15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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>>1:401
――……ごめん、
[もう行かないで、言葉が示す意味。 今日だけではないのかもしれない、とそう思う。
ころさないで
その言葉は刻まれた記憶との相似性ゆえに、否が応にも甦る。 少女の手が伸ばされれば、咄嗟に身を引いた]
……汚れてるから、ごめん。 すぐ、着替えるから。
[>>1 右手をと請われれば慎重に手を差し伸べる]
(5) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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『――やあああああっ!!』
[内臓で、妹が悲鳴をあげた]
ラルフは、少し明るさが増したような気がした
2010/07/20(Tue) 00時頃
『いやだ いやよ いや 置いていかないで』
『そのヴァイオリンは、セシルの一番大事なものでしょう?』
『水なんて、その子に持たせればいいじゃない』
『セシル』
『何か変よ、セシル』
『ねえ、わたしを見て!!』
『わたしを見てよ!!わたしの声を聞いてよ!ねえ!』
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――……こちらに、近づいてる、
[慎重に差し伸べたはずの手は、思わず少女を引き寄せる。 光の束を見据える眼差しは、昏い光を宿した]
(7) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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/*
これからRPでCOするつもりですが、先に赤には正直にお伝えしておきます。
恋矢撃たれました。お相手はマーゴ。
恋陣営だけ道連れが発生しますので、手数計算の時に頭の片隅に入れていただけると幸いです。
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[>>8 掌で包まれた、その感触には少しだけ目を見張る。]
……あ、ごめん。 君まで、穢れる……。
[静謐な水が濁ってしまう、そんなイメージが浮かんで、 引き寄せたこと、触れたこと、に謝罪を重ねる。
問われた言葉には、ゆるく首を振る。 どう答えるのがニンゲンらしいのだろう]
怪我はしてない…… 自分で、斬ったのだけだから。
[離れないその手に、戸惑いながら視線を落とす]
あたたかい ね
[ぽつり、呟きが零れた]
(13) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[自らの呟きにゆるく首を振った、 どれほど他者に触れていなかったのだろう。 温もりに、何か脆いものを引きずり出されそうに、なる]
――……、
[まだ、触れられた]
[気づいたことに拒むように、右腕がじくり、痛んだ]
(20) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>19 [目蓋を伏せるその仕草、 たぶん、何か間違えてしまったのだろう。 笑顔を、――すぐに消えてしまった笑顔を思い出したのは何故だろう]
ごめん……、
――あ、いや、着替えはあるから。 だから、服は洗わなくても…… あ、
[もしかして洗われるのは、自分 なのだろうか]
(21) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>22 [覗き込む青い双眸に、びくり、と引いて]
や、血は止まってるから。 別に、そんな大した傷じゃ……いつも、放っておいてる から……
心配しなくて も、
[拒絶しようとする言葉を重ねても、 握られた手は、温かいから、払うことなど出来なかった]
君も、疲れてるでしょ? ――……無理しないで、休んだほうがいい。
[支えるはずだった手に、支えられてしまった。 そんな気がして、戸惑いの色は尚増した。]
(24) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>26
心配かけて、ごめん…… でも、勿体無いよ?本当に。
[けれど、その意思は変わらないように見えるから、 手に引かれるまま、歩みを向ける。 缶詰、と聞けば、少しその表情は和らいだ。
中庭は暗さを増していただろうか。 それでも涌き出でる泉の色、少女の眸と同じその色は清らかで青く、しんと沁みいるよう。これをなんというのだろう]
……ああ、綺麗、だね。
[その色に、また一つ、忘れていた言葉を思い出す。]
(27) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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>30
[止めようとして、けれど手は水に浸ってしまった、 乾いてこびりついたまま残った血が、溶け出してしまう。目を伏せた]
――…ちがうんだ、本当に。
[どう説明すればいいのだろう。 自分のことでなど煩わせたくはなくて、 だから、つい語られた言葉を考えもせずに問うた]
それは、どういう意味? ――……、だって、綺麗なのは、
[青い双眸に目を向ければ、向けた視線は泉へと流れる]
(31) 2010/07/20(Tue) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 02時頃
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>>33 [人としての扱いは自分には過ぎたものなのだ。 否定の言葉は、けれどうまくは伝えられないから]
――…ああ、話す、約束していたね。
全部、話すと長いかも。 いや、短いかな、わからない。
[戸惑いの色にはそれだけ返して、 水の中、揺らいで離れてゆく白い手を見ていた]
[手が離れて、その水がひどく冷たいことに、初めて気づく]
(39) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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>>34 [綺麗じゃない、言葉の意味は想像出来たから、 続く言葉を押し留めようとして、間に合わなかった]
……ごめん、言わせちゃって ごめん。
でも、違う。 関係ないんだ、そういうのは、関係ない。
[浸した指先、一度躊躇ってから、離れた手を追いかける。
ヒトと異形の違い、罪悪と無罪の違い、 それぞれ異なる人の価値判断、正しさはわからない。 ――ただ、自分が感じることが、自分にとっての真実なのだろう]
俺は、綺麗だと思うから……
[泉の色、少女の色、どちらが先だったのか]
(40) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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[もう少しでいいから、上手く言葉を紡げれば、と思って]
――……、
[今更、ヒトに戻りたがるなんて、自嘲が過ぎる、 ヒトであることなど、とっくの昔に放棄していたのに。
野獣に変じた男が、人間の姿に戻る物語。 ――王子様 などという存在はあまりにも自分には遠いけれど。 そんな物語を演じるには何もかもが遅すぎる。
もう、たくさんの赤を散らせてきたのだから、
重ねた罪に与えられる罰、 ヒトでない存在としてとして朽ち果てるのが、相応しい**]
(42) 2010/07/20(Tue) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 03時半頃
[シィラは城の上を旋回し、
焼蛍虫からヨナを護る。]
[己と同じ、朽ちたのに、朽ちきれない声をききながら。
己と同じ、反異形の子たちの声を拾おうと……。]
まただ。
何かが震えてる。
誰かが啼いている。
――お前は、誰だ?
ああ、それは、もし例えられるなら、
まだ習いたての幼子が弦を引いた音にも似てるかもしれない。
『セシル』
『声がするの、声がするのよ』
『外に行きましょうよ』
[手を伸ばす。内臓の中で手を伸ばす]
[――届くはずもない]
『あなたが居るべきはヒトの傍じゃない』
『忘れたの?』
『あなたが何を目的に育てられたのか』
『どうしてわたしが生まれたのか』
『忘れちゃったの…?』
[だから外に]
[異形の傍に]
[行こうと言っても、今この身体の支配権は妹には無い]
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
/*
今ログを読み終えました。
セシルの報告、了解です。
『ああ…聞こえる、聞こえるのに…』
『セシル、本当に聞こえないの…?』
『わたしの声は』
『セシルにも、誰にも届いていないの…?』
『ねえ』
『聞こえてたら、返事を *して*』
[シィラは声を受けて、旋回を止める。
焼蛍虫の群れをある程度散らせて、そして、城に降りていく。
だけど、それはヨナの傍ではなく……。]
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
/*
そろそろタイムアップ
とりあえず、矢のことがあるので、マーゴは投票襲撃対象外に。
ちなみに決定者きました。
ではまた夕方に。
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―泉― >>47 [己が人間であることを放棄したのは、何故だったのか考える。――飽和してしまったからだ。 抱えられずに零れた何かがあった、人であることは辛かった]
人形…… でも、今のヨナは、あたたかいよ
[水の中、捉えたその指先は もう冷えてしまっていたかも、しれないけれど。]
……君の中には泉が見える から、 そう思う。
[問い返される言葉に、小さく頷く。 青い眸に見つめられれば視線を水面に映した、 罪に穢れた手が触れても泉はただ清らにそこにある。 少し歪んで映る、彼女の姿] ――…そう思われるのが嫌なら、ごめん、だけど。
(52) 2010/07/20(Tue) 08時半頃
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ラルフは、あの唄声に気づけば、侵食の疼きを思い出した**
2010/07/20(Tue) 08時半頃
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―泉―
[泉に映る少女が、わずかに微笑んだ。 釣られて小さく微笑う――今度は途中で、消えない]
ここにいる、意味。 ――……俺には、 [あるのかな と、自問は口の中だけで。 絡まる指先を感じれば、それを問うのは自虐的な気がして]
最期のラメトリー…? ラメトリーという言葉には、 何か意味でもあるの?町の名前だけじゃ なくて。
[その言葉は何か、存在を示すように聞こえた]
(70) 2010/07/20(Tue) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 18時頃
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[先ほども見えたあの光の束 ――焼蛍虫の話だということは、わかったけれど]
風向き、変わった……? 城全体が、包まれるほどではなかった、と思うけれど。
[空を見上げる、 その規模はどの程度だったか]
でも、ここが焼かれたら……あの樹が。
[中庭は避けてくれるように、祈るしかないのだろうか]
(71) 2010/07/20(Tue) 18時頃
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