人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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       『――やあああああっ!!』




       [内臓で、妹が悲鳴をあげた]


 『いやだ いやよ いや 置いていかないで』
    『そのヴァイオリンは、セシルの一番大事なものでしょう?』

『水なんて、その子に持たせればいいじゃない』

    『セシル』
              『何か変よ、セシル』


                『ねえ、わたしを見て!!』
   『わたしを見てよ!!わたしの声を聞いてよ!ねえ!』


/*
これからRPでCOするつもりですが、先に赤には正直にお伝えしておきます。

恋矢撃たれました。お相手はマーゴ。
恋陣営だけ道連れが発生しますので、手数計算の時に頭の片隅に入れていただけると幸いです。


【人】 伝道師 チャールズ

―回想―

[セシルの提案に反対することはなく。
そのセシルの後をラルフが追うことも
チャールズは止めなかった。
少し、腹を気にするセシルを気に止めながら
男は、1人で彼らと別れ、別の民家を散策する。]

 ――……どうか、物資を頂くことをお許しください。

[ほどなくして手に入れたものは
包帯の代わりになりそうな布。食料を少し。
そして―――……白骨が護っていた箱の中から
チャールズが用途を識っている薬を幾許かと蜂蜜の小瓶。

白骨に謝罪に手を伸ばしかけた所で、右手首に違和を感じる。
痛みもないのにそこには荒縄で縛られたような模様が
血色に滲んでいた。]

(10) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 神は、私に何を求めていらっしゃるのでしょうね。
 私は、もう……―――

[自嘲を含んだ微笑と独り語。
零したところで、銃声が響いた。

刹那、黙祷を示した後、ラルフとセシルと合流すべく民家を後にした。]

(11) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 本当に、大丈夫ですか?

[合流の後、セシルの様子が何処か変であるのに
ラルフに重ねるように問いかけるも
本人が大丈夫であると云えば、それ以上は聞かずに置いた。

何かあれば、それを己に伝えても良いと思えるのならば
―――……抱えさせて欲しいとは伝えてある。

そうでないならば、踏みこまないというのが
チャールズという男であった。
ラルフが零した自嘲のような言葉は拾えぬまま
誰かが灯す光を縁《よすが》に古城へと。]

(12) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼、着替え見つかったのですね。佳かった。
 私は、着替えは見つけれなかったので。

[セシルにベネットの場所を問われれば
共に向かうと暗に告げる。
ラルフが離れて行くのには、少し心配そうに紺青の眸を向けるのみで。]

 嗚呼、焼蛍虫が飛んでいますね……―――。

[向かう途中、見えたものに感想を零しながら小倉庫に辿り着き
一先ず、そこで行われる会話をチャールズはただ静かに聴いていた。]

(16) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

/*

了解しました。お知らせありがとう。


【人】 伝道師 チャールズ

 ―――……私の話ですか?
 ベネット、さん?

[2人きりか、なったところで鉱石の眼に射抜かれる。
徴印《しるし》という、単語に困惑の色を見せるも]

 ベネットさん!?どうしました?
 大丈夫ですかっ

[突然、鉱石の右眼から露を零し痙攣する人に驚き
差し出す右手首には、聖痕《スティグマ》。
それは服に隠された部分にもあるのだが。

右手首を隠すことも忘れて
ベネットを抱き止めようとする行動は
彼に受け入れられたか否か。]

―回想・了―

(18) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 01時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[差し出した腕に収まる身体は、硬直し震えている。
宥めるようにそのまま抱き止めて、ベネットの髪を撫でた。]

 ベネットさんっ……―――

[脱力して眠りに落ちる人の名を呼ぶ。
体温が冷えて行かないのと、心音と、呼吸と……。
生に関するものを確かめてから、息を一つチャールズは吐いた。]

 ―――……私の、話、ですか。

[寝物語のように、ポツリと話始める。
それは、セシルとマーゴが帰ってくるまで続く、長い独り語。
夢現にベネットが聴いていたならば、それは構わないこと。]

(28) 2010/07/20(Tue) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―昔語り―

 産まれながら、左脇腹に傷もないのに
 血のような紅を滲ます男が居ました。
 聖痕《スティグマ》と判断され
 その男は、神に仕える道を歩むことになります。

 果たして、男は無事、
 と或る教会の牧師に就くことが出来ました。
 その教会の裏手には、
 滾々と清い水がわき出る井戸がありました。
 それは、近隣の村々の井戸が枯れ、毒されても尚、
 止まりません。

 神に仕えるが故に、男はそれを分け与えることに躊躇はありませんでした。
 欲するものには、等しく、水を分けます。
 男が聖痕を持つと識っている同胞は
 その奇跡を聖痕の恵みだと、神に感謝して下さいました。

(35) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 
 
 
 
 ――……ある日のことです。
 その男が用事で教会を留守にし
 夕餉の時刻より少し遅く帰ってくると
 そこに広がっていたのは酷いものでありました。

 教会に頼っていた孤児や故郷を追われた様な人々
 夕餉に口をつけた者たちが
 次々に口から血を吐き死んで行っていたのです。


 男は何もできませんでした。
 

         祈ることしかできませんでした。

(36) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 そんな男に、しかし、死に逝く人々は
 男の胸元にある銀の十字に触れながら


             ―――……どうか、先生はお生き下さい


 そう願ってくれるのです。


             ―――……神よ、どうか変わらぬ加護を

 
 今わの際に、そう祈って微笑んでくれるのです。

(37) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そこで途切れる言の葉。
その後に起きたことが、チャールズにとって重要であるのだが
今は語られぬ話。
―――……けれど、おそらく想像に難しくない
この黄昏の世界では、佳くある話か。]

 男は彼らの願いと祈りを受けて旅にでました。
 生きる為に 罪 と思われることも重ねました。

 それは贖罪でしょうか。
       加護なのでしょうか。

 旅を続けているうちに、脇腹のみであった聖痕《スティグマ》は
 まるで蔦這うように別の場所にも表れるようになったのです。

 そして、男はまだ、この壊れた世界に生きています。
 自らの生の意味を問いながら。

[チャールズはベネットを抱き止めたまま
胸元の十字架に触れ*口を鎖した*]

(38) 2010/07/20(Tue) 02時半頃


[シィラは城の上を旋回し、



               焼蛍虫からヨナを護る。]


[己と同じ、朽ちたのに、朽ちきれない声をききながら。
 己と同じ、反異形の子たちの声を拾おうと……。]


まただ。

何かが震えてる。

誰かが啼いている。

――お前は、誰だ?




 ギィ……

                 ギィ……



         ギィ……




  ああ、それは、もし例えられるなら、
  まだ習いたての幼子が弦を引いた音にも似てるかもしれない。
 
 


            『セシル』

  『声がするの、声がするのよ』

         『外に行きましょうよ』

 [手を伸ばす。内臓の中で手を伸ばす]
              [――届くはずもない]

          


           『あなたが居るべきはヒトの傍じゃない』


  『忘れたの?』

       『あなたが何を目的に育てられたのか』

              『どうしてわたしが生まれたのか』



    『忘れちゃったの…?』
           [だから外に]

                     [異形の傍に]

[行こうと言っても、今この身体の支配権は妹には無い]




 ギィ……

                 ギィ……



         ギィ……

    

 ギィ……

                 ギィ……



         ギィ……


/*
今ログを読み終えました。
セシルの報告、了解です。


 『ああ…聞こえる、聞こえるのに…』

      『セシル、本当に聞こえないの…?』


         『わたしの声は』


     『セシルにも、誰にも届いていないの…?』

 『ねえ』

             『聞こえてたら、返事を *して*』


[シィラは声を受けて、旋回を止める。
 焼蛍虫の群れをある程度散らせて、そして、城に降りていく。


 だけど、それはヨナの傍ではなく……。]




 ギィ……

                 ギィ……



         ギィ……

 ギィ……

                 ギィ……



         ギィ……

 ギィ……


/*

そろそろタイムアップ
とりあえず、矢のことがあるので、マーゴは投票襲撃対象外に。
ちなみに決定者きました。

ではまた夕方に。


…すまぬ。

[斬る度に。]

危害を加えるなら、お前達には死んでもらうしかないのだ…

[哀しげな声で呟いたのは、きっとヒトには聞こえない]


[どうしてか。]

[初めて、少しだけ、
それがかなしくなった]


   『わたしも、あそこにいたかったなあ……』

 [異形同士惹かれあうのか
                 単純に光が綺麗だからなのか


         戦いの気配をどこかから感じ取り、妹は呟く]


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