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【見】 俺に気がある ヨーコ ― 翌朝 ― (@0) 2019/03/29(Fri) 23時頃 |
[ 目印だと指定された噴水近くでは、
ブルーシートで飲食する職員たちの周囲を
見下ろすように、桜の樹木が何本も聳えていた。]
[ちょーとお酒を飲み過ぎたのかもしれない。
気があると思っていたあの子が何だか連れないのも。
まあ、あまり気にもしないんだけど。
ついつい、杯を傾けるペースがあがってきて。
周りも周りでお酒を飲んでいるものだから、
桜の花を見るつもりが何故か]
[薔薇の花を咲かせる方になるとは*]
[ 酒は呑んでも飲まれるなって昔も思った。
それから二年前はいっとう強く痛感した。
ただ言うなれば運が大変悪かった。
酒癖のよろしくない上司に付き合って
じゃんじゃん上がるペースにブレる輪郭。
視界に入る明るい髪色に
前もこんな事があったな――なんて ]
[ 薔薇色の歴史は繰り返される
とはいえここまでやらかすとは ]*
[日本に来て、大凡8年。
オーストリアでも、日本でも
わりと長閑に暮らしてきたつもりだ。
今日と言う日を迎えるまで。]
やっほー、先輩飲んでますか?
[お酒が入ればご機嫌である。
ケラケラ、笑いながら上司に付き合っていた彼が上司から解放されたのを狙って横に着席。
それから、依頼の電話をするようになった人
誰とでもフレンドリーな蓮だけど相手の雰囲気もあってか
ついつい部署が違っても、絡みにいく相手で]
今度、俺、一人でプロモーション任されたんですよ
と云う訳で、何かいいヒント教えてくださーい
[軽く肩を抱いて、さあさあもう一杯。
いやするめにしますと首傾げ。あれ、こんな事一年目のときにあったような。なかったような。
年上、いやでも、俺と2つしか変わらないのに
と顔をまじまじ見つめて距離が近い*]
よう、にっしー。
ひ、さ、し、ぶ、り!
[ 自重せねばと決意したもの儚く
後輩が席を訪れる頃には出来上がっていた。
一年前までは子犬みたいに
加賀君の背を追いかけていた後輩も
今じゃ企画営業に抜擢。
日々目まぐるしく成長を続ける後輩に
先輩風を吹かしたくなって
酒の飲み方を教えてやるなんて
無茶振りめいた依頼
多忙のせいで叶わず終い。
久々の酒宴で会えたせいか饒舌に ]
んーー?
任せとけ!なんでも頼ってよろしい。
[ 頼られた事も機嫌の良さに拍手をかけ、
するめとビール両方がいいなと何杯も。
一年前だってそのまま誰かの腕を離さず
寝言を言い続けていたなんて事も忘れ
いつしかぴったり近い顔 ]
ん〜……?
[ 愛猫にやる癖で頬を擦り付けた。
やっべぇやらかしたなあなんて思うも
酒のせいで楽観的思考のまま笑って ]
ターゲット層はあるだろうけど
まずそのゲームの魅力を考えて
で、こんな事は出来ないのか、
なんて逆算式にチャート作るのもいいかもな。
[ ぺらぺらと送るアドバイスは正確なもの
だが、視界は今も霞んでおり非常に眠い。
しかし勤勉家な後輩にかける砂糖は幾らでも
寧ろやる気に満ちていて素晴らしいなど
歳もそう変わらない癖に感嘆してるのは
未だ打ち明けたことのない話だった ]*
わぁお、先輩出来てますねー
[という俺も相当な酔っ払いだ。
子犬だなんだと思われるのもいつものことだし。
加賀さんからも犬だ、猫だ。と揶揄われる日々でもあって。
こうして席を隣にすれば、構ってもらえるのは嬉しい。先輩風を吹かせて、酒の飲み方を教えてやると言ってもらえたときなど、やりぃとガッツポーズをしたものだ。
何せ久々、忙しくなる前はもっとあえてたのに
社会人生活は順風満帆。だけど
自由がきかなくなるものだって学んだのだ
ほんとうっすか、やった!!
先輩だいすきっ
[するめとビール両方をご所望ならどうぞどうぞと差し出すのは貢物めいて。ふと一瞬、腕を見たのは酔っ払っていた一年前のこと。
寝言を言う誰かの頭を撫でて。
少しだけ、将来への不安を口にしたような。]
……ふ? あはは。
[先輩、可愛い。とぴったり近い距離から
頬を擦りつける事にケラケラ笑い。此方からもすりすり。周りだってみんな酔っ払いだ
まって、待ってっす
メモ取るっすから。逆算ってところをもっと詳しく
あ……先輩、こっちこっち。
[何時も懐に入れているメモ帳を取り出そうとした処
近くの酔っ払いが此方に向かっているのが見えた。すでに眠そうな先輩に比べれば、俺の方が少しはましで。砂糖を独り占めしたいと、その手を取り、お酒とするめと一緒に、桜の木が並ぶ
その奥の方へ、ひらりはらり舞う満開の花からも
酒の宴から少し離れた場所に陣取れば]
ここなら、誰も来ませんから
独り占めできるっすよ
[いっぱい教えてくださいって。
そのまま先輩に座ってもらってお膝の上にいこうとした。やべえ、俺も充分酔っ払っている。末っ子気質。
彼の事はどれ位知っていただろうか。
華子さんに対することは
宴から離れた場所にぽつぽつとある桜は散りかけで
髪に花弁がひとつとついた*]
へっへっへ。
酒が美味いのが悪い。
[ いつもは落ち着いていると評されるも
酒が入ればこの通り。
それでも酔っていようと後輩に構うのは
最早そういった気質なのだろう。
だがそれだけではなかった。
可愛がっていた犬みたいな猫みたいな
そんな後輩と顔を突き合わせられたのもある。
あのガッツポーズはもう見てないのか。
どうだろうとふわふわした頭の中で
考えながらも霧散しては消えた ]
お前〜いつもそういうこと言う。
仕方ないな〜俺も大好きだからなぁ〜。
[ 供物を受け取りながらもするめは少し分けてやる。
あーんの要領で時折口許に押し付けつつ
ゆるりと擡げるのは過去の記憶。
頭を撫でるやさしい手。
あの時、無意識に動いた唇は
「大丈夫」なんて言っていたようだが
そんな事は今残っていないながらも
こういう席にいるとほんの一瞬、
感傷的な思考が過るのを誤魔化すよう
擦り付け合う頬が熱くてまた目が溶けた ]
ん〜〜?
……うん。こっちだな〜〜連れてけ!
[ あまい水に誘われるよう招かれる
夜の風が桜の花びらを攫った。
視界に過る花弁の美しさと月の光が照らす場所。
人気の失せたその片隅で膝に暖かいものが乗る ]
ほんとだ。……にっしーがいっぱい見える。
[ 剥がれてくる言葉のイントネーション。
そういえば実は同郷だって話はいつしたか。
今更懐かしい事を思い浮かべながらも
髪についた花弁を指でひらう。
徐に唇の中に含んでしまった。
何にも考えていなかった。
華子さんの唇より薄くて慎ましやかな場所を見て
いつかあの人の話をした時の彼の表情が過って ]
独り占め……にっしーは阿保やなぁ。
[ ヘラっと笑うままに両頬を包んでいた。
何かを考える前に花びらを押し付けるよう
唇を近づけては、息を吐いた ]
俺のこと、独り占めしたいん?
[ ふわふわ浮ついた心地のままに ]*
[ 定時を大幅に超える残業を済ませて
公園に到着した頃には、
メインキャラクターの商品化である
柔らかい人工毛を使用した猿のぬいぐるみ
抱え込む彼もまた、その場に居た事だろう。
部下といくらか話をして、 ビールを数本空け
日本酒を注いだプラスティックのコップを二つ
手に取りながら彼の傍まで近づいた。 ]
やあ、中田君も参加者だったか。
こっちに来て随分経つが、
日本酒は飲んだことはあるかい?
[ 海外生活が長かった彼も八年を経て
当時に比較すれば、随分日本語も定着している。 ]
こないだの祝賀会の余り物なんだが…。
口に合いそうなら、一緒にどうだい?
[ 技術開発部の数名が管を巻いている――が。
同じ部署じゃない彼を引き込む気は無かった。
いかんせんプログラマーの連中は
酒の席でも仕事の話ばかりに流れやすい。
ゲーム用の音楽を作成、編集する彼には
0と1の分野や3D映像のソフトウェアの話を
長々と聴かせるのは疲れさせる一方だろうと。 ]
うちの連中は大概ITオタクでね。
最近のことや――君の故郷の話を肴にするなら
ここから少し離れて飲むのもいい。
[ 輪から外れる誘いをひとつ、吹き込んで。
差し出したプラスティックコップのうち一つは
受け取ってもらえるならそのまま託す心算 ]*
[確かにお酒は美味しい。
何時もの先輩からまるでタコのようになっている。
けどそれでも構ってもらえるのだから、幸いだ。ガッツポーズはさすがにこの場ではやらなかったけど。でもふわふわした相手にこっちもふわふわして、ケラケラ。
楽しいとついつい陽気になって]
だって本心っすからね
俺も?え、先輩って俺の事大好きだったんですか。
[嬉しいな。と分けられたするめに導かれるまま、あーんと口開けて、食した。あむあむ噛み噛み。この独特の食感がいいんだよなと思う中、その手にうっかり噛みつきかけたのを気づかない振りをした。]
[あのとき撫でていたのは自分の方だ。
誰かが『大丈夫』と云ってくれた。
両親が離婚してから親元を離れ、一人こちらにやってきた。
昔慕った人に逢いたくて、一緒に遊んだ好きだったゲームを思い出し、飛び込んだ先で触れたやさしさ。
感傷を誤魔化す為、目を熔かす彼にひっつき虫]
[連れていけと言われるのなら喜んで
あまい水ならこっちに沢山と。夜の風が桜を攫うように先輩を宴の席から攫ってしまう。今更、1人、2人抜けた処で誰も気づかない。
きっと誰かが同じように抜けている。
月の光が明るいのだと漸く気づいた。
桜が照らされて、淡く見える。]
俺が?つまり、特等席っすよね?
[先輩の言葉のイントネーションが少しずつ変わっていく
だけど、俺はまだ先輩と彼を呼ぶ後輩のままだ。
『にっしー』と呼ばれるのは嫌じゃない。だがその声がそう呼ぶのが落ち着かず、膝の上に陣取ったまま、もぞもぞとしてしまうが]
…あ。
[その口が、髪についていた花弁を含むのを見。
ぱちくりと瞬いた。
眼鏡越しに彼が笑うのを見た]
あほって、俺、あほやないですよ。
[両頬を包む手を拒まない。
ただ少しだけ、不満そうに唇を尖らせて。それからころりと表情を笑みに返ればほんの一瞬ためらった後、その両手を包むように両掌を甲に合わせ。
指の関節に順序よく、指先を差し込んだ]
もちろん。独り占めしたいっすよ
[やってやって。近づく唇と吐息に誘われ。
言葉が近くなる。視線を彷徨わせ、桜の花びらよりも赤く頬を染め。舌先で、彼の唇にある花弁を取ろうと更に距離を縮めようとする。
向かい合い、彼の膝に乗った体勢へ
唇が重ねやすいよう、動いて]
『ちゅ』
うばってもうた―――
[触れてしまった。舌がべぇと赤く。
ケラケラ笑いから、小さなはにかみにと変えていく。華子さんの話を聞いたとき何だか嫌だったのを覚えている。
けど今は。
――今なら、沢山甘えても許される。
そんな気がしたのは、まわる酒精のせいだろうか。近距離。またいつ触れ合うかもわからない距離で、花弁を奪い合いたいと独り占めに余念がなく**]
[自分からすれば、よく話す相手だとしても
相手からすれば、たまに話しかけてくれる部下の一人
それくらい存在の大きさに
違いがあっても不思議ではない。
ゲーム機を操り、画面の中で活躍するお猿を
膝の上のお猿に、見せてあげて居る最中だった。]
あ、 あまり、飲んだことないです
だから飲みたいです。
[幾度か首を縦に振り、コップを熱く見つめる。
ゲームオーバーを知らせるバイブが
手の中でゲーム機越しに薄く広がった。]
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