人狼議事


252 Aの落日

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[ 彼女の最後の笑顔が、目に焼きついて消えない ]
 
 


[ 望んでいた以上に、面白いことになりそうだ ]


[ 万年青は知らない。
 彼女がどんな子なのか。
 どうして飛び降りたのか。
 どうして、あんなきれいな笑顔を見せたのか。

 人から聞いた断片をつなぎ合わせても、
 つぎはぎの人物像は、熱を持たない ]


[ 安住からろくに何も聞きだせてないくせに? ]


[ 万年青は考える。

 彼女はどうしてあの時間あそこにいたのか。
 どこへ行くつもりだったのか。
 もともと飛び降りるつもりだったのか。
 決心したのはインタビューのせいなのか。
 あの窓から落ちたのは故意なのか、偶然か。
 もっと上まで行くつもりだったのか。
 窓が開いていなければ彼女は落ちなかったのか。

 あの時声をかければ。
 シャッター音が響かなければ。
 
 彼女は、空へ飛び立たなかったのだろうか ]


[ 思考を巡らせるたびに、
 彼女が思い切ったことに
 自分が関わっていて欲しいと、
 彼女を動かしたのは自分でいたいと、

 願うように思考が巡る ]


[ そんなに人を動かす主になりたいのか。

 ……浅ましい ]


三等兵 ロバートは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 21時頃


[ 彼女が落ちた、合図のように ]


[ 身を乗り出す安住の後ろ姿の写真を
 こちらを見て微笑む安住を、
 手が離れた瞬間を、
 スライドさせるごとに
 ゆっくりと、落ちていく様子を
 万年青は何度も見つめる。
 最後はふざけて身を乗り出す生徒たちの写真。
 下から見ていたら、こんな様子だったのだろうか。

 ぶるりと体が震える。

 もっと、こんな様子が見たい ]


[ ――悪意につぶされる、死の瞬間の美しさ ]


[ 彼女が死んでしまえば、
 きっと感化される生徒が増える。

 箱におさめられた生徒たちは
 簡単に人に流される。
 水をとどめるた堰が亀裂ひとつで破壊されるように
 一人目が出れば連鎖が起きてもおかしくない。

 そのための土壌は、すでに整えられているのだから ]


[ ――みんな死んでしまえばいい ]


[ 万年青は、記事のためには
 彼女が死んだ方がいいと思っている。

 けれど、まるですべてから解放されたように
 これだけきれいに笑った彼女が、
 この世界から逃げられずに絶望する顔の方が
 実は見たいと思っていた ]


【人】 三等兵 ロバート


不意に、その犬の耳がひくりと動いた。
 

(368) 2018/10/19(Fri) 00時頃

【人】 三等兵 ロバート


小さな三角形を作るように垂れた耳が、
なにか大きな物音を聞きつけたような、
もしくは、微かな声を拾おうとするような、
そんな素振りで、ひくりと動いた。

そのくせ、たった一声だって鳴かず、
犬は落ちきる寸前の太陽の放つ、
力強くも儚い光に包まれた校舎を見上げ、

そしてまた、覚束ない足取りで、
その小さな舞台を後にした。*
 

(369) 2018/10/19(Fri) 00時頃

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