35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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─ 神社 ─
[どこまでも続く平行線。 そんな言葉が不意に浮かんだ]
……あの時の君も、こんな気分だったのかな……。
[消え入りそうな呟きと共に、ほんの短い時間苦笑が滲む。 けれど、それはすぐにとけて]
そう、です、ね。 ……わかれと言うのが身勝手なのは、承知しているのですから。 見苦しく、言葉を重ねるべきではありませんでした。
何より……結末を選び取るのは、私ではなく、『彼ら』なのですから。
[自分にできるのは、ただ願うだけ。 ただ、穏やかな時が巡る事を]
(39) 2011/08/20(Sat) 19時頃
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[あの英吉利語で書かれた手記は、未来からきた祖母が書き残したものだった。
祖母は、かつてこの村に降り立った未来人だった。技術者であった若き日の祖母は、この時代の文化や、物の少ない中での創意工夫に満ちた生活を学んだ。人の温かさに触れ、ひとりの青年と恋をした。
そして、祭の夜。掟に従い、星降る海岸から、元の時代へと帰ろうとして。その場に駆けつけた青年に、引き留められた]
行くな、と。自分とともに、居てほしいと。
[青年は「記憶を手繰れる人」であった。記憶操作を自力で外し、祖母の秘密に勘付いて。祖母を抱きしめて離さずに、必死になって訴えた。祖母は青年を振り払うことができずに。結局この時代に、留まってしまった]
(+13) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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[優しくなくてごめん、という伊綱。 『本当に優しくないひとは、それを謝ったりしませんよ』と。 言おうとしたけれど、やめた。 多分、今の自分の言葉は刃にしかならない。 傷つけるのは、元より本意ではないのだから、と。 そんなことを考えていたら、軽く、視界がぶれた]
(……あれ?)
[数回、瞬いて、近くの木にもたれかかる。 直後に、忙しない足音と共に訪れた者たちが団十郎を連れて行き]
…………。
[何か言おうとしたものの、何も言えなかった。 珍しく、動き回ったせいか、などとぼんやりと思っていたら]
(40) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時半頃
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―寄合所の一室―
[薄暗い部屋の中に、人の形に膨らんだ布団]
……先生、具合どうだい。
[眠っているのかと、部屋の入り口から控えめに呼びかける]
(+14) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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……ひぃちゃん?
[現れて以降何とも評しがたい視線をこちらへと向けていた日向に、懐かしい呼び方をされて。 半ば無意識にか、自分も古い呼び名を口にしていた。 その後に向けられた言葉と笑みと。 大きく息を吐いたのは、傍目には嘆息と見えたかも知れない。
実際には、少し息苦しさを感じていたから、なのだが]
……そう、です、か。
[止めた所で無駄だろう事は、先に垣間見えた表情からも伺える。 理屈ではなく、感覚なのだ、と。 その事を、改めて感じた気がした]
(41) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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ふう……十年程度では、変わりきれぬもの……ですか。
[理論優先の思考は捨てた心算で、でも、やはり縛られたままなのだな、とそんな事を考えて。 苦い笑みを浮かべつつ、もたれていた木からゆっくりと身を離す]
……さて。 それでは、いつまでもここにいても仕方ありませんし。 行くとしましょうか。
[どこへ、と宛はないが、今のやり取りの結果は勝丸に伝えるべきだろう、と。 そう考えて歩き出した。
足元が宜しくない事には、気が回っていないわけだが]
(42) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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>>41 ひぃちゃんて可愛いなあ
(-7) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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[呼ぶ声が聞こえて、布団から顔だけ出して振り返る]
……団十郎。君まで呼ばれてしまったのか。
[そう言ってかすかに笑って、こいこいと手招きする]
なに、ちょっとした貧血だ。もうだいぶ良い。 倒れるのは久しぶりなもんで、少々びっくりしたがな。
(+15) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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/* うむ。 お二方とも、見事です。
ここで説得通っちゃったら、逆に、背後がおろりらしましたからね……! 明之進の提案は、蹴るのが正解。 故に、私にメモで謝る必要は全くないのですがっ! (※ここで言っても見えませんから)
さて、後は見守りモード入れてよいかしら。ら。 やる事は多分、やりきったと思うんですが。
(-8) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時半頃
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ああ、起きてたのか。
[手招きされれば、畳の上を膝で這うように近づいた]
ああ、櫓が間に合わねえってんで、呼ばれてよ。 ったく、困ったもんだ。
[苦笑しつつ、掛け布団を整えてやり]
……久しぶり、か。そうだな。 一平太が来てから、貧血だの悪酔いだのも、ほとんど無くなって……。
[ほっと、小さく息をつく]
……なあ。 先生は、どこまで知ってんだ?
(+16) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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そうか。大工仕事にかけて、村で団十郎にかなうものはおらんからな。
[彼が「普通に呼ばれた」側であることに、少しホッとしつつ。 いつになく神妙な様子の団十郎が、小さく問いかけた言葉。眼鏡のない目をまたたいて、じっと見詰める]
そうか。やっぱり気付いてしまったか。 ……知ってるよ、たぶんだいたいのことは。僕は未来人でもなければ、記憶の操作に抗える人間でもないけれど。
僕の祖母はね、未来人だったんだ。 彼女の書き残した手記で、僕は、もうずっと前から、この村の伝承の正体を知っていた。
(+17) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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[祖母が村に留まった後。 二人は夫婦となり、他の未来人の目を避けるように、都へ移った。二人はつましくも、幸せな生活を送っていた。けれど、
可愛いひとり娘が生まれて、二人の中に迷いが生じた。 いるべき時代の違う二人の間に生まれた娘。時の流れの中で、異分子に他ならぬ存在。二人は次第に恐ろしくなった。特に気に病んだのは祖父であった。「自分がわがままを押し付けたせいで、大切な人を、大変なことに巻き込んだのではないか」と。 日に日にやつれゆく祖父を見かね、祖母はこう言った。「一度未来へ戻って、なんとかする方法を探してくる」と]
……、
[手記はそこで終わっている。この時代に残っているのだから当然ではあるが。祖母は、それから静かに村へと戻り、星降る海岸から未来へと帰って行ったらしい。
そして、この時代へは戻ってこなかった]
(+18) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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ああ、凄かった。 僕初めて見たよ…役員の押し付け現場。 あれじゃあ、断れないよねぇ。
[実行委員の面々と寄合場に行く団十郎の後ろ姿を見送りつつ、彼らの恐ろしさ、その恐怖に身体を震わせていると、日向が明之進に声を掛けていた。]
明にいさん…?
[随分親しげな呼称で呼び合う二人に小首を傾げる。]
(43) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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あの時の君――――…?
[明之進の苦笑を滲ませた小さな呟きが耳にはいるが、それを今深く聞く気はない。彼にとって今の自分はその立場ではないことは重々承知している。]
そうそう。妙な説得は諦めてくれて何より。
[明之進の心情など全く介していない――そんな口振りで言葉を投げて、目の端で動こうとする明之進を見る。 足元がおぼついていない。]
――――…
[つい休むように声を掛けようとして、抑えた。]
……僕はもう行くからさ。 日向様は神楽さんと一緒に居たらいいよ。
[居てあげて。]
じゃあ。
(44) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時頃
おみつは、神社で二人と別れると海岸の方へと足を進めた。
2011/08/20(Sat) 20時頃
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大工は大工でも、俺あ船大工なんだがねえ。
[と言いつつも、腕を褒められればまんざらでもなさそうに頭を掻く]
……やっぱり、なあ。 源蔵先生が何にも知らねえわきゃあ、ねえと思って……
[源蔵が素性を打ち明けるのを聞けば、息をのみ]
え。
(+19) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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先生はその、未来人の孫……ってこたあ、その。 何も、帰らなくってもいいんじゃねえか。こっちで子供作ったんだか、子供を連れてきたんだか知らねえが、その子供のまた子供がいるってこたあ、あれだろ。残ったんだろ。
そうだよ、坊ちゃんだって、帰ることを諦めたって、そう言ってたんだ。 ここへ残ったって、いいんじゃねえかよ。
[身を乗り出して、言いつのった]
ええい、こうしちゃいられねえ。 先生、何とかしてここ抜け出して、家え帰ろうぜ。 一平太によ、こっちへ残れって、なあ、残れるんだって、言わねえと。
[源蔵の布団を引きはがさんばかりの勢い]
(+20) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時頃
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―神社―
……変化がないのを、よしとしないみたいな言い方ね。
[変わりきれぬもの、と言った明之進に向けて。]
おみつさんの言う通りよ。 あなたは。 わたしたちの記憶、…大切な思い出よりも、他を優先させてきたのでしょう。その、十年程度? それは、あなたの信念……選択ではないの?
それなのになんで、そんなことばを口にするのだか。 [未来の世界や掟諸々について説明されても、 小娘の頭ではわからないのだろうけど。 まぁ、みらいの都合がどうこうがわからないのが問題なのではなく。]
わたしには、あなたがわからない。 [木へもたれていた格好の青年へ、きゅっと唇をかんで、気遣う視線を送った。]
(45) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[身を乗り出した団十郎の手を掴み、微かに、首を横に振る]
あぁ、祖母はこの時代に残った。祖父に引きとめられ、家庭を設けた。……けれど、結局祖母は、夫と娘を、僕の祖父と母を残して未来へ戻った。
[腕を掴む手は力なく、けれど震えながらも、しっかりと離さずに]
生涯を過ごすということは、もう本人だけの問題じゃない。 生まれるはずのない命。時代の中の異分子。大きな過ちを祖母に犯させたのではないかと、祖父は呵責に耐えきれなかった。 祖母は、解決法を探しに帰った。そしてそのまま、戻ってこなかった。
……戻ってこなかったんだ。 あんなに、「大好き」「愛してる」と、書き残していった人が。
(+21) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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……ふらついてるみたいよ。 だいじょうぶ?
どっかへ行くなら、支えてゆきましょうか。 [彼の足どりが危なっかしい事に気付いて、 助けの手を差し述べた。
こちらを信じないなら、きっとこの手をとらねばよい―― そう少々、自棄にようにも思いながら。]
[一緒に居たらいいよ、というおみつ>>44に、 首を縦にふることも横にふるこもできず、複雑な顔をしたのだった。]
(46) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
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―星降る海岸―
[宛てもなく駆けて、気づけば海岸までやって来ていた。 道中、誰かとすれ違ったり姿を見かけられたとしても、きっと此方は気づいてはいない]
―――――――――――……。
[今日も海はいつものように青く、空はいつものように澄んでいた。一度ぼんやりと其れを見上げた後、何処か頼りない足取りで浜辺沿いを行く。 やがて辿り着いたのは、立ち入りを禁じられている場所。星降る海岸]
(47) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[岩陰にはひっそりと、5年前に乗って来た時航機が置き捨てられている。 浜風に長年曝されていても錆び一つ出来ることの無い、この時代には無い素材の乗り物。銀褐色に覆われた、小さな円盤。
その眼の前で、砂浜に膝を付く]
嗚呼、――――…。
[5年前、何も知らずにこの村にやってきた少年は、しかし時航機に内蔵されていた『厳重取扱い注意書き』で様々なことを学んだ。
一つ、この時航機は、搭乗者をその時代で問題なく生活できるように、他者の記憶を改変する力を有していること。 一つ、しかし記憶操作はあくまで最低限にとどめるべき物であり、搭乗者がその時代を去る時に全て抹消すること。この方法により、一定の未来の安定性が得られることが、統計でも確認されていること。 一つ、この時航機の保証期間は5年間であること。認証の更新を受けていない場合、それを過ぎた機体は緩やかに機能を停止すること。此処で言う機能とは、時間移動能力、記憶改変能力、双方を差す]
(48) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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/* ちょっとリアル忙しい。
おみつさんへのハンカチのお礼は。おれいはっ
のちほど、かならず!
(-9) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[時間移動と言うのは、未来の世界でも簡単なことではなく。少なくとも彼の生きていた時代の、彼の生きていた地域では、困難なこととされていて。 時航機は其れ単体で自由に時間旅行が出来るのではなく、自然に発生する『時空の道』を進むのだ。この村のこの海岸では、毎年丁度祭りの日、「星」降る夜空に道が開く]
……………どっちを選んでも…?ふふ…。
[今年を逃せば、多分帰る機会は無くなる。そうなった場合、何が起こるのか分からない。自分は正式な手続きをしてこの時代に来たわけではないのだ。だから、余計に怖い]
飛び出してしまって、に…朧様にも勝丸様にも、 申し訳ないことをしてしまいました。
[けれど立ち上がる気になれず。暫し、時航機を見上げていた]
(49) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
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先生、なあ……!
[源蔵を引き起こそうとした手は、逆に、そっと掴まれて]
……未来へ……戻っ、た?
[本来なら、すぐにでも振り払えるはずの、学者の細腕。 さして力を籠めているわけでもない、震えるその手が、船大工の無骨な手を、しっかりと留めている]
何で……何でだよ。 俺あ神楽の坊ちゃんから話を聞いたとき、帰らねえと酷いことになるんだって思い込んで、でも、別に先生のばあさんは、無理矢理連れて帰られたわけでも、なんでもねえのに、
……残りてえって……こっちでできた家族と一緒にいてえって、願ったはずなのに……?
[両肩が、がくりと落ちる。掴まれた手はいつの間にか、同じように震えている]
(+22) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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─ 神社 ─
[先に転んだのも、体調の不安定によるものか。 そんな分析を巡らせていたところに、投げかけられた言葉。 足を止めた反動でまた、世界が揺れたなあ、と、どこか暢気な考えが頭を過る]
……変わりたかったんですよ、私は。
[どうにか倒れるのは免れつつ、日向の方を振り返る]
強制的に、変えられたから。 そこから逃れて。 籠に、囚われる以前に。
……そんな思いで、数少ない友と永遠に袂を別っておいて、この有様かと。 そう思ったら、至極、情けなくなったのですよ。
『死んだ事にするなら変われ』、と。 そう……言われて、頷いたのに。
(50) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[感情の赴くままに、そう、言葉を吐き出して。 それから、あ、と短く声を上げる]
すみません……いきなりこんな事を言っても、わかりません、よね。 私が何者か、何故ここにいるのか。 そういう、大事な事を何も話さずに、一方的に話してばかりで……それでわかれ、理解しろ、というのは。 あまりにも、無茶な注文に過ぎました。
[結局は、それだけ気が急いていたのだけれど。 今のところ、意識はそこに向かわない]
(51) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[案ずる言葉と、差し出される、手。 一つ、二つ、瞬いて、肩に戻ってきた小鳥と顔を見合わせた]
……本当に。 この村の人は、優しい……ですね。
[最初に口をついたのは、こんな言葉。 手を取る資格は自分にあるのか、と、そんな考えも過るものの。
ここで手を引いたら、今度こそ、何もなくなるような気がした。
今の自分自身の状態を鑑みたなら、それでもいいのかも知れない、と。 そんな自暴自棄も浮かぶけれど]
ありがとう……少しすれば多分、落ち着くと思うので……それまで、手を貸してください。
[ここで、差し伸べられた想いを無碍にして、更に傷つける結果は選べなくて。 眉尻の下がった、どこか情けない表情で、頷いた]
(52) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
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をを、21時更新か。 どうなる?
(-10) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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ごめん……、ごめん、団十郎。
[震える彼の手を両手で包むようにして、泣きそうな顔で紡ぐ声]
僕も、どうしたらいいかわからないんだ。 未来に帰った祖母に何があったのか、僕にはわからない。僕が懼れていたようなことは何もなくて、ただ仕方のない理由で戻れなかったのかもしれない。 けど、考えれば考えるほど恐ろしくて、僕は今までの祭を何もせずに見送ってきた。
(+23) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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あぁ、でも、本当にどうしたらいいのだろう。 こんなにも懼れていながら、それでも。
僕はぺーたを、失いたくなくて、どうしようもないんだ。
[震える声で。懺悔をするように、団十郎に打ちあけた]
(+24) 2011/08/20(Sat) 21時頃
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