140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
『あっ、アヤワスカッ!!』
>>28その言葉をきいたとき、 アヤワスカは、おどろきました。
だって、アヤワスカはもうずっとまえにしんでしまって、 ぱぱをみまもっているだけだとおもってたからです。
(@0) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
けど、目の前にはぱぱがいました。 ままもきてくれました。
ふたりが、アヤワスカをだきしめてくれました。 とてもあったかくて、うれしくて、 アヤワスカはなきました。
わるい夢をみていたのかもしれない。
そうおもいました。
(@1) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
けれど。 けれど。
わすれないのです。
その夢のことを。
それどころか、ひがたつにつれ、鮮明になるのです。
(@2) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
アヤワスカは、歴史をべんきょうしました。 そしてそこにのっていた神話が、 アヤワスカのしっていたものとちがっていることにきづき、 何がおこったのか、すこしだけ、きづいたのです。
アヤワスカのからだは元気になっていたので、 アヤワスカは勉強を重ねました。
アヤワスカはとても、とても勉強をしました そうして、一番難しい学校で、一番の成績をとりました。
そうして、アヤワスカは《解析者》になりました。
(@3) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
── やがて、時が経ちました ──
(@4) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
──光翼高校──
……なんて、ね。
[私は、ノートの前でくるりとペンを回した。 私の横では、ジャニス先生の胸のサイズについて真剣な論議が行われている。 このあとのジャニス先生の>>46定番技を思って、くすりと笑った。
あの騒動から、かなりの時間がたった。 世界中で話題になった大事件はけど、あっという間に収束した。 わずか1日足らず。 死んだと思われてた人も普通に帰ってきて、一部では新しい宗教が興ったりしてるんだとか。]
一時はめちゃくちゃになってくかと思ったけど…… みんな帰ってきて、めでたし、めでたし?
(@5) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
…… だから言ったでしょ。 『きっと大丈夫よ』って。
[>>4:116夢芽ちゃんたちなら、きっと大丈夫。 戦って、私たちが暮らせる日々を取り戻してくれる。
私は、『みんな』を信じてた。]
(@6) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
[光翼高校の前では、今小さな工事が行われている。 宗教にこの学校が染まるわけじゃないけど、この学校に影響力のある人達が推したんだって。
神話には存在しないけど、 新しく起こった宗教の、三女神の像を建てるんだってさ。 世界中にその動きがおこってるのに、うちの高校も続くんだって。
観察の女神。 導きの女神。 智慧の女神。
彼女たちが世界を支えた女神なんだって伝えたのは、伝えることができたのは、私以外なら、あの騒動に影響した彼らしかいない。 『ずうっと昔にずうっと見守っていた彼ら』を思って、にっこりした。]
(@7) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
夢芽ちゃん、今日はゲーム同好会行くの? ああうん、大丈夫。 私、今日は部活だからさ。
[何もないときは一緒に下校するクラスの委員長へ声をかける。 今日は私も一緒に帰れないから。]
あれ、言ったことなかったっけ? 私、オケ部だよ。
何の楽器かって? うーん、珍しいやつだから、名前言ってわかるかな?
(@8) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
|
────── ハーディ・ガーディっていうんだよ。
[なんであんなに使いにくい楽器を選んだんだろうね、『ぱぱ』は。 残り続けた記憶に笑いかけて、私は部室を目指した。**]
(@9) ここあら 2014/11/24(Mon) 22時頃
|
ああ、止めた。
…―――――――だってアイツら馬鹿だしな。
ああ、あんたは…そうか。
[ほら、紅い世界が呼んでいる。
油断すればその足元に穴《ワームホール》を開けて、待っている。
だから忘れよう。
あの記憶も、紅く歪んだ琥珀の記憶も。
目を閉じて、全てを消して。]
―――――Are you ready?《モウ、イイカイ》
――――――Okey, Here we go!《モウ、イイヨ》
ああ。良かった。
生きていたなら、何より。
朱色《ヴァーミリオン》に感謝しなければ。
[そして、これで赤は終わらせよう。
赤い影《バグ》に足元を掬われ無いように、紅に喰われないように。
琥珀の目は、彼の記憶を呼び醒ましてしまうだろうか。
けれども、彼ははじめましてと言うのだから]
[あの日の少女と、先輩と。
この声に呼びかけることだって、しない。*]
ね、聞こえる?
…今日、会ったよ。あっちも元気そうだった。
―――――――お前は、聞こえてないといいんだけどね。
[ノイズに混じって声は紅く。
しかし世界は光に満ちて、今はもう紅はただの残渣。]
…… あ?
[告げられたそれは、はじめ、聞き間違いかと思った。]
|
── 帰路にて ──
あ。エリちゃん。 今日は帰りが遅いのね?
[部活を終えて家に帰ると、ちょうどお隣の 玲良さんちのエリちゃんに会った。]
お買い物? 私は、部活。 エリちゃんも、一緒にどう? 楽器、楽しいわよ。
[私の楽器は、帰路で壊れたりしたら嫌なので、 学校に置きっぱなしだ。 今度見せてあげてもいいかもしれない。]
(@10) ここあら 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
エリちゃんも、大きくなったわよね。 背、追いつかれるかな……もうちょっと、かな?
[並んでみると、差はもう余り残っていない。 私があんまり大きいほうじゃないから、なおさら。 『あのころのエリちゃん』なら、絶対負けないと思うんだけど。]
じゃあね。またお茶しよ?
[声をかけて、家の中へ。]
(@11) ここあら 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
[自室に入れば、そこは私の空間だ。 両親にも入らないように言ってあるそこに、 あの頃を示す特別なものは何もない。
今の私はあの頃のような『目』を持っていないし、 けれど何にも干渉できない不自由な両手じゃない。
机の上に並べた、お手製の小さな独楽をつつく。 楽器を抱えた独楽。 白衣を纏った独楽。 黒鎧を纏った独楽。 眼鏡をかけた独楽。 執事服を着た独楽。 幼い少女姿の独楽。 若い青年姿の独楽。 丸い貴族服の独楽。 姫君の装いの独楽。
そして、金の王様の独楽。]
(@12) ここあら 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
あの日までの私達に、B・Y・E《ビョルン・ヤース・エイテルン》……
そして、この平和な日々よ、
――― 永久となれ………
(@13) ここあら 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
なんて、ね。
[くすりと笑って、独楽の立つステージにガラスの蓋を被せる。
明日を思って見つめた独楽たちが、微笑んでいる気がした。**]
(@14) ここあら 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る