107 情報欄参照/いにしえの魔都と封印の輝石
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[だけど。否、だからと云うしか無いのだろうか]
――――ごめん…。
[唯その時、ひとつ呟いた。それだけで。 その行為はまたひとつ、家族を、仲間を、引きちぎる行為である事を、また強く自覚してその上から。
ぐうっ、とヤウズへ向けて神器の刃は突き出された]
(136) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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え、なっ!?
[奇声にも似た声色とともに飛んできたナイフ。 ナイフはくるりくるりと回転し、明らかに素人の投げ方だと分かるものだった。 ただそれは竜族が投げたものであり、潜在的な肉体能力に優れる彼らの投げる其れは自分のものよりも圧倒的に早かった。
何時もの様に、剣の腹で受け流す―― そう考え右手に持つものを振り上げたが、其れは剣ではなく杖だった。
飛んできたナイフはくるりくるりと空中で軌道を変えて落下し、杖をすり抜け――]
ぐっ!?
[...の太ももに深く突き刺さった。 着けている革鎧は要所を護るものであり太ももはガードされていない。 ...は久しぶりに感じた激痛に、床へと倒れ伏した。
最大の武器である、機動力を殺がれて]
(137) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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……力…貸せや。
[ミッシェルが体を動かすたび、傷を負うたびに、己に痛みが生じるのに、感覚は冴えていた。
哀れなまでに叫ぶ男がいた。そうだ、敵だった。長く長い間飛んでいた意識は、時間にしては一瞬だったようにも思える]
(138) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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は――……、
[己を案ずる、オスカーの声。 命のやり取りの只中で、そんな甘さを示されたことが嬉しくないといえば嘘にはなるが]
――阿呆! 女を気にしてる暇があったら、剣を振れッ!!
[そんな甘さに甘えたら、同じ場所に立っていられない!]
(139) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[魔だろうが、竜族だろうが、相容れないとなったならば、戦わねばならない。]
踏み躙る
[戦う意志さえなくしたら、望む心さえなくしたら、それはただのガラクタだ 輪を描くように漂っていた光の玉を一つにまとめ剣と化して落とす。
欲を背負い、裏切り者と叩かれながらも、繁栄を願った男の神器へと]
(140) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[オスカーの呟きに反応して其方を見る。 真っ赤なナニカを見たその時から、視界が赤く染まって全てが翼竜に─エンプレスに手を出すあの頃の人間に見える。
あの頃より遥かに力があるはずだから、だからちゃんと護れるはずだ。 エンプレスに傷1つ負わすことなく護れるはずだ。
目の前に展開された銀色を帯びる障壁越しにオスカーを見る。 オリーブ色の瞳に正気の光は灯っていない。ただ、再び深い闇を映し出す。 しかし、銀色を帯びたコバルトブルーの瞳は何でもないかのように優しげな光を保ったまま。]
(141) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[聖刃の切っ先を目の前の障壁が阻む。 慣れ親しんクルチへと姿を変えて見せた神器は、義母(ハハ)の杖を呼び出し、籠められた魔力を引き出した。
その為に淡く黒い光を放つ神器が酷く魅力的に見える。最初に手にした魔銃よりもずっと。
─欲する者の手助けとなるものを呼び起こす。呼び寄せる。 それがこの神器の能力だったが、そんなことをヤウズが知るはずもなく。]
(142) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[──でも。 例えそんな優秀にも思える神器を手にしていても、出血で失った血を補えるわけではない。 変わらず脇腹から流れ出る血に加え、ナイフを抜いたことで出血の勢いを増した足のおかげで、視界がチカチカし始めている。
それでも。それでもふらつく足に力を籠め、ふらふらと立ち上がる。 護らなくちゃいけないから。やり抜かなくちゃいけないから。 大事な家族を翼竜攫いの手から護らないと。]
(143) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[障壁は切先を阻む。黒い光。しかし暖かくも柔らかい魔力。 護る為に。翼竜の元へふらふらと立ち上がるその姿に、微かに刃を引いた]
…… …… ……。
[その場の誰もが、何時倒れ伏しても不思議で無い程傷つき消耗している。 その中で、唯ひとり敵として対峙するヤウズは、既にこのまま何もしない内に死んでも可笑しいとは思えない失血なのに。
それでも尚、己の危険よりも、翼竜の事を優先するのか。 その想いを護る様に、彼を慈しむ杖の障壁は、再び聖刃を叩き付けども、硬く、害を閉ざしていた]
(144) 2014/01/12(Sun) 02時半頃
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[弾き飛ばされたクルチが竜石をぶら下げてかえってくる。 咄嗟に柄を掴んでキャッチして、視線を左手に握った神器に向ける。 淡い黒を放ったまま、そこに存在しているソレを少しの間だけ見つめると、翼竜が吹っ飛んで行った方に歩き始める。
しかし、さっき手にしたばかりの神器は手から左手から滑り落ち、カランッと高い音を立てて、床と熱い抱擁を交わす。
手から離れても淡く黒く輝く神器は荒削りの大きな杖に力を与え続けるが、それは神器が壊れた時点で考慮を無くし、杖もまた、地に伏せるのだろう。]
エンプレス、ドコ…?
[視界がほとんど霞んで何も見えなくなり始めている。 痛覚も麻痺し始めて、痛みを感じなくなってきた。]
ドコニイルノ……
[ほとんど何も、見えない。 自慢の鼻が、利かない。]
(145) 2014/01/12(Sun) 02時半頃
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ミナカタは、×考慮〇効力
2014/01/12(Sun) 02時半頃
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[カランッ。そんな硬質でうら淋しい音色は、心なしか大きく聴こえた。
もう、神器を落とした自覚も無いのだろうか。 そんな物よりも、今は唯、ひとつ切りの元に向かう想いが強いのか。 のろのろとした歩み。ぼたりと零れる赤い雫。それらを推す意志]
――――……
[聖刃の巨大な刀身を、中空にまで引き摺りあげて。 淡くも黒く輝く。求める者を助く神器に向けて切先は、勢い余る様に、地面へ縫い止めんと振り落された。
だが、その神器が砕かれ、彼を護る障壁がもう再びその力を生み出す事は無くなろうとも。 聖刃は、ヤウズの背中へ向けて振るわれる様子は無く、唯静かに待たれていた]
(146) 2014/01/12(Sun) 03時頃
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――……、は、
[こと、ここに来て。 男が求めているのは、相棒たる翼竜。
自分も騎兵だ。その気持ちは、幾らかは判った]
……呼んでるぞ、お前。
[空気の漏れるような音>>132。声が出ないのか。 自分と同じくらいぼろぼろで、同じように転がる翼竜。 本来ならば、この翼竜にも止めを刺すべきだっただろうが。
その瞳を眺めて――、――戦うのをやめた]
――……お前の翼竜は、こっちだ。 ここにいる――生きている。
[そうだけ、口にした]
(147) 2014/01/12(Sun) 03時頃
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[乾いた音が近くでした気がした。 同時に、感じていた暖かい魔力は消えてなくなる。 懐かしいと思った魔力。愛しいと思った魔力。
だけど、今はそんなことより。]
エンプレス…
[生きていると言われて、こっちだと言うその声が聞こえる方へ足を運ぶ。 見えないんだ。匂わないんだ。
ただ、聞こえるんだ。
声が、
音が、
鼓動が。]
(148) 2014/01/12(Sun) 04時頃
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『………。』
[呼んでいるぞと言われて、そこにいる女を見やる。 何故、トドメを刺さないのか。 何故、呼んでいるだなんていうのか。
何故、ヤウズを此方へ呼ぶのか。]
[あぁ、どうしよう。こんな姿を見られたら。 どうしよう、きっと彼は発狂してしまうかもしれない。
そこまで考えて、ふとおかしくなった。 どうして発狂するなんて思うんだ。……あぁ。そうか。]
(149) 2014/01/12(Sun) 04時頃
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[──翼竜攫いが来ると、決まってそうだったからだ。 威嚇するように牙を剥き出して、我が子を護る母親のように片っ端から噛み殺していく。そして、私が傷つく度にボロボロと泣いた。
そこには確かに愛があったのだと今更ながら思う。]
(150) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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[とにかく、この状態をなんとかせねばとふらふらと起き上がり、手で刺さった騎兵刀をなんとか引き抜く。
どばっと血が溢れるが、気にせずにふらふらと飛び上がってヤウズの方へと飛んでいく。]
(151) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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っ、
[ドサッと膝から崩れ落ちる。 普段はしないが、クルチを杖代わりに立ち上がろうとするものの、足に入らない力にもう無理なんだと悟る。]
エンプレス、ドコニイルノ…コッチ…?
[手を伸ばした先は声が飛んできた方とは逆だったが、そんなことすら気が付かない。 ただ、そっとその指先によく知った鼻先が押し当てられた。]
『私はここだ…』
[しゃべる度に腹から血が溢れるが、ヤウズの焦点が合っていない瞳を見て悟る。 ──もう、なにも見えてない。]
(152) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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/*このタイミングでなんですが。 なんとなく翼竜で検索かけたら、地球上で初めて空を飛んだ哺乳類なんだってね。
…………ごめんなさい。
(-20) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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ヨカッ、タ。 ネェ、怪我シテナイ?
[ヤウズの問い掛けにギクリとするが、していないと嘘を吐く。 そんな問い掛けをする時点でわかっていた。
──嗅覚も、ダメになっている。]
ボク、強クナッタカラ、エンプレス、護レタネ。
[へらっと笑うその姿に、そっと目を逸らしたくなった。 自分を映してないその瞳に安堵していると同時に悔しかった。]
(153) 2014/01/12(Sun) 10時半頃
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不思議、だなぁ…
[不意にヤウズの言葉がハッキリと確立する。 笑みの浮かんだその顔にエンプレスは首を傾げる。
どうしたのだろう、何が不思議なのだろう。]
俺、お前がどんな表情してるかわかるんだ…。 笑って、くれてるんだろ?
[焦点は合っていないのに、しっかりと此方を向いて自分を色の違う瞳に映しながら、ハッキリとそう言って目を見開く。 笑えるわけ、無いだろ。 だけど、それでも徐々に顔に笑顔を形作る。 上手く笑えているかどうかなんて、ヤウズの瞳に映る自分の顔を見れば一目瞭然だ。
─酷い顔だと思う。 今にも泣き出しそうな顔で笑ってる自分。 とても、ヤウズの求めている笑顔には見えなかった。見えなかったのに、ヤウズは嬉しそうに笑って口を開いた。]
貴女なら笑ってくれると思ってた……
(154) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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────母さん。
[そう言うと同時にヤウズの両眼から光は消えて、手は力無くダラリと落ちる。寸分違わず、ドサリと身体も倒れて。 クルチについた竜石はどす黒い色を退いていき、うっすらと白濁のかかったオリーブ色に戻るものの、すぐに白濁に覆われて一筋の罅が入る。 そんな中、エンプレスは呆然としていた。
今、なんて言った? 私の名前じゃ、なかった。 最期に映したのは私じゃなくて。]
『ぁ…あぁ…っ』
[私じゃなくて、]
『あぁぁあ゛あ゛ああ…っ!』
[あの人じゃないか!やっと見てくれたと、やっと愛をくれたのだと思ったのに!最期まで私はあの人以下か!]
(155) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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えん、ぷれす……お前なら、笑ってくれると……
[掠れてほとんど言葉になっていないことに本人は気づいていないのだろうか。それでも尚、口を動かし続けている。]
おも…って…た…
[知らない。絶望の色を映したまま、ヤウズの上に落ちて息絶えた彼女は何も知らない。 それだけ言って、満足そうに目を閉じたことも、なにも。]
(156) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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[沈みゆく意識の中、声が聞こえる。 自分よりワントーン程だが低くて心地良い声。]
『オレ、幸せだった…。昔、オマエとそっくりのチビに助けられたンだ。 同じオリーブ色の瞳(め)をした妙に強いチビだった…。』
[その言葉にアホか、と呟く。]
それは俺だ……お前、だったんだな…
[昔昔の話だが、人間に追いつめられていた小さな二足歩行をする狼を助けたことがあった。それはまだ、俺が身体の小さい時だった。]
『オマエか……だから、惹かれたのかもな…オレたちに歩み寄るヤツがいない中でオレを助けたオマエの瞳の色に……』
…………かもな。
[どんどんどんどん沈んでいく。 でも、それでも悪くないと思うのは、 独りじゃないという確信があるからだろうか。 答えはわからなねど、自然と穏やかな気持ちでいられた。]
(*2) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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やっと、死ねるのか……
[独りも1人も嫌だから、 ずっと死にたかったのだと、 最期の最期で気がついた。]
(*3) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*ワタシがアンカーとばかり思ってたけど、そうじゃないのかどうなのかわからなくなった。
(-21) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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ぐ……う……
[...は床に蹲っていた。 ヤウズによって投じられた獲物の創は深く骨にまで達していた。 大きな血管は傷つけられてはいないが、血がじわりと滲み出るのは止まらない]
……まった、く……
[結局のところ、この男は母に餓えていただけだったのだろうか]
大切なら、ちゃんと伝えなさいよ……
[嘆く翼竜の聲にぽつり呟く。 すれ違った想いは二度と交わることはないのだから]
(157) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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痛……ぅ、シーシャ、ミッシェルを……
[彼がミッシェルの痛みを受けていることも、魔を抑えてくれていることも気づいてはいなかった。 上司にミッシェルを任せ、自分は服の裾をソードブレイカーで切り裂き、太ももを縛り止血を試みていた]
(158) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/* もうすぐ更新か。 お疲れ様です。
エンプレスは報われないままなのかなぁ……。
(-22) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*一応、パティにセットしてみる俺の図。
(-23) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*ロールですか? ズラッとミナカタ氏の顔が並んでるけど楽しかったです。
(-24) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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