人狼議事


266 冷たい校舎村7

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ハロウィン! 今日がお前の命日だ!


[せわしなく動く目が綺麗だった。
器用な指先で衣装を紡いでいる姿が可愛らしくて
いつも華やかでクラスを彩っていた、

灰谷彩華。

あなたもまた、文化祭に欠かせないひとだった。]


 お母さんと仲良く、できるといいよな。


[センスのいいお母さん。
本当にお母さん? その事実は、きっと俺は知らない。
だけれども、曇天に広げてみせた傘の色に
決して愛がないとは思わない。
だから、ちゃんと覚えてるよ。全部。]


[大きな背中が印象的だった。
大黒柱、って言ったら、喜ぶのか、嫌がるのか
俺はわからないけれど、
けれど確かに、あなたはクラスの支えだった。

宇井野 堅治。

たまに見せるギャップが可愛らしかった。]


 いい奴。あんまり気に病むなよ。色々。


[揺らぐことのないあなたの、心の内側を
それこそ花のような繊細さを持つ心を
俺は知りえないわけですが

ひとつ言うなら、最後に見かけたあなたの背が心配です。
内装チームの仲間より、包帯を巻いた猫に愛を込めて。]


[二人の終幕に切れないシャッターを切って、
また二つ、この世界は満たされる]


      あはは。

[*早くみんなとまってしまえばいいのに*]


【人】 R団 タカモト

―― 3年7組 ――

[教室に拓海は姿を見せただろうか。>>2
 まだ柊はそこにいただろうか。

 いずれにせよ、3年7組の教室にいるメンバーに
 声を掛けて寝支度を始めようとする。

 外は相変わらずの銀世界。
 時間の経過がよく分からない。
 しかし、溢れる眠気を抑えることはできず
 目頭を幾度か擦った]
 

(23) 2019/06/12(Wed) 00時半頃

【人】 R団 タカモト



  毛布を敷こう。手伝ってくれ。

  ここにいない奴らは、
  保健室で寝ているのかもしれないな。


[机や椅子を教室端に寄せて、毛布を敷く。
 そうして、その中に潜り込んだ]*
 

(24) 2019/06/12(Wed) 00時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 00時半頃


【人】 R団 タカモト

―― 3年7組 ――


  うん? 堅治は見ていないな。
  灰谷は葉子を探しに出て行ったきり。


[拓海の質問>>26に答えながら、机を運ぶ。
 教室に京輔が姿を見せれば>>27軽い調子で]


  おー、京輔。
  教卓いっしょに持ってくれ。


[などと言って、てきぱきと寝支度を整えただろう]
 

(41) 2019/06/12(Wed) 01時半頃

【人】 R団 タカモト


[そうして、布団に潜り込む。

 非日常の真っ只中にいるというのに、
 日常と変わらず眠気は襲ってくる。

 固い寝床に若干眉を顰めながら、ぽつりと]


  なんだか、
  二度目の修学旅行みたいだな。


[漏らした呟きは、静かな教室に
 存外に大きく響いていった]
 

(42) 2019/06/12(Wed) 01時半頃

【人】 R団 タカモト


[級友たちと共に眠るなど、部活に入っていない俺は
 修学旅行以外にあまり経験がない。

 あの時はもっと柔らかい布団の上に眠れたのだが、
 今は我儘を言ってはいられなかった。

 近くに拓海がいたならば、
 「修学旅行の時みたいに馬鹿騒ぎはやめろよ」
 なんて冗談を言いながら、目を閉じる。

 そうしてそのまま、眠りに落ちた]**
 

(43) 2019/06/12(Wed) 01時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 01時半頃


【人】 R団 タカモト




[――――白、白、白]


 

(96) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[俺の進路希望調査票は、真っ白なまま。

 書くことができなくって
 ぐしゃぐしゃになって鞄の中にしまい込んでいる。

 悔しくて、惨めで、虚しくて
 堪らなかった。

 あの人たちは、俺の優秀さを全く理解していない]
 

(97) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト




[――――頭が、真っ白になったんだ]


 

(98) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[楽しい修学旅行だった。

 あの頃は葉子とも普通に付き合っていたし、
 灰谷ともぎくしゃくした仲ではなかった。
 宮古に、救いを求めることもなかった。

 班決めのときに特に発言しなかった 
 京輔に「同じ班になろう」なんて
 委員長らしく声をかけて。

 道中は、拓海の馬鹿騒ぎに付き合って
 はしゃいでいた。
 朝起きた時に顔に落書きをされていたときは、
 さすがに怒って地獄の鬼ごっこを始めたけれど]
 

(99) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト

 


[――――修学旅行の翌日。両親に見せられた白い紙]


 

(100) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[テーブルの上に置かれたそれは、
 妹の病院での検査結果。

 生まれた時から入退院を繰り返していた妹。
 憐れで可哀相な妹。

 あまり芳しくない数値を示すそれを見せながら、
 両親は切々と俺に訴えた。
 金がない。看護をしなきゃいけない。余裕がない。

 そうして、あっさりと言い放った]
 

(101) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト

 



           家業を、継いでほしい。



 

(102) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト

 
[真っ白な進路希望調査票に、
 俺はついにその2文字を記入した。

 その日からだった。
 俺がクラスの奴らの教科書やノートを
 盗むようになったのは。

 受験なんて、失敗してしまえ。
 みんな大学へ行って、俺を置いていくんだろう]
 

(103) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト




[――――真っ白な紙に書いたのは、「就職」の2文字]*

  
 

(104) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 8:50 ――


[嫌な夢を、見ていた。
 目を覚まして辺りを見回す。

 窓の外には、相変わらず真っ白な風景が広がっている。
 気分が悪くなり、手洗いへと向かった。

 手洗い場の鏡を見つめる。
 ひどく、青白い顔をした自分がいる。

 顔色の悪い頬をそっとなぞるが、
 そこにあの修学旅行のときのように
 落書きなどありはしない。

 楽しい日々は、過ぎ去ってしまった]
 

(105) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト



  ひどい顔だ。


[自嘲気味に笑って、顔を洗う。
 頬をぱしんと叩けば、少しはましな
 表情になっていただろうか。

 結局、葉子はあのあと教室には姿を見せなかった。
 俺とは顔を合わせたくなかったのだろう。

 ――らしくもない。俺が罪悪感を覚えるなんて。

 ひどく吐き気がして、ひどく胸が苦しかった。
 朝食を食べる気にはならず、
 しばらく鏡の中の自分を見つめていた]
 

(106) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト




[そうして、3度目のチャイムが鳴る>>#2


 

(107) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[手洗い場を出ると、
 拓海が階段を上がっていくのが見えた。>>76

 なんとなくその背が気になって、
 俺は拓海の後ろを追う。
 いつもあいつの背を追いかけてばかりだな、と
 内心で笑った。

 拓海からしばらく遅れて、
 4階の3年7組の教室に足を踏み入れる。
 そこは、あの文化祭の日から
 時が止まったように、お化け屋敷になっていて]
 

(108) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト



[ベッド脇には、あの日には
 なかったはずのマネキンが1体>>577

 

(109) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[首に汚れた包帯の巻かれた赤毛の人形は、
 堅治と雰囲気がよく似ていた。

 呆然とした様子で
 マネキンを見下ろす拓海の肩に、
 ぽんと手を置く]


  拓海。このままにしておくのは可哀相だ。


[運んであげよう、と拓海に告げて
 もう1度そのマネキンを見遣る]
 

(110) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト


[なんだか、ひどくそのマネキンが
 苦しみにもがいていたように見えて
 俺は人形の胸に手を当てた]


  ……無事に、帰れたように祈ってるよ。


[きっともう、宇井野堅治はこの校舎にはいない]*
 

(111) 2019/06/12(Wed) 11時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 回想 / 別人です ――


[きつねうどんを、灰谷のテーブルの上に置く。

 ありがとう、と言われて>>2:429
 じろっと視線を向けられた気がしたが
 俺は素知らぬ顔をして、目も合わせずに厨房へ引っ込む。

 それから、うどんを食べる灰谷を
 そっと見つめていた。

 熱いおあげを口に含み、幸せそうな顔をしている
 灰谷を見ていると、自然と口元が緩む。
 この店のうどんの美味しさは、俺が1番よく知っている。

 きつねうどんを完食し、灰谷が店を出る。
 テーブルの片付けをしながら]
 

(112) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 R団 タカモト



  あいつ。
  スープまで完食してやがる。


[小さく呟いて、苦笑した]
 

(113) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 R団 タカモト


[次の日、灰谷に「兄弟いたっけ」>>2:431
 問われたならば、軽く首を傾げて]


  双子?
  俺には年の離れた妹しかいないけど。

 
[訳が分からない、という顔をしている。
 きつねうどんの話をされれば、
 やはり素知らぬ顔で]


  よく分からないけど、分かった。うん。


[などと要領を得ない返しをしただろう]
 

(114) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 R団 タカモト



     [灰谷がなんだか幸せそうに見えたから、
      それでいいんだ]*

 

(115) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 R団 タカモト

―― 回想 / ペット候補 ――


[やさしく、抱きしめられる感触。
 宮古のやわらかな温もり。

 「好き」>>2:498というその言葉が
 やけに俺の胸に響いて、
 俺は火照った目でただ宮古に頷いたんだ。

 先程まで引っ張られていた髪を、
 今度は丁寧に撫でられる。

 使い分けられる飴と鞭。宮古から、目が離せない]
 

(116) 2019/06/12(Wed) 12時半頃

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