219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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『prrrrrrrr...』
よぉ、生きてるか田舎娘? 俺はまだ死んでねーぞ。
[ 相手の声が聞けたのなら、 ふ、と声を漏らすのと同時、口許に笑みが浮かぶ。 ]
ヘマはやらかしたがまぁ、明日までにはどうにかなってんだろ。 アンタが無事ならそれでいいさ。 ゲーム続行のためには、“ゲームマスター”が必要不可欠だもんな。
(@120) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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ああ、いろいろトラブルはあったが、 俺としては楽しかったぜ? 禁断ノイズも、特例の『強き魂』どもも。
今回のゲームは最初“平和”だと思ってたからな。 お人好し共が妙に多くて、 けどまァ…今思うと、それも楽しかったな…。
[ 最初の三日間を思い出す。 どいつもこいつも、出会う連中は皆、危なっかしくて 他人を出し抜こうとするような奴よりも、 協力し合おうなんて考えるような奴らが多くて。
最初に会った、集人とヒナはまだ生きているだろうか? それとも、死んでしまっただろうか? いちおう、こちらが先に死んでしまっては 特別ミッションの続行ができないので なんとか生き延びる方向を選んだが。 ]
(@121) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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[ ロイやニキたちはどうしただろう? 最初の三日間はよく顔を合わせていたのだが ここのところ見かけていない。 簡単にくたばるとは思いがたいところがあるので どこかで生きていればいいと、 ついついそんなことを考えてしまう。
…今思うと、こっちも随分、 奴らに影響を受けてしまったのかもしれない。 ずいぶん、甘くなったものだと思う。 今回のゲームは、なんというか、 妙なことが多いものだ。 ]
(@122) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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――…なぁ。
[ 電話口の彼女に問いかける。]
俺に、何かしてほしいことはあるか? 俺が、アンタにしてやれることは、あるか? [ ――ふ、と。 口の端から笑いが漏れる。 もし、相手から怪訝そうな反応があれば ]
なんだろうなぁ、今聞いておかねぇと アンタ、どっか手の届かないところにいっちまいそうでな。 …柄じゃねぇことは、わかってるんだが。
なんにせよ、後悔なんつーのはしたくねぇんでな。 何かあるんなら、聞いとくぞ?
(@123) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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[ 電話先の彼女の答えは、どうだったろう?
それを聞くのが先だったか、 それとも日付を超えるのが先だったか。
いずれにせよ、次に迎える夜明けは、最終日――** ]
(@124) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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[此方を見る先生の意思を知らないからこそ、 随分重い疵を負っていそうなのに意識がはっきりしているのに安堵などして。 虎視眈眈、獲物を狙う猛獣が低く唸るのを横目に、>>@113 只、助けようと、疾く連れ出そうとしていた。
幾ら怪我が重かろうと、翌日になれば治るのだから。 目下、危険な此処を抜けるべきだと考えていた。
(疾く逢いに行かなかったのも、 我儘を諌めないのも、夢幻に付き合ったのも、 須くは己の罪だと思っているのに。
─── 最期の最後でも、罰は下るらしい。)
自分勝手と形容された行為の正体を知る訳ではない。>>236 仮に知っていたとしても、青年は紛れなく先生を生かそうとするだろうが。]
(255) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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/* 違うわ、垓下だ
(-146) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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/* 寺山修司とかモチーフにしようと思ったが 完全に引用漢詩だけだったな となりつつ
(*シェイクスピアと童話は得意だが 日本文学と中国はまじであまり知らないけど 和風やりたくてしゃあなかったん)
(-147) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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確かにそうだ、たかが口約束かもしれない。 だが、行くと云った以上は……、
……………、
[言い連ねようとした言葉は、邪魔になる、だとか。>>237 他人様の迷惑じゃないのか、と謂う言葉を否定できずに押し黙る。 先生は立つ事さえままならず、青年も此の状態で全うに戦えるとは到底言い難い。
(少し動かすだけで灼け付くような、 そんな右腕で、刀の振るえる筈がない。
─── その言葉が、否定できない。)
尤もらしく諭す言葉に言って返せないのだから、駄々をそうと指摘できる筈もなく。 だが、如何にかして此処を離れなければと、何と云ったものかと、困ったように目線が泳ぐ。]
(256) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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/* そういやかんがえてたのは せっかくだから灰でぽんってかいとけば
・誰かを庇って死ぬ ・四面楚歌で最期まで戦って散る ・発狂榴斗くん殺害ルート
(-148) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/* とりあえず僕は縁くんと榴斗くんとうといbotになりつつ 全力でいろいろと土下座にはしるのであった・・
(-149) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/* りゅーせーくんむりすんなし……!
くぅ
(-150) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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… 何言ってんだか、 君も一緒に、遅れた事を詫びれば良い、
[何処までもその真意を測りきれないまま、一人で、と云われた言葉にそう返しながら。>>238 踏鞴を踏む程の勢いで突き飛ばされたにも関わらず。 未だそんな事を言ってのけるのは、その奥の意味など分かっちゃあいないからだ。
蹲るような格好のままの先生に袂を引かれて、 よく分かりもしないのに、引かれるままに姿勢を下げた。 すると、何故かその左手が、整えられていた藤色の襟首を掴まえて、崩す。
怪訝より先に唖然として、尋ねかけた矢先、右の手が捕まると、>>240]
(257) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/*
(主語抜けてたな?わかりづくてすまねえ・・)
(-151) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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[ ( ─── その細首に、刃が充てがわれた。 )
愕然として、妙に力の入ったままの右手は、押し込む事もなければ退く事もなく。]
…… 厭、だ、 先生を殺してまで、など、厭だ…!
[珍しく、主張を口にして、嫌々をするように首を横へ振るった。 それでも、前後不覚とでも謂おうか、あんまりにも状況を飲めていなかったから。 無理やりと先生が力を入れてから、一拍遅れて引き戻す。>>242
(椿のように首の落ちる事はなかったが。 それでも致命であるのは疑いようもなく。)]
(258) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/*
ほんとはきみが生きれるよ!ってのは いわせねえほうがいいなあ、とはおもったんだが そもそも竜胆は今榴斗くんちゃんと見れてねえから 性格わかってねえし、お父さんならこう言えば わかってくれるーーみたいな勝手に思い込みがあるから こうなった かな・・と思考整理
たぶんちゃんと見れるかは墓下とエピ次第、だなあ。 めっちゃひっぱりまくってすまねえ・・
(-152) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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[辺りに沸き起こっては増えてゆく雑音など目もくれず、>>@114 初めて人の緋色を吸った刀から抜けた力がそれを地に落とすと、藤衣を纏う先生の側に座り込んで、その身体を抱え込んだ。]
如何して、如何して、 ……、 私は、…私の事は構いなどしなかったのに、
只、貴方に生きていてほしかったのに、
[俯いたまま、ぎゅ、その身体を抱え、何一つ落とすまいとするかのように。
それでも、状況など気にもせず、 雑音がその腕を青年の後ろで振り上げるか、 牙を立てんと飛びかかってくれば、吹かれて落ちる程度の生命だ。
その中で、ぽつり、最後に呟き落とした言葉が、]*
如何して、“僕”にこんな事をさせたのですか、
(259) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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─────…… “父様”、
(260) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
つ っらい・・・・ だれだよこんなこと言わせたのは・・・
(-153) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
僕だよ(真顔) じっぷん・・・いきよう 二回くらいしんでるけど
(-154) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
あーーーーーーーーーーーーーー とうさま
(-155) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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[ ( 鎖枷は嫌いだった。
主張せず慎ましい、名の通りの青年は、 それをとても苦痛にしていたから、 きっと知られる事はないままなのだろう。
それが、若し、代わりに、 ─── )]*
(261) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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[ ( ── 藤の蔦であるなら良いのに、と。 )]*
(-156) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/* うおぉぉぉぉまぁに合ったあぁぁぁぁ 涙腺直撃だったから真面目にかがりさんぎるてぃ… (私の涙腺緩いとかは言うな
(-157) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
それはずるいなーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(-158) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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(確かに、 此の身が持つんであれば >>257然うとするのが好いんだろう。 ────唯、なァ。 自分の潮時の加減が分からねえほどは 愚かであっても莫迦じゃあ無い心算で。)
………。
[真にきみを知れていたら、 ”信じたかった可能性”のことなど一文字とすら 告げることも無かったろう。]
(”先生”であれば、まるで幼子のように>>258 きみが然う言うのは分かっていた。 もっと、好い”殺させ方のひとつも浮かんだろう。)
(262) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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(それでも、 器用事を識るのは後世。 唯今、唇がかたちづくるのは、 僕の知らぬ、想像の産物に過ぎない、 ”先生” の似像。)
……最期の願い、と言えば。 聞いて貰えませんかね。
─── 榴斗君。
[──瞬、 はら、と差し込んだ刃に紛れて、 髪留めの紐が千切れて 緋と染まる。]
(263) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/* まあ榴斗目線は7歳くらいまでしかいなかった寝たきりの実の父と、 此処まで何かと気にかけてくれた先生なら先生を父と見るよね、というあれ… (ト書きでも「母様」「父」の書き方をしているのはこのため
(-159) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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[引き戻されたからこそ、 半端に意識がある生殺しの意識の中。 散華しようにも椿でもあらぬ華だからこその報いか、 二度目の(──覚えの無い一度目を馳せ、) その腕に鴉羽色を乱れさせながら 崩れるばかりの軀。
( ……臆、最期迄、 憎たらしい程に意識だけはあるこの身は、 >>260 誰ぞを呼ぶ声を、片隅で訊く。 )*
(264) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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