140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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― 光翼学園・ゲーム同好会部室 ―
[うとうとと寝ていて、ふっと目が覚めて端末を見た。 ノイズが時折走り、ザザと音を立てているそれが突如クリアなものへと変わり。]
(1) 2014/11/13(Thu) 00時頃
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[System error/RED DAWN]
(2) 2014/11/13(Thu) 00時頃
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[見た事のないエラー表示にはっと目を見張る。 手に電流が走ったかのような痛みを覚え、カツンと音を立てて端末がテーブルへと落ちて。]
…紅い夜明け、紅い…か。 そうか俺の役目は、
[思い出した、己の役目。 何故、ここにいるのか。 何故、この刻に記憶が蘇ったのか。 全ては。]
(3) 2014/11/13(Thu) 00時頃
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罅、綻びの修正、排除。
バグは排除しねぇとなぁ、でも。
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…面倒くせぇ。
[ぽつりと呟くとふらりと立ち上がる。 美村はまだそこにいただろうか。 起きていたならば声をかけて、寝ていたならばそのまま寝かせたままにして。 テーブルへと転がった端末をポケットに無造作に突っ込んで、そのまま部室を後にした**]
(4) 2014/11/13(Thu) 00時頃
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/*
そんなわけで、【俺が囁き狂人だ。】よろしく。
狼のお二人が中身発言苦手だったらすまない。
赤窓特有の質問・相談、なんでもござれ。
ただし俺は0時以降は頭の働きが鈍るので、早めに頼む。
[とくん。]
おかあ、さん?
[とくん。不和の女神≪Eris≫の魂が、流れこむ]
こわい、よ。おかあ、さん…
[その時初めて口にする、恐怖。]
/*はい、よろしくお願いします。
中身発言私は大丈夫です。
今のところやりたいことは思いつかないです。雑魚放つぐらいかな?
ダミーキリングはどちらでも。
/*
よろしくお願いします。
中身発言はおれも大丈夫。
やりたいことは特になくてエリと同じく雑魚部っ葉しようなかなくらい
ダミーキリングは魔術師が動くなら任せても。
俺がやってもいいし。
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― 光翼学園・空き教室 ―
[欠伸を噛み殺しつつやってきたのは最上階にある空き教室。 屋上に向かおうと思ったのだが何やら気配を感じてやめた。
端末を見る。 相変わらずのノイズ。]
壊れ《バグ》ってんなら直さねぇとなぁ?
[すっと端末の画面を指が触れ、撫でる。 ノイズが次々に飛び出してきて、やがてそれらは魔物の姿へと変貌した。]
(55) 2014/11/13(Thu) 13時頃
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異分子《バグ》は解析《アナライズ》の邪魔なんだよ、だからいらねぇ。 始末してきて。 ついでに次元穴《ワームホール》も広げてこい。
[空を見上げながらそう現れた魔物達に命令すれば。 ひゅん、と音を立てて異分子《バグ》や次元穴《ワームホール》に向かって飛んで行った。]
(56) 2014/11/13(Thu) 13時頃
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[次元穴《ワームホール》の先にいるのは。]
智慧の女神…ソフィア…邪魔、だな。 あれは壊れ《バグ》ってんだ、排除対象だ。
[女神すらも排除して。 完全なる解析《アナライズ》をせねばならない。 何故ならそれが己の使命。
己の存在すらも排除対象《バグ》であると気づかぬまま。 女神の排除についた目まぐるしく脳内で思考が巡るのだった**]
(57) 2014/11/13(Thu) 13時頃
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ん…駄目か。
[放った魔物が落ちた気配が伝わってくる。 目を閉じてその現象を解析《アナライズ》すれば。]
地獄の炎、か。 悪魔なんかね、面倒くせぇな。
[焼かれて落ちた、しかもただの炎ではなく煉獄の焔。 これほどの使い手ならば使い魔如きでは排除《デバッグ》する事は不可能であろう。]
(85) 2014/11/13(Thu) 21時半頃
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[自らが赴くべきか、と空を見上げ次元穴《ワームホール》をじっと見つめる。 空に広がる罅はより大きくなって。 その隙間から確かに智慧の女神ソフィアの存在を感じた。 それと同時に別の気配も>>77 おそらくはこの気配の持ち主が魔物を落したのだろう。]
ふーん…悪魔、なるほど。
[その悪魔もまた排除対象《バグ》である。 排除しに行ってもいいが、今はまだ慌てる刻ではない。 次元穴《ワームホール》が完全に開くその刻までは様子見でも構わない。
空を見ていた視線がふっと下を向く。 そこにいたのは英語教師。 解析《アナライズ》するまでもなく、彼の人もまた己と同じく只人にはあらず。]
(86) 2014/11/13(Thu) 21時半頃
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[感じる、在るべき姿に還るのを。]
(119) 2014/11/13(Thu) 22時半頃
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[ただ、それを空き教室の窓から眺める。 解析《アナライズ》していく。
正しく解析《アナライズ》出来ない、ノイズが多すぎる。]
――――――――…、
[だから排除せねばならない。 その排除対象《バグ》である英語教師と、そして《チ》の守護者。 排除対象《バグ》同士が争うのは結構な事だ。 潰し合えばいい、楽が出来る。
自ら参戦する必要はない、が。]
(120) 2014/11/13(Thu) 22時半頃
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ちょっと遊んで来い。 そう、あの二人んとこ行ってきて。
[校庭で争っているように見えるジャニスとフランクへと向けて魔物を一匹。 指をちょい、と動かせばひゅっと音を立てて魔物は二人を襲うべく向かっていった。]
(121) 2014/11/13(Thu) 22時半頃
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[ノイズが広がる、耳障りなノイズが。
頭痛が益々酷くなっていく。]
…排除、しねぇと。
さっさと終わらせてぇなぁ。
なあ、そう思わねぇ?
[歪み《バグ》のせいだろう、誰かの気配が身近に感じられる気がして。
そう問いかけてみる。
精神感応。
よくある事ではないが、現状ならば。
きっと起こりえる現象。]
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[突然の来訪者>>124にも驚く様子もなくゆるりと視線をそちらへと向ける。 解析《アナライズ》するまでもない、彼が悪魔だ。]
…あんたも雨《ノイズ》じゃねぇかよ、何言ってんの。
[面倒くさそうにそう返し。 やはり面倒くさそうに指をちょい、と動かして魔物を一匹悪魔へと向かって嗾ける。
悪魔の持つ災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》は必要。 だからこれはただの遊び。]
(129) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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ソレ《ディザスター・アンバー》置いて消えてくんないかな。 俺、面倒くせぇのやなんだよね。
[魔物が吠える、飛びかかる。 どうせすぐにやられてしまうだろうけど。]
(130) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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[聴こえる。]
[ザ…ザ……
ザザ…ザ…―――――――――。]
[聴こえてくる。]
[人には聞こえないものが聴こえる。
人には見えないものが視える。
いつものことだ。
誰にも理解されない、孤独の印。]
…… だれ、だ?
[いつの間に、それが呼びかけになっていたんだろう。]
[その声は、排除と言った。
排除。
異端である俺はいつも、される側だった。]
……そうだな。
俺が、排除してやれるなら…… やっちまいたい、な。
[誰だかわからないその声に、同調する。]
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[ぱきぱきと音を立てて魔物は凍結していく。 面倒くさそうに腕を上げて指弾を撃つように指を弾けば魔物は粉々に砕け散った。 やはり悪魔にはこの程度の魔物など無意味だ。]
あんたなら両目なくなっても視えんだろ、別にいいじゃねぇかよ。 でもそれじゃ納得しねぇってならそうだなぁ…。
[ふむ、と暫し逡巡して。 それから己の左目を指差し。]
俺の眼、これじゃやっぱ駄目?
[ゆるりと首を傾げた。]
(142) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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……やりてぇの、変なヤツ。
[精神感応で感じる気配と、今目の前にいる気配。
同一だ。]
じゃ、そこの悪魔やってみる?
ああ、でも殺してもいいけどその前に災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》は貰ってくれよな。
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[教室に入ってきたのは一人ではなく、またもう一人。]
委員長…ああ、美村。 まあ普通じゃねぇよな、さっき普通じゃねぇ事思い出したんだけどさ。
そこの悪魔災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》、それが欲しいんだよね。 丁度いいからあんたの命でも捧げてみてくんね?
[己の片目よりは一人の命の方が重いだろう。 それで交換が成立するのならばなによりである。]
(146) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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