196 水面に映る影より遠く
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[ こうも、どうして朝は憂鬱なのか。 原因は解ってる。 今日は、隣のクラスの担任である彼女は休みだ。 朝というより、今日の朝と限定した方がいい。
眉間に皺が寄ってしまう。 決してプールの補講が面倒だとか、 我が本体がぁ!頭が痛いぃ!などといった主張をし、 補講を拒むような生徒の所為ではない。 原因は、生徒が転校するとの知らせ。 ]
(1) 2016/08/19(Fri) 07時頃
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突然、転校が決まるなんてな。 夏休みが終わったら、あいつはいないのか。
(2) 2016/08/19(Fri) 07時頃
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[ 職員室で、落とした独り言。 まさか、たまたま職員室に来ていた神山が耳聡くそれを聞いてるとは思わない。 補講までの時間はたっぷり感傷に浸って、教室へ出向く。 昨日と同じように出席を取った。* ]
(3) 2016/08/19(Fri) 07時頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2016/08/19(Fri) 07時頃
[ ─── 猶予は、あと少し。
全部読み終えられるでしょうか?
夏休みを返上すれば、きっと。
できないことはないと思います。
突然の、帰還命令。
私は夏休みが終われば、
私の元いた場所に、かえります。 ]
[ 西の魔女は死んだのです。
今はもう、私しかいませんでした。
東の魔女として、私は唯一の希望。らしい。
この世界の根元について学ぶ機会を得ました。
私たちの未来を獲得することが目的でした。
私は、静かに、空気のように暮らして。
何れ来る帰還命令に応じて静かに帰る。
そのつもりだったのです。]
[ヒトたる性の有様は、
私の本来いる世界と此処とでは、
かように違うものなのかと、
授業は真剣に、
そして楽しく受けたことを思い出します。]
[水面は揺れます。
私とそっくりな姿、だけれども。
眼鏡で隠された眸は露わにされて、
長い髪も後ろでひとつにゆるく纏められています。
細まる眸は、艶やかで。
私とは同じだけれど、私とは違う存在です。
………いいえ、本来の私なのでしょう。
『Hi,tiny. 西の魔女から贈り物よ。
早く、帰っておいでなさいな。』 ]
Hi,ducky.
贈り物?何でしょう、でも。
もうすこしだけ、待って欲しいのです。
[ぽそり、小さな声で私は私に話しかけます。]
[ダッキーは、私の良き理解者であり、友人であり
そして、良きパートナーです。
今は、私の姿をしていますけれど、本当は違います。
私の代わりに向こうの私を演じてくれているのです。]
まだ、本を読み終えてないから。
[ それは、此処に留まるための、
本当の理由だったのでしょうか? ]
ねぇ、Ducky.
みんなには、内緒の方がいいですよね?
[水面で、ほんの少しだけ笑っている彼女。
請うた助けの返事はなくって、
ウインクだけして波の中に消えてしまいました。]
[はじめから、そのつもりでした。
誰かに強く干渉しては、別れが強くなる。
別れが辛いことは、重々承知の上ですから。
西の魔女からの、贈り物だって。
本当は早く受け取りたいくらいなのに。
此処にとどまる理由は、……………]
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