35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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双子 夕顔は、メモを貼った。
Xiwong 2011/08/20(Sat) 22時頃
[円盤の中に、気まぐれに仕込んだ装置。祖母の形見。
祖父以外の者に記憶を手繰られぬようにと作った装置。けれど、それだけでは味気ないと、手を加えたのは]
『 はろー CQ はろー CQ
こちら J21NR0
こちらは
じゅりえっと つー わん のべんばー ろめお ぜろ
星降る海岸より 』
[きゅるきゅるとゼンマイが噛んで周り出す。
ここにいるよと。愛を囁く小さな*機械*]
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/*
ちょっと今立て込んでいまして。 エピローグくらいまでしか読む余裕がなく。 思ったよりも、見憶えのあるお名前がちらほら……あるような。 お久しぶりです。 路也さんは、一月ぶり、ですね。
朝ちゃんが来るまで、表ログは待機状態かな……。
(3) Xiwong 2011/08/20(Sat) 23時半頃
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――寄合場――
[ぎゅっと、朝顔を抱きしめて。]
>>5:+8 うん。 会いたかった……。
ね。 どっか、内緒話できるところ。あるかな?
(14) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時頃
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[ほかに人のいない部屋にこっそり移動して。]
朝ちゃんがね。 ほんとに帰りたくないならね。 ずっとここにいて。
ちょっと心配だったんだけど。 ここにずっといても、病気になったりとか、ひどい罰を受けたりとかは、たぶん、しないんだよね。 明さまだって、朝ちゃんより長く、ここにいるくらいなんだし。 だからきっと大丈夫。
みんな、朝ちゃんのことが好きだよ。 いてくれたら、喜ぶよ。
[そして、一つ深呼吸して。]
(16) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時頃
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それでね。 これは――だから、あたしからのお願い。
朝ちゃん。 あたしと一緒に、未来に行かない? 連れて行ってくれない?
(17) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時頃
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だって。 未来って。 きっと、あんな大きなカラクリがたくさん動いてたり。 星を降らせられたり。 面白いところだと思うの。 見てみたいな。 変かな?
まだ見たことのないものが。 あたし、好きなのかもしれない。
(19) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時半頃
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えへへ。 そういえば。 勝手に星が降るのを見に行って。 あたし、朝ちゃんに会ったんだね。
(20) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時半頃
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うーん。 帰れないかな? でも、帰れるかもしれないよね。
それに……。 朝ちゃんとは、ずっと一緒にいるって決めたもの。
(22) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時半頃
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そしたら。 今度はあたしが朝ちゃんの妹だね。
あたし。 きっと知らないところでは。 朝ちゃんみたいに覚えが良くないだろうし。 あんまり役に立てないかもしれないけど。
[朝顔の手を取って。]
(24) Xiwong 2011/08/21(Sun) 02時半頃
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あたしも、朝ちゃんがいてくれて、楽しかったよ。 でも、朝ちゃんはすごく頑張ってて。 ちゃんと役に立てることもあったじゃない。
[急に真顔に戻って。]
あ。 そうだ。
決まった時に帰らないといけないんだよね。 お祭りの夜に最後までいたら、間に合わないのかな?
それだったら、ここを抜け出す方法を考えなきゃ。
(26) Xiwong 2011/08/21(Sun) 03時頃
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[ぷっと噴き出して。]
勝っちゃんが、さらいに来るの? なんだか、子どものいたずらみたいに思われそうだね。
王子さまってどんなお話? お参りに行く五所王子さまのこと?
[もっと後の時代に、その単語が多くのお話に登場する主人公たちを指す言葉として使われたことは、当然ではあるけれど知らないのだった。]
(28) Xiwong 2011/08/21(Sun) 03時頃
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そうだ。 言ってなかったね。 あたしが、ここに入れるようにしてくれたのも、勝っちゃんなの。
でも、勝っちゃんは、あたしがまだ思い出してないと思ってるかも。 内緒なら、黙ってるよ。
(30) Xiwong 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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ほら。 未来にも、面白いこと。 いっぱいあるんじゃない。
そうだね。 いろいろ教えてね。
(31) Xiwong 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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楽しみだね。
[微笑む間に。 疲れが押し寄せてきて。 やはり昨夜、一人ではあまり眠れなかったのだ。
安心したせいだろうか。 その姿勢で、すう、と寝息を立てはじめた。**]
(37) Xiwong 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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こいつは…
そっか、これで一平太は来たのか。
[ここに来た時から端末が時航機とのやり取りと始めていた。
データが一部時航機のほうへと転送される]
あの設計図のデータ?
もしかして、これって一平太の時代のものか。
[...の端末が時航機へと何らかの信号を送っている。
そして…
認証しますか? YES/NO と表示された。]
…――――?
[通信機のスイッチが入ったけれど
何も言わないようなので、黙っておいた]
You Mean the World to Me.
I love you. I love you.
[手記の一番最後に、何度も何度も、祖母が書き残していた言葉]
/*
[祭りが終わった後、空の星が海へと全て流れ落ちた時―
村に住む皆は深い眠りへと誘われた…。
そして目が覚めると、再びいつものように過ごすのであった。
ただし、あの最愛の人、仲間の良かったあの人、自分に仕えていてくれたあの人―
それら全ての人の記憶が…茄子になっていました。]
〜 茄 子 E N D 〜
※これはネタです。
あとは、ゆうと、明之進もか。
先に明之進のほうにでも行くかな。
どうせ、この熱い日差しじゃ外には出てこれねーだろうしな。
ちょっとお土産でも持っていくか。
[...は端末を使って、何やら仕込んでいる]
[...は、夕顔も朝顔と一緒に未来に行く事は、まだ知らない**]
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>>172
勝っちゃん。 ありがと!
……でも。 仁右衛門さん、大丈夫かな。
[遠くに聞こえる奇声に、少し迷うけれど。]
(174) Xiwong 2011/08/23(Tue) 00時半頃
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>>175
えへへ。 勝っちゃんは、えーとね。 うん。 「素直じゃない」子だから。 仕方ないんだよ。
[これでも難しい語彙を使ったつもりでいる。]
(176) Xiwong 2011/08/23(Tue) 00時半頃
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>>178
えっ? そうなんだ。 あたしには、すごく親切にしてくれたけど……。
(180) Xiwong 2011/08/23(Tue) 00時半頃
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[もごもご。 何かを誤魔化すように話題を変えて。]
えっと。 今の内に、抜け出したほうがいいのかな? まだ明るいけど……。 どこかで、夜まで待たなきゃいけないのかな。
(185) Xiwong 2011/08/23(Tue) 01時頃
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>>186
明さまには、行ってきますって言いたいな。 せんせにも……。 あれ、どこに行っちゃったんだろ。
[きょろきょろ周りを見回すけれど。 源蔵の姿はなかった。]
(191) Xiwong 2011/08/23(Tue) 01時頃
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>>192
そうなの? どっちでもいいよ。
[源蔵と一平太とのいきさつは知らないけれど。 からくりをいじりに帰ったと言われれば、そうなのだろうと思う。 朝顔の手を握って。]
(193) Xiwong 2011/08/23(Tue) 01時半頃
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しっかし、あれに印刷してよかったんかな。
まあ洗濯か、風化で消えるから、問題ないだろう。
[先ほど残した書き置きの事を考えて、問題が無いと判断する]
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