わたし、うれしかった。

[お兄ちゃんが怒っているぞ、と言われても、「何でだろう」と頭上にはてなマークが浮かんでいる]

そう。此処が、すきなんだね。すきな仲間が、いるんだね。

…辛いばっかりじゃないんだね。

(107) 2010/07/23(Fri) 02時頃

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