207 愛しの貴方を逃がさない。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[むかし。母は不治の病だと宣告された。
手足が痺れ、満足に言葉が喋れなくなった。]
[けれど。奇跡が起こった。
あの方が母を選び、あの方が御手を伸ばし、あの方が触れて、あの方が祈って下さったから。
母は病におかされる前の母に、戻った。]
[ありがとうございます。
ありがとうございます。
…――あぁ。かみさま。]
|
― 翌朝 ―
[夢幻二階も移住区で目を覚ました男。 やはり時間は適当故、すでに昼前になっていただろうか。
ふあぁ、と欠伸をしながら一階へと降りれば、 今日は仕方なくopenの札を上げる…訳ではなく、 ジャケットを羽織れば裏口から己は外へ出た。
向かう先は大学でもレストランでもない。 否、その足取りは軽く、口許は緩んでいただろう。**]
(13) 2017/01/17(Tue) 10時半頃
|
[カツ、カツ、と足音を鳴らしながら、
歩きたばこすらをも忘れるように軽かった足取りは、
徐々に早歩きになり目的地へと辿り着けば、
―――――そこは。**]
[この人を可愛くしたいから、まず、俺を覚えて貰わないと。]
気持ち長めに、待つぐらいがちょうど良いんですって。
焦らず、じっくり――…完成を楽しみに待つ時間は、良いものですよね。
[店長の手には常に手袋が嵌められていた。
性別を隠すように。
年齢を隠すように。]
[そして今は傷を隠すように………]
かみさま。かみさま。
あなたを想うとき、痛みがスーっと引いていくんです。
かみさま。かみさま。
…――わたしの、わたしだけの、かみさま。
[よし。思った通りだ。あの人が追いかけてくれた。
笑みを隠して、今気がついたように振る舞おう。]
|
― 写真館・夢幻 ―
[時刻はすでに夕刻時をさしていた。 二代目主人は相変わらず煙草をふかし、窓の外を見ている。
そんな男が取りだしたのはいつものスマートフォンではなく、 少し大きめのタブレット。
そこへ映し出された動画を見れば、 思わず口許を緩ませた。]
食べちゃいたいぐらい可愛い、 …か。
[昨日そんな事を聞いていた友人を思い出す。>>1:115 己はただその画面に指を添わせて愛でた。 まるで大切なものを扱うように。]
(82) 2017/01/18(Wed) 16時半頃
|
|
[そうしてさらにポケットから取り出すのは、 これまたいつものではないスマートフォン。 ピピピ、とまるで指を高速に動かし文を打てば、 またそのスマフォはポケットへと帰って行った。**]
(83) 2017/01/18(Wed) 16時半頃
|
――ああ、そっすね。
じっくり待ってる時間は、じれったくなりますけど、完成したら嬉しくなりますよねぇ。
[鋭い犬歯があれば、どんなに良かっただろう。
時折、そう思うことがある。
幼いころの記憶もそうだ。
家を飛び出した先で見つけた、
白くて、赤い目をした、小さなウサギ。
何も警戒する様子などなく、自分の膝の上へ
ちょこんと乗った生き物を、
この上なく愛おしい、かわいらしい、と。
そう思った子供は、殆ど無意識のうちに、]
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る