118 冷たい校舎村【R15】
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/*あああああああああああああああああああ(瀕死)
(-97) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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そんな顔して笑うお前とか …もう、見たくない
[立ち上がり、フードを目深に被ると そのまま、教室から出ていった]
(131) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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神崎くん、
[彼は、どうしていたか。名前を呼ぶ。今、彼がどうしているか。誰かが話しかけているのか。どうだってよかった。 一方的に告げる。少し、泣きそうだった。 じっと、彼を見つめる。まっすぐに見る。]
神崎くん、駄目だよ。みんなにあやまって。きっと、みんな、外で、待ってるよ。
(132) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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[声を絞り出すようにして、言う。]
辛かったんだろうって、どうして相談しなかったんだって、自分を追い詰めるなって、みんな言うかもしれない。それで、あなたを許すかもしれない。 だけど、わたしは許さない。ちゃんと、帰って、みんなに謝って。じゃなきゃ、許さない。帰れないなら、絶対に許さない。 こんなとこで、そんな風に謝るとか、殴れとか言われて、許すわけない。 馬鹿じゃないの。こんなとこで、こんな状況で、そんなの、意味ない。何も分かってない。 ここでいくら殴られて、責められたって、みんながあなたを許したって、わたしが許さない。そんなのおかしい。
[思考がまとまらないまま言葉を吐いて、思いつくままに吐き出して、そして、口を噤んだ。疲れたな。そう思う。 なんだか、すごく身体があつかった。悲しいのかも、腹が立つのかも、よく分からなかった。ただ、頬があつい。]
(133) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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[動いた夏野に何をするのだろうと思っていると 乾いた音が響く>>124]
……っ。
[止めた方がいいのだろうか。 何か考えがあるのか。 二回目はもっと重い音。
玲斗が床に倒れ、夏野が出ていく。 その一連を動けないまま見つめる]
(134) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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…って…!
[もう一発、思い切り叩かれて床に倒れる。]
残された側って、どういう…っ!!?
[意味が分からなくて聞き返そうとしたが、その前に馬乗りにされて、呟かれた言葉に、目を見開く。 耳を、疑った。どう返していいか、分からなくて。 呆然としているうちに、久住は教室から出て行った。]
(135) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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……神崎くん、わたしは帰るよ。
[帰れる。唐突に、そう思った。 ここは、わたしの場所じゃない。 わたしが向き合うべくは、ここじゃない。これじゃない。 だから、帰れる。]
きっと、待ってる。ちゃんと帰ってきて、殴られろ。じゃなきゃ、許さない。知らない。
[ひどく疲れていた。反応を待たずに、背を向ける。階段を降りる。知らない。許さない。 何がなんだか分からないけれど、目頭があつかった。なんだよそれ。顔を上に向ける。泣かない。 九条を模したマネキンの隣を通り過ぎる。ぐずぐずと鼻を鳴らしながら階段を降りる。 顔を合わせたくなかった。疲れていた。教室の前を通り過ぎる。顔を、合わせたくなかった。 そのままずんずん歩いて、保健室の前で足を止めた。ドアに手をかける。 消毒液のにおいが、ひどく懐かしく感じた。吸い込まれるように、中に立ち入る。
随分前に感じるあの朝、自分が書いたメモがまだ残っていた。 少し泣いて、ベッドの1つに横たわった。すぐに、眠りは訪れた。]
(136) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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倉元の言うとおりだ。
[床に倒れたままの神崎を無表情に見下ろす]
ここでお前を責めたところで、状況は何も変わらない。 満足するのはお前だけだ。
本当に悪いと思っているなら、考えろ。 どうやったら全員無事に帰れるのかを。
一人でも欠けてみろ。 …その時はお前の望みを叶えてやるよ。
(137) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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[>>+76余韻に浸るように、ぼーっと由良の顔を見上げた。 顔も耳も全身も、こんな寒い雪の日なのにぽっぽぽっぽと暖かい。お風呂に入った後みたいだ。 甘えるように額を肩に擦りつけ、ふふっと笑ってみた。すごくすごく、幸せだった。 ふとそこで、ポケットに入れていた携帯が光っているのに気付く。そういえば母親に何も言わずに飛び出してきてしまった事を思い出し、慌ててそれを取り出す。 しかし届いていたメールは、雪斗からのものだった]
あれっ雪斗からメールきてる。 全然気づかなかった…悪い事しちゃったなぁ
(-98) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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間違えちった
(-99) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[>>+76余韻に浸るように、ぼーっと由良の顔を見上げた。 顔も耳も全身も、こんな寒い雪の日なのにぽっぽぽっぽと暖かい。お風呂に入った後みたいだ。 甘えるように額を肩に擦りつけ、ふふっと笑ってみた。すごくすごく、幸せだった。 ふとそこで、ポケットに入れていた携帯が光っているのに気付く。そういえば母親に何も言わずに飛び出してきてしまった事を思い出し、慌ててそれを取り出す。 しかし届いていたメールは、雪斗からのものだった]
あれっ雪斗からメールきてる。 全然気づかなかった…悪い事しちゃったなぁ
(+77) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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/* やだーみんなコワイヨー(がくぶる)
(-100) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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―朝・保健室―
[目が覚める。ひどく静かだ。時間、なのか。心臓が跳ねる。怖い。 時計を見ると、まだ6時頃だった。なんだ、あと3時間もあるじゃないか。 なんだか落ち着かなくて、ベッドから降りる。 入り口付近の長椅子に座って、まぶたを閉じる。]
[こうしていると、思い出す。毎日のように、こうして迎えを待ったこと。母の呪い。]
(138) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[夏野が出て行って ようやくゆっくりと動き出す]
神崎くん、大丈夫……?
[しゃがみこんで、頬の様子をみる]
先生、誰かに残されたことがあるのかな。 ……残すのも、残されるのも どっちもきっとつらいよ。
だから、みんなで帰ろう、神崎くん。
(139) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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…謝りたい気持ちはあるけど、謝れねえよ。帰れない。
[倉元の言葉を耳に入れて、ぽつりと呟く。 だって、俺は。まだ、弱くて臆病なままだ。今帰っても、きっと、ここに来る前と同じで。 そうなるくらいなら、ずっと、ここに居た方がいい。それに――]
…ここには、一人、残らなきゃいけないんだろ? それなら、俺が残るべきだ。
[確か、全員では出られないはず。世界を閉じる者が、必要な筈だ。それなら、残るのは俺以外ありえない。]
(140) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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―回想―
[母の言葉は里紗を縛る。何度も耳元で囁かれたように、こびりつく。]
『良いことを教えてあげる。』
[いつも通りの硬い声で、母が言う。 まだ幼い里紗に目線を合わせようと、しゃがむ。まっすぐに、里紗を見つめる。]
『一生の間に、努力もせずに人に優しくしてもらえる量なんてものは決まっていて、絶えず弱さを振りかざすあんたは、いつか絶対にひとりぼっちになる。 泣くばっかりのあんたは、一人で生きるしかないの』
[母が、じっと見つめているのが分かる。 それでも里紗は、顔を上げなかった。]
『これは、呪いよ』
[そう言って、母は里紗の反応を待った。 反論も拒絶もせず、ただ俯くだけの里紗を、今度こそ母は見限った。]
(141) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[そして、その日の夜、悪夢に泣いて起きた里紗は、父に縋ろうと階下に降りて、母が父に向けた、決定的な言葉を聞いた。]
『あなたが里紗を駄目にした』
[ねえ、ママ、あなたはわたしのことが嫌いなんでしょう。わたしは知ってる。わたしも、あなたのことが嫌いだ。心から。 冷たい廊下で、そう思う。 こうして里紗は、呪文を覚えた。だからこれは、里紗の呪いだ。]
[それ以降、母と向かい合った記憶が、里紗にはない。]
(142) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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―朝・保健室―
[カツン。聞こえた足音に、意識が戻る。目を覚ます。踵を打ち鳴らすような、威圧的な足音。 来た。やっと来たんだ。そう思う。俯いたまま、少し笑む。ゆっくりと、目を開く。]
『帰るよ』
[硬い声。わたしがこの世で、一番苦手な声。 ママ。やっと迎えに来てくれた。それでもやっぱり、あなたなんだよね。知ってた。遅いよ。]
(143) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[返事はしない。黙ったまま、少しだけ、顔を上げる。すぐそこに、手が差し出されていた。 これは、知らなかったな。ママ、何も言わないんだもん。 自分と、顔を覆って涙を流す女の子の影が重なる。この人が手を差し伸べているのは、わたしじゃない。この子にでしょう。でも、この子は顔を上げないよ。わたしは知ってる。]
[更に、顔を上げる。上を向く。きっちりとした服装。その上。]
……その手は取らないよ、ママ。
[こんにちは、ママ。分かるよ、ずっと見てたから。 顔のないソレにそう告げる。こんにちは、首無しさん。どうしてあなたがこんな姿をしているのか、わたしには分かる。 わたしが、あなたの顔を思い出せないからだ。実の母親の顔を、あなたの娘はずっと見ていない。 首から下と、硬い声だけの存在。わたしの中のあなたって、そういうものだ。]
(144) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[チッ、と舌打ちが降った。女の子の肩が震える。 じっと、その何もない空間を、本当は顔があるはずの空間を見ていた。 首のない人形が、くるりと背を向ける。ツカツカと、わざとらしい足音を立てて、教室を去る。小さい背中が、それを追う。 それを見ていた。その後から、ゆっくりと、立ち上がる。]
……わたし、帰るよ。帰って、それから、わたし、家を出るよ。
[早歩きの母の背中に向かって呟く。彼女が向かう場所が、手に取るように分かった。]
(145) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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ああ、そうだな。帰っていいよ。お前も、皆も、帰ればいい。 …別に、俺を許さなくても、いい。
[続く倉元の言葉>>136に、少し笑った。 皆は現実世界に帰るべきだ。皆のあるべき場所は、あっちの世界。]
(146) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[メールをチェックすると、皆集まってるから二人も、ということだった。 珍しい、この受験目前にこんな大勢集まるなんて。 自分はAO入試で早々に進学先が決まっているが、これからが本番という友人は多いだろうに。 しかし変な夢を見ていたせいか、皆の顔もちゃんと見たいと…は思う]
由良、雪斗のメール見た? 俺ちょっと行こうと思うんだけど、由良も行く?
[本当はもう少し一緒に居たいから、一緒に行かない?と聞けばいいのだが。それが聞けないのが…である。 せめてもの意思表示にしっかりと由良の服の裾を握りしめてみた。 その意思が伝わって由良が同行を申し出てくれれば、二人揃って他の級友達の元へ向かっただろう**]
(+78) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[ママ、あなたが嫌いだ。人間として、どうしようもなく嫌いだ。 わたしは嫌な女の子だったかもしれないけれど、あなたに非がなかったとは、思わない。 頬を打つ手を、暗闇に閉じ込められる恐怖を、『じゃあ死ねば』そう言い放った声を、わたしは忘れない。 だけど、]
[毎晩用意される食事を、掃除の行き届いた部屋を、義務をこなすように、毎朝髪を結う手つきを思い出す。 ――だけど、母でいてくれたことには、感謝してる。]
(147) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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……きっと、それが、一番。
[そうでしょう、と問いかけても、母は、振り返らない。まっすぐに、校舎の裏口へと向かう。 そうだよね、ママ。いつだってあなたは、みっともない、恥ずかしい、そう言って、正門を通ろうとはしなかったよね。 母の手が、ドアノブを握る。扉は簡単に開いた。 当たり前のようにそれをくぐる母を、俯いたままの小さな影が追いかける。 扉の向こうの視界は悪い。息を吸う。]
(148) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[ここには来ない人。その甘い声を思い出す。 里紗は女の子だから。そう言われるのがたまらなく好きだった。魔法をかけられたみたいに、溶けてしまいそうだった。 きっと、これは父の魔法。呪い。ずっと、わたしを縛っていたもの。 目を細めて、名を呼ぶ声。髪を乱さないように、そっと頭を撫でる手つき。 好きだったな。やっぱり、好きだったんだ。――チクショウ。]
(149) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[家を出よう。もう一度、そう心に決める。 料理も、洗濯もできない、髪も結えない自分がひとりで暮らせるのか。 全部、その時になってから考えよう。一家離散だ。おめでとう。
父と母の関係がもう修復しようもないことを、里紗はよく知っている。 お父さん、あなた、ママのことなんて、ちっとも見てないくせに。 お父さん、どうしてママと結婚したの。バランスも取れないくせに、どうしてわたしを産むの。 誰かひとりのせいじゃないし、きっとみんな悪い。わたしも、すごく悪い。 棚上げだなんて、言わないで欲しい。わかってる。 だけど、それでも、わたしたちはきっと、どうしようもなく巡りあわせが悪かった。]
(150) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 00時頃
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[一歩、足を踏み出す。母の背中が見えない。]
(つめたい)
[そう思う。力が抜ける。バタン。背後で、扉が閉まる音がした。 家に帰ろう。ああ、でも、身体が動かないな。 ゆっくりと、その場にへたり込む。目を閉じる。 わたしは帰るよ。床に座り込んだ彼の姿を思い出す。ここはわたしの場所じゃない。 わたしが許さない。そう言った。許さないよ、ちゃんと皆に謝って。 だって、きっと、ここは、あなたの場所でもないじゃないか。こんなに冷たい場所を、あなたは選ぶの。 意識が遠のく。]
(さよなら、また、)
[ほとんど動かない唇を動かす。ほとんど声にはならなかった。と、思う。 そして、意識が途絶える。倉元里紗の、呪いは解けた。]
(151) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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っ…倉元!?
[神崎に、帰ると宣言して倉元は五階から立ち去った。 階段の方から駆け下りる足音が聞こえる。
その背を追って駆け出した。堀井と神崎を置いて。 前を走る音は途切れない。 階段をどんどん下へ下へと降りていく。 それは一階まで続いた。
その背がある部屋へと消えるのが視界の端に見えた。保健室だ。 中に入ろうと扉に手を伸ばしたが、開けなかった。
すすり泣く様な声が中から聞こえたからだ]
倉元…。
[取っ手を掴んでいた手を下ろす。 そうして保健室の前から立ち去った]
(152) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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[校舎の一階。 裏庭や、体育館に通じる通用口。 その扉に、外側からもたれ掛かるようにして、雪の中に座り込む一体のマネキンがいる。 投げ出した足にも、綺麗に結われた髪にも、白い雪が降り積もっていく。 改造や着崩した様子もない制服に包まれたそのマネキンを確認するためには。 渡り廊下から、体育館から、それとも、上階の窓から身を乗り出せば?
できれば、見つけてほしいな。…は意識を手放す直前、そう思った。 心配しないで欲しい。そのマネキンは、痛々しく血を流しても、*苦しそうでもないはずだから*]
(153) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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…なんで、みんな、帰れって、言うんだよ…
[八城や堀井の言葉を耳に入れて俯く。 そんなこと言われたら、少しだけ、帰りたいと思ってしまうじゃないか。 俺なんて、見限ればいいのに。 それとも、謝らせるためだけに、ここから出ろというのか。 安心出来る世界から、苦しくて怖い外の世界へと。]
(154) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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