65 Le Manoir de la Depravation ―淪落の館―
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[雪のように降る口付け>>*84を閉じた瞼に受け、蜂蜜色は満足気に細められた。
セシルから離れ、向かう先は地上。 未だ闇に染まらぬ恋人を、そのかいなに閉じ込める為に──**]
(*124) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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ぼーっとすることと瞑想は別だよ。 意識をただ一点に集中させ続けることが、瞑想なのだから。
[ベッドの上に寝転ぶラルフの横に立ち、 その両目に手を翳した。]
ゆっくり息を吐いて――吸って―――吐いて―――吸って―――
いいかね。集中にはまず呼吸が大事だ。 鼻から息を吸って、腹の中にため、ゆっくりと吐き出す。
そう、その調子だ。
(270) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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/* ジェフーーーっ
(-141) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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―しばらく前・浴室>>*122―
あ、はい。 ……ええ、こんなのもあるんですね。 いい気分です。
[この淫蕩な雰囲気が立ち込める地下にしてはいささか暢気に、手につけた泡をふっと吹いた。]
おかげさまで、愉しみました。
[そう言って彼の姿を見つめるが、シャワーの湯に混じって白と、赤が混じって流れ落ちるのがちらと見えた。
―――――赤?]
あの、ジェフさん、それ…… 血じゃあ…
[不安げに、排水溝に向けて流れる色を、指差して]
(+39) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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― ブルーノの部屋 ―
―――……?
[ラルフの目線受け止め>>267、しばらくは不思議そうな顔のままだったけども。ふふ、と笑って。]
私は、今はシンプルですよ? ここに来る前の方が、よほど面倒くさい思考をしておりました。
[今の彼の思考は、この館に影響され、変化していく彼女をもっとずっと見たいだけ。 ラルフやジェフに対してすら、嫉妬の感情もない。]
(271) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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[ラルフのボタンに手をかけ、ゆっくりと剥ぎ取って行く。]
ほら。一心に―――彼女を想って?
[晒した肌の上に乗せるのは、白いジャム。 薄く伸ばして広げて。]
(272) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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──深夜 客室2-C>>268──
ずっとずっと、傍に居て──。 あたしを離さないで……。
(あたしもあなたを、離さないから───。)
(273) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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―地下・アイリスの部屋―
かわいいかしら? …よかったわね。
[アイリスの言葉にくすりと笑って、もしゃっていた黒犬の頭を離した]
…ねえ、あなたは、それでいいの? こんな犬に同属意識を持たれて、それで。
[ぼんやりとしたアイリスの横顔に問いかける。 彼女の本当の欲望《ネガイ》を探るように》
それとも、もう…ご主人様と一緒ならそれでいいのかしら。
[それならそれで、いずれ本当に犬になってしまうのだろう]
(*125) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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[差し出した水晶を覗いているアイリスが見ている光景は 自分も垣間見て顔を顰める]
まあ、かわいそうなことをするわ… 後でまたホリーを慰めてあげないといけないわね。
え? 魔法の館…?
[首を傾げたアイリスに瞬いて、くすっと笑って]
そうだったら、きっと楽しいわね。
[半分認めたような返事を返す。 ある意味、間違いではない]
(*126) 2012/12/14(Fri) 23時半頃
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/* あ、れ……?これ、ブルーノ・ラルフと3P? ピッパとラルフと3Pや、ジェフとブルーノと3Pは想定してたが、これは予想外だった*ノノ)
と、相変わらず独り言が見も蓋も無い私です、ええ。
(-142) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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むっひゃー!!!
[ ブルーノの指が胸の上に真っ白なミルクジャムを塗り広げ れば、ぞわぞわと全身が波打った。]
あわ、あわわ、 がくがくぶるぶるがくがく――ッ!!!!!
[ 歓喜とも怖気とも知れない一瞬の感覚。]
(274) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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[その夜、ラルフはきっと朝まで傍に居てくれたのだろう。
奈落へと落ちゆく幻想から逃げるように、眠りについた後も、ずっとラルフの手を離さずに居た──。*]
(275) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―深夜:地下(>>*123)―
[ブルーノと堕ちた後。 アイリスの所へ向かう前。
ジェフの姿を見つければ、 むっとした表情で耳を見せろと要求した]
…ひどいことをするわね。 痛かったでしょう?
[傷へ触れ、眉を下げた]
(*127) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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[ ほどけそうになる意識をたぐり寄せ、 イメージを鮮明にしてゆく。]
ピッパ、俺の黄金の天使―― ハチミツの女神……
[ ハチミツ壷をちゃぷちゃぷ足で混ぜながら、 ヴァイオリンを奏でているピッパの姿を夢想する。
その音楽が、天上の調べのように舞い降りてきて、 己の魂をさし招いているのだ――
――そう想像をたぐりよせれば、恍惚に足先の指が 戦慄いた。]
(276) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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/* ハリセンをくれ。
>>274 (パァン!!!)
(-143) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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そう、君の胸の内に居るのは彼女だ。
ピッパだ。
美しいかい?
綺麗かい?
[胸の尖りにも執拗にジャムを塗り、もう一方の手でベルトを外して性器をまさぐる。 外気に晒したペニスに、つぅーと、ジャムを垂らした。]
(277) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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[ 今はシンプルですよ?――とセシルは言う(>>271)。
シンプルイズベストだ。
――俺もそう思う。
ただ、胸に描く祈りだけに心を凝らす。
ずっと胸に抱いて眠ったピッパの(>>275)、 その温もりがほどけていってしまわぬように。]
(278) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―風呂場―
楽しむことがあるのなら、大丈夫だね。
――ん、ああ。噛まれた。
[見上げたらすぐに耳朶が欠けているのもわかるだろう。 塞がらない傷は赤い肉を見せたまま。]
無茶なプレイをしそうな、乱暴な客人もいるってこと。 セレストも、気をつけるんだよ。 せっかくの身体、ただ愛するだけならいいのだけど。
[特に名は上げないけれど、ブルーノも、 そしてゲイルを傷つけていたヨーランダも、危険。]
(*128) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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[閉められた扉の内側で。
セレストの手を引き、床に座り込んだ。服を脱がすその手は何処かもどかしいものだけれど。>>+38
持ち上げた乳房に唇を落とし、スカートと上着を剥ぎ取った。 ショーツの上から撫でようとして、ふとあるものに気付いた。]
セレスト……。君は、まだこれを残していたのか。
(*129) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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/* 箱が重すぎるんですがああああああ!!
エピには復活するよね? してよね?
(-144) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―深夜 風呂後―
……多分、私が私を殺した罰なんでしょう。 暫くはグロリア様のお側にいても、良いですか?
[屈んで傷口を見せる。 触れられると痛みにぴくりと肩が揺れ、 眉を下げてくれる慈悲深い主人への肩、 そのまま額を乗せて甘える仕草。 ただなんとなく、傍にいると回復するような気がした。]
(*130) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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あたりまえだ!
[ 高く、天上から男の荘厳な声が問いかけている。 その声に、負けじと声を張り上げる。]
彼女は美しい――
[ ブルーノがたぐり寄せる己の熱塊(>>277)は力を帯び、 世界樹のごとく天を衝いて反り返っている。]
ああぁ――
[ 次第に官能の高ぶりを引き上げられてゆくさまに、 恍惚として酔いしれる。]
(279) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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― 地下ホール ― [引っかく指も、噛み付く歯>>*119も、氷に皹割れさせるもの。 下腹の奥で欲が、うずく。 それでも青年が手出しをしないのは、楽しみ《メインディッシュ》は最後に残しておきたいからで。]
―――……ひぃぅ。
[舌が生み出す、ささやかだけども卑猥な音に喉がひきつり、声にもならない声を漏らした。]
(*131) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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……アリスは、まだ道に迷ってるみたいだね。 早く、つれてこなくっちゃ。
[くすくすくす、愉しげな声に喉奥鳴らす笑い声重なって、不思議なハーモニー。けども、それは未完成。]
(-145) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―浴室>>*128―
はい、でもやっぱり、一人でずっと過ごすには…
[屋敷に戻る事はあるのだろうか。それとも…グロリアの気持ち次第ではあるのだろうけれど、今はどうしようもない]
そうですか、噛まれ……?あっ、それに、耳まで……!!
[あえて名は聞かなかったけれど、警戒心は働いた]
あの、大丈夫なんですか、そんな… ええ、僕は……気をつけますから、大丈夫…です。
[ヨーランダの現状も、ブルーノも秘めた欲望も知らないから、ただ無邪気にすら見える不安げな表情で、浴槽から立ち上がり、その耳を撫でる]
……折角グロリア様に頂いた身体ですから。 気をつけます。
ジェフさんも…… グロリア様からもらった、身体なんだから。自愛して、くださいね?
(+40) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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/*
最後に、コメントを残しておきます。
数年ぶりの参加になります。 ほとんどの方にはじめまして。
前の参加は、暴食のネズミの精霊役でした。 覚えている人はいないかもしれないけれど。
素敵な出会いに感謝しつつ。――幕、です。
(-146) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―深夜:客室2G―
[満足したようで、してはいない。>>264]
私は……自分の、したいように、した―――つもりだ。 だから、満足、しないとおかしいのだ。
[こんなにも体は近くに在るのに。 届かない。 届かない、のか。]
ジェフ……。
(280) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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―深夜:地下―
好きなだけ、側にいなさい。
[肩に額を寄せるジェフの頭を撫で、囁く。 傷口を指でそっと撫で、ゆっくりと力を注ぐ。
流れていた血は止まり、ゆるゆると傷口は再生する。 千切れた耳が元に戻るまでは、ずっとそこに]
(*132) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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──翌朝──
[朝になり、ラルフの手で消されたのか、ランプの灯りに淫靡な幻想を見ることもなく、あたたかい体温に包まれて、広いベッドの上で女は目を覚ました。
手を伸ばせた届く位置に、ラルフが居ることに安堵する。 昨夜の恐れは今はもうない。
見えた破戒的な光景に恐れ慄いたのは刹那。 あれもまた己の中の欲望のかたちなのだと、自覚を深めていた。
ラルフを起こし、脱ぎ捨てられたままのシルクシフォンを着ようとして、汗やオイルで汚れたままの身体をを思い出す。 さすがにこのままでは落ち着かないと、身体をさっぱりさせるため、一人で先に浴室へと向かった。]
(281) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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/* あと数秒でIDが。
(-147) 2012/12/15(Sat) 00時頃
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